武道・武術の稽古や指導を通じてストレッチングとの付き合いは40年程になりました。ここ10年でストレッチングの基本から指導方法までを分野は異なりますが、それぞれが素晴らしいノウハウをお持ちの団体で基礎から再び学ばせていただきました。

その多種多用な多くの技法も参考にさせていただきながら、武術・武道・格闘技において過去に学んだり、自ら体得したり、30年以上の整体施療を通して作り上げてまいりました施療技術をお伝えする講習会やセミナーを開催いたしております。

現在は、いわゆる“治療系のストレッチング”ともよばれる、筋肉のひとつひとつやその部分部分をねらって伸ばすストレッチングの講習会を中心に実施いたしております。

過去の講習会やセミナーには、足部反射療法家・リフレクソロジスト・足圧家・鍼師・灸師・指圧師・タイ式マッサージ師・点穴師・コントーショニストなど様々な分野でご活躍中の皆さま方からご参加いただけました。

ですが、日々の施療でストレッチングやセルフケアのご指導を申し上げておりますのは、プロのセラピストの方々へではなく、一般の皆さまにたいしてです。

ストレッチングや当院の施療技術をお伝えする以外にも、一般の方々向けのセルフストレッチングや体操による冷えや肩こりの解消法、そしてテニスボールや他の種類のボールを用いた全身のこり解消法などのセミナーも用意いたしております。

当院主催の講習会やセミナーの予定は、このサイトで順次お知らせ申し上げてまいります。

また、具体的なご希望をお知らせいただければ、内容・お時間・参加人数・金額などご相談のうえでオーダーメードの非公開でのセミナーも準備提供させていただいております。

少人数対象でも問題はございません。グループや団体の代表の皆さまからのご連絡をお待ち申しあげております。

→ お問合わせはこちらへ

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火水流整体術の個人セミナーのご案内 ≪腰痛・肩こり≫の改善効果の高さからお客さま方から最後の駆け込み寺とまで称されて評判の火水流整体術院から“高度な治療系技術を身に付けたいと切望なさっていらっしゃるセラピスト、施療家、施術家の皆さま”に向けてスタートされた“貴重なノウハウが実戦的技法をと共にご提供申し上げる7つの個人セミナー”のご案内。詳細な説明の個別セミナーのページをご覧になる前にこちらで大まかな情報をまとめてチェックいただけます。
火水流整体術中傳・奥傳1年コースのご案内 当院が≪腰痛・肩こり≫専門を名乗れているのは≪関節内部機能回復調整法≫と≪脊髄反射療法≫という理論も技術も完全に異なる2つの技術大系を用いているお蔭。初回施療時に短時間で長年お困りの痛みやツラさを完全改善させるだけでなく、本人も気付いていない無意識のうちに緊張させてしまっている筋肉の緊張も取り除けるからなのだ。この2つの技法群の基本から応用までを中心に、火水流整体術院の中級と上級の技術をマスター頂けるセミナーのご案内である。
腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コースのご案内 ご自身の腰痛や骨盤痛、そして坐骨神経痛などで絶望状態に陥った状態で施療を受けられたお客さま方から、その施療効果と改善レベルの高さによりお喜びの声を多くいただいている火水流整体術院。そこで日々使用されている“腰痛・殿部痛・坐骨神経痛・股関節痛”の一刻も早い改善のための施療技法の全てを秘伝とノーハウを含め完全な形で身に付けていただける個人セミナーのご案内である。
肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コースのご案内 腰痛と共に火水流整体術院の専門である≪肩こり・首こり・肩甲骨周りの問題≫の施療技術と結果に対する他院を回られて解決できず、ドクターショッピングの最後にダメ元で当院の施療を受けられたお客さま方の評価はとても高いが、その完全改善のための技術は奇跡でも何でもなくすべてが多くの異なる分野の技術を施療体験の積み重ねによりお客さまの個々の症状へと応用するノーハウを会得しつづけてきた結果。セミナーを受けていただくことでその技法の全てをまとめて身に付け実践で活用して頂くため秘伝やノーハウも隠さず全てをご教授申し上げる個人セミナーのご案内である。
脊髄反射の個人セミナー内容のご紹介 マッサージや指圧、押圧やリラクゼーションマッサージ、点穴やストレッチを日々行っていらっしゃるセラピストや治療家の先生方ならば、普通の押圧や通常のストレッチではゆるめられないお客さまに遭遇した経験が少なからずあるはず。“力が抜けないこと”を意識できている方と“自分では力を入れているつもりはない”が無意識に力を入れている方の2種類のタイプがあるのだが、そのどちらの緊張をも一瞬でゆるめてくれるのが脊髄反射技法。しかしながら、高いゆるめ効果だけを狙うとお客様を生命の危機にさらしてしまう危険性と背中合わせの技術でもある。長年、脊髄反射自体とその反射を利用した代表的な数々のスタイルの技法を学び、分析・実践・研究を繰り返すことで、安全に高い効果を提供する技術を確立した当院の脊髄反射セミナーのご紹介。
骨盤の歪(ゆが)み解消・改善コースのご案内 明治期の誕生から現在に至るまでの間、日本の伝統的整体において研究・発展されてきた骨盤の歪みを矯正(きょうせい)、あるいは調整する技術と火水流整体術院で日々実際に使用されている技法の異なる8種類の具体的な手法とその効く理論、そして調整後の良い状態をお客様が自分自身で維持するためのセルフケアの手法とその指導方法までマスターできる個人セミナーのご案内である。
下半身の冷え・むくみ・ダルさ・慢性疲労改善コースのご案内 女性独特の症状だと思われているが男性にもお悩みの方が多い≪下半身の冷え・むくみ・ダルさ・慢性疲労≫。1種類に療法だけでは、中々効果を出すのはむずかしい。当院では多種多様な押圧方法と症状に合わせて数多くのストレッチの組合せによる相乗効果により、改善結果に対しお客さまから高い評価をいただいている。その技法の全てをまとめてマスターしていただく火水流整体術院の個人セミナー内容のご案内である。
火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースのご案内 火水流整体術の押圧技法群の全てと10種類以上のストレッチ技術から構成されるのがこのコース。親指をいためたり体をこわすことがないのに高い“ゆるめ効果”を出せるのは体の細かい部位と押し方、そして多くの押圧法を使い分けるから。ストレッチも多くのスタイルと細かい伸ばし分けを幅広く深くマスターできる。この2つの技法群には秘伝技法も多く含まれているので、すでにマスターしていらっしゃるリラクゼーション系や他の施療に合わせて、とくに改善効果の高い治療系整体技術を学びたい方に最適なコースである。
2016118日&22日指導者用脊髄反射ストレッチ&治療セミナー開催報告レポート このストレッチング、非常に効果は高いが危険な側面をも同時に持ち合わせている。いわゆる劇薬のような脊髄反射利用のストレッチング。「そのネガティブな特性を防ぎながら、その絶大な効果だけを最大限に引き出すためにどうするのか?」この疑問に対する明確、かつ具体的な回答をも実技指導によりふくめた、当院院長が講師を務めさせていただいた、前後2回合計8時間かけて開催されたコントーションの指導者の先生方を対象に行われたセミナーのレポートである。
ビールマン&キャンドルポジションのためのセミナー☆肩と胸と腹部のストレッチ”開催報告レポート ビールマンやキャンドル・ポジションを取るために柔軟にすべき体の部位を効果的にストレッチするためのセミナーで講師を務めた報告記であり、伸ばすべき部位、スタティックの基本、脊髄反射利用のブリッジストレッチのヒントなど多くが記されております。
コントーション・スタジオ「ノガラ」-Contortion-主宰者Moco先生のセミナーへのご感想 日本で唯一のコントーション(柔軟・バランス芸)・スタジオの主宰者であり、今回の4つのセミナーの主催者でもあったMoco先生が、コントーション・スタジオ「ノガラ」-Contortion-様のFacebookページへと、4セミナー終了後の翌々日に4枚の大きな写真入りでセミナー全体への感想コメントをご発表くださった記事の転載です。
“かんたんに覚える☆解剖学の基礎とボディーマッピンク”セミナー開催報告レポート 『セミナー中で一緒に学んでいただき、その後、お配りしたハンドアウトを見返しながらご自身で少し勉強していただければ、コントーションで必要な解剖学の基本のマスターが可能となる』ためのセミナーの2つのメインテーマの内容のご紹介
“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:ストレッチ編”開催報告レポート 効果的にストレッチ施療を行うと評判を頂いている当院が、一般の方々に向けて開催した、下半身太り・むくみ・冷えを根本から解消するためのセミナーの後半部分:ストレッチ編の開催報告レポート。プロ向けの効かせるコツや秘伝、効果を最大限に引き出すための基本・実践・応用の重要技術までが、一般の方々に分かりやすい形で指導された。その多くの大切なポイントの一部もこの記事でご紹介申しあげている。
入門の逆さエクサ©って何? 火水流整体術院では、ひどい腰痛や肩こりの改善後にその再発を防ぐ目的で数種類のストレッチやエクササイズをご指導申しあげております。その中のひとつである逆さエクサの効かせるためと危険防止用の重要ポイントはそのままに、ご自身のお体へと広範囲に応用できて、その活用範囲と効果は無限大である、セミナーで覚えていただく入門の逆さエクサのご紹介です。
“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:押圧編(全2回中前半)開催レポート “下半身太り・むくみ・冷え”の症状と、その原因の両方の根本的解決のため、体の表面だけではなく奥深くでも血管やリンパを圧迫している筋肉を伸ばし再発も防止することができる、ストレッチ以外で効果的な多くのセルフケア方法の数々を覚えて頂いた少人数対象セミナーの開催報告。かんたんに内容のすべてをご紹介申しあげております。
第4回逆さエクサ入門セミナー開催報告、兼参加者様用覚書 第4回目の開催となった逆さエクサ入門セミナーの内容紹介のレポート。この記事では、逆さエクサ 自体の詳細やその対象とした体の部位だけではなく、過去のセミナーや講習会の開催報告でずっと記し忘れていた《武術の秘伝や口伝を使用しその場で一瞬のうちにマスターして頂いた『体の具体的な使い方とは何か?』》の実例をも簡単にではありますがご紹介申し上げております。
第3回逆さエクサ入門セミナー開催報告 今回で3回を数えた“逆さエクサ入門セミナー”の開催報告ですが、大切なのはセミナー中に学んでいただいた20数種類ものストレッチ全てのフォームややり方を暗記する事ではなく、《逆さエクサの重要ポイント9カ条》を体で覚え込み、今後ご自身で行う全てのストレッチを、必要時に逆さエクサへとそくざに変化させてつうじょうのストレッチでは伸ばすことがむずかしい状態となっている筋肉を脊髄反射を使って瞬間的に伸ばせるようになることなのです。
“コントーショニストのためのセミナー:もっと軟らかくなるために”開催報告&参加者様用覚え書き コントーション・サークル「ノガラ」様のご依頼により火水流整体術院院長が講師をつとめた《ストレッチの鉄則》・《攣(つ)りと冷え&ムクミの原因と対処法》・《反射で一気に弛めその状態を脳に叩き込む!》をテーマとした委託講習会の報告記、兼セミナー参加者の皆さま用の覚え書き。
“呼吸を重視した体幹トレーニング入門セミナー開催レポート” サッカーの有名実力選手である長友佑都選手の影響もあり、そのブームが続いている体幹トレーニング。お腹の4つの筋肉のうち一番奥の筋肉を正しく締めるドローインという技法を合わせることで効果を倍増できるのですが、意識しにくいインナーマッスルを締めることはとてもむずかしい。そのために役立つ古来の腹式呼吸法を行う点を重視して開催されたセミナーの報告レポートです。
“腰痛ケアのためのボールエクサセミナー”開催レポート 腰痛の専門家である火水流整体術院が主催した腰痛解消をテーマとした第2回目のセミナーの内容の開催報告レポートだが、第1回目とは異なり、腰痛解消と予防のために20cmほどの空気の入ったシリコン製のミニボールに正しく座る方法やそのためのエクササイズから始め、座ったままで3つの簡単なエクササイズをすることで腰痛を解消し、また予防をもするのが目的であった講習会の流れと内容の紹介である。
“第2回 逆さエクサ入門セミナー”開催報告 初めて目にする人は全員が驚愕する高い効果を誇る反射を利用したストレッチは同時に心臓や脳への負荷が大きくて命にかかわる危険性もはらむ諸刃の剣ですが、その奇跡とも思える効果と安全性、両方の良い所取りをした逆さエクサ入門セミナーの第2回開催レポートです。2種類だけですが逆さエクサのテキスト掲載写真もご覧いただけます。
“逆(さか)さエクサ入門セミナー”開催レポート 痛い方向や動かない方向とは逆の方向へと体を動かすと痛みが消えたり、動きが良くなったり、かたかったところがやわらかくなったり。そんな不思議な “逆さエクサ”。信じる、信じないとは無関係。瞬間的に変化が現れる。
でも、気持ちや意識とは無関係に強制的に伸ばせてしまうため大きな危険が伴います。危険を回避し、安全確実に最大の効果を引出すこつをお伝えしたセミナーの開催報告です。
“自分自身で健康に 第4回:合理的な体の動かし方セミナー”開催レポート 体を合理的に動かすためには幾つものポイントがあります。体を“斜め”に“ひねり”ながら一度にできるだけ“多くの筋肉を使いながら”動くことなどは、基本でもあり、同時に代表的な重要点ですが、それらの要素をまとめた動きのパターンはすでに作り上げられています。それらの合理的に体を動かすためのパターンやそれを応用したエクササイズを体で覚えていただくためのセミナーの開催レポートのご紹介です。
“自分自身で健康に 第3回:腰の痛みとだるさの解消セミナー”開催レポート 火水流整体術院主催による初めての“腰痛解消セミナー”の開催報告。腰痛の大幅な軽減、あるいは完全改善を目的としていたため、それぞれの療法やストレッチやエクササイズのうち、その直後に効果を実感できるものばかりをおぼえていただきました。お尻と腰の部分へのテニスボールによる押圧とコンプレッションストレッチングに加え、下半身への特殊なエクササイズまで身に付けるという、ひじょうに内容の濃いセミナーとなりました。

“自分自身で健康に 第2回:肩こり解消セミナー”開催レポート

腰痛と肩こりの改善を専門に掲げてきた当院が初めて開催した“肩こり解消”のためのセミナーのご報告。体感することと体でおぼえていただくことに主眼をおいている当院のセミナーのため文章だけで内容をお伝えするのは困難ですが、どのような考え方で、体のどこにたいして、どのような方法でアプローチし、肩こりの完全改善のお手伝いをしたか』分かっていただけますよう記してみました。 

開催可能な委託セミナーの内容(テーマ)と基本料金   

火水流整体術院では当院主催のセミナー以外にもご希望のテーマや内容で多くのセミナーのご依頼や講師の派遣をお受けして参りました。現在まで委託いただいた、あるいはお受け可能なテーマや基本料金など開催をご依頼いただくための参考データをお知らせ申し上げます。 

セミナー参加お申し込みフォーム 当院のセミナーにご参加いただくときやセミナーの内容などについてご質問をお送りいただくときは、このフォームをご使用ください。

セミナー参加のご感想:『股割り入門セミナー』に参加して 

初心者向けとは言っても、《180度開脚で「土」の字になる》ための、練習法・コツ・ポイント・注意点・腰痛や背中の痛みを生じさせない方策などまでもが、個人レッスンに近い形で指導された“股割り入門セミナー”への参加者様からお送りいただいた、ご感想と体験談のご紹介。

セミナー参加のご感想:“形でおぼえるセルフストレッチング 第3回:お尻編”に参加して

ご参加者様からのお尻のセルフストレッチングのセミナー参加の体験談と講師からのコメントのご紹介。当院開催セミナー参加を迷っていらっしゃる皆さまにはご参考いただければと思います。

“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第4回:レジスタンス・ストレッチング編”開催レポート  

その驚くべき効果の高さや即効性のみが喧伝されるレジスタンスストレッチングではあるが、長所の裏に潜む危険性やその回避方法が理論と実技の両面から詳説され、はば広い年齢層のお客様方にたいして安全に用いるためのポイントやコツが武術的な体の動かし方の口伝もプラスして指導されたセミナーの開催レポートである。

“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第3回:殿部”開催レポート 

腰痛・骨盤の痛み・坐骨神経痛・焼けるような脚の痛みに高い効果を発揮してくれるお尻の筋肉を中心に、理論と実技の両面からいわゆる“腰の痛み”とそれに伴なう多くの症状の完全改善を目的としたセミナーの開催レポート。火水流整体術院が主催する講習会は、覚えやすく忘れにくいと評判ですが、その中でもきわめて実践的(実戦的?)とのご感想が集中したセミナーでした。

“足部反射療法家のためのストレッチング講座 第4回目:レジスタンス・ストレッチング編”開催レポート 

ストレッチングの愛好家や指導者の間でひじょうに人気が高くその即効性と高い効果が評判となっているレジスタンス・ストレッチングだが、理論と実践を合わせてマスターし、幅広く全身の筋肉へと自由自在に用いている方は少ない。下半身へのストレッチングをご存知の方を対象に、その理論と実技を合わせて初歩から応用までマスターしていただいたセミナーの開催レポート。

“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第2回目:大腿部”開催レポート 

形だけを真似しておこなってもストレッチングが効かない理由に、ストレッチングを受ける方が痛みや伸ばされることから楽になろうとして体を動かしてしまう“代償動作(だいしょうどうさ)”がある。これを防止することが効かせるためには重要なポイントとなる。この点に重きをおいて行われたセミナーの開催レポート。

 “理論と実技で学ぶストレッチング講座 第1回目:足部・下腿部”レポート  

合理的な体の使い方により余分な力を使わず個々の筋肉に対し最大限の伸ばし効果を引き出し、実技と同時にその理論も学ぶことで、技法の応用までもが身に付けられることを実感していただいた膝からつま先までの部分へのストレッチングセミナーのレポート。 

突然のパーソナル・セミナー 

ストレッチングを用いた膝の内側痛と膝下痛・股関節の動き不全・首を後に倒すと感じる圧迫痛という3つの症例の完全改善をテーマとしたパーソナル・セミナーのレポート。

セミナーのレベルに付いて知りたい(専門用語は使用するのか?)

当院がおこなうセミナーの内容や参加者のレベル、そして「説明するときに解剖学用語や医療系の専門用語が多く使われることで分かりにくいということはないのか?」というご質問へのお答え。

セミナー開催レポート−4

“第3回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:殿部編”開催レポート(当院主催)

セミナー開催レポート−3

“第2回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:大腿編”開催レポート(当院主催)

セミナー開催レポート−2 “第1回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:下腿編”開催レポート(当院主催)
セミナー開催レポート−1 “オーダーメード講習会:ストレッチポールとバランスボールの基本と応用&床で行う特殊なストレッチング編”開催レポート(お客さまからのご依頼で開催)

火水流整体術の個人セミナーのご案内


当院では3年半の間、参加者の皆さまからご要望をいただいたテーマのセミナーをほぼ毎月開催いたしておりました。

⇒ 過去に開催された講習会・セミナーとその内容レポートはこちらへ

参加希望者の皆さまが身に付けたいとおっしゃる施療技術が異なるようになり、一度に複数の皆さまにご満足いただけるセミナーのテーマを見つけることができなくり、当院主催のセミナーの開催は保留にさせていただいておりました。

以降は、ご縁のある先生や団体からのご依頼によりセミナー講師を務めさせていただくか、お問合せいただいた個人の方々向けのパーソナルセミナーのみを実施して現在にいたっております。

最近、『火水流整体術の技術に興味はあるが、どのような技術をどのレベルまで教えていただけるのか?』というお問合せをいただくことが増えたため、現状自信をもって開催が可能なセミナーの概要をお知らせ申し上げるためこのページを作成いたしました。

7つの個別セミナーのテーマやコースの詳細に付きましては、個別の説明記事が完成し次第、順次下記の表のコース名へとリンクを張らせていただきますので、今しばらくお待ちいただければと思います。

特定のコースのこまかい情報が必要な方は、ご遠慮なさらず直接当院までお問合せください。

お問合せは、お問合せフォームからか、info@kasuiryu.com へのメールでお願い申し上げます。


骨盤の歪(ひず)み解消・改善(1日:合計7時間ていど)コース お客さまやクライアント、つまり他人の体に対して施療や施術の経験をすでにお持ちの方々が対象のコース。仙腸関節が原因の骨盤の歪みのなかでもっとも一般的な状態である骨盤の両側の骨である寛骨が仙腸関節で前後に回っている歪みを改善する9種類の異なる方法をご教授申し上げ、最後にそのバランスの取れた状態を維持するためのセルフエクササイズの指導法もおぼえていただきます。多くの流派やスタイルに入門して学ぶ代わりに当コースに参加いただくことで、短時間で歪み解消の技術を身に付けていただき、その学びの過程で理論的背景や技術に共通する原則や考え方をご理解いただけます。セミナーの最後には、お客さまに骨盤の歪みが調整された状態をキープしていただくためにお伝えするセルフストレッチとその指導方法をおぼえていただきます。指導するためのご希望により前段階の施療技術をプラスした2日で合計10時間のコースの開催も可能です。
下半身(お尻からつま先まで)の慢性的な疲れやダルさ・冷え・むくみ改善技術コース(全3回〜4回ていど) 女性だけではなく近年は男性でも悩まれる方が多い“下半身の冷え・むくみ・ダルさ・疲れやすさ”のつらい症状を≪お尻からつま先までの押圧と効果の高い多種類のストレッチを用いて解消・改善する技術≫を学ぶコース。対象となるお体の部分は下半身限定とはいえ、ストレッチも多くのスタイルと細かい伸ばし分けを幅広く深くマスターできる点は1年コースと同様です。ご希望によりお客さまへの指導用セルフストレッチをおぼえていただくための1日コースが追加可能となっております。“火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コース”から下半身への押圧の全てと坐骨神経痛改善用のストレッチ以外のすべてのスタティックストレッチングと必要に応じたダイレクトストレッチングlやコンプレッションストレッチングなども学んでいただきます。他のスタイルや他流派で秘伝技法や裏技と呼ばれる技法や当院オリジナルの技法も多く含まれているため、すでにお客さまのお体に施療経験をお持ちの方々ならば、セミナー受講後ただちに“冷え・むくみ・ダルさ・疲れやすさ”への実践的な改善施療を開始可能となります。
脊髄反射コース(2〜3日:合計10時間ていど) マッサージや指圧、押圧やリラクゼーションマッサージ、点穴やストレッチを日々行っていらっしゃるセラピストや治療家の先生方ならば、普通の押圧や通常のストレッチではゆるめられないお客さまに遭遇した経験が少なからずあるはず。“力が抜けないこと”を意識できている方と“自分では力を入れているつもりはない”が無意識に力を入れている方の2種類のタイプがあるのだが、そのどちらの緊張をも一瞬でゆるめてくれるのが脊髄反射技法。しかしながら、高いゆるめ効果だけを狙うとお客様を生命の危機にさらしてしまう危険性と背中合わせの技術でもある。長年、脊髄反射自体とその反射を利用した代表的な数々のスタイルの技法を学び、分析・実践・研究を繰り返すことで、安全に高い効果を提供する技術を確立した当院の脊髄反射を学び実践で使えるレベルで身に付けていただくセミナーです。
肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コース(全5回ていど) 各療法や技術の理論や原理、そして考え方は、安全に関係するもの以外は必要最低限にとどめ、ほとんどの時間を≪首の骨(=頚椎)と関連する鎖骨や肋骨などの関節の内部の骨の動き≫と≪肩こり・首こり・肩甲骨の周囲の張り・こり・緊張の完全改善≫のために費やす幅広いく高いレベルの技術習得を目指すきわめて実践的なコース。当院で日々用いている施療技法をすべて学んでいただけます。つまり、初傳、中傳、奥傳技法の区別なく、関節内部機能回復調整法、脊髄反射療法、当院で使用するすべての押圧法やストレッチ技法など必要なものはすべて身に付けていただく内容。初傳コースと中傳・奥傳コースにありこのコースにないものは、関節内部機能回復調整法の≪首・肩・背中・胸≫以外の部位への技法群と脊髄反射療法の理論とこまかい応用法。つまり、このコースで学んだ通りにお体のチェックをし、その結果にもとづいて習った通りに施療していただければ当院とおなじ≪肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題≫の改善施療が可能となります。
腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コース(全8回ていど) 各療法や技術の理論や原理、そして考え方は、安全に関係するもの以外は必要最低限にとどめ、ほとんどの時間を≪腰痛・坐骨神経痛・股関節痛≫の改善とそれらの原因のひとつでもある、≪関節内部での骨の動き・筋肉の張り・こり・緊張の改善≫のため用いる技術のマスターに費やすきわめて実践的なコース。当院での使用する施療技法はすべてご教授申し上げます。つまり、初傳、中傳、奥傳技法の区別なく、関節内部機能回復調整法、脊髄反射療法、当院で使用するすべての押圧法やストレッチ技法など必要なものはすべておぼえていただく内容。初傳コースと中傳・奥傳コースにありこのコースにないものは、関節内部機能回復調整法の≪腰部(=腰椎椎間関節)と骨盤(=仙腸関節)と股関節≫以外の部位への技法群と脊髄反射療法の理論とこまかい応用法。つまり、このコースで学んだ通りにチェックし、その結果にもとづいて習った通りに施療していただければ当院と同じ≪腰痛・殿部痛・骨盤痛・股関節痛≫の改善施療が可能となります。
火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コース(全8回〜10回ていど) 火水流整体術の押圧技法群の全てと10種類以上のストレッチ技術からなる初傳の押圧・伸張整体コース(1年:全10回)の詳細な内容のご紹介。親指をいためたり体をこわすことがないのに高い“ゆるめ効果”を出せるのは体の細かい部位と押し方、そして多くの押圧法を使い分けるから。ストレッチも多くのスタイルと細かい伸ばし分けを幅広く深くマスターできる。この2つの技法群には秘伝技法も多く含まれているので、すでにマスターしていらっしゃるリラクゼーション系や他の施療に合わせて、とにかく改善効果の高い治療系整体技術を学びたい方に最適なコースである。もちろん、当院の専門である≪腰痛と肩こり≫のための改善施療用の技術群も各1日以上づつかけてご教授申し上げます。ご希望がある場合のみ、別途、実技がメインの最終試験に合格していただけば火水流整体術師の資格と当会の特典を認定申し上げます。
火水流整体術中傳・奥傳1年コース(全10回ていど)

基本的には、火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースを修了された方々に、より深く当院の改善に特化した施療技術を、特別料金でマスターしていただくコース。現代武道の言葉で言い換えるならば、師範コースに相当。初傳と同じかより高い効果を短時間でご提供するための技法を身に付けていただくだけでなく、根本的な完全改善を目的とした特殊な技術体系を身に付けていただくためのコース。施療技術の2本柱となるとのは、関節内部機能回復調整法と脊髄反射の基本から、症状別、とくに≪腰痛・肩こり≫に対するこの2つの技法の適用方法や施療体験により積み重ねてきた具体的な当院のオリジナル用法などノウハウもすべてご指導申し上げます。また、脊髄反射療法に付きましても、一からオリジナルの用法や特殊な組み合わせ法など余すことなくご教示申し上げマスターのお手伝いを申し上げます。ご希望がある場合のみ、別途、実技がメインの最終試験に合格していただけば火水流整体術師範の資格と当会の特典を認定申し上げます。

不明点や疑問をお持ちのばあいは、ご遠慮なさらず直接当院までお問合せください。

⇒ お問合せはお問い合わせフォームか、info@kasuiryu.com まで


骨盤の歪(ゆが)み解消・改善コースのご案内

骨盤の歪(ゆが)み解消・改善コース(1日:合計7時間ていど)

対象となる皆さま:

 基本的に、お客さまやクライアントさまに対して施療や施術の経験をすでにお持ちのセラピスト、施療家、施術窩、治療家の先生方となります。

・リラクゼーション系、スポーツ系、治療系などの分野を問わず、押圧とストレッチの両方の技術によりお客さまのお体をゆるめる技能をお持ちの方、あるいはそのどちらか一方の技術をお持ちの方で、もっともケースが多いタイプの骨盤の歪みを解消・改善する技術を学ばれたい方

・骨盤の矯正(きょうせい)、調整(ちょうせい)、アジャストなどと一般に呼ばれている施療方法を、異なる系統や別のスタイルの代表的な技法を一度にまとめて比較しながらマスターなさりたい方

・骨盤の歪みと称されている症状とは、物理的にどうなっている状態であり、それがどうして生じ、なぜそのように調整するか、お客さまへのセルフケアの指導法までまとめて身に付けたい方

火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースの修了者の皆さま*1

腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コースの修了者の皆さま*2

火水流整体術中傳・奥傳:関節内部機能回復調整法・脊髄反射1年コースを修了の皆さま*3

*1火水流整体術中傳・奥傳へと進まれずに、当コースで学ばれる場合には受講割引がございます。

*2 他のスタイルの研究という補講的な意味合いのため受講割引がございます。

*3 中傳・奥傳コースの復習コースの内容の一部の復習コースとしての扱いですので、さらにお得な受講費の設定となっております。

内容:

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明治期に生まれ現在まで発展してきた日本の伝統整体において、まだ仙腸関節の重要性がまるで理解されていなかった時代からある時期までの期間、骨盤の歪みのなかでもっとも代表的な症状に対して考案されてきた様々な技術をその理論も合わせて身に付けていただきます。

一言で申し上げるなら、従来の整体では≪左右で脚の長さが違っている≫と言われることが多かった、もっとも一般的というか一番多いタイプの≪骨盤の歪み≫に対する改善技術をマスターしていただくセミナーということになります。

具体的には、骨盤の両側にせり出ている骨である寛骨が真ん中にひとつある仙骨という短い鉛筆型の仙骨に対して前後に回っている歪(ひず・ゆが)みを改善する8種類の異なる方法をご教授申し上げ、最後にそのバランスの取れた状態を維持するためにお客さまへとご指導申し上げるセルフエクササイズもマスターしていただくプログラム。

⇒ 当コースで対象となる骨盤の歪(ゆが)みに付いてはこちらをご参照ください

技法のスタイルは8種類、数え方によっては9種類となるだけでなく、施療に必要な時間も1分弱から30分まで大幅な違いがございます。

ひとつひとつが異なる独自のスタイルである手法をあえて分類して紹介させていただくならば、

・股関節の操作による手法2種類

・殿部の左右で異なる筋肉を押圧でゆるめる手法2種類

・左右で異なる筋肉へのストレッチでゆるめる手法1種類

・左右で異なる筋肉を緊張させて短縮させる手法1種類

・仙腸関節の特定の方向の緊張を解消する手法1種類

・現在15年ほど使い続けている関節内部機能回復調整法の手法1種類

+お客さまへの指導用のセルフケア

となります。

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現在当院で使用していない調整法や矯正法も、整体開始以来40年の施療期間において当院のお客さまの症状を実際に改善へと導かせていただいてきた技法群ですし、現在でもその効果や考え方に間違いはなかったと自負いたしております。

それらの技法を用いていない理由は、時間がかかりすぎる点と施療効果の持続時間の2点であり、決してその改善効果自体に疑いがあるためではございません。

有体に申し上げるならば、当セミナーでご教授申し上げる手法は暗示効果とは無関係。

物理的に効果を出せるだけではなく、理論的な裏付けも可能な技法だけをこのコース用に選択しておりますのでご安心ください。

参加者の皆さまには、各技法のメリットとデメリットに関して私の長年の臨床体験から得た個人的な意見をその理由も含めて隠さずに率直にお伝えいたします。

これらの技法はすべてが現在でもふつうに幅広く使用されているものですので何らかの誤解が生じるとご迷惑をおかけすることになります。

奥歯に物の挟まったような表現をお許しいただければと思います。

皆さまがもっとも知りたい情報も、きわめて個人的な見解を直截的に申し上げることはお約束申し上げます。

また、多くの流派やスタイルに入門して学ぶ代わりに当コースに参加いただくことで、一気に短時間でご興味の対象である歪み解消の技術のみを身に付けていただけ、その学びの過程では理論的背景や技術に共通する基本原則と考え方を比較というもっとも分かりやすい方法で深くご理解いただけるはずです。

ご興味をお持ちくださった皆さまには、ぜひお問合せいただければと思います。

⇒ お問合せ・ご相談はこちらへ

ご希望により、矯正のために必要な施療用の押圧とストレッチングの基本技術、またはその両分野の技術をプラスした2日で合計10時間、または3日で合計15時間のコースの開催も可能となっております。

詳細は、ご相談いただければと思います。

受講料金:

各コースの受講料金は参加ご希望の皆さまおひとりおひとりで個別にお問い合わせください。

参考のための目安を申し上げると、個人セミナーのばあい、教授時間1時間1万円となります。

そこに1日あたり1〜2時間の無料実技復習が加わります。

目安の受講費は基本コースで7万円、2日で12万円、3日では17万円となっております。

複数割引:

複数の人数でいっしょにお受けいただく場合には人数により割引がございますが、その割合はコースと人数により異なります。

ですが、セミナーのテーマに付いては、火水流整体術院の技術と理論のすべてを隠すことなくご教授申し上げるだけでなく、学んだことすべてを身に付けていただきたいので、セミナーには上限人数を設け、個人ではない場合でもきわめて少人数と制限させていただくことをご了承ください。

再受講に付いて:

今までのところ個人セミナーや少人数のセミナーの参加者の方で再受講という方はいらっしゃいませんでしたが、再受講は個人指導の2時間単位で、1回12,000円と施療をお受けいただくのとほぼ同じと、お得な料金を設定させていただいており、セミナー受講より1年間承っております。

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火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コース(全10回)

対象の皆さま:

・改善施療や治療系整体を初めて学ばれる方

・他人の体に施療やリラクゼーション目的で触れたり検査の経験の無い方

・リフレクソロジー(足部反射療法・足つぼ・足揉みなども含む)や足圧や点穴などの施療経験はお持ちだが、全身押圧とストレッチ、あるいはそのどちらかの経験が無い方

・運動指導の経験はお持ちだが、部位ごとに異なる幅広い押圧のテクニックや個別の筋肉とその中で遠位部や近位部の伸ばし分けのストレッチを学ばれたい方

・すでにもみほぐし整体やリラクゼーションマッサージの経験者で、独立開業して治療系の整体も行いたいとお考えの方

・押圧とストレッチで腰痛と肩こりを改善させる具体的な技術と組み合わせを身に付けたい方

*当院のコースは基本的に個人セミナーですので、すでにお持ちの知識や施療技術内容や実際のご経験をお知らせいただければ、細かい内容の追加・変更が可能となっております。ご希望やご相談は随時承っております。

内容:

2種類のゆるめの技法である、押圧ストレッチを学び、その2種類の効果的な組み合わせ方もふくめ実践で使えるレベルの技法群を身に付ける。

それらを適切、的確に用いて、一般的な肩こりと腰痛、そして背中からお尻、そして脚全体の張りやだるさを改善できる技術レベルにまで達するのが最低レベルの条件。

とくに腰痛と肩こりの改善施療技術としては、秘伝的な技術*をふくめ、とても高度なテクニック群とその組み合わせ方法を身に付けていただけます。

*ストレッチの高度な理論にもとづいた押圧法のため見た目は押圧なのに実際にはストレッチであったり、押圧とストレッチの融合のような当院オリジナルの技術もございますし、他の流派やスタイルでは、いわゆる秘伝技法と呼ばれていた手法やかつては内弟子にしか教授されなかった裏技も含まれております。

 

記事用セミナーテキスト一例(逆さエクサ)01.jpg

そのうえで、お客さまに改善した状態を維持していただくための、効果が高いセルフストレッチと問題個所をピンポイントで狙って行うセルフエクササイズも最後の2日間では時間をかけてじっくりとマスターしていただきます。
お客さまを改善させても、自分自身が調子悪くなってしまっては元も子もないどころか、施療者の恥であるという火水流整体術院の考えにもとづき、≪体の作りを熟知していないと危険なためお客さまへの指導には使えないが、効果は院長の実体験でも確証されている、整体臨床技術をセルフケアに応用して作り上げた効果がひじょうに高いセルフケア技術≫もふくめて完全ご指導申し上げます。

また、押圧やストレッチを安全、かつ最大の効果を引き出しながら行うために必要な、学んだ直後から実戦(=実践)に使える解剖学を学んでいただく予定。

あわせて、ご自身で解剖学を独学で学ぶために必要な基本をもご教授申し上げる予定となっております。

当院の押圧とは、

お体のてっぺんからつま先までを細かく押すことで筋肉の緊張と神経の緊張をゆるめる押圧の技術

肩こりの肩、肩甲骨まわり、首、頭、背中、腰、お尻、太もも、ふくらはぎ、足の順で、うつ伏せでの施療がメインとなりますが、あお向けや横向きでより効果的になゆるめや腰痛・坐骨神経痛・肩こり・頭痛への改善療法も含まれている点がつうじょうのリラクゼーション技法やもみほぐし整体とは異なる点です。

*火水流整体術の押圧とは、前腕の肘寄り、肘、肘頭、手の付け根:親指側&小指側、四指の手のひら側と指の先、親指先端(指圧とはまったく違うもの)、膝のすぐ下の部分、足の土踏まず、足の指の付け根全体や特定の指の付け根部分、踵(かかと)などを中心に用いて、押したり、押したままずらしたりと押圧する体の部位とその状態によりこまかく使い分けをいたします。

ちなみに、手の親指やその関節を痛くしたり壊したりすることがない押し方のノウハウがつめこまれている押し方の技術集合体を意味します。

危険な部分を安全に強く押したり、ゆるめたり、通常の方法では歯が立たない筋肉の力が抜けなくて骨のようにかたくなっている部分を効果的に押してゆるめる手法など、他のスタイルや流派では裏技や秘伝として扱われていた押圧技術も多く含まれております。

筋肉や骨以外のやわらかい組織がゆるむのはもちろんですが、自律神経へも影響を与えるため、お体はもちろんですが精神面の深いリラクゼーション状態に入られると皆さま驚かれます。

当コースで学ばれる技術体系の一部を利用すれば、筋肉へのアプローチを通じて自律神経の調整を行うことで、いわゆるストレス解消のために特化した施療も可能となります。。

当院の施療後のリラクゼーションコースでは、“時差ぼけ”の修正や“眠りが浅いため長時間寝ても「寝た気がしない」とか常に“睡眠不足”の解消目的で、この押圧をご依頼いただくお客さまもいらっしゃいます。

職業柄「心労が重なり眠りが浅くて困っている。朝起きても寝た気がしない。何とか身も心もリラックスして眠りたい」からとこのコースをお望みになられたお客さまもいらっしゃいました。

当院のストレッチとは:

記事用左腸肋筋のIDS体側より1.jpg

火水流整体術院の基本である≪悪い所だけを狙って伸ばす≫という考えをご理解いただいただいたうえで多くの種類のストレッチを学んでいただきます。

≪良いところも悪いところもどうじに伸ばすと、良いところだけ伸びて悪いところはそのまま≫≪筋肉の中でのアンバランスがよりひどくなってしまう≫からなのです。

 

問題のある部分だけを伸ばすストレッチの方法にふくまれるものは、火水流整体術院の施療で使用されている、個別の筋肉を狙ったすべてのスタティックストレッチング経絡(けいらく)ストレッチングのすべて。

 

そして、ダイレクトストレッチングコンプレッションストレッチングの基本技法のすべても身に付けていただくことになります。

記事用斜角筋への施療1.jpg

また、火水流整体術の中傳脊髄反射療法コースで学んでいただいている脊髄反射(せきずいはんしゃ)の第一段階でもある、安全で簡単な力抜きを活用したレジスタンスストレッチングも学んでいただきます。

これら3種類の特殊で高い効果を引き出すのがなかなかむずかしいストレッチングの具体的なこまかい使用法により、力が抜けないとお困りのお客さまや症状がもっと悪化して力を入れているつもりはないのに無意識のうちにいつも力をいれつづけているというお客さまにも改善効果をご提供申し上げられるようになるのです。

また、“内容”のところでもうしあげた“ご自身のセルフケア”の中には、アクティブストレッチングのていねいな指導もふくまれております。

以上、当コースについてご説明を申し上げてまいりましたが、お時間の取れる方には時間的にも金額的にもひじょうにお得で、余裕をもってゆったりと学べるコースとさせていただいております。

実践的で改善効果をそくざに提供できる、火水流整体術院の施療技術をトータルで学んでいただければと思います。

ご注意!

リラクゼーション施設で働かれるためにこのコースで学ばれることはおすすめできません。

あくまでも、ゆるめることで体の不具合や問題点を解消し、お体の状態の完全改善をできるだけ短期間、できれば1回の施療で目指すための技法群ですので、押圧やストレッチを受けている間の気持ち良さとリラックスのみをお求めのお客さまには適していない技法もひじょうに多く含まれているためです。

受講料金

各コースの受講料金は参加ご希望の皆さまおひとりおひとりで個別にお問い合わせください。

参考のための目安を申し上げると、個人セミナーのばあい、教授時間1時間1万円となり、そこに1日あたり1〜2時間の無料実技復習が加わります。

当コースの標準的教授内容のばあい、標準的な目安の受講費より低く40万円と大変お得に設定させていただいております。

複数割引:

複数の人数でいっしょにお受けいただく場合には人数により割引がございますが、その割合はコースと人数により異なります。

ですが、セミナーのテーマに付いては、火水流整体術院の技術と理論のすべてを隠すことなくご教授申し上げるだけでなく、学んだことすべてを身に付けていただきたいので、セミナーには上限人数を設け、個人ではない場合でもきわめて少人数と制限させていただくことをご了承ください。

再受講に付いて:

今までのところ個人セミナーや少人数のセミナーの参加者の方で再受講という方はいらっしゃいませんでしたが、再受講は個人指導の2時間単位で、1回の施療(現在、12,000円)とをお受けいただくのとほぼ同じと、お得なな再受講料金を設定させていただいており、当セミナー受講修了より1年間承っております。

コースに付いての詳しいご質問や内容の変更のご希望につきましては、当院までご連絡いただければと思います。

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脊髄反射(せきずいはんしゃ)の個人セミナー内容のご紹介

脊髄反射(せきずいはんしゃ)コース(全2回から3回)

対象となる皆さま:

記事用骨格・筋肉図入り上腕三頭筋伸張.jpg

・リラクゼーション系、スポーツ系、治療系、広い範囲*1でどうじに多数の筋肉を伸ばす系統のストレッチを学んでこられた方々

・実際にお仕事としてその系統のストレッチを実施なさっていらっしゃる皆さまや柔軟(じゅうなん)・ダンス・コントーションなどの指導者の方々

・ストレッチ時に大多数には効かせられるが、中に効かせられない人がいるので何とかしたいとお考えの方

・“ご自身で力を入れているのが分かっているのに力が抜けない”、あるいは“本人は力を入れているつもりはないというのに力が入りっぱなし”というお客さまにストレッチを効かせたい方

・トリガーポイント療法や筋膜ストレッチで結果を出しているが、筋肉や筋膜の広範囲での短縮や緊張の取れないとお困りの方

・脊髄反射は利用しているが、その危険性を回避しきれず不安であり、効果と安全の両方を求めていらっしゃる方々

・脊髄反射を利用したセラピーの基本は習ったことがあるが、お客さまの体を壊したり病気にしてしまうのが怖くて使えないとお考えの方

記事用筋肉収縮の種類 記事掲載用.jpg

・PNFやMETを独学なさったり、基本を学んだが、実際の施療や運動指導の現場でお客さまに使えないとお困りの方

火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースの修了者の皆さま*2

・火水流整体術中傳・奥傳(ちゅうでん・おくでん:セカンド&マスター):関節内部機能回復調整法・脊髄反射1年コースを修了の皆さま*3

*1例えば、太ももの前とか内側、あるいはふくらはぎ全体といった対象部位を狙ってストレッチなさる系統のこと。

2* 火水流整体術中傳・奥傳へと進まれずに、当コースで学ばれる場合には大幅な受講割引がございます。

3* 中傳・奥傳コースの復習コースの内容の一部の復習コースとしての扱いですので、さらにお得な受講費の設定となっております。

内容(抑制と促通)

記事用中殿筋筋個別伸張法モザイク入り大.jpg

筋肉の弛め(ブレーキの解除=ゆるめ=抑制)

3種類の脊髄反射原理と3種類の筋肉の収縮形態の原理と理論。

この3つの反射と3つの収縮形態を施療時に組合せることで、

≪力を抜こうと思っても抜くことができない≫お客さまだけでなく、≪本人には力を入れているつもりは全くない、無意識に力を入れている≫お客さまの力を一瞬で抜かせてしまう

具体的な数種類の反射を利用した技法群の選び方とその具体的な技法を覚えるだけでなく身に付けていただきます。

脊髄反射(せきずいはんしゃ)に付いてご存知の方の中には、バルサルバ効果起因の心臓や脳へのその場で、あるいは慢性的な障害を生じさせる危険を心配なさったり、その理由で使用を止められる方もいらっしゃいます。

個人的にも他団体での2つの事故の実例を存じ上げており、且つ確認(=目撃)いたしております。

しかしながら、当院ではそのような事例や危険性を感じたことはございません

火水流整体術でもっとも重要視しているのは安全性ではありますが、長い施療経験により、脊髄反射の4段階全てにおいても、安全性とその高い効果を同時に得ること可能とする技術が理論と実技の両面で確立しております。

当コースで身に付けていただいた具体的な技法群はそのままでも、またご自身で応用なさった形態でも、安心してお客さまにご使用いただけます。

また、マスターしていただいた具体的な施療方法のテクニックの数々を用いて、ご自身でその原理と理論を応用なさることでご自身でオリジナルの施療技術を発展させていただけるのも当コースの特徴です。

記事用HamRPISpRef.jpg

筋肉の動きの活性化(スピードアップ=促通)
筋肉の反応を早くすることで動きやすく、かつその動きのスピードもUPさせる実際の技法である促通(そくつう)の基本。

ストレッチにより動作のブレーキとなってしまっている筋肉の動きを抑制する、つまり“おさえる”ことでブレーキを解除し、どうじにアクセルとなる反対側の筋肉の動作を早く・大きくするため行う施療。

これによりストレッチだけを行うよりも、数段の動きの改善が見込まれるのです。

また、本来人間の体がもっとも動きやすい≪斜め≫≪らせん≫の動きをシンプルにまとめた動きのパターン(=DSパターン)を利用した、抑制と促通の組合せによる自然な動きの改善も学びます。

具体的には、この筋肉の動きの活性化だけではなく、ストレッチを行う時点でもこの≪斜め≫と≪らせん≫の動きのパターンをもちいることで広範囲での筋肉群のゆるめが可能となるのです。

ちなみに、当院の通常の施療の中でも、必要な場合にはこの≪斜め≫と≪らせん≫の動きの中でのストレッチを用いております。

受講料金:

各コースの受講料金は参加ご希望の皆さまおひとりおひとりで個別にお問い合わせください。

参考のための目安を申し上げると、個人セミナーのばあい、教授時間1時間1万円となります。

そこに1日あたり1〜2時間の無料実技復習が加わります。

目安の受講費は15万円となっております。

複数割引:

複数の人数でいっしょにお受けいただく場合には人数により割引がございますが、その割合はコースと人数により異なります。

ですが、セミナーのテーマに付いては、火水流整体術院の技術と理論のすべてを隠すことなくご教授申し上げるだけでなく、学んだことすべてを身に付けていただきたいので、セミナーには上限人数を設け、個人ではない場合でもきわめて少人数と制限させていただくことをご了承ください。

再受講に付いて:

今までのところ個人セミナーや少人数のセミナーの参加者の方で再受講という方はいらっしゃいませんでしたが、再受講は個人指導の2時間単位で、1回12,000円と施療をお受けいただくのとほぼ同じと、お得な料金を設定させていただいており、セミナー受講より1年間承っております。

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下半身の冷え・むくみ・ダルさ・慢性疲労改善コースのご案内

下半身の冷え・むくみ・ダルさ・慢性疲労改善コース(全3回から4回)

対象となる皆さま:

・足部反射療法やリフレクソロジーの施療者やセラピストの先生方*1でお尻・太もも・ふくらはぎ”をこまかく効果的にゆるめる技術を身に付けたい方

・足圧(そくあつ:足で踏む施療)のセラピストで、お尻や脚にゆるめきれずに残ってしまう強いこりや張り”を完全に改善したい方

・リラクゼーション系、スポーツ系、治療系、広い範囲*2でどうじに多数の筋肉を伸ばす系統のストレッチを学んでこられた方

・リラクゼーション系、治療系を問わず、“もみほぐし”など押圧経験をお持ちの方々やその技術を学ばれた経験のある方

・生徒さんたちの"下半身の冷え・むくみ・ダルさ・慢性疲労”を改善してあげたいとお考えの柔軟・ダンス・コントーションなどの指導者の方

・押圧だけではなく、またはストレッチだけではなく、この2つを組み合わせることで相乗効果により高い改善効果を引き出す技術を基本からマスターなさりたい方

・例えば、ふくらはぎのケースでも、奥の筋肉と表面の筋肉という2種類のゆるめかたではなく、表面の内側と外側、膝に近い部分、まん中の部分、かかとに近い部分などとできるだけ細かく分けてゆるめたい方

・お尻や太ももなどの他の部分でもできるだけこまかく分けてゆるめたい方

・筋肉のかたい部分だけをねらって伸ばしたい方

・力が抜けない部分を一瞬で効かせたりゆるめる方法をおぼえたい方

火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースや火水流整体術中傳・奥傳:関節内部機能回復調整法・脊髄反射1年コースの修了者の皆さまで下半身施療の復習をご希望の方*3

*1 講師は以前足部反射療法を2系統で学び、そのうち台湾系や治療系の元祖と呼ばれるスタイルではプロ資格を取得し、その後足部反射療法の上級コースはすべて修了いたしております。そのため足部反射療法系の先生方の改善施療上でお困りの点に付いて適切なアドバイスがご提供できるものと考えております。

*2 例えば、太ももの前、内側、外側、後ろ側をそれぞれ1種類のストレッチで、あるいはふくらはぎ全体へは2つのストレッチで対処なさるといった対象部位を広くまとめてストレッチなさる系統のこと。

*3 受講費の大幅割引がございます。

内容:

女性だけではなく近年は男性でも悩まれる方が多い“下半身の冷え・むくみ・ダルさ・疲れやすさ”のつらい症状を≪お尻からつま先までを押圧とゆるめ効果の高い多種類のストレッチを用いて解消・改善する技術≫を学んでいただくためのコース。

対象となるお体の部分は下半身限定とはいえ、押圧する体の部分に適した自らの体の部位を使った合理的で指をいためにくい押圧を学んでいただく点と多くのスタイルのストレッチと細かい伸ばし分けを幅広く深くマスターできる点は1年コースと同様です。

ご希望によりオプションとしてお客さまへの指導用セルフストレッチもマスターいただける1日コースもご用意いたしております。

“火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コース”から下半身への押圧の全てと坐骨神経痛改善用のストレッチ以外のすべてのスタティックストレッチングと必要に応じたダイレクトストレッチングコンプレッションストレッチングなども習得いただきます。

短時間でゆるめたり、力を抜かせたり、などなど”他のスタイルや他流派で秘伝技法や裏技と呼ばれる技法や当院オリジナルの技法も受講内容に含まれているため、すでにお客さまのお体に施療経験をお持ちの方々ならば、セミナー受講後ただちに“冷え・むくみ・ダルさ・疲れやすさ”への実践的な改善施療を開始可能となります。

受講料金:

各コースの受講料金は参加ご希望の皆さまおひとりおひとりで個別にお問い合わせください。

参考のための目安を申し上げると、個人セミナーのばあい、教授時間1時間1万円となります。

そこに1日あたり1〜2時間の無料実技復習が加わります。

当コースの目安の受講費は20万円となっております。

複数割引:

複数の人数でいっしょにお受けいただく場合には人数により割引がございますが、その割合はコースと人数により異なります。

ですが、セミナーのテーマに付いては、火水流整体術院の技術と理論のすべてを隠すことなくご教授申し上げるだけでなく、学んだことすべてを身に付けていただきたいので、セミナーには上限人数を設け、個人ではない場合でもきわめて少人数と制限させていただくことをご了承ください。

再受講に付いて:

今までのところ個人セミナーや少人数のセミナーの参加者の方で再受講という方はいらっしゃいませんでしたが、再受講は個人指導の2時間単位で、1回12,000円と施療をお受けいただくのとほぼ同じと、お得な料金を設定させていただいており、セミナー受講より1年間承っております。

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腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コースのご案内

腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コース(全7回ていど)

対象となる皆さま:

・治療系、リラクゼーション系を問わず、腰痛・坐骨神経痛・股関節痛の症状の完全改善と再発防止の施療の具体的技術を必要な限りすべて身に付けたいとご希望の方

・様々なスタイルや流派の整体やカイロプラクティック、PNFやMETなどの施療家、施術家、セラピスト、プラクティショナー、治療家で、数多くの療法をモザイク的に組み合わせるだけでなく軸が通った相乗効果を最大限に発揮する総合的な改善施療を求めていらっしゃる方

・すでに身に付けて活用なさっていらっしゃる、さまざまな種類の腰痛や骨盤痛、坐骨神経痛、そしてそれに伴う股関節の痛みを改善する施療技術にプラスして、異なるタイプの幅広く深い技術とその組み合わせ方や融合方法をプラスしたいとお考えの整体師、セラピスト、施療家、施術家、治療家の方

火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースの修了者の皆さま1*

・火水流整体術中傳・奥傳(ちゅうでん・おくでん:セカンド&マスター):関節内部機能回復調整法・脊髄反射1年コースを修了の皆さま2*

*1火水流整体術中傳・奥傳へと進まれずに、当コースで学ばれる場合には大幅な受講割引がございます。

*2 中傳・奥傳コースの復習コースの内容の一部の復習コースとしての扱いですので、さらにお得な受講費の設定となっております。

内容:

各療法や技術の理論や原理、そして考え方は、安全に関係するもの以外は必要最低限にとどめ、ほとんどの時間を≪一般に腰痛とひとくくりにされている幅広く多くの種類がある問題群≫の改善のための技法の習得に費やすコース

正確に申し上げるならば、≪腰痛・殿部痛(=臀部痛=お尻の痛み)・坐骨神経痛・股関節痛≫の改善と、それらの原因となっている

・体の外側からは目に見えない関節内部での骨の動き

・アウターマッスル、インナーマッスル両方の筋肉の張りやこりと表現される短縮

・長年体にしみ付いてしまった体に間違った動きをさせている癖

の3つの大問題を解消・改善する技術のマスターに費やすきわめて実践的なコース。

当院で腰痛施療のために使用している施療技法はすべてご教授申し上げます。

初傳、中傳、奥傳技法の区別なく、関節内部機能回復調整法、脊髄反射療法、当院で使用するすべての押圧法やストレッチ技法など必要なものはすべておぼえていただける内容となっております。

初傳コースと中傳・奥傳コースにありこのコースにないものは、関節内部機能回復調整法の≪腰部(=腰椎椎間関節)と骨盤(=仙腸関節)と股関節≫以外の部位への施療技法群と脊髄反射療法の理論とこまかい応用法。

つまり、このコースで学んだ通りにお客さまの状態をチェックし、その結果にもとづいて習った通りの施療を実施していただければ、当院と同じレベルでの≪腰痛・殿部痛・骨盤痛・股関節痛≫の改善施療が行えるようになります。

当院の施療に対する考え方:

当院では、すべての症状を1つの療法で対処するという考え方はございません。

腰痛と一言で言ってもその症状も直接の原因も、また根本的原因もひじょうに多くの点で異なっているのが実態。

“筋肉を弛めること”関節の内部の骨の動きの改善”“お体に長年かかって付いてしまった癖を取り去る施療”という3つのクリアすべき必要不可欠なポイントのうち、一つだけを用いて理想に近い体の状態とバランスを取り戻すことは不可能であると考えております。

ですから、改善施療哲学というと大げさですが、施療の基本指針である、≪筋肉≫≪関節内部の骨の動き≫≪潜在意識に刷り込まれた悪い動き(=体癖:たいへき)という3つの異なる問題の観点から≪腰痛・殿部痛(=臀部痛=お尻の痛み)・骨盤痛・坐骨神経痛・股関節痛≫に対する改善方法をすべてマスターしていただくことになります。

今まで記した他の記事は、腰痛や肩こりを初めとする改善&再発防止施療を希望なさるお客さまと体のパフォーマンス性向上のため施療指導を求めていらっしゃる一般の方々を対象として記したものでした。

そのため、分かりやすく具体的な療法名である≪十数種類に及ぶストレッチ≫、≪関節内部機能回復調整法≫、≪脊髄反射療法≫という当院の3本柱の療法名を象徴として、3つの観点から施療を行っているとの意味で用いてまいりました。

今回は結果を出せる高度な改善施療にご興味をお持ちくださっていらっしゃる、セラピストや施療・施術・治療家の先生がお読みくださっていることを考え、この点を総合的な改善施療のコース*のひとつでもあるこのコースの記事には、あえて明記させていただいた次第です。

*肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コース”、腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コース”、火水流整体術中傳・奥傳1年コース”の3コースは総合的な改善施療コースですので、上記の3つの側面からの施療方法を学んでいただきます。

受講料金:

各コースの受講料金は参加ご希望の皆さまおひとりおひとりで個別にお問い合わせください。

参考のための目安を申し上げると、個人セミナーのばあい、教授時間1時間1万円となります。

そこに1日あたり1〜2時間の無料実技復習が加わります。

目安の受講費は40万円となっております。

複数割引:

複数の人数でいっしょにお受けいただく場合には人数により割引がございますが、その割合はコースと人数により異なります。

ですが、セミナーのテーマに付いては、火水流整体術院の技術と理論のすべてを隠すことなくご教授申し上げるだけでなく、学んだことすべてを身に付けていただきたいので、セミナーには上限人数を設け、個人ではない場合でもきわめて少人数と制限させていただくことをご了承ください。

再受講に付いて:

今までのところ個人セミナーや少人数のセミナーの参加者の方で再受講という方はいらっしゃいませんでしたが、再受講は個人指導の2時間単位で、1回12,000円と施療をお受けいただくのとほぼ同じと、お得な料金を設定させていただいており、セミナー受講より1年間承っております。

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肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コースのご案内

肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コース(全5回ていど)のご案内

対象となる皆さま:

・リラクゼーション系、スポーツ系、治療系、広い範囲*1でどうじに多数の筋肉を伸ばす系統のストレッチを学んでこられた方々。

・治療系、リラクゼーション系を問わず、肩こり・首こり・肩甲骨まわりの諸問題を根本から完全改善する技術を耳に付けたい方

・様々なスタイルや流派の整体やカイロプラクティック、PNFやMETなどなど、ご自身の上背部と頸部に対する徒手療法に、関節内部機能回復調整法、多くのスタイルの効果的なストレッチング、脊髄反射療法などの火水流整体術院の効果の高い技術を加えより高い施療効果を出したい方

火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースの修了者の皆さま2*

・火水流整体術中傳・奥傳(ちゅうでん・おくでん:セカンド&マスター):関節内部機能回復調整法・脊髄反射1年コースを修了の皆さま3*

*1例えば、太ももの前とか内側、あるいはふくらはぎ全体といった対象部位を狙ってストレッチなさる系統のこと。

2* 火水流整体術中傳・奥傳へと進まれずに、当コースで学ばれる場合には大幅な受講割引がございます。

3* 中傳・奥傳コースの復習コースの内容の一部の復習コースとしての扱いですので、さらにお得な受講費の設定となっております。

内容:

各療法や技術の理論や原理、そして考え方は、安全に関係するもの以外は必要最低限にとどめ、ほとんどの時間を肩こり・首こり・肩甲骨のの動きにきわめて関係が深い≪首の骨(=頚椎)と関連する鎖骨や肋骨が他の骨と形成する関節の内部の骨の動き≫≪肩こり・首こり・肩甲骨の周囲の張り・こり・緊張の完全改善≫のために費やす幅広く高いレベルの技術習得を目指すきわめて実践的なコース。

当院で日々用いている施療技法をすべて学んでいただけます。

つまり、初傳、中傳、奥傳技法の区別なく、関節内部機能回復調整法脊髄反射療法、当院で使用するすべての押圧法やストレッチ技法など必要なものはすべて身に付けていただく内容。

今までの人気が高かったダイレクトストレッチングコンプレッションストレッチングも多く登場するため、頸部や上背部への実践技法だけではなく、その基本的な原理原則も身に付けていただけるはずです。

初傳コースと中傳・奥傳コースにありこのコースにないものは、関節内部機能回復調整法の≪首・肩・背中・胸≫以外の部位への技法群と脊髄反射療法の理論とこまかい応用法。

別の言い方で申し上げるならば、このコースで学んだ通りにお体のチェックをし、その結果にもとづいて習った通りに施療していただければ当院とおなじ≪肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題≫の改善施療が可能となります。

当院の施療に対する考え方:

当院のでは、すべての症状を1つの療法で対処するという考え方はございません。

肩こりと一言で言ってもその症状も直接の原因も、また根本的原因もひじょうに多くの点で食い違っております。

“筋肉を弛めること”や関節の内部の骨の動きの改善”や“お体に長年かかって付いてしまった癖を取り去る施療”という3つのクリアすべき必要不可欠なポイントのうち、一つだけを用いて理想に近い体の状態とバランスを取り戻すことは不可能であると考えております。

ですから、改善施療哲学というと大げさですが、施療の基本指針である、≪筋肉≫≪関節内部の骨の動き≫潜在意識に刷り込まれた悪い動き(=体癖:たいへき)という3つの異なる問題の観点から≪肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題≫に対する改善方法をすべてマスターしていただくことになります。

今まで記した他の記事は、腰痛や肩こりを初めとする改善&再発防止施療を希望なさるお客さまと体のパフォーマンス性向上のため施療指導を求めていらっしゃる一般の方々を対象として記してきたものでした。

そのため、分かりやすく具体的な療法名である≪十数種類に及ぶストレッチ≫、≪関節内部機能回復調整法≫、≪脊髄反射療法を改善施療≫という3本柱の療法名を象徴として、3つの観点から施療を行っているとの意味で用いてまいりました。

今回は結果を出せる高度な改善施療にご興味をお持ちくださっていらっしゃる、セラピストや施療・施術・治療家の先生がお読みくださっていることを考え、この点を総合的な改善施療のコース*のひとつでもあるこのコースの記事には、あえて明記させていただいた次第です。

*肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コース”、腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コース”、火水流整体術中傳・奥傳1年コース”の3コースは総合的な改善施療コースですので、上記の3つの側面からの施療方法を学んでいただきます。

受講料金:

各コースの受講料金は参加ご希望の皆さまおひとりおひとりで個別にお問い合わせください。

参考のための目安を申し上げると、個人セミナーのばあい、教授時間1時間1万円となります。

そこに1日あたり1〜2時間の無料実技復習が加わります。

目安の受講費は30万円となっております。

複数割引:

複数の人数でいっしょにお受けいただく場合には人数により割引がございますが、その割合はコースと人数により異なります。

ですが、セミナーのテーマに付いては、火水流整体術院の技術と理論のすべてを隠すことなくご教授申し上げるだけでなく、学んだことすべてを身に付けていただきたいので、セミナーには上限人数を設け、個人ではない場合でもきわめて少人数と制限させていただくことをご了承ください。

再受講に付いて:

今までのところ個人セミナーや少人数のセミナーの参加者の方で再受講という方はいらっしゃいませんでしたが、再受講は個人指導の2時間単位で、1回12,000円と施療をお受けいただくのとほぼ同じと、お得な料金を設定させていただいており、セミナー受講より1年間承っております。

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火水流整体術中傳・奥傳1年コースのご案内

火水流整体術中傳・奥傳1年コース(全10回ていど)

対象となる皆さま:

・治療系、リラクゼーション系を問わず、押圧とストレッチのを使用して全身をゆるめられる技法をお持ちの皆さまで、施療の時間と揺り戻しまでの時間の短縮をご希望の皆さま

・様々なスタイルや流派の整体やカイロプラクティックなどの施療家、施術家、セラピスト、プラクティショナー、治療家の先生方で、全身に対する関節内部機能回復調整法と脊髄反射療法をマスターなさりたい方

火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースをご修了くださった皆さま1*

腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コースのご案内”肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コースのご案内”の両コースをご修了くださった皆さま2*

*1当コースへのご参加が、内容のマスターの容易さ、そしてお時間的にも経費的にも、全ての観点からおすすめ申し上げたい参加者さまです。

*2 大幅な受講費の割引を適応させていただきます。

内容:

火水流整体術初傳:押圧・伸張整体1年コースを修了された方々に、当院のより深く改善に特化した施療技術をマスターしていただくためのコース。

現代武道の言葉で言い換えるならば、師範コースに相当するものです。

お客さまへと初傳の技術使用時と同じかより高い施療効果をより短い時間でご提供するための技法を身に付けていただくだけでなく、根本的な完全改善を目的とした特殊な技術体系を身に付けていただくためのコースとなります。

関節内部機能回復調整法脊髄反射療法の2技法群がコースのメインとなりますが、各療法の理論や原理、そして考え方や施療指針と技術の基本から応用まで詳細におぼえていただき、合わせてその療法を必要な部位に対して必要な技術を完全に適応するためのチェック方法もマスターしていただきます。

とくに≪腰痛と肩こり≫に対するこの2つの異なる施療大系の細かい技法の具体的な適用方法や施療体験により積み重ねてきた効果の高い当院のオリジナル用法やノーハウもすべてご指導申し上げます。

脊髄反射療法に付きましても、基本の原理からオリジナルの用法や特殊な組み合わせ法など余すことなくご教示申し上げるため、ご自身で初めて対応する関節に対しても正確にその具体的な技法を作り出すことが可能となります。

・体の外側からは目に見えない全身の代表的な関節内部での骨の動きとその可動域の改善と拡大

・アウターマッスル、インナーマッスル両方の筋肉の張りやこりと表現される短縮の改善

・長年体にしみ付いてしまった体に間違った動きをさせている癖の改善

という現代人にとって改善が必要不可欠である3つの大問題をできるだけ素早く短い施療時間で解消・改善し、再発しにくくするために技法群のマスターを目指しながらも、ご自身で応用技法を作り出すための原理・原則・仕組み・考え方という理論的側面と背景までをも学んでいただくきわめて実践的なコースと言えましょう。

ちなみに、近年高い評価をいただいている≪すでに一般レベルでは軟らかいと思われる方々に対するよりいっそうの柔軟性の向上やダンスなど身体表現芸術やスポーツの方々向けのパフォーマンス性の向上のための施療・指導≫の手法に付いては、これが絶対という万人に共通のパターンはございません。

個人個人に対してどのようにチェックし、お体のどの部位に対して当院の初傳・中傳・奥傳の技法群を具体的にどのように組み合わせて施療し、どのような考え方をベースにセルフケアのプログラムを作成・指導するべきかという当院の手法をご希望のレベルによりセミナー内容に組み込むことが可能です。

関節内部機能回復調整法と脊髄反射療法以外の他の全ての技法の使用法、ならびに応用法につきましては、参加者さまのご要望にお応えできるよう調整させていただく予定でおります。

ご相談、お待ち申し上げております。

もちろん、当院の専門分野である腰痛と肩こり関連に付きましては、腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コースのご案内”肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コースのご案内”の内容は、すべてふくまれております*し、そこにプラスして、全身に対する技法の習得を目的といたしております。

*時間的制約により、押圧の基本の細かい手法と数々のストレッチングの基本に付きましては実施できませんが、応用技法やお忘れになった詳細点に付いてはすべてご対応申し上げます。

ご希望がある場合のみ、別途、実技がメインの最終試験に合格していただけば火水流整体術師範の資格と当会の特典を認定申し上げます

当院の施療に対する考え方:

当院では、すべての症状を1つの療法で対処するという考え方はございません。

腰痛と一言で言ってもその症状も直接の原因も、また根本的原因もひじょうに多くの点で異なっているのが実態。

“筋肉を弛めること”や関節の内部の骨の動きの改善”や“お体に長年かかって付いてしまった癖を取り去る施療”という3つのクリアすべき必要不可欠なポイントのうち、一つだけを用いて理想に近い体の状態とバランスを取り戻すことは不可能であると考えております。

ですから、改善施療哲学というと大げさですが、施療の基本指針である、≪筋肉≫、≪関節内部の骨の動き≫、≪潜在意識に刷り込まれた悪い動き(=体癖:たいへき)≫という3つの異なる問題の観点から≪腰痛・殿部痛(=臀部痛=お尻の痛み)・坐骨神経痛・股関節痛≫に対する改善方法をすべてマスターしていただくことになります。

今まで記した他の記事は、腰痛や肩こりを初めとする改善&再発防止施療を希望なさるお客さまと体のパフォーマンス性向上のため施療指導を求めていらっしゃる一般の方々を対象として記したものでした。

そのため、分かりやすく具体的な療法名である≪十数種類に及ぶストレッチ≫、≪関節内部機能回復調整法≫、≪脊髄反射療法≫という当院の3本柱の療法名を象徴として、3つの観点から施療を行っているとの意味で用いてまいりました。

今回は結果を出せる高度な改善施療にご興味をお持ちくださっていらっしゃる、セラピストや施療・施術・治療家の先生がお読みくださっていることを考え、この点を総合的な改善施療のコース*のひとつでもあるこのコースの記事には、あえて明記させていただいた次第です。

*肩こり・首こり・肩甲骨まわりの問題解消コース”腰痛・坐骨神経痛・股関節の問題解消コース”火水流整体術中傳・奥傳1年コース”の3コースは総合的な改善施療コースですので、上記の3つの側面からの施療方法を学んでいただきます。

受講料金:

各コースの受講料金は参加ご希望の皆さまおひとりおひとりで個別にお問い合わせください。

参考のための目安を申し上げると、個人セミナーのばあい、教授時間1時間1万円となります。

そこに1日あたり1〜2時間の無料実技復習が加わります。

目安の受講費は60万円となっております。

複数割引:

複数の人数でいっしょにお受けいただく場合には人数により割引がございますが、その割合はコースと人数により異なります。

ですが、セミナーのテーマに付いては、火水流整体術院の技術と理論のすべてを隠すことなくご教授申し上げるだけでなく、学んだことすべてを身に付けていただきたいので、セミナーには上限人数を設け、個人ではない場合でもきわめて少人数と制限させていただくことをご了承ください。

再受講に付いて:

今までのところ個人セミナーや少人数のセミナーの参加者の方で再受講という方はいらっしゃいませんでしたが、再受講は個人指導の2時間単位で、1回12,000円と施療をお受けいただくのとほぼ同じと、お得な料金を設定させていただいており、セミナー受講より1年間承っております。

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“呼吸を重視した体幹トレーニング入門セミナー”開催レポート 

テキスト参加者用SiteUP用.jpg

今回も講師用の話のタネを満載したテキストは参照せず、参加者の方々にお配りしたテキストの見出しだけを見ながら、講師の頭に浮かんでくる内容を次々とお伝え申し上げました。

テキストとご説明させていただく順序にも多少変化が生じましたが、それもすべて参加者様方のご理解度とマスターされたレベルへと合わせさせていただいた結果によるものでした。

あお向けになり両膝を立てたもっともリラックスしやすい形での順式の腹式呼吸法(ふくしきこきゅうほう)を、マスターしていただくことからスタート。

参加者さまお一人お一人のお体を特殊な方法で固定しながら、息を吸いながらオヘソの下のいわゆる丹田(たんでん)をふくらませ、息をすべてしぼり出すように吐き出しながら、徹底的にお腹をへこませることでお腹の一番奥にある筋肉を締めるという正しい手法を体感的に体に刷り込んでいただきたというわけです。

腹式呼吸をじゅうぶんにお体でおぼえていただいてから詳しくご説明申し上げたのは、腹筋は一番奥に隠れている腹横筋(ふくおうきん)から締めないと締まらないということ。

もっとも外側というか表面に位置しており、もっとも意識しやすい腹直筋(ふくちょくきん)*に力を入れてしまうとその内側には力を入れることができなくなるので、意識できない腹横筋から外へと向かって順に4つの筋肉に力を入れていかなければならないこと。

*現在、6つに割ったり、8つに割るのが流行っている(!?)お腹の表面の筋肉のことです!

意識できない腹横筋を締め、だんだんと意識できるようにするには、順式(じゅんしき)の腹式呼吸(ふくしきこきゅう)が簡単であることをテキストの筋肉図での個別の筋肉の形とその配置を見ながら説明させていただきました。

順腹式呼吸全身.jpg

逆式腹式呼吸(ぎゃくしきふくしきこきゅう)に付いてはテキストを参考に体幹トレーニング用のドローインが完全にできて、日常生活のほとんどを腹横筋を軽く締めたままできるようになってから練習していただくように解説。

解剖学的(かいぼうがくてき)なイメージを頭に入れて、再びあお向けになって順式腹式呼吸の練習。

あお向けならば、リラックスした状態で順式腹式呼吸ができる状態となられたことを確認した後、30秒間を目標に浅い呼吸を連続で素早く繰り返しながら、2つのキーとなる部位をしっかりと締めた状態をキープする練習もしていただきました。

その状態が無意識に続けられるようになるための練習その1を立った状態で実施。

その状態をより強く癖付けするための練習その2をあぐらや椅子に座った状態で実施。

無意識に締められるようになってからの運動やウォーキングの最中に、締めた状態が抜けてしまったとき、そくざに簡単にお腹の奥を再び締める方法も合わせて実施させていただきました。

完全にお腹の奥、つまり腹横筋が締まったときの感覚をご自身のお体の感覚としてご理解いただけた次第です。

ここまでで、セミナーのトータル時間の半分、1時間半の時間がかかってしまいましたが、つづけて体幹トレーニングの基本の練習へと移行。

Bent Elbow Plank Variationテキスト用.jpg

クロスラテラルという四つん這いから対角線の腕と脚を伸ばすものに続いて、腕を伸ばして手で体を支える手法とひじを曲げて前腕を床に付ける方法という2つの形でのプランクとラテラルプランクとリバースプランクの実習に突入。

できないばあいの、膝をついてのやり方もテキスト上では用意していきましたが、参加者の方々には不要だったため、ほとんどすべてで床に前腕をつけて行なう、ベントエルボーと呼ばれる前腕で体を支えるスタイルでの実習となりました。

ほんの数分の練習で基本が正しくできた方には、随時、そのバリエーションをできなくなるまでレベルアップしながら次々と試していただきました。

結果的に、皆さま全員が余分な力を入れずにリラックスした形で正しいフォームをキープしていただけるようになられました。

一般的な言い方をするならば、体を支えるため必要最低限のインナーマッスルとごく一部のアウターマッスルだけを使い、不必要な筋肉をすべてリラックスさせた美しい形を取っていただけるようになったということです。

多くのバリエーションを講師の実演により見ていただいて、《どのバリエーションにおいても体幹の姿勢を保持することが重要であり、手や脚をいろいろと動かすという行為はその部分のトレーニングではなく、わざとバランスを崩すことで体幹の固定をよりむずかしくするためであること》をご理解いただいたしだいです。

Glute Bridge Variationテキスト用.jpg

最後に多少おもむきが変わったエクササイズではありましたが、参加者の方々のお体の状態に合わせ、あお向けで足裏と両肩で体を支えるグルートブリッジとそのバリエーションを数種類、そしてバイシクルクランチやシザーキックなどなどの脚の付け根の奥、いわゆるコマネチライン(!?)の奥を走る筋肉や腹筋の下の部分を鍛えるエクササイズもお試しいただきました。

さいごに、呼吸法の基本において締めるべき2ヶ所の再確認とそこにプラスして行なえる1ヶ所を守ることのしつこい確認。

そして、毎朝起床時に呼吸法を5回〜10回行なっていただくことと、日々どなたでも行なわねばならぬ生理的欲求(?)に合わせ、各1回お腹を奥から締める方法を強くお体に習慣付けるための特殊なエクササイズを毎日励行していただくことを再度お願いしてセミナーの修了となりました。

体幹トレーニングに正しく呼吸法を実施しながらお腹の奥を締めることの重要性をご理解いただいたうえで、その具体的なやり方や手順とお腹の奥を締めた状態を無意識のうちにも維持するために必須な習慣付けのトレーニング方法を皆さまにマスターしていただけたのは、講師に取りこの上ない喜びとなりました。

参加者の皆さま方、セミナー中の真摯(しんし)な姿勢をもって、とにかく1週間連続でお続けください。

必ずやお体に変化を感じていただけるはずです。

また、呼吸法に付きましても、お続けいただけますならば、セミナー中に申し上げたような素晴らしい変化が生じることに間違いはございません。

台風が近付いていた悪天候の中セミナーへとご参加くださった皆さまには、お腹の奥を締めて必要最小限の筋肉以外は全てリラックスした状態で実施する体幹トレーニング以外にも、起床時の呼吸法を合わせて励行していただけますようお願いして、この報告の終わりといたします。

最後にアンケートにご記入くださった方々のご感想の一部をご紹介申し上げます。

当院主催のセミナーへの参加をご検討くださるおりの参考としていただければと思います。

 

・体幹トレーニングでは、《どこを鍛えるべきなのか》がわかりました。書籍などでは見つけることができない内容で、それこそ“目からウロコ”という感じでした。ありがとうございました。

 

・トレーニングに呼吸法を取り入れることにより、その効果が倍増することを体で実感することができました。毎朝、○○のときも、××するときも、それぞれ別の呼吸法の練習を習慣付けることにします。

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後日談(2014年11月16日追記)

以前、“自分自身で健康に 第4回:合理的な体の動かし方セミナー”へと、お喜びの後日談をお送りくださった参加者様から、再びこのセミナーの内容にたいしてお礼のごご報告をいただきましたので、追記という形で、ここにご紹介申し上げます。


《左肩の中の触ることができない部分というか奥の方に小さな点に感じた鋭い痛みが知らぬ間に消えてしまいました。

“合理的な体の動かし方セミナー”に参加して教えていただいた肩の正しい動かし方のパターンをおこなうことで痛む回数は大幅に減っていました。

ですが、ふとした拍子に痛みを感じることもあったのです。

もちろん、エクササイズを10秒間で5回ほど反復するだけで痛みを消していました。

ところが、今回のセミナーで覚えた体幹トレーニングの基本の4つを、別の目的で毎朝10分ほど行なっていたところ、知らぬ間に肩の奥の刺されるような痛みが出てこなくなっているのに気付きました。

まさか、体幹トレーニングで消えたとも思えず、ご連絡が遅くなりました。

しかし、トレーニングを開始して、たぶん1週間から10日ぐらいからは肩のパターンエクササイズは1度も行っておりません。

そして10月13日のセミナー以来1ヶ月経ちますが、あの嫌な痛みは消えたままです。

この報告が先生の施療の参考になるかどうかはわかりませんが、ご報告いたします。

体幹トレーニングの方ですが、体がとても安定するし、本来の目的が達成されているのを実感できているのでつづけておりますが、現在は、セミナーで教えていただいたわざと体の重心を不安定にするバリエーションでおこなっております。セミナーを開催されるときにはご一報ください。過去2回のセミナーの内容にはとても感謝しております。

ありがとうございました。》

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IS様、2度に渡る肩の回旋鍵板(かいせんけんばん=ローテーターカフ)の症状が体幹トレーニングで完全改善なさったとのご報告、まことにありがとうございました。

“合理的な体の動かし方セミナー”に付いてのご報告は、すでに開催レポートの最後に“後日談”という形でご紹介させていただいておりますが、今回もまた同じ形でここに付け加えさせていただきました。

肩のインナーマッスルというか4つの筋肉の作用というか機能はメールでお話しした通りです。

弱い力のトレーニングでだけ鍛えることが可能ですので、けっして頑張りすぎずに物足らないレベルの強さをかけることをお忘れになりませんように。

ありがとうございました!

 

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当院では、自分自身でおこなうセルフストレッチ以外にも、他の人にたいしておこなう一般的なストレッチや痛みやひどいコリや張りを解消するためのピンポイントで小さい部分や深いところを狙っておこなうストレッチ、そして動かない方向とは反対の方向へと力を入れたりすることでストレッチする逆さエクサやその他の特殊なストレッチのセミナーも開催しております。

今回のようなエクササイズやトレーニング、股割り、または腰痛や肩こりの改善を目的としたセミナーも行なってまいりました。

また、セミナー以外の個人指導と特殊な施療も実施しております。

疑問点やご希望などございましたら、ご遠慮なさらず気楽にお問い合わせいただければと思います。

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“腰痛ケアのためのボールエクサセミナー”開催レポート

2014年9月23日(火曜日・祝日)、都内の施設に於いて“腰痛ケアのためのボールエクサセミナー”を開催いたしました。

本年の5月に開催させていただき好評をいただけた、《ピンポイントのストレッチ・押圧・コンプレッションストレッチング・特殊な腰痛エクササイズ》を中心に覚えていただいた“腰の痛みとだるさの解消セミナー”以来、腰痛をテーマとした第2回目のセミナーとなりました。

使用したボールとゴムチューブ&ベルト.jpg

今回は直径20cmほどのシリコンのボールを使った正しくすわるためと3つの簡単なエクササイズをおこなうために多くのサブエクササイズをご自身の腰痛の種類に合わせて必要なものをおぼえていただく内容でした。

諸事情が重なり、参加者様が少ないセミナーとなってしまいましたが、その分、おひとりおひとりに対し、きめ細かいご対応を申し上げることができました。

腰痛の生じる主要な原因

改善するための考え方

改善のための具体的な方法

良い状態を維持し、再発を防止する具体的方策

 の流れをご理解いただいたところで、

腰痛防止&腰痛の悪化防止に効く基本のすわり方と具体的な3つのボールエクササイズ

基本のすわり方 ⇒ 正しくすわれない場合に実施する原因別の5つのサブエクササイズ

第1のエクササイズができない場合  1つのボールを使わないサブエクササイズ

第2のエクササイズができない場合 → 2つのボールを使わないサブエクササイズ

腰が痛くなった場合の効果が高い緊急処置法  特殊な押圧法・ポイント狙いのストレッチ・特殊なストレッチ

腰が痛くなった場合の効果が高い中・長期的対処法  骨盤を固定して行うべき3つの運動療法

腰が痛くなった場合の効果が高い長期的対処法  4つの異なる体の動かし方を組み合わせる方法

参加者様様テキスト.jpg

参加者の方々、おひとりづつの腰痛のタイプにより異なるエクササイズを体でしっかりとマスターしていただけました。

最後にきわめて大ざっぱな分け方ではありましたが、“腰を曲げると痛いタイプの腰痛”と“腰を反らすと痛いタイプの腰痛”のそれぞれにたいして、伸ばしてやわらかくすべき部分とトレーニングして強くする部分を9ヶ所づつ知識として学習。

これにより、痛み止めや手術を考える前に、自分自身で腰痛を分析する基本的な考え方のアウトラインを理解していただけたのではないかと思われます。

施療でお客さまにご提供申し上げているような個別の腰痛に対する対応をさせていただけたのも、ご参加いただけた人数が少なかったお蔭ではないかと考えております。

今回の“腰痛ケアのためのボールエクサセミナー”の開催報告をお読みいただき、ご興味をお持ちくださった皆さまには、次回の腰痛関連セミナー開催時にはぜひともご参加いただければと思います。

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→ 腰痛解消セミナーにご興味をお持ちの方は、前回の“自分自身で健康に 第3回:腰の痛みとだるさの解消セミナー”開催レポートへ 
→ 過去のセミナーの開催レポートはこちらへ

 

 

 

第2回 逆さエクサ入門セミナー開催報告

2014年9月15日(月・祝日)、前回とは異なる都内の施設に於いて“第2回 逆さエクサ入門セミナー”を開催いたしました。

参加者用第2回逆さエクサセミナーテキスト.jpg

第1回の逆さエクサ入門セミナーに参加くださった方2名と施療時に逆さエクサの基本を学んでくださった方1名。そして、以前、プロセラピストの方々を対象に開催させていただいた施療用の筋肉のひとつひとつを狙ったストレッチングセミナーにご参加くださった方2名の合計5名の皆さまにご参加いただきました。

前回が2時間の予定で2時間45分もかかったことを反省し、セミナー時間を3時間に設定。

第1回のセミナーの時と同じく、《“逆さエクサ”が効く理由の説明と体験》《脊髄反射(せきずいはんしゃ)の身近な例と体験》で、“逆さエクサ”の“なぜ”を実際にお体で試していただきながら、十分なご理解と納得をしていただくことからのスタートとなりました。


むずかしいけれども、いったん覚えてしまえば、《安全に、あらゆるストレッチを逆さエクサに変えて使うための原理と法則とその具体的な方法》も合わせて20分間でマスターしていただいたしだいです。

《“反射は驚くほど効果的でも伸びすぎてケガをする危険”と“一瞬で生命の危機に陥る欠点”もある“諸刃の剣”であることの卑近な例と体験》《欠点をおぎない良いとこ取りをするための、具体的で安全確実なやり方》を病名や症状や過去の実例をご紹介したうえで、やはり、知識と技術の2つの観点からご理解いただいたのも前回と同様でした。

大腿直筋側臥位.jpg

今回はテキストに掲載した40種類の逆さエクサ以外にも、実践的な価値の高いものを数種類ご紹介し、共に学ぶことができました。

もちろん、過去の当院開催セミナーと同じく、40種類以上すべてに付いて、講師が参加者の方々全員を回り、特殊な方法で触らせていただくことで、筋肉を強く意識していただき、その部位だけに力を入れたり、脱力したりしていただいたこともご報告申し上げておきます。

前回と今回の逆さエクサの入門セミナーでもっとも体と頭の両方でおぼえていただきたかったことは、ストレッチやそれを利用したエクササイズの正確なやり方やそのフォームの数ではありません。

前回は35種類以上、今回は40種類以上をいっしょに反復練習させていただき、細かい点までチェックし、修正させていただいたのは、それ自体を正確におぼえていただくためではなかったのです。

体前面.jpg

逆さエクサの基本と原理原則、そして命の危機にもかかわる重要な注意事項と最大限に効果を引き出すためのコツやポイントは、40種類すべてのエクササイズに共通。

きわめて重要でぜったいに忘れることが許されないポイントを、形やフォーム、そして効かす体の部分がまったくことなるエクササイズで40回以上に渡って何度も何度も繰り返していただくことで、お体にしみ込ませる、あるいは刷り込んでいただくことがメインの目的だったのです。


主目的以外にも、サブの効果として狙ったため、講師がやたらと動き回り、次のエクササイズに移るたび、講師が参加者の皆さま全員を回り、お一人お一人に対して、上記の重要ポイント以外にも、直接お体に点で触れたり、修正させていただきました。


これは、修正したり注意した事項には共通点があるため、異なるエクササイズで同じ注意や体の特定の部分の動きのチェックと修正を何回も繰り返されることで、自然と注意点や重要な動きのポイントが身に付くからという理由によるものでした。

文章で説明しやすいものとしては、《肩のエクササイズでは肩甲骨を動かさない》とか《お尻のストレッチでは骨盤を捻らない》など、頭ではわかっていても無意識に“体を逃がしてしまう”ことを防ぐなどの点がございました。

最後に参加者さまにいただきたセミナーの感想の一部を紹介させていただきます。

セミナー開催報告記事用参加者写真.jpg

・毎日活用すれば大変体に良いと思いました。

・技法を覚えやすくするためのネーミングが工夫されていて良かったと思います。

・専門用語がなくわかりやすかった。

・自分自身でおこなっている○×○×(伏字とさせていただきます)に 大変役立つ内容でした。とくにリスクの回避法と反射を効かせるコツが良かった。

前回と今回の逆さエクサ入門セミナーの開催報告をお読みいただき、ご興味をお持ちくださった皆さまには、次回の逆さエクサ入門セミナー開催時にはぜひともご参加いただければと思います。

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→ 逆さエクサにご興味をお持ちの方は、前回の“逆さエクサ入門セミナー開催報告”へ
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逆(さか)さエクサ入門セミナー開催レポート


2014年8月24日(日)、午後1:00から3:45まで“逆(さか)さエクサ入門セミナー”を開催いたしました。

参加者用セミナーテキスト2.jpg


参加者様の直前のキャンセルもあり、反射を利用したエクササイズの指導者の方々とプロのセラピストの皆さまのみのご出席となってしました。


そのため、当初予定していなかった、通常のストレッチに火水流の“逆さエクサ”の原理と考え方を応用する具体的な方法と逆さエクサ作成時にベースとした理論についてもご紹介申し上げました


つづいて、当初の予定していたプログラム通りに、《“逆さエクサ”が効く理由の説明と体験》と《脊髄反射(せきずいはんしゃ)の身近な例と体験》で、“逆さエクサ”の“なぜ”を頭とお体の両面からご理解、納得していただきました。



“反射は驚くほど効果的でも伸びすぎてケガをする危険”一瞬で生命の危機に陥る欠点”もある“諸刃の剣”
あることの卑近な例と体験》と《欠点をおぎない良いとこ取りをするための、具体的で安全確実なやり方》を病名や症状や過去の実例をご紹介したうえで、やはり、知識と技術の2つの観点からご理解いただいたしだいです。


危険無しに、最大限に効果を引き出す方法と瞬間的にやわらかくなった状態を保つための具体的で安全なやり方を分かりやすくシンプルにまとめたもの。

参加者用セミナーテキスト.jpg


これさえ守れば、安全・確実・効果最大となる“逆さエクサの重要9か条”を体験を交えながらおぼえていただきまし
た。


その後は、35種類以上の個別のエクササイズを、おひとりおひとりに直接ご指導申し上げながら、実践的な反復練習でご自身のものとしていただきいた次第です。



皆さま、当院作成の9ページに渡るテキストに細かいポイントを書き込みながら、ご熱心に講習をお受けいただきあり
がとうございました。


この規模のセミナーとしては、質・量共に充実しすぎた(!?)、テキストを作成させていただいた甲斐がございました。


また、以下にご紹介させていただいております、終了時のご感想でもご覧いただけますように、当セミナーの内容にご満足いただけ、講師としてもひじょうに嬉しく感じております。

・自分のやり方の弱点がよくわかった。今日の実技を継続して行なっていくつもりです。

・とても勉強になりました。

・施療していただくときに、色々と質問させていただきます。

・今まで無意識に行なっていたストレッチ等が、どの部分に注力して体を動かすべきかを良く理解できました。短い時間の中で充分な内容をありがとうございました。

衷心よりの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

2014年8月24日第1回逆さエクサ入門セミナー参加者様たちと.jpg



また、皆さまの熱意におされたとは言え、45分間も講習時間が延びてしまい申し訳ございませんでした。


ご参加者様の許可をいただけましたので、小さくではありますが、セミナー最後に撮影させていただいた写真を掲載させていただきます。


“自分自身で健康に 第4回:合理的な体の動かし方セミナー”開催レポート

2014年6月22日、東京都内にて“自分自身で健康に 第4回:合理的な体の動かし方セミナー”が開催されました。

さいしょに、「なぜ、体を“ななめ”に“ひねり”ながら動くと体の動きが良くなるのか?」、専門用語をつかわずに説明させていただくことからスタートとなりました。

参加者の方々が体についての知識をお持ちだったこともあり、予定外ではありましたが、ベースとなったPNF(ピーエヌエフ)という体系の理論と技術の重要点についてもご説明申し上げた次第です。

固有受容体(こゆうじゅようたい)、促通(そくつう)、筋紡錘(きんぼうすい)、ゴルジ腱器官(ごるじけんきかん)、斜(なな)め、らせん、集合筋運動(しゅうごうきんうんどう)、末端(まったん)から中枢(ちゅうすう)へ”、用手接触(ようしゅせっしょく)

以上、重要だけれど、特殊すぎて、訳がわからない用語と考えられている9つの言葉を、実際に体を動かしながらふつうの言葉での解説によりご理解いただきました。

相手に力を出せなくしたり、自分自身の力を一気に倍増させたり、動作を行なうときに動かす関節の順序を変えたり、ゆるめたい筋肉に力を入れたり、逆に反対側に力を入れたり、前から首を絞められたときに一瞬で外したり、腕だけで相手を倒したり…

科学的な人体手品のような雰囲気となりましたが、すべて物理的な体の使い方や避けがたい体の反射を利用したどなたでも利用可能なものばかりであると納得いただいた次第。

立った状態での体の動きをチェックにつづき、体を合理的に軽く、大きく、素早く動かすために役立つ動かし方のパターンの練習に入っていきました。

合理的記事写真ホワイトボード.jpg

右の写真は小さくて内容まではわかりませんが、ホワイトボードに記す予定でいたものをテキストに記述してお配りしたものです。

実際にセミナーの中でいっしょに練習をしておぼえたものをかんたんにご紹介申し上げます。


説明がマニアックになりすぎますので、ここでは指・手首・肘・肩・首・頭などの個別の動きは省略し、だいたいの動きのイメージをつかんでいただけるような形でご紹介申し上げます。

サイト記事用セミナーテキスト写真.jpg

右は配布させていただいた、テキストを綴(と)じる前のプリントした直後の写真です。テキスト中には、後で復習していただけるようにそれぞれの関節の細かい動きから、動かす順序を写真入りで解説させていただきました。

Ⅰ.両腕の同時振り上げ・振り下ろし

体をリラックスするように、両腕を反対方向へとひねりながら、斜めに振り回す動くエクササイズ。

Ⅱ.ダブルでのシートベルト着脱

両手を軽く握り頭の上でクロスさせた状態から体を前に曲げながら腕をひねりながら外へと開く。

Ⅲ.ダブルでの刀の抜き差し

落ちてくる天井を両手で支えるように伸びたら、両手を軽くにぎりつつ両腕を捻りながら交差しながら体を前にかがめる。

つづけて、腕は肩からではなく肩甲骨と胸まで、そして脚は付け根からではなくお尻の半分までつかっていただくことなど、いくつかの重要点をエクササイズにより体に刷り込んでいただいて準備はOK。

上半身の2つの動きのパターンと下半身の2つの動きのパターンの4つの複雑な動きをいっしょにおぼえていきました。

Ⅳ.上半身の動きのパターン1とパターン2

 

Ⅵ.下半身の動きのパターン1とパターン2

 

以上の4種類の動きについては、体を動かさずに写真と文章だけではわかりにくいため、本レポートでは割愛させていただきます。申し訳ございません。

記事用下肢D1パターン.jpg

ちなみに、右の写真はテキストに掲載しお配り申し上げたうち、セミナーでは別の分かりやすい名前を付けて覚えていただきましたが、一般的には下肢のD1パターンと呼ばれているものです。

ぐうぜんではございましたが、今回の参加者の皆さま全員がレジスタンス・ストレッチングや操体法をご存知の方々でしたので、それぞれのやり方で硬(かた)い筋肉を伸ばした直後に、ご利用いただきたい技術をものにしていただきました。

具体的には、硬い筋肉とは反対側の筋肉の動きを活性化する具体的な技術を4種類ご紹介させていただいたのです。

あお向けに寝て膝を立てた状態で、違ったタイプの抵抗をかけたり、脚を組んで抵抗をかけながら動いたり、膝を引き上げたり、肩と足裏でブリッジをしたり、ちょっと風変わりな動きで体の不調を改善できることをお体で理解していただけたのではないかと思います。

セミナー終了後には、1時間半ていどのお時間お付き合いいただけたため、じゅうぶんな質疑応答ができました。


記事用チョッピング.jpg

それ以外にも、テキストでのご紹介にとどめる予定であった、胴体の上部と下部を合理的に動かすパターンも体験していただけた次第です。

写真はテキスト掲載のものですが、一般的には上部体幹(じょうぶたいかん)パターンと呼ばれているものになります。

参加者の皆さまとは、最寄りの駅の近くでコーヒーをご一緒しながらの異業種交流会(?)までもできた、アフターまで充実したセミナーとなりました。


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後日談(2014年8月14日追加)

セミナーの1ヶ月後にある参加者の方よりうれしいご連絡をいただいたのでご紹介申し上げます。

《じつは長年いろいろなところで診てもらい施術などを受けても治らなかった、左肩の中の奥の方を針で刺すような痛みがありました。
先生より、“刀の抜き差し”のエクササイズを肩をできるだけ大きくひねりながらやるようにとアドバイスを受けました。
1日2回、2〜3分づつそれをやるようになってから、痛みがなくなりました。
今は、痛くなるたびに2〜3日連続でやっているので日常生活でもスポーツでも問題なく過ごしております。
ありがとうございました。
何かありましたら、またメールで質問させていただきます。》

じつは、この合理的な体の動かし方を行なうことで、本来の正しい体の動かし方や使い方を体が思い出してくれるため、間違った体の使い方が解消されます。

それにより、体の奥の筋肉だけではなく、表面の筋肉のどうしても改善できなかった痛みが解消されてしまうことがございます。

次回の開催は未定ですが、ご興味をお持ちくださった皆さまには、お問い合わせフォームよりご連絡いただければと思います。
また、今まで改善できなかった痛みなどに付いても、ご遠慮なさらずにお問い合わせやご相談いただきますようお願い申し上げます。 

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(例:会社員、鍼灸師、セラピスト)

※2500 文字以内でお願いします

(例:田中和子)

内容をご確認のうえ、よろしければ下記のボタンをクリックください。
上記ボタンを押した後、次の画面がでるまで4〜5秒かかりますので、続けて2回押さないようにお願い申し上げます。
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“自分自身で健康に 第3回:腰の痛みとだるさの解消セミナー”開催レポート

去る2014年5月11日(日)杉並区内にて、“自分自身で健康に 第3回:腰の痛みとだるさの解消セミナー”を開催いたしました。

前回どうよう今回も直前のキャンセルが重なり、ごく少人数での開催となりました。

とは言え、おひとりおひとりの参加者の方のお体に直接触れさせていただき、ボールのあてる位置や圧迫するべき角度、危険なため避けなければならないポイントなどを正確におぼえていただけたのは怪我の功名(?)となったのではないかと思います。

ちなみに、当院主催のセミナーは、参加者の方がわずかに1名でもいらっしゃる限りはセミナーは開催いたします。

何人集まらないと開催はできないといった規定はございません。


安心して、早めにお申し込みいただければと思います。

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さっそくではございますが、当日のセミナー内容をその順序にしたがってご報告申し上げます。

最初に、一般的なストレッチの大きな7つの効果を分かりやすい言葉でご説明申し上げ、つづけてその効果を100%引き出すために実技でぜったいに注意しなければならない10個のポイントを実例を示しながらくわしくご紹介。

最初に、お体の緊張をといていただく意味もふくめ、実技の導入部分として《腰痛かんたん解消法》と題して、立った状態で前に曲げると腰が痛くなるのか、後に反(そ)ると痛くなるのかのチェックをお願いいたしました。

痛みの種類により、うつ伏せかあお向けになっていただき、それぞれの姿勢で3種類のとてもシンプルなエクササイズを短時間おこなっていただいたのです。

最後に、最初におこなって痛かったお体の前曲げか後への反(そ)りを試していただき、腰痛があるていどはっきりと改善したことを実感していただいたところから実技のスタートとなりました。

SiteUP用開催レポート用写真.jpg

腰痛の完全改善を目指すセルフケアの実技は、《押圧(おうあつ)》から開始。

色々なスタイルで、様々な名前が付けられていますが、その大まかな原理は同じであり、理屈は理解しやすいということをご理解いただきました。

虚血圧迫法、持続圧、筋膜リリース、肘圧法、足圧等々の実例と比較しながら、テニスボールを用いた押圧法の安全性と危険性、そしてその大きな効果をご説明。

院長が自らのひどい腰痛体験から得た押圧法の鉄則4ヶ条をご理解いただいたところで、ほとんどの腰痛で問題の原因となっていることが多い、お尻の3ラインとそのライン上での押すべきポイントの探し方と押圧の角度の取り方や力のかけ方に注意を払いながらの反復練習。

お体でしっかりとおぼえていただいたところで、それぞれのラインやポイントで押したまま、脚や腰や体をどう動かすと効果が高い、自己施療(じこせりょう)やセルフケアが可能となるのか、実際にポイントごとに、異なる動きをおぼえていただけるまでご自身で反復。

筋肉のひとつひとつをねらった、いわゆるピンポイントコンプレッション・ストレッチングを身に付けていただけました。

いったん押圧は中止して、お尻の筋肉がゆるんでいる間に、お尻のそれぞれのラインやポイントの奥に隠れている筋肉をじゅうぶんに意識し、かつねらったセルフストレッチを体でおぼえるまで反復練習。

もちろん、当院のセミナーの特徴でもある、筋肉の正確な伸びた感覚を理解していただくために、講師が対象となる筋肉のひとつひとつをストレッチさせていただくことから始めました。

お尻の頬の奥やお尻の横や斜め外上などを中心に、腰痛の再発防止でご指導申し上げている5種類のセルフストレッチをマスターしていていただいたのです。

腰部押圧ポイント最長筋・腸肋筋・腰方形筋.jpg

腰の痛みが現れることが多い3つのラインとそのラインごとに使い分けるべき角度と体の傾け方に注意しながら、直接腰の部分の押圧も徹底的に反復練習。

「きけんなので通常はおすすめできないが、いざというときだけは行っていただきたい」、危険と感動がどうじに混在するポイントがあるラインもおぼえていただきました。

だそくですが、「そのポイントは、武術で首を絞められたときに一瞬で相手の戦意を喪失させる急所でもある」ことも口頭でご説明申し上げ、護身術的な応用技法も実施させていただきました。計らずとも怖さの体験もふくめて、いかに危険かということをご理解いただいた次第でした。

押圧とコンプレッション・ストレッチングにつづいては、体を合理的に大きく使い、血流やリンパの流れをより良くするための当院独自のポイントがふんだんに入った《腰痛解消エクササイズパック》という、一連のエクササイズを、初公開させていただき反復練習により身に付けていただいた次第です。

このポイントは、最初の数回は正確に大きく、ゆっくりと関節を動かし、最後の数回は徐々に力を抜き、そのエクササイズの動きを極限まで早くして終了するというものでした。

エクササイズにはそれぞれ最低でも複数のコツや留意すべきポイントがございますが、文字で記すと複雑となるため、いつも通りに割愛させていただきます。ご容赦ください。

あお向けに寝て左右のお尻の骨(=骨盤:こつばん)の上下運動

↓↓

腰の部分からの体の左右への折り曲げ

両足倒し

両膝倒し

お尻の骨(=骨盤:こつばん)の左右スライド運動

左右の脚を逆方向へとどうじに捻る

脚の付け根を内側と外側にひねりながら開き・閉じ、引上げ・下ろすことで最大限に動かすエクササイズ

が、行っていただいたおもなエクササイズでした。

あるていどのレベルの腰痛の改善には役立つ内容ですし、参加者の皆さまにはご好評をいただけました。

 

 

最後にセミナーのテーマとは無関係ではありましたが、“背筋の伸ばし方・足幅の取り方・体の中心軸の取り方と目安とすべき2つのツボの取穴法・体の倒し方と反り方におけるイメージ法とその順序など”のふだん気に留められることが少ないポイントに留意しつつ、正しい立ち方とそこからの体の倒し方反り方を、基本から復習しながらマスターしていただき、セミナー自体はおひらきとなりました。

 

 

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SiteUP用開催レポート用写真自分入り.jpg

まだ、日時や場所は決まっておりませんが、また今回とほぼ同じ内容の“腰痛改善セミナー”や“肩こり解消セミナー”は開催させていただきたいと考えております。

ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お問合せやご質問をいただければと思います。

→ セミナーに付いてのご質問やお問合せはこちらへ

ですが、10年以上から数十年ものあいだ腰痛が良くなったり悪くなったりを繰り返してこられた方や、年に2回ていどのぎっくり腰を数年来繰り返してこられた方。

毎朝起きるときに腰の痛みですぐには立ち上がれない方やいつも同じ姿勢や動作で腰のおなじ部分が痛くなってしまう方。

家族や他人から、腰が突っ張ったまま、ガニマタでゴリラみたいに歩いているぞと注意を受けた方。

台所での食器洗いや包丁で切るときに立ち続けていられず、イスにお座りになって仕事をなさっていらっしゃる方。

妊娠中、出産直後、あるいはそのしばらく後になってからの長引く腰痛やお尻の痛みや脚のしびれでお困りの方。

治療や施術や施療やセラピーをいくつも試したが効果がなくてあきらめていらっしゃるという方。

このようなお心あたりをお持ちの方がいらっしゃっいましたら、ぜひとも当院の施療を一度お試しください。

腰痛でひどい状態となってしまっていては、ご自身の努力と忍耐力では限度があります。

 

どのような優れたセルフケアを真面目に行っても効果が得られない状態となってしまいます。

 

ご自身で正確なエクササイズや正しいストレッチを行っていただいても効果が得られない、負のスパイラルに陥ってしまうからです。

ご自身で苦労なさる前に、ぜひとも当院の関節内部機能回復調整法と 筋肉のアンバランスの矯正をお受けいただくことをおすすめ申し上げます。

→ 施療についてのお問合せやご予約はこちらへ

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今回ご参加くださった皆さまへ:

ごく少人数の参加者の方々でしたので、セミナーの内容に関すること全てのご疑問やご質問にお答えしたことは言うまでもなく、股割りの指導や前後開脚完成のためのいくつかの筋肉に対する効果的なセルフストレッチとそのポイント等々、セミナーと無関係なご質問やご要望にもすべてお応え、かつご対応申し上げることができました。

この点はご記憶の通りでございます。

そのため、いくら事前に最大延長2時間のご許可を頂いていたとは言え、実際のところ2時間も余分にお引止めしてしまったことは反省致しております。

セミナー終了後の質疑応答のつもりでご指導申し上げた結果ではございましたが、再度、この場でお詫び申し上げます。

今回のセミナー内容に関する延長時間は30分弱でしたが、次回からは予定していたテーマと内容は2時間以内にしっかりとまとめさせて頂くことをお約束申し上げます。

もし会場の確保の時間に余裕があれば、セミナーとは直接的には関係の無いテーマや内容に付いての質疑応答にあてさせて頂きます。

今回ご参加頂きました皆さまへは、またのご参加お待ち申し上げております。

火水流整体術院 謹識


 

去る2014年4月20日(日曜日)、都内にて当院主催の初めての“肩こり解消セミナー”が開催されました。

肩こりとは、おもに体の3つの部分に生じる問題であり、その大きな原因のひとつに肩甲骨(けんこうこつ)の動きの悪さがある。

今回のセミナーは、、「なぜ肩甲骨の内側がこるのか?」など、いくつかのわかりやすい症状の実例をお体で実感していただくことから開始されました。

もちろん、なぜそう考えられるのかという理由も体感することでご理解いただいたのです。

つづいて、『肩こりの直接の原因が肩甲骨以外の部分にあった場合でも「なぜ肩甲骨の動きを改善することで、別の原因がある肩こりが改善したり、解消したりするのか?」』という疑問が平易な言葉でていねいに説明され、参加者の皆さまにご理解いただいた次第です。

今回のセミナーでも、講師による口頭での説明をお聴きになりながら、たえずお体を動かしつづけていただくことで、読んだり聞いたりするだけだとむずかしいポイントもしっかりとご理解いただけました。

水越入り火水流整体術院Site記事用.jpg

セミナーでお伝えしたものと同じくわしい内容の解説をここで文章だけでご紹介しても、ひじょうに分かりにくくなってしまいます。

 そこで今回のレポートでは、フローチャートというか、流れ図風にご報告させていただきます。

《肩甲骨の動きの改善 ≒ 肩こりの改善》

 肩甲骨の動きの改善が肩こりの改善につながるケースがひじょ うに多い。

では、肩甲骨の動きとはどんなものか?

肩甲骨の動きをこまかく見てみると6つの動きがある。

肩甲骨の6つの動きを実際に動かして体感する。

6つの動きは、正反対の動きを持つもの同士2つづつにまとめて3つのグループにわけることができる。

各グループの悪い動きとなっているのは、反対の動きがブレーキとなっているから。
だからその反対の動きを弱めてあげる。

↓↓↓↓


ということで、

肩こりのおきる3つの部分ごとに対するストレッチの方法をそれぞれ体でおぼえていただきました。

今回のセミナーで学んでいただいた数々のストレッチとエクササイズは、日々、当院の施療で使用したり再発防止用にご指導申し上げているものとは、根本的な考え方が正反対のものが中心となりました。

火水流整体術院Site記事用.jpg

ひとつひとつの筋肉、あるいはその筋肉の一部分だけを狙って伸ばすのではなく、できるだけ多くの筋肉をどうじにストレッチしたり、動かしたりする方法をおぼえていただいたのです。

これにより硬(かた)くなってしまった筋肉をやわらかくする伸ばすにしても、反対に弱くなってしまった筋肉を強くするにしても、同時に刺激する筋肉にたいして別々に生まれる効果が集まりまとまることで、“1+1が2ではなく、3にも4にもなる、相乗効果(そうじょうこうか)”を得ることができるからなのです。

とくに、言葉や写真だけでは説明がむずかしい肩甲骨の内側のいくつかのポイントや首の付け根や肩こりの肩の重要なポイントにボールを当てて圧迫したまま、もっとも多くの筋肉を一度に動かすための4種類のエクササイズを体でおぼえてしまうまで練習していただきました。

ちなみに、今回も理論や理屈は割愛させていただきましたが、レジスタンス・ストレッチングスタティック・ストレッチングとコンプレッション・ストレッチングとダイナミック・ストレッチングの4タイプの中から、合計14種類のストレッチを体でおぼえていただいた次第です。

エクササイズは2つから4つのエクササイズをつづけておこなうものを6種類をおぼえていただいてセミナーの予定プログラムを2時間かけて修了していただきました。

最後に、セミナーでご紹介申し上げたエクササイズとストレッチについて、あるいは肩こり一般に関するご質問にすべてお答えし、ご要望にはお応えし、30分ていど延長となったセミナーは終了となりました。

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『股割り入門セミナー』に参加して (MY様 男性43歳 公務員 ウォーキング・合気道)

 子供の頃から運動と名の付くモノは全てが嫌いでした。
柔軟体操も当然のように大嫌い。全くしなかったせいか異常に体が硬く、前屈もマイナス10センチくらいが精一杯だったのです。

特に「股割り」は苦手中の苦手でした。
日常生活では多少体が硬くても特に支障はなかったのですが、「このままで良いのだろうか…?」とずっと自問し続けてきました。
「体が硬い人のための~」「驚くほど体が柔らかくなる~」等という副題のついたストレッチの本を何冊も買い込んで自己流でストレッチをやったこともありました。
しかし期待していたほどの効果も上がらず、いつの間にかイヤになって途中で挫折することの繰り返しばかり。
そんなある日、以前、ぎっくり腰を起こした時に治して頂いた火水流整体術院で『股割りセミナー』が開催されると聞き、参加してみました。
・まず講師の先生が説明をしながら実演をして見せ、
・それを真似しながら参加者が実際にストレッチをやってみます。
 当然ではありますが一人一人の体の固さは違うので、
・やはり講師の先生が全員の体を、正しい姿勢で正確にストレッチ出来ているかチェックし、
・個別に注意事項を指摘して下さり、
・非常に分かりやすく、また、実際に体で実演してくれ、
・独学では見過ごしてしまいがちな、ありがちな間違いなどもちゃんと注意して下さる。
 ことで、正しいストレッチのやり方を体で覚えさせてくれる。
という指導方法が、股割りの一つ一つの段階においても、また多くの特殊な補助運動やエクササイズごとの練習においても繰り返されていくセミナーでした。
実技が終わったあとは質問タイム。
股割りやストレッチの全くの未経験者からの質問にも真摯に答えて下さり、非常に有意義な時間が過ごせました。
今まで本で読んだだけで分かった気になり、やってみても上手くいかなかった「股割り」が、セミナーに参加したことにより体感として覚えられました。
今後は教わったとおりに続けることにより、長年あきらめていた「股割りが出来る体」に少しずつ近づいていけそうに思います。
ありがとうございました。


《火水流整体術院より》

“股割り入門セミナー”にご参加くださった男性からの体験談をご紹介申し上げました。

テキスト股割り入門セミナーSiteUP用.jpg

当院のセミナーはすべて少人数限定で実施しておりますが、今回は直前のキャンセルが多かったこともあり、参加者様の人数が今まででもっとも少なくなってしまいました。

結果オーライ(?)となったのかも知れませんが、ご参加くださった皆さまには、時間がかかるため予定に入れてなかったレジスタンスストレッチングの基本となる3種類すべてを講師の手により開脚能力UPの目的で実施させていただけました。

→ レジスタンスストレッチングはこちらへ

 また、これも時間がかかるためセミナーでは行なったことがなかった、関節内部の骨の動きの調整である関節内部機能回復調整法により脚の付け根の関節で股割りではひじょうに重要な股関節(こかんせつ)の調整を4方向・4種類、おひとりおひとりに施療(せりょう)させていただくことができました。

→ 関節内部機能回復調整法はこちらへ

2時間かけておこなう股割り個人指導のコースの内容に近い形、あるいはそれ以上の充実したセミナーとなったのではないかと考えております。

また、一般向けのセミナーとしては長い3時間をかけてのセミナーだったため、参加者様の現段階での股割りレベルを向上させる方法以外にも、レベルアップして新しい問題に直面したときに行なうべき即効性の高い対処法や補助運動をもお体で学んでいただけました。

最終段階に到達するまでに行なうべき、あるいは役立つ具体的な体の使い方(=軸・姿勢・呼吸・イメージングなど)や補助運動、そして重要ポイントやコツや注意点をお体の内部での感覚と具体的な技術の両面からマスターしていただけたことは、講師にとっても大きなよろこびとなった次第です。

一例をご紹介するならば、“左右開脚ができないばあいの3つの対処法”、“体を曲げずに伸ばした上半身を前に折る方法”、“硬い部分ごとに行なうべき異なる補助ストレッチング”、“膝の内側の痛みの解消法”、“テレビや雑誌や新聞を眺めながら、数分間かけてゆったりと、ふとももの裏側や内側をそれぞれに伸ばす方法”、“線ではなく軸をイメージし…”、“正しい《土の字》になるための180度開脚目的のエクササイズ数種類”などがあげられます。

講師の長年に渡る、とくに失敗経験により得られた股割りの具体的なコツやノウハウをお体でおぼえていただきました。

突然のキャンセルが多発するという不測の事態により、グループ指導と個人指導の長所をあわせもった超少人数限定セミナーとなったことでより質の高いセミナーとなってしまったのではないか(?)と自負いたしております。

次回の“股割り入門セミナー”の開催はまだ未定ですが、ご興味をお持ちの皆さまは事前にご連絡いただければと思います。

MY様、お仕事の超ご多忙中にもかかわらず、わざわざ“第1回 股割り入門セミナー”への参加体験談をご恵送賜り、まことにありがとうございました。

おぼえていただいた股割りの手法は、MY様がご質問くださった諸症状の改善と武道における特殊な体の運用法を向上させるためにも、高い効果を発揮してくれます。

とりあえず2週間、毎日15分づつでもお続けいただけますようお願い申し上げます。

→ 1月19日開催の“一般向け上半身のセルフストレッチ”のセミナーはこちらへ 
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→ 講習会・セミナーへのお誘いや過去の開催レポートはこちらへ

「臀部(=お尻)のセルフストレッチ」の講習会に参加して
(KK様 男性43歳 治療家 柔術・剣道・ストレッチ)

今までに数多くの治療系の講習会に参加して来ましたが、それらとの一番の違いは参加者の数を少人数限定としてあった点だと思われます。

そのため、質疑応答においても口頭だけでの回答では終わらず、質問者が納得のいくまで、まさに手取り足取りというものでした。

実際に質問者の体を触診し(=触り)、ストレッチや関節の運動法(=関節をスムーズに動かす方法)を実施して頂いたことにより体に生じさせるべき感覚を体に教え込んでい頂けたため、セミナーで学んだ個々のストレッチに対する理解が深まったと言えるでしょう。

“一般的に行われているストレッチが効かない理由が、ストレッチ自体にあるのではなく、やる人間が無意識のうちに自分の体がやりやすいように間違った形に変えて行なってしまっているためである”ということも体験的に判りました。

私事にはなりますが、今回の講習会参加により予想外の大きな収穫があったことも報告させて頂きます。

それは、交通事故の後遺症で悩まされていた左の股関節(=脚の付け根の関節)の詰まり感や左の腰の付け根から左の骨盤(=お尻の奥の骨で背骨とつながっている)というか臀部にかけての違和感が大幅に改善したことです。

また、今回の講習会のテーマと関係のない質問にも嫌な顔もせず解説・指導して頂きとても助かったことへの感謝も付け加えさせて頂きます。

次回の上半身の講習会も参加させて頂きたいと考えております。


《火水流整体術院より》

“形でおぼえるセルフストレッチング 第3回:お尻編”のご参加者様から届いたご感想を紹介申し上げました。

当院のセミナーはテーマを問わず、どのシリーズでもすべて少人数限定で実施しております。

理由は、ご感想文にてすでにご指摘いただいた通り。

参加者の皆さまおひとりおひとりに“正しくストレッチをおこなう感覚”をお体で感覚的におぼえていただき、それと同じ感覚をセルフストレッチでも感じていただくため。

テキスト股割り入門セミナーSiteUP用.jpg

そして質疑応答などにおいても、つねに実技と口頭でのご説明を合わせてお答えすることで、お体でも実感し覚えていただくためなのです。

“無意識に楽なフォームへと変化させることで、効果の無い間違ったストレッチを行なってしまう”

私自身をふくめた、私たち全員がおかしがちな致命的ともいえる間違いなのです。

ひとつひとつのストレッチでどのような間違いをおかしやすいかを体でおぼえれば、フォームのくずれを防ぐことはかんたんなことになります。

“フォーム*を正しく保つ”ことは“伸ばすべき部分を正確に伸ばす”こととおなじくらい重要なポイントなのです。

*ストレッチの開始時点と動かす途中、そして最後のキープする3段階における姿勢のこと。

今回は、ひじょうに重要な部分でありながら、一般の方々へはその重要性が知られていないお尻がテーマでした。

お尻は冷え解消の大きなキーポイントとなるだけでなく、その下にある脚(あし)の付け根の関節の不調や痛み、そして脚じたいのしびれや痛み解消に役立ちます。

もちろん、お尻じたいの痛みや強いだるさとその上にある腰の痛みやだるさの改善にもかかせない部分なのです。

今回のセミナーにご参加いただけなかった方々もお尻の柔軟性(じゅうなんせい)の大切さをじゅうぶんにご理解くださり、ご自身でお尻のストレッチを習慣としていただければと思います。

「頭が固いヤツだ!」というのはよく耳にする悪口ですが、「お尻が固いヤツだ!」というのはもっとひどい悪口かも知れませんよ!

ストレッチの効果にご満足を頂けたのは、当院のセミナーでおぼえていただくストレッチがきわめて治療色が濃いもので、痛みを初めとする諸症状に効果がある体の小さな部分を対象としたものが多いからだと考えております。

貴重なお時間をおさきくださってのセミナー体験感想文のご執筆、まことにありがとうございました。

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“形でおぼえるセルフストレッチング 第1回:脚編”セミナー開催レポート

 2013年11月24日(日)東京都内にて開催された、当院主催による初の初心者の方々に向けたセルフストレッチングセミナーのレポートです。

“形でおぼえるセルフストレッチング 第1回:脚編”の意味する通り、正しいフォーム(=姿勢と形)とコツの2点に焦点をしぼられたセミナーとなりました。

「とにかく効くストレッチを体でおぼえたい!!」という以前から多く届けられていた声におこたえできたのではないかと自負いたしております。

『講師がお一人お一人へとストレッチングをさせていただき、伸ばす部分や伸ばすべき筋肉をご自身の感覚で感じ取っていただく。そしてその感覚を忘れぬうち、そくざにセルフストレッチングを実施する』という基本の流れのもと、全てのストレッチングと新しい感覚をも体得していきました。

正しいフォームとコツやノウハウを用いることで、伸ばすべき部分と対話をしつつ、ご自身で正確に伸ばしていただけるレベルまでマスターしていただけたのです。

かんたんにセミナーの流れに従ってご報告いたします。

ストレッチングの効果について5分ほどお話させていただいた後、ストレッチングをおこなううえで、絶対に守るべきいくつかの重要ポイントとより効果を引き出すために使っていただきたいテクニックをご紹介申し上げました。

セミナー風景(形で覚える)01

第二の心臓ともよばれるふくらはぎは3ヶ所に分けて、十分な時間を使ってしっかりとマスター。

「こんな感じのときにはここを伸ばします」とお体の状態をベースに1ヶ所を選択するかんたんな判断方法もご紹介。

フォームの中でもとくに姿勢、そして効かせるコツはしつこく。少し多めに時間をさいての反復練習。

ここまでマスターしていただければ、ふくらはぎに“芯(しん)”ができても安心だし、これから先年齢が進んでも静脈瘤(じょうみゃくりゅう)の発症を遅らせたり、防止したりしていただけそうでした!?

クツをはいているときに効果が高い車道と歩道の段差や壁をもちいたストレッチング方法も一緒に練習。

ふくらはぎの3ヶ所を連続で伸ばす応用的な方法を練習してから、スネの前側と脚の横側のストレッチング。ちょっとむずかしかったのですが、覚えていただけました。

ふとももの前を腰を痛めずに安全に、そして確実に伸ばす方法を体に覚え込ましていきました。

セミナー風景(形で覚える)02

つづいて、肉離れの防止ともなるふとももの裏側を正しく伸ばす方法。正確に伸ばすのはむずかしいのですが、特殊な姿勢を取り、先入観を捨て去り、ストレッチングにたいするイメージを変化させることで正しく体得。

とくにふとももに関しては、講師が知る限りのポイントとノウハウをお伝えし、「曲げずに引き上げる」などといった言葉の遊びのような変わった表現が多くつかわれました。

また、“伸ばした気になる間違った痛みを避け、楽に正しく伸ばす方法”などのように、ご自身で体感しながら覚えていただくこともありました。

さいごにふとももの内側を3つにわけ、それぞれをじっくりと伸ばす方法をマスター。
ここでは、今後予定されている“股割り入門セミナー”で練習していただく予定のプロの身体表現者やプロのアスリートが実施しているやり方も試していただいてから、セミナーの修了となったのでした。

実は複雑なふとももの裏側をゾーンに分けて伸ばす方法を詳しくご説明したため、時間が30分間伸びてしまい、参加者の皆さまにはご迷惑をおかけしました。ここにお詫びを申し上げます。

セミナー終了後にも、様々な種類のご質問やお体のいくつかの問題を改善するためのストレッチングの具体的なやり方に付いておたずねくださる参加者の方が多くいらっしゃいました。大きな反響とご信頼をいただきうれしくて、会場の使用時間の終了ぎりぎりいっぱいまでお答えつづけた次第でした。

過去に開催したセミナー全てにおいてご好評をいただたように、今回も参加者全員に講師によるストレッチングを個人個人で受けていただきました。

セミナー風景(形で覚える)03

伸ばす部分が変わるたびに、講師が参加者の皆さまおひとりおひとりにパートナーストレッチングをかけることにより、どの筋肉を伸ばすべきか、そしてその時の“伸び感”はどのような感覚となるのが正しいのかという2つの重要なポイントをしっかりとお体に記憶していただきました。

そして、この“形でおぼえるセルフストレッチング”シリーズでも、参加数の少人数限定は守りつづけるべきだとの思いを強くした次第でした。

当院のセミナーにご興味をおもちくださった皆さまには、ぜひともご参加いただきたくお待ち申し上げております。

→ セミナーに関するお問合せやご参加の申し込みはこちらから  
→ “講習会・セミナーへのお誘いと過去の開催歴”はこちらへ

 

 

 

 

 

開催可能な委託セミナーの内容やテーマと基本料金


通常のトレーニングや技術の個人指導のケースですと、お客様のお体のチェックをさせていただき、そくざに関節内部機能回復調整法や症状に適したストレッチングを実施させていただきます。

その後に、その方に必要なエクササイズやストレッチング、あるいはテクニックや様々なご希望に沿ったポイントをご指導申し上げる流れとなっております。

→ パーソナルセミナーの一例(レポート)はこちらへ

  
セミナーの場合よほどの少人数のケースを除けば、個人個人の参加者の皆さまのお体の調整や矯正は行なえません。ですが、ストレッチングや施療の技術習得に欠かすことができないことを記憶に深く刻み付け、そしてそれらに関する技術習得が可能となるともいえましょう。


一例を挙げれば、「その時は失敗しなくても、先々間違える可能性が高い“ミス”やそのときの直し方。あるいは、おひとりでは気付けないであろうコツや勘どころ等、重要なポイントを他の参加者の方々の“やり方”や失敗を共有することで事前に失敗の疑似体験ができるだけではなく、それらを防ぐための方策を事前に学ぶことができる。そのうえ、忘れぬうちにご自身で反復練習しながら覚えられる」という利点があるのです。

数々の委託セミナーを行なってまいりましたが、すべて非公式なものであったため開催レポートは2件のみのご紹介となります。
 

→ 委託セミナーのレポートはこちらへ
→ “コントーション・サークル「ノガラ」‐Contortion‐”様からの委託セミナーのレポートはこちらへ 


そのため当院が委託セミナーやセミナー講師としての院長の派遣をご存知ない皆さまが多いということを耳にいたしました。
 

もし、当院のホームページの記事をご覧になり、セミナー開催にご興味をお持ちになられたグループや団体の皆さまには、お問合せいただければと思います。

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現在まで施術家や施療家の先生方のグループやダンスやボディーパフォーマンス関連の団体から10人以下の少人数参加で実施されるセミナーの講師をご依頼いただき実施してまいりました。
 

そのテーマには『下半身の冷え解消(ストレッチング・押圧・経絡擦りから構成)』、『下半身や上半身のセルフストレッチング(スタティック中心に一部レジスタンスを加味)』、『腰痛予防体操とセルフストレッチング』、『肩こり解消体操とセルフストレッチング』、『異なるスタイルの骨盤矯正技術の習得』、『下半身へのストレッチング・ボールを使った押圧による軽度の腰痛と肩こり解消』、『セルフボディーマッピングと触診』、『股割りとその補助運動法』、『冷えやムクミの解消法』、『反射を使ったストレッチのメリットとデメリット:逆さエクサ©入門』などがございました。
 

セミナーのお時間としては、1時間半から8時間まで。もっとも多かったのが、2時間から2時間半という長さのセミナーでした。
 

1時間半から2時間の一般の皆さまに向けたセミナーのベースとなる料金をここではご紹介申し上げます。

基本料金:12,000円
参加者1名さま毎に、3,000円を申し受けます。
交通費:実費(JR荻窪駅、または西武新宿線下井草駅からの往復運賃)
出張費:JR荻窪駅、または西武新宿線下井草駅より往復で2時間以内は無料。以降1時間毎に3,000円申し受けます。
テキスト:A4サイズのレジメ1枚(詳しい内容のテキストご希望のばあいは、別途ご相談ください)

例えば、東京都内の往復2時間以内の場所をご指定いただいた場合で参加者様が3名様の場合は、
基本料金12,000円+3000円×3+交通費実費=21,000円+交通費実費となります。
5名様の場合は、
基本料金12,000円+3000円×5+交通費実費=27,000円+交通費実費となります。
10名様の場合は、
基本料金12,000円+3000円×10+交通費実費=42,000円+交通費実費となります。

申し上げておりますのはあくまでも目安の料金でございますので、 内容や金額などご遠慮なさらずにご相談いただきますようお願い申し上げます。


プロの治療家や施術家、そして施療家やセラピストの先生方向けのセミナーの料金は、そのテーマ内容や技術レベルにより変動いたします。別途、お問合せください。
 

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2013年3月24日(日)都内にて、第2シリーズを合わせるとトータルでは第8回目となった“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第4回:レジスタンス・ストレッチング編”を開催いたしました。

レジスタンス・ストレッチングはその効果の高さばかりが喧伝されておりますが、その特徴と長所、そしてその長所の裏にひそむ危険性や回避方法などをきわめて現実的、かつ実践的にご紹介もうしあげました。

“最大限の効果を引き出すよりも、先ずはその危険性はゼロにすべき!”というスローガンのもとお話させていただいたしだいです。

前回と同じ内容とテーマの流れに付きましては、割愛させていただきます。前シリーズの“足部反射療法家のためのストレッチング講座 第4回目:レジスタンス・ストレッチング編”開催レポートをご覧ください。

「レジシタンス・ストレッチングには、なぜ即効性があるのか?」、そして「直後にスタティック・ストレッチングを行なうとより効果的なのはなぜ?」という2点に付きましても、脊髄反射(せきずいはんしゃ)である、自原抑制支配(じげんよくせいしはい)と相反神経支配(そうはんしんけいしはい)の説明から始め、Ⅰb抑制とⅠa抑制の復習に至るまで、様々な実技体験を通じて十二分に体感していただきました。

前シリーズ同様に筋肉の収縮様式(しゅうしゅくようしき)である、アイソメトリック・コントラクションとアイソトニック・コントラクションのコンセントリック、及びエキセントリックを上述の自原抑制と相反神経支配と組み合わせての説明となりました点は前回と同様でした。

今回も体の運用法の重要さ、つまり体を合理的に用いることの大切さを十分に認識していただき、且つ武術的な口伝を加味しながら、小手先の力に頼らずに丹田を意識することで体重を用い、どうじに力学的に小さい力で大きな力をかける手法を常に心がけていただくよう口伝をお伝え申し上げました。

今回は参加者がわずか2名と少なかったことと、両名様共に下半身のストレッチングを十分にマスターなさっていらっしゃっていたため、理論編でも実技編でも時間的な余裕が生まれました。そこで、相互に実技の反復練習をしていただく以外にも、ひとつひとつのストレッチングを講師に対して実施していただきました。より詳細点にいたるまでのご指導が可能となったと自負いたしております。

実践施療技法としては、寝違えお尻の上の部分の痛みお尻の奥の痺れ太もも裏側の痛みの3つの症例にたいするレジスタンス・ストレッチングの手法と腰の広い範囲でのだるさ足首の動きの悪さを解消するための、連続で反対の動きをしている両側の筋肉にたいして交互に抵抗を加える手法をすぐに使えるレベルまでマスターしていただけ講師に取ってもひじょうに大きな喜びとなりました。

前シリーズで説明させていただいた、HR、CR、CRAC、PIRなどの定義や分野や団体ごとに異なる解釈の違いなどの解説は省略させていただき、お帰りになられてから、お渡しした詳細なオリジナル資料を参照していただくことといたしました。

その余った時間は、マッスルエナジーテクニックやPNFのテクニックの中でレジスタンスストレッチングに加えるとその効果が向上するものに付いて、細かい解説にあわせて反復練習をしていただきました。参加者の皆さま方には、とくに、用手接触ノーマル・タイミング視覚刺激トラクション口頭指示のポイントなどに興味をお持ちいただけました。

セミナー後にお時間があるとのことでしたので、予定されていた火水流柔術の稽古会の場へと

ストレッチングの練習台となって下さった火水流柔術の皆様.jpg

ストレッチングの練習台となり体が楽になったと感想を述べられた火水流柔術の皆さま

移動していただき、お尻や太ももの裏側、そして腰や脛の外側が張ったり、痛かったり、だるいという柔術の修行者に対し、覚えたばかりのレジスタンス・ストレッチングの基本技法と表と裏に対して連続で交互に抵抗をかける応用技法を20分間に渡って実施いただくチャンスが得られました。

全くレジスタンス・ストレッチングを受けたことがない方々。それも、体が大きく筋肉量が多いがっちりした体型、そのうえ少し体が硬い方々にたいして、果たして効き目があるのかと不安なご様子でしたが、講師のアドバイスをほんの少しだけ受けながらのあたかも他流試合であるかのような真剣な実践練習。

結果は、施療者側もクライアント側の柔術修行者も驚くものとなりました。

受け手の方々には、レジスタンス・ストレッチング実施直後に体の軽さとそれらの筋肉に関係する関節がとても柔らかくなったことを実感していただけたのでした。
そして、関節の動く範囲が大はばに増大したことは目に見えて明らかでした。

 2時間強の柔術の稽古中には下半身から生じさせる力が増し、また稽古後も、下半身と腰への効果は持続しておりいつになく体が軽いと述べられていたとの報告も受けております。

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→“足部反射療法家のためのストレッチング講座 第4回目:レジスタンス・ストレッチング編”開催レポート
→“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第1回目:足部・下腿部”の開催レポートはこちらへ  

→“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第2回目:大腿部”の開催レポートはこちらへ  
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2013月10日(日)東京都内の公共施設にて、当院主催ストレッチングセミナー第2シリーズとなる“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第3回:殿部”を実施いたしました。

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今シリーズで第1回からつづいている《解剖学“基本の『き』”》のパート3として、「基準面上の動きという切り口で、矢状面・前額面・横断面上での、足首・膝関節・股関節・骨盤・背骨・手首・肘関節・肩関節の動きを基本から復習」いたしました。

休憩中には、私たちが日常生活の中でおこなっている動作やポーズを解剖学用語を使って正しく説明しあう参加者の皆さま方のお姿も見受けられました。

一例をあげますと、
 正 座=足関節(そくかんせつ:足首)内返し+膝関節屈曲+股関節屈曲
 あぐら=足関節軽度内返し+膝関節屈曲+股関節屈曲・外転・外旋
といった感じでしょうか。

いかがでしょう? このように文字だけで見ると、むずかしそうにお感じになるかもしれません。

でも、ご安心ください。この関節や体の部分の動きを表す専門用語はとっつきにくいだけ。ほんの15個くらいしかない基本的な用語だけを覚えてしまえばとりあえずはOKなうえに、新しく未知の広い世界へと足を踏み入れることが可能となるのです。

このことは、第1シリーズ4回全てに参加してくだった皆さまも、そして今回の第2シリーズのここまで3回参加いただいた皆さまも全員が異口同音におっしゃってくださっております。

ここで理論のみの説明は終了し、理論と実技を照らし合わせながらお尻の多くの筋肉を一度にストレッチングできる2種類の方法の反復練習へと移りました。

最初のスタイルは、ストレッチングのフォームの維持の仕方がむずかしい方法で、少し強すぎるだけでお客様には無意識のうちに逃げられてしまいやすい手法を覚えていただきました。どのような代償動作、つまり逃げが起きるのか体と頭の両面で覚えていただくためにおこなわれました。

また、上下・左右・前後の3方向へと少しづつ体を動かすだけで、伸ばされる筋肉や

あるいは同じ筋肉の中でもその伸びる位置が変化することの体験と実験をペアを組んだ参加者同士で相互におこなっていただきました。

その経験と感覚を忘れないうちに、形は複雑でもその形に入りさえすれば、代償動作と呼ばれる逃げが生じにくく体全体をつかって楽にストレッチングができる手法を反復練習いたしました。

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写真掲載のご許可をいただいた2名様のみのUPとなっております。

この2つを理論と実技の両面から覚えていただけたため、つづいておこなった、“イスに座って”、“脚を前に投げ出して座って”、“あぐらをかいて”、“床に座って両膝を立てた脚を組んで”、“仰向けに寝そべって”という5種類の姿勢でのセルフストレッチングの理屈や動かし方、そして伸ばされる部分の変化が全て共通していることをそくざに理解し、そのもっとも大切な守るべきポイントもお分かりいただけた次第です。

つづけて、施療で実際に用いられる、ひとつひとつのキーポイントとなる筋肉のストレッチングへと移行し、その筋肉が硬(かた)くなった場合の問題点や痛みなどの解説も交えながら何度も何度も反復練習をおこなっていただきました。

大またで歩けない原因とのなるとのことでテレビや雑誌でも最近有名となっている腸腰筋(ちょうようきん)を腸骨筋(ちょうこつきん)と大腰筋(だいようきん)の2つに分けて。

お尻の表面の筋肉である大殿筋(だいでんきん)と中殿筋(ちゅうでんきん)の前側と後ろ側の伸ばし分け。

お尻の奥にあって足を外にひねる働きをもち、お尻の痛みや太ももの裏側の神経痛のような痛みの原因となるといわれる6つの筋肉を3つのグループに分けて。とくに、骨盤の真ん中の骨と太ももの骨の外側を結んでいる梨状筋(りじょうきん)という筋肉に関してはうつ伏せと仰向けの2つの姿勢でストレッチングする手法を完全マスターしていただけるまで何度も何度も講師の体もつかっていただき練習をつづけました。

他にも恥骨筋(ちこつきん)、大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)、薄筋(はくきん)などの筋肉のストレッチングのストレッチングについても相互練習していただきました。

いつもよりも15分短い4時間弱のセミナーでしたが、参加者の皆さまが翌日から現場で使えるレベルまで当院のスタイルのストレッチングを身に付けていただけたことは、セミナー講師にとって大きな喜びとなったしだいでした。

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2013年2月25日(月)都内にて、第1シリーズの“足部反射療法家のためのストレッチング講座 第4回目:レジスタンス・ストレッチング編”を実施いたしました。

今回は少しだけおもむきを変え、ある参加者の方がお書きくださったレポートご紹介することでご報告とさせていただきます。

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レジスタンス・ストレッチングの特徴とメリット、そしてどのようなケースで用いられると効果を十二分に活用できるかの解説からのスタートとなった。

多くの利点や長所があげられたが、その一部を紹介するならば、
「ふつうのストレッチングでは痛がられる場合や脱力ができずに、意識的、無意識的を問わずに力が入ってしまうときに有功」
「筋力のアップや関節の安定性を高め、ひいては体のトータルバランスを高めることが可能となる」
「インナーマッスルなど通常のストレッチングが使用しにくかったり、ひとつひとつの筋肉以外にも、筋肉群をまとめて対象とできるため具体的に問題となっている筋肉の特定が困難なケースでの切り札として使用できる」
などの点が実際に現場で使用するときには役立ちそうな印象を受けた。

ベースの理論としての自原抑制支配(じげんよくせいしはい)と相反神経支配(そうはんしんけいしはい)の説明は、Ⅰb抑制とⅠa抑制の復習をかわきりに、長座体前屈での脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)に抵抗を与えることでおこなう自原抑制、および腹直筋への負荷を掛ける相反抑制の実技を参加者同士で実施。

各自が自らの体に生じたFFD(=指床間距離:ししょうかんきょり)の改善を通して、つまり体前屈の驚異的な改善を体験することでレジスタンス・ストレッチングの凄まじいばかりの効果を2種類の脊髄反射(せきずいはんしゃ)により味わうこととなったのである。

その直後に、セルフストレッチングで脊柱起立筋とハムストリングという2ヶ所に対し同時に抵抗をかけることで、すでに柔軟性を増していた体前屈における柔軟性をより向上させる体験を得た。

筋肉の異なる収縮様式(しゅうしゅくようしき)である、等尺性収縮(とうしゃくせいしゅうしゅく)と等張性収縮(とうちょうせいしゅうしゅく)の短縮性収縮(たんしゅくせいしゅうしゅく)、及び伸張性収縮(しんちょうせいしゅうしゅく)を実際に上腕二頭筋によるアームカール、スクワット、踏み台昇降、腕立て伏せ、立位とブリッジ間の相互移行という5種類の動きを実際に参加者自身の体で試行することにより、異なる収縮様式における収縮時の強さの比較と感覚的違いやその収縮時に体に生じる変化などに関して理解を深めることができた。

講師の説明によれば、「セミナー後の復習やより勉強をつづけるときの参考にしていただきたい」という目的で、テキストには日本語だけでも数種類名称全列挙されており、英語での名称も文章と図表の両方で分かりやすく解説されてあったことも付け加えておきたい。

一例を挙げるならば《遠心性収縮・伸張性収縮・Eccentric Contraction・Negative Work・バケツをもって肘を曲げた状態から除々に肘を伸ばす・山や階段を下りたりスクワットでゆっくりと体を沈める・腕立て伏せで体をゆっくりと下げる・立位からゆっくりとブリッジとなる・トレーニング効果と弛緩効果が高い・力の出し方が不自然・疲労と筋肉痛が生じやすい・施療者がつらい、等々》と専門用語と日常語による解説を取り混ぜて記されていた点には好感がもてた。
確かに復習時には資料としても役立ちそうである。

また、この種類のストレッチングで生じやすい直接的なリスクと間接的なリスクについて筋・関節のケガや障害から脳血管障害の可能性まで提示し、その防止法とリスク管理について解説されていた。

なるべく疲れずに抵抗をかけるための梃子の原理の使い方から体のポジショニングなどの基本から始まり、講師が長年の施療体験から得た年代別に用いるべき強度・回数・効力の比較、そして呼吸の指導法等までが余すところ無く詳細に解説された。

同一の筋肉群に対して抵抗の掛け方が異なる7種類に及ぶレジスタンス・ストレッチングの具体的な実技練習が行われ、その中では代償動作の防止方法と抵抗を掛けるためのみならず、筋肉の出力を上げるためにも有効なマニュアル・コンタクトの鉄則の指導も行われた。

実技の最後には、講師が実際の施療で用いているという股割り用の3種類の抵抗の掛け方やもっとも多いタイプの肩こりに対して効果的な2種類のレジスタンス・ストレッチングの手法が解説され参加者全員で実技の練習を行った。

つづけて参加者からの質問に答えて、代表的な寝違えに効果が高いものを1種類、坐骨神経痛と言われる痛みに即効性が期待できるものを2種類、そして膝の内部の痛みに使用されることがあるレジスタンス・ストレッチングの実技を反復練習し習得に励んだ。

余った時間を利用して、HR、CR、CRAC、PIRなどの定義がこのセミナーで行ったどの技法と一致するかの説明と“対角−らせんのパターン”なる動きの軌道についても簡単な説明がなされた。

第1回目から第3回まで連続で参加させていただいたためか、このセミナーで提示された全てのレジスタンス・ストレッチングの技法を体得できた自信まではない。しかしながら、半分ていどは明日から現場で使えるであろうし、また残りの技法も復習を重ねることでクライアントに対して提供できるはずである。

また、今回のシリーズではテーマとして挙がらなかった上半身の筋肉への応用も可能となったことは私にとって望外の収穫となったことも付け加えておきたい。

以上でセミナーの内容報告を終わります。内容の濃い、実践的なセミナーをありがとうございました。
次のシリーズでは上半身に対するストレッチングやセルフストレッチングのセミナーや施療系の冷えやムクミ、腰痛や肩こりの解消法をテーマとした講習会の開催を期待しています。   M.H.記

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M.H.様、当院セミナーの特徴がじゅうぶんに伝わる玉稿のご恵送ありがとうございました。

最初に申し上げましたように、今回は今までのレポートとは趣きを変えて参加くださった方にセミナー内容のレポートをお願いしたしました。少し専門的な用語が多く登場いたしますが、そのままの形でご紹介申し上げます。

ですが、皆さまがセミナーに参加いただければここでご紹介申し上げた用語やその意味や内容につきましては問題なく理解していただけますし、またその理論を用いた効果的なレジスタンス・ストレッチングも頭と体の両面で覚えていただけることはお約束申し上げます。

その理由は、本当の基本から日常の生活で用いる言葉と専門用語を取り混ぜて頭で知識としてご理解いただきながら、あわせて反復練習によりお体の方からも覚えていただけるためです。
ちなみに、参加者の皆さまを少人数限定とさせていただいている理由がこれになります。


 
   

“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第2回目:大腿部”開催レポート

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2013年2月11日(月)東京都内にて、当院主催の下半身の筋肉へのストレッチングセミナーの第2シリーズ目となる“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第2回目:大腿部”を実施いたしました。

今シリーズの副題である、「ストレッチングに関係する解剖学用語の基本を4回を通じて『一から覚える』、または『基本から復習する』」というコンセプトに従い、前回のテーマであった足首と足首からつま先の間にある関節の動きと今回登場した膝関節と脚の付け根の股関節の動き、そして参考として上半身の代表的な関節と背骨の動きを比較することで分かりやすく学んでいただけました。

筋肉、そしてストレッチングのやり方の基本と原則に付いては軽いおさらい程度にとどめ、今回の理論のメインのテーマである“ストレッチングにおける代償動作”へと進みました。

太ももの裏側の4つの筋肉(3つとも数えられます)をまとめてストレッチングする手法を参加者の皆さま方で実際に行いながら、どのようにして意識的な、あるいは無意識的な抵抗をストレッチングを行う相手から受けるか体験していただくことからスタート。そのひとつひとつの抵抗が生まれてしまう原因を筋肉のもつ作用や機能と呼ばれる動きと関連付けて学んでいきました。

具体的には、あお向けに寝ていただいた方の片方の脚の太ももあたりにつま先を立てた正座の形でまたがり、太ももの裏の筋肉を伸ばす方の脚を伸ばしたまま徐々に上に立てていき肩の前側に引っ掛けて固定するという方法です。

講師側からの説明がないうちに、立てる方の脚の膝の曲がりや骨盤のねじれ、そしてまたがっている方の骨盤の浮きや脚の外側へのねじれなど理解していただけました。

ひとつひとつの代償運動の防ぎ方と、そのために筋肉の走っている方向と縮んだときにどういう動きが生じるかを学ぶことの重要性、そして他の筋肉にたいしてもほぼ共通の問題点に付いて覚えていただいた次第です。

また、そのときの骨盤の動きを利用して、骨盤と股関節と背骨などの関節の動きがどのように組み合わされると合理的で無駄のない動きになるのかの実験につづき個別の筋肉のストレッチングへと入りました。

体の合理的な使い方やなるべく力を使わないでストレッチングを行う方法に興味が集中されましたので、講師の現代武道と日本武術の経験から得た体動法の一部をご紹介申し上げ『体幹と両腕の一体化と分離』や『脚を土台ととらえ丹田のみを移動する』、『相手から体を離すことで相手により力が浸透する』などなど、言葉では分かりにくい武術の口伝的な体の使い方を利用して体で覚えていただきました。

それらの体動を意識しながら、太ももの裏の筋肉を横に2つ、縦には2つから3つに分けて、それぞれのポイントを伸ばし分ける手法とその原理の他の筋肉への応用方法にじっくりと時間をかけて完全マスター。

それ以降は、太ももの内側の筋肉を3つ、外側を1つ、前側を3つと予定していた筋肉にたいするストレッチングの方法全てを学んでいただけたので、残りはセミナーの途中で軽い痛みや不具合を感じられた部分への特殊なストレッチングを関節単位で紹介しながら施療させていただいてしまいました。初めてのケースでしたが…

内容は、個別の筋肉をできるだけ細かくストレッチングするというセミナーの目的とは真逆の手法でした。

問題となっている筋肉がどれであるかの特定がむずかしいときに使っていただける、動きを通してできるだけ多くの筋肉をまとめて動かしながら伸ばすという方法。骨盤と肩甲骨でデモを兼ねた施療をご覧いただき、その後に股関節と骨盤の両方の動きを改善する一風変わったエクササイズを覚えていただきました。

一般的に日常生活では行うことがない体の使い方だったため強い興味をもっていただけました。色々と追加注文(?)もあり、今回はご了承のもとサプライズ技法は割愛させていただき、体の動かし方に付いて説明をつづけることとなりました。

いつもりも1時間も長い、5時間もの長時間セミナーとなり、退出時間の着替えと部屋の片付けでてんてこ舞い。苦笑いと共に参加者の皆さま方、講師共々大満足の結果となりました。

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“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第1回目:足部・下腿部”開催レポート

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2013年1月20日(日)東京都内にて、当院主催の下半身の筋肉へのストレッチングセミナーとしては、第2シリーズ目となる“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第1回目:足部・下腿部”が開催されました。

前シリーズ“足部反射療法家のためのストレッチング講座”に参加いただいた先生方数名から、言葉や表現は違いこそすれ『言葉は悪いが、魚をもらうことを期待してセミナーに参加してはいません。魚の釣り方を教えてもらいたいからこのセミナーに参加しました。ストレッチングの理論と覚えたストレッチングを自分自身で応用したりそのバリエーションを作り出す方法まで教えてもらってとても満足している』といった主旨のご感想をいただいました。

今回は参加者の方々にご意見をお聴きして、ストレッチングを行ううえで最低限必要な解剖学用語とストレッチングの理論に少し多めに時間を割り当てることとなりました。

昔学校で学ばれた方や独学で色々勉強したがよく分からなかったという方まで解剖学の知識レベルは様々でしたが、参加者全員の皆さまにご理解いただけるまで1時間強にわたり、ふだんの言葉で一から説明申し上げました。

3時間ていどの実技では、最初にそれぞれの筋肉の走っている流れというか経路をイメージしていただき、その筋肉の骨にくっ付いているヶ所と反対側のくっ付いているヶ所の間を広げることを頭においてストレッチングをしていただきました。

そのためには、その筋肉が動くと関節がどう動くのか、そしてそのストレッチングをすると無意識のうちにどういう方向へと逃げようとするのか、しっかりと体で覚えていただくことにより、形に頼り過ぎない正しいストレッチングの実技をマスターしていただけました。

今回も、ふくらはぎの表面の筋肉を1つにまとめて伸ばす方法。2つに分けて別々にしっかりと伸ばす手法。そして、奥の筋肉1つを中心にじっくりと伸ばす手法を学びながら、「できるだけ力を使わずに、自分の体重を有功に活用するという武術の体動法を応用した技術を含め」て覚えていただきました。

ひとことで申し上げるならば、「丹田を意識できない方が丹田から動く方法」というイメージでしょうか。

その時点で、いかに疲れずに行うかということの重要性を感じていただき、その後は個別の筋肉に付いてコツをふくめて反復練習していただいた次第です。

前回の第1シリーズでは、参加者の先生方が異なるスタイルの足部反射療法の現役の指導者の先生方だったので特殊な筋肉に興味が集中したのだろうかと考えていたのですが、ふくらはぎの3つ以外では、今回も前回と同じ4つの筋肉のストレッチングを熱心に学ばれ多くの時間をさくことになりました。

一番人気(?)は、スネの骨の隣外側にある前脛骨筋(ぜんけいこつきん)。二番人気が、そのまた横にある腓骨筋(ひこつきん)。残りの2つは、足の親指の付け根の関節を曲げる長母趾屈筋(ちょうぼしくっきん)とやはり足の四指の付け根を曲げる長趾屈筋(ちょうしくっきん)というあまり一般的ではない筋肉でした。

前の2つは、歩きすぎたときに疲れた経験がおもちだとの理由からでしたので、セミナーテーマからは脱線いたしましたが、セルフストレッチングの手法も覚えていただきました。

後の2つは、講師のストレッチングを受けていただいたときに、ふくらはぎの奥の方に今まで感じたことがない感覚が生じたからとのことで、施療的に効果が有るからという理由によるご希望ではありませんでした。

最後に「一見不思議で効果があるが、理論的な裏付けを知れば全身に応用できるテクニック」をお土産(?)お帰りいただきました。

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“ストレッチングをもちいた股関節・膝・首の痛みの改善法セミナー”開催レポート


2013年1月14日東京都内において、第1回めから第3回目まで参加くださった足部反射療法指導者の先生方を対象とした第4回目のセミナーを予定しておりました。

ところが、当日はこの冬初の積雪。電車は止まるしバスにはちょうだの列。歩こうとすると慣れない積雪では転倒が不安。他にもあった様々な理由により、参加予定の先生でおいでくださったのは、お一人のみ。

交通事情で参加されなかった先生方のことも含め色々と話し合った結果、レジスタンスストレッチングのセミナーは中止。そして、来月に延期となりました。

代わりに、3つの症例にたいする原因の特定方法と数種類のストレッチングを利用した完全改善のための具体的な手法について2時間半ほどの“オーダーメードの個人セミナー”を開講させていただいた次第です。

  具体的な症例は以下の3種類でした。

・脚の付け根の関節が伸ばすときに音がするうえ痛みがあるケース。
・膝のお皿の下の部分や両側の凹み、そして膝の内側に痛みが生じるケース。
・首を後に反らせたときに感じる強い圧迫感や鈍い痛み。いわゆる強い“つまり感”がでるケース。

筋肉ひとつひとつ、あるいはその筋肉を大きくいくつかの部分に分けておこなうスタティックストレッチングを使って原因を突き止めるところから、問題の筋肉にたいしてストレッチングをおこなっても、痛いヶ所に痛みが出ないようにおこなう特殊なテクニックも含めて一緒に学んでいきました。

当院の模擬施療を一緒に実施していただいた形となりました。

セミナー本来のストレッチングというテーマからはいくぶん離れた内容とはなりましたが、当院でもちいている関節内部機能回復調整法:TRAFIASを使うべきケースやその理由のご説明と、当日の予定であったのに延期となってしまったレジスタンスストレッチングの使い方、そして最後には一般の方々にはマニアックとうつりかねないほど細かな再発防止用のセルフストレッチングまで練習を実施させていただくことができました。

すでにセミナー3回のセミナー全てにご参加いただいていたので、ひとつの筋肉を両端とまん中の3ヶ所のパートに分けてストレッチングする方法はマスターなさっていらっしゃいました。そのため、ふだん火水流整体術院整体術院の施療でもちいているストレッチング関連の施療技術につきましては、特殊な手法をふくめて全てを覚えていただけたのは講師にとりましても大きな喜びとなりました。

また、一対一での講習となったおかげで、委託セミナーとしても、いつもにも増して濃い内容が盛りだくさんのパーソナルセミナーとなったのではないかと自負いたしております。

参加くださった先生も講師も、不自由な交通機関をうまく活用し、その後積雪の中を小雨に降られながら歩き、冷え切った体でやっとたどり着いた会場からすぐに帰宅する気にはなれませんでした。

「せっかく、この悪天候の中、わざわざ来たのだから…」という不純な動機(?)で開始した“オーダーメードの即興委託パーソナル・セミナー”でした。
結果良ければ全て良し。参加いただいた先生にとって、また講師にとっても、とても満足のいく結果となりました。

今回は想定外のパーソナルセミナーの開催となりましたが、当院ではパーソナルセミナーも、ご依頼によるオーダーメードのセミナーも常時、受付中。

個人、グループ、団体など、ご希望の皆さま全ての方々にご対応申し上げております。
セミナーのテーマ、内容、時間、料金など、詳細点につきましては、ご遠慮なさらずにご相談いただきたくお願い申し上げます。

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→ 関節内部機能回復調整法 

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Q. セミナーのレベルに付いて知らせてください。たとえば、解剖学用語や何か   
   特殊な用語を使うのか? あるいは、ふつうの言葉で説明してくれるのか? 
   そういう意味です。

   以前参加したセミナーの中には、専門用語のられつばかりで、何を言ってい
   るのか説明自体が分からないことありトラウマになっているので質問しまし
   た。

A. 個別のセミナーにより、あるいは参加者の皆さま方の要望によって大はばに変化いた
   しますので、
具体例から申し上げます。

 施術家の先生方やスポーツトレーナーやインストラクターの方々が対象のばあいには、関節の名称から動きの名称等々の基本的な用語はすべて医学的な標準的な用語を使用いたします。

 「この筋肉の作用、または機能は、股関節の屈曲(くっきょく)・外転(がいてん)・外旋(がいせん)ですから、その逆でストレッチングは可能とないます。但し…」といった感じでしょうか。

 もちろん、「十分に分かっているけれども、そう早い口調で言われては困る。セミナー参加のために昔の本を出してきて復習するのもなんだから…」という方々もいらっしゃいます。事実、私も別分野のセミナーに参加させていただいたときには、このように感じたことがございました。

ですから、その場でのご希望によりふつうの言葉による解説を加えながら進めさせていただくケースがほとんどという印象でございます。
セミナー開始後に参加者の皆さまにおたずね申し上げてから、使用する言葉や用語の種類を変化させることが多いといえます。

施療家の先生方やセラピストの皆さまには、基本的にはふつうの言葉と専門用語の両方を合わせ使わせていただいております。

たとえば、
「ふくらはぎの奥の方にある筋肉。芯があるように感じることもある、ひらめ筋という筋肉ですが…」
「体の真ん中や胴体に近い方の近位部(きんいぶ)と呼ばれる部分の方が…」
「膝を伸ばす、伸展(しんてん)という動作や太ももをお腹に付ける方向に動かす、脚の付け根の関節である股関節の屈曲(くっきょく)という動きに注目すると…」

といったイメージをお持ちいただければ間違いないはずです。

「そのような特殊な言葉をおぼえたいとは思わないので、ふつうの言葉だけで説明をお願いしたい」というご希望の皆さまも多くいらっしゃいました。

そのばあいは、最低限おぼえていていただけると便利だろうと思える、筋肉の名前やその部分の呼び方、そしてお体のランドマーク(指標や目印)となる部分の名前だけを解説付きで使用させていただいております。

「筋肉には筋腹(きんぷく)と呼ばれる筋肉の本体と、アキレス腱という言葉が有名ですが、腱という筋肉の両端にある余り伸びない部分でいちばん最後が骨に張り付いている部分がありますが…」というイメージです。

やはり、セミナー後にテキストを参考に、インターネットや本で勉強するお手伝いもさせていただきたいので、このような一見不必要かなと思われてしまうことばも加えております。もちろん、テキストには解説付きできちんと書かせていただいております。

ですが、セミナー中はそのとても重要で皆さまのお役に立ちそうだと思われる言葉以外は一切の専門用語は使用いたしません。これは、昔、私があるセミナーに参加して、ひじょうに不愉快な思いをしたことも原因となっております。

特殊なケースとしては、《足部反射療法家のための》とセミナーの題名に記されていれば、足部反射療法のルーツともいえる若石スタイルや官足法の反射区の名称を用いながら、進めさせていただいております。

またあまり得意ではございませんが、参加者の皆さま方によっては経絡(けいらく)や経穴(けいけつ:つぼ)、そして経絡指圧系の経絡の名称を分かる範囲で引用させていただいたりもいたします。

オーダーメードのご依頼によるセミナーでは、できる範囲とはなりますが100%ご希望に沿った形で実施させていただいてまいりました。

ご質問へのお答えとなりましたでしょうか?

セミナーごとに、そのご説明方法や使用する用語も大はばに変化いたします。ご希望のセミナーがございましたら、個別にお問合せをいただければ具体的にお答え申し上げられます。宜しくお願い申し上げます。

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ここ半年ほど、当院主催のセミナーを定期的に開催させていただいて以来、オーダーメードの講習会のご依頼が届いていない状況です。

当院では以前どうよう、お客さまや団体さまからのご依頼に合わせたストレッチング(施療用・疲労回復用・リラクゼーション用、等々)、足圧、足部反射療法やセルフリフレクソロジーから、特殊な施療技法のセミナーまでご提供申し上げております。

セミナー費用は参加者さまのご人数やセミナーの内容で異なります。こちらに付きましても、個別のお問合せをお待ち申し上げております。

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“第3回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:殿部編”開催レポート

梨状筋ストレッチング.jpg

2012年12月10日東京都内において、足部反射療法の指導者の先生方を対象とした第3回目のセミナーを実施いたしました。

第1回下腿編(含 足部)、第2回大腿編とつづいてまいりました、下半身の筋肉にたいするストレッチングの最後の講習会となったため、毎回少しづつ行ってきた“機能解剖学基本用語の復習”のそのまた復習をまとめて実施させていただきました。

わずか45分ていどではありましたが、基本肢位と解剖学的肢位から、基準面・三体位の施療分野別の異なる呼称・距腿関節(きょたいかんせつ:足首)、脛骨大腿関節(けいこつだいたいかんせつ:膝)、股関節、骨盤、頚椎(けいつい:首の骨の一つ一つ)と胸椎(きょうつい:胸の部分の背骨)と腰椎(ようつい:腰の部分の背骨)の椎間関節(ついかんかんせつ:背骨同士の関節)の動きに至るまで例外的な動きにはとくに注目しつつ、実際の動きをご覧いただきながら復習していただけました。

今回は筋肉の名称も動作の動き等々につきましても、解剖学用語を用いて解説させていただきましたが、まったく問題なく、ご理解いただきました。

殿部(でんぶ:お尻)の筋肉ほとんど全てを同時に、楽にストレッチングする手法を体の使い方と重心の置き方に注意しながら練習し、そのストレッチングされる感覚を忘れぬうちに殿部の代表的なセルフストレッチング5種類を立位(=りつい)、座位(=ざい)、椅座位(=きざい)、背臥位(はいがい:あお向け)などの体位で行う手法を習得。

サイト用第3回セミナーテキスト写真20121210用.jpg

ここ数年テレビの健康番組や健康雑誌で話題にあがることが多い、腸腰筋(ちょうようきん)を3つの筋肉に分けてそのうち腸骨筋(ちょうこつきん)と大腰筋(だいようきん)の効果的な伸展法(しんてんほう:伸ばし方)と深層外旋六筋群(しんそうがいせんろくきんぐん)を3つに分、とくにお尻からふともも裏側の痛みの直接の原因となることが多い梨状筋(りじょうきん)のストレッチング方法にかんしては、理論と実技の両面から十分に時間をさいて体得していただきました。

最後にアウターマッスルでありながらも重要であり、腰痛改善のためにも役立つ、大殿筋(だいでんきん)と中殿筋(ちゅうでんきん)の前部分と後部分にたいするストレッチング法を基本に忠実な手法で練習して終了となりました。

わずかこれだけの内容でしたが、4時間弱の時間がたちまち過ぎ去っていただくほど内容の濃い講習会となったのも参加者の先生方の詳細点にまで渡った熱心なご質問のお蔭であったと感謝申し上げております。

腸骨筋ストレッチング2.jpg

今回のサプライズプレゼントは、あるインナーマッスルに直接四指先でアプローチしてゆるめてしまう方法を覚えていただくというものでした。指先でそれらの筋肉を捕らえる感覚とそのために最適と考える時間を覚えていただけたので、翌日から必要に応じてご使用いただけているのではないかと考えております。

体の深いところまで指を差し込むので、慣れないうちは指が痛かったり、相手の体を壊さないか心配したりと悪戦苦闘なさっていらっしゃいました。でも、そこは他分野とは言え施療の指導者の先生方でした。たちまち、マスターしていただき、ご自身のお体でそのゆるんだ感覚までをも覚えて納得していただけました。

次回の第4回レジスタンス・ストレッチング(含 PNFストレッチング&MET)セミナーと第5回の総復習セミナーには、第1回から第3回までご参加いただいた先生方のみご参加いただく形態をとらせていただくため、参加者の募集は控えさせていただきます。

ですが、講習内容に付きましては、できる範囲内で後日、本サイトにてご報告の記事をUPさせていただくつもりでおります。ご期待いただければと思います。

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“第2回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:大腿編”開催レポート

12Nov2012第2回セミナーUP用.jpg

2012年11月12日、東京都内にて少人数限定で第2回セミナーを実施いたしました。

今回は足部反射療法のプロ養成に従事なさっていらっしゃる先生方以外にも、足圧家の先生と別分野のセルフ・ストレッチングの先生が参加くださいました。後姿のお写真ならばとのことでOKをいただけた先生方との写真を掲載させていただきます。

前回の簡単なストレッチング理論の復習につづいて、“ストレッチング中、楽に同じ強さの力をかけ続ける方法”“痛みを感じさせない手法”“ストレッチングに必ず生じる代償動作の見つけ方とその防ぎ方と体の連動”などに付いて、参加者の皆さま自身が太ももの裏側の筋肉群であるハムストリングをまとめてストレッチングする手法を活用して理論と実践の両面から覚えていただきました。

つづけて、男性と女性の脚の付け根の関節、股間節の特徴を考慮にいれながら、太ももの裏側の外側の筋肉と内側の筋肉を別々に、つまりハムストリングスを内外の2つに分けて効果的に伸張する実習。皆さまのマスターするスピードが速かったので、その2つの筋肉をそれぞれ3つに分け、太ももの裏側をトータルでは6つに分けてストレッチングする方法もじゅうぶんに時間をかけて練習していただけました。

また、その手法を体の他の部分の筋肉にも応用できるよう、理論的な説明をお受けいただいた次第です。

予定外ではありましたが、太ももの裏の筋肉に付いては正確にどの筋肉のどの部位が伸ばされているか、感覚的に分かっていただけるようになったことを利用し、太ももの外側と内側を別々にご自身でストレッチングする方法、つまりセルフ・ストレッチングの方法も覚えていただくことにいたしました。

第2回セミナー大腿編テキスト写真サイトUP用.jpg

太もものまん前の筋肉とそのとなりに位置する、太ももの斜め外側前面の筋肉を、楽にストレッチングする手法につづき、太ももの内側の筋肉のうち2つの筋肉をストレッチング仕分ける手法を2種類づつ覚えていただきお開きとなりました。

前回どうよう、今回もサプライズ技法を身に付けていただきました。

内容はご参加いただいた先生方だけの特典ですが、ある筋肉にたいするスタティック・ストレッチングを30秒〜40秒間実施直後、見ただけでおぼえられるかんたんなことを10秒程度行うだけで、脚のある関節がスムーズに動くようになってしまうというものでした。

古武術で言われる“口伝(くでん)”のような、絶対にポイントの忘れない暗記方法やむずかしい姿勢がそれを聞いただけでできるようになる、体験を通して見つけてきたオリジナルのコツも解説の中に散りばめてご紹介させていただいた次第です。

たとえば、目の玉を動きを使ってある筋肉をストレッチングするためにむずかしい体の一部分を伸ばす方法とか、ストレッチングから無意識のうちに逃げようとされてしまったばあい効果を引き戻すために行う言葉がけのフレーズとか…

そのため、「理屈だけがいっぱいでむずかしかった」というコメントをいただくことはありませんでした。参加するかどうか迷っていらっしゃる先生方、安心してご参加ください!

今回も体の動きや部位の解剖学用語を復習しながらのセミナーでしたので、次回でストレッチングに関係する機能解剖に関する基本用語の復習は完了する予定となっております。

来年2013年には、毎月1回、日曜日か祭日の午後に4時間から4時間半ていどのセミナーを開催していきたいと考えております。
まずは、現在足部反射療法家や足圧家の先生方に参加していただいている、“つま先からお尻まで、下半身のストレッチング”の完全マスターをめざす全5回のセミナーから開始していく予定です。
ご興味をおもちの先生方におかれましては、当院までご連絡いただければメールにてその時々に予定させていただいている講習会やセミナーの詳細に付いて、折り返しご連絡申し上げます。 

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“第1回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:下腿編”開催レポート


先週、2012年10月22日の月曜日、都内の公共スペースにおいて当院主催のスタティック・ストレッチングのセミナーが開催されました。

 当初はプロの足部反射療法家とリフレクソロジストの先生方を対象とされていたのですが、参加くださった先生方が、流派や団体は異なるとは言え、全てプロの足部反射療法家を養成するコースの指導者として活躍中の方々でした。
そのため、内容も当初の予定とは異なりだいぶ専門的。ふくらはぎの全体を伸ばすかわりに、ふくらはぎの筋肉を3つに分けて伸ばすなど、筋肉のひとつひとつをねらってストレッチングをするものとが実技でのメインとなりました。

また、少人数限定のセミナーのため、講師が参加者の先生方全員とストレッチングを相互に実施しあうという時間的な効率は悪くとも、ストレッチング体得のためには最良の環境をご提供できたのではないでしょうか。

実際のセミナー内容に付いてかんたんにご紹介申し上げます。足部反射療法の専門用語が登場いたしますが、ご寛恕いただけますようお願い申し上げます。

前半1/3の時間をしめた理論編では、解剖学の基本用語の復習に続き、ストレッチングの効果やその主な原理Ⅰb抑制伸張反射スタティックストレッチングの原理相反抑制自原抑制PIR等々に付いて、参加者同士でペアを組んでいただきデモンストレーションやテストを体験していただきながらの解説となりました。

後半2/3の実技編では、お客さまが足部反射療法やリフレクソロジー用のリクライニングシートにお座りの状態のままでストレッチングを実施する“シートサイド・ストレッチング”の方法をご紹介申し上げました。今回のセミナーでしか学べない、足部反射療法に従事した経験をもつ院長が工夫したオリジナル技法も多く含まれておりました。

セミナーテキスト写真第1回下腿部編サイト用.jpg

ふくらはぎの表面のふたつの筋肉である腓腹筋(ひふくきん)の外側と内側を別々にストレッチングする手法とふくらはぎの奥の方で“芯がある”ように感じることが多いひらめ筋に対する方法。脛(すね)の骨のすぐ横にあり、硬(かた)くなると解しにくい前脛骨筋(ぜんけいこつきん)とふくらはぎの外側にある腓骨筋(ひこつきん)のストレッチング法という反射療法家の先生方には必須の技術を完全にマスターしていただけました。

とくに、腓骨筋を事前にストレッチングしておくことにより、痛みなしに外側の“63.坐骨神経”の反射区を刺激することが可能となります。

だそくですが、内側の坐骨神経の反射区をゆるめるには、最初に申し上げた腓腹筋の内側頭(ないそくとう)と呼ばれる部分のストレッチングが有効です。

それ以外にも、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)のストレッチングが分かれば、それを応用することでかんたんに伸ばすことができる、足の親指を曲げる役目を持っている長母趾屈筋(ちょうぼしくっきん)と足の人差指から小指までの4本の指を曲げている長趾屈筋(ちょうしくっきん)へのストレッチングを体得していただけました。

ストレッチングではありませんでしたが、サプライズのプレゼント技法もお伝えできました。
理論編でご紹介申し上げた、ゴルジ腱器官と呼ばれる筋肉をゆるめてくれるセンサーの機能を利用することで筋肉を弛(ゆる)めてしまう当院のオリジナル技法や異なる技術を組み合わせる場合の効果的な順序も身に付けていただけました。

今回は初回ということで、特別に会場への出入りを含めて3時間45分という長時間となりましたが、ストレッチングの実技の反復練習とその復習に時間をかけたため、ひとつひとつの筋肉に関する情報やデータはご自身でテキストの記述を参考に復習していただくということで省略させていただきました。

足部反射療法家やプロリフレクソロジストの先生方のみならず、フーレセラピー、健身健康法、楽健法等の足圧家の先生方や若石スタイルの点穴法を施療に用いていらっしゃる先生方にもプラスアルファとして強力な武器となるストレッチング法の数々を体得できるセミナーとなるはずです。

ご興味をおもちの先生方におかれましては、当院までご連絡いただければメールにてその時々に予定させていただいている講習会やセミナーの開催要項をご送付申し上げます。

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“オーダーメード講習会:ストレッチポールとバランスボールの基本と応用
&床で行うストレッチング”開催レポート

第1回セミナー31julio2011

今回も、『ご依頼 ⇒ ご相談 ⇒ テーマの選択と内容の決定 ⇒ 資料と詳細内容の準備』という通常の道順(?)をたどっての開催となりました。

当院の施療と同じく、“オーダーメードのセミナー”。今回の特徴は、参加者がわずか2名と少なかったため、「実践的な技法と手法を完全に身に付け、かつその指導方法もものにしたい」というご希望に100%お応えする内容に設定いたしました。

整体、指圧、鍼、お灸、リンパドレナージュ、タイ式マッサージ、カイロプラクティック、吸玉、経絡指圧等々、様々な種類の整体技法や施術と療法に造詣(ぞうけい)が深く、臨床経験が豊富な施術家お二人に対するものだけに、ふだんとは異なり専門用語を用いての説明を実施。そのためスピードが速く、かつ内容が濃いものとなったのです。

オリジナル・テキスト(セミナー用)

バランスボールとストレッチポールの基本から肩・肩甲骨周り・頚部・腰部に対するエクササイズ、そして“関節内部機能回復調整法や最新のストレッチング理論を用いた特殊な腰部と股関節と頚部の問題点に対して完全改善を目指す当院オリジナル施療技術”の実際を体感し、学び、指導法の練習までマスターしていただけました。

ご指定の場所へと出向いての講習だったので時間的制約が無かったこともあり、6時間の予定を8時間に延ばして『予定外だった施療用のベッドをつかわずに行う特殊なストレッチングを』というご希望にもお応えできました。

テキストや資料にかんしては、市販のものやあらかじめ入手可能なものに付いては事前にお知らせし予習をお願いして時間的余裕を確保し、当日にはA4用紙9ページからなる指導用教本をお渡ししそれに従ってセミナーを実施。

当院のセミナーではよくあることなのですが、「忙しさにかまけてついセルフケアを怠ったために一時的に生じていた腰痛がセミナー後に気付くと、完全に改善してしまっていたため自己施術が不要になった」という嬉しいご連絡を後日いただくというおまけも付いてきました。
でも、余りにも色々と体験していただき、且つ反復練習をしていただいていたためどれが一番効果があったのかは不明ですが…

ストレッチポール

多くの方が参加してくださる講習会において、終了時間が2時間も伸びるなどということは主催者側の重大な過失。たとえ参加者全員の合意が得られたとしてもです。普段はこのようなことはありません。せいぜい10分から15分程度伸びる程度ですのでご安心ください。

『結果良ければ全て良し』では済みませんが、参加者のお二人にとって、そして主催者側にとっても納得のいく1日となった次第でした。

ストレッチングやエクササイズのセミナー開催をご希望の方からのご連絡もお待ち申し上げております。

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“自分自身で健康に 第4回:体を合理的に動かすためのセミナー”開催のお知らせ
 

2014年6月22日(日)午後1:00より3:00までの2時間、東京都杉並区内において“体を合理的に動かすためのセミナー”を開催いたします。

人間の体には合理的に動かす方法があります。

・スポーツや競技、ダンスや踊りなどの第一線でご活躍中の方々の体の使用法。

・年季を積まれたベテランの職人や仕事人の体の動かし方。

・一流の武術家や武道家の方々に多く見受けられる合理的で効率的な体の運用法。

普通では考えられない力やスピードが出せたり、美しさを感じるまで無駄な動きを取り去った体の使い方のすごさには驚かされてしまいます。

競技や踊りや仕事のひとつひとつには、その分野専門のきわめて特殊な体の使い方や動き方がありからです。

でも、分野が違っていても合理的な動きには、ある種の共通な法則が存在しているように感じたことはありませんか?

これについて、いろいろなことが言われています。

・「達人は肩の力が抜けていて自然体。力を入れないのがポイント」

・「体の表面の力を入れたと実感しやすいアウターマッスルは使わない。その代わりに、体の奥深くにあるインナーマッスルを使う」

このような意見が主流となってきたからでしょうか?

最近では外側の筋肉を鍛(きた)えずに体の芯(しん=コア)、つまり体幹(たいかん)を鍛えることがすっかりと定着してきました。

もちろん、私も形態は異なっていましたが武術での訓練の経験をとおして、その高い効果と価値は認めております。

でも、今回のセミナーでお伝えしたいのは、体幹トレーニングではありません。

《体を斜(なな)めに螺旋(らせん)に使うという動き》なのです。

体を斜めに動かすだけではなく、捻(ひね)りながらつかうとパワーも出るし、スピードも出せる。

そして、ひとつの動作をおこなうためにひとつの筋肉だけではなく、できる限り多くの筋肉を総動員すること。

たとえば、手先を動かすときも体全体をつかって動かしたり、足先を動かすときでも腰や背中まで、あるいは全身、首まで使ったりというイメージでしょうか。

上半身と下半身が捻られていて、そのうえ全身を斜め方向に使用する動きといえば、

・野球においてピッチャーが球を投げるときやバッターがバットを振って球を打つ。

・ゴルフでボールを打つ。

・ボーリングで球を投げる。

・テニスのサーブやバレーボールのアタック。

斜めの方向と角度には多少の違いはありますが、これらの動きは似ていると思いませんか?

このセミナーでは、上半身と下半身の理想的な動きを基本から理想形までを体におぼえこませていきたいと考えています。

かんたんな数種類のエクササイズさえおぼえて毎日繰り返していただければ、知らず知らずのうち、ご自身が必要とされている動きにおいて応用が可能となっていくはず。

踊りやダンス、テニス、ゴルフ、野球、日本武道、中国拳法、古武道、剣術など体をきたえたり、使いすぎてしまっていらっしゃる、スポーツマン、スポーツウーマンのアスリートから、逆に体を使わなさ過ぎる運動とは無縁の方々まで。

様々な生活習慣をお持ちの方々に、この種類のエクササイズや体操をご指導申し上げてまいりました。

施療後の再発防止エクササイズとして、あるいはアスリートの方々に対する、パフォーマンス性というか競技性や運動能力の向上目的で必要なこまかい動きに関係するもの。

それも、ほとんどのケースで1種類か多くとも2種類のエクササイズをマスターしていただくだけでした。

本セミナーでは、エクササイズのうち重要なものや効果がひじょうに大きいものだけをまとめてすべておぼえていただけます。

でも、このセミナーにでてエクササイズをおぼえても、とくにスポーツも踊りもやっていないから無駄だと考えないでいただきたいのです。
 

この体を合理的に動かすエクササイズを1日数分間だけでも習慣としていただくだけで、体全体の血行が促進され、リンパの流れももちろん促進されます。
 

自律神経の副交感神経の働きが回復されてイライラ感や病院で精密検査をしてもどこも悪いところがないのに、いつも調子が悪いという、自律神経失調症や不定愁訴(ふていしゅうそ)といわれるような症状が改善した例も多くあります。

このセミナーのプログラムの準備中にチャンスがあり、3名の体の大きさも生活習慣もスポーツ・武道歴もまったく異なる方々に予定しているエクササイズのうち1つだけご指導申し上げました。

その結果はいただいたご感想によれば以下の通りです。

・隠していたわけではないが、じつは左肩が痛くて左腕がまっすぐに上まであげられなかったが、今はこの通り。きちんと、耳の横に腕を伸ばしてつけられるようになった。

・まさかとは思ったが、腕をやる気なく動かすだけで、ずっと困っていた右の首の付け根のひどいこりとときどき感じていた吐き気もなくなった。

・専門家の施療を受けるまではないと思って、薬を飲んで我慢していた長年つづいていた肩こりがだいぶ良くなった。トイレにいくたびに1〜2分やることにしている。

これはセミナーで3つ目に予定している、とてもかんたんなエクササイズをおこなっていただいただけの結果です。

・仕事でパソコンを長時間使ううえに、運動不足。

・背中の上部から肩、そして首のこりや疲労を強く感じる。

・仕事はデスクワークで同じ姿勢を取りつづけることが多いため体が固まってしまい、すぐに動き始めることができない。

・体に冷えを感じることが多く、むくみがひどいことがある。

・病院で精密検査をしても悪いところは無いのに、いつもどこか調子が悪い。

・いつもイライラ感が強く、何かにたいしていつも腹立たしく思えてならない。

・合理的で効率的な体の動かし方を知りたい。

・スポーツや踊りや武道などでのパフォーマンス性をアップしたい。

・体の動きをもっと滑らかでスムーズなものにしたい。

・《対角(たいかく)・螺旋(らせん)の動き》を身に付けたい。

・リハビリやスポーツの専門家に使われている《対角・螺旋のセルフパターン》を理論や専門用語を使わずに、とにかくおぼえたい。

このような状態でお困りの方やご希望をおもちの方々がいらっしゃれば、ぜひともセミナーにご参加ください。

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日時 6月22日(日曜日)午後1:00から3:00まで(2時間)
場所 東京都区内施設
参加費用 3,500円

当院主催のセミナーへのご参加が初めての方には、お申し込み完了後、会場へのアクセス方法やご持参いただくものなど必要事項をメールにてお送り申し上げます。 

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“コントーショニストのためのセミナー:もっと軟らかくなるために”開催報告

参加者様用覚え書き

昨日、2015年3月14日(土・ホワイトデー)、東京都内のダンススタジオにて、コントーション・サークル「ノガラ」-Contortion-様のご依頼により、“コントーショニストのためのセミナー:もっと軟らかくなるために”の講師をつとめさせていただきました。

今回のセミナーの特徴は、参加者の皆さま全員が講師である当院院長よりも柔軟(じゅうなん)なお体をお持ちだったこと。

コントーション(≒柔軟芸?:じゅうなんげい)を日々トレーニングなさっていらっしゃるのですから当たり前とは言え当たり前。

前後開脚やサイドスプリット(≒股割り)180度以上は準備運動無しでできるという方々だけに、一般的なストレッチならばすべてご存知の方々が対象でした。

ということで、通常の当院のセミナーとはだいぶ内容が異なった次第です。

CCN委託セミナー長趾屈筋Strtch写真サイト記事用.jpg

最初に“ストレッチの鉄則”を簡単に説明させていただきました。

すでに一般レベルの注意点はご存知のため、復習的な意味合いが強かったとは言え、《呼吸・脱力・フォームの保持すべき秒数・開始&終了時の注意点・体のセンサーを研ぎ澄ます》5点の最重要点についてのみ申し上げました。

参加くださった皆さまへ:

・開始・中間・終了時に伸張反射が生じないよう注意しつつ、

・自分自身の体と細かく対話をしながら、

脳に伸びを叩き込む

以上の3点はとくに重要ですので、常に意識していただければと思います。

続けて“コントーショニストの懸念事項”として《筋肉の攣(つ)る理由や原因とその防止方法》《下半身太りの理由や原因とその対処法と防止法》のテーマへと進みました。

《攣(つ)り》に付いては基本的な4つの原因とそれぞれのケースにおける緊急の対処法根本的な原因の解消法をお伝えし、とくにハードなトレーニングをなさる競技スポーツ選手やコントーショニストの方々にとって重要な2つの原因と対処法そして、ストレッチで対処すべきなのに一般的に気付かれないことが多い筋肉の具体的な特定方法をいっしょに勉強していただいた次第です。

参加くださった皆さまへ:

皆さまに多いと考えられるのは、

ブレーキをかけたままアクセルを踏んでいるケース ⇒ 拮抗筋(きっこうきん)の疲弊のケア

チームの仲間のために働きすぎる ⇒ 協同筋(きょうどうきん)の疲弊のケア

ですので、ハンドアウトの2のⅠの2と3を忘れないようにお願い申し上げます。

《下半身太り》のテーマでは、一般の方であってもムクミや冷えが下半身に集中することの2つの原因をご説明。

CCN委託セミナー腓腹筋外側頭Strtch写真サイト記事用.jpg

つづけて、小顔で首から胸の上部にかけてのいわゆる“デコルテ(=首から胸元までの部分)”がすっきりとして理想的に美しいのにもかかわらず、下半身のムクミが一般の方々と同じていどあるため、そのムクミが必要以上に目立ってしまうというコントーショニストの方ならではお悩みの具体的な原因と対処法をお伝えしました。

時間の関係でハンドアウトに記載してあった、ムクミの問題の原因となっている部分を特定するための10種類のストレッチの実技はできず残念でした。

代わりに、脚の付け根の股関節の重要さとその見過ごされがちな動きの方向、つまりストレッチすべき方向をお伝えし、合せてお尻の2ヶ所のストレッチの方法を一緒に練習していただきました。

参加くださった皆さまへ:

・冷えを感じやすいつま先からふくらはぎのケアでは3つの筋肉のうち問題の筋肉を特定しストレッチをお願いいたします。

・たとえコントーションでのパフォーマンス性が多少低下しても、目で見えにくい太ももとお尻も忘れずにストレッチをメインとしたケアをこころがける。

リンパドレナージュをおこなう前に問題の部分のストレッチを実施する。

以上3点の徹底をお願いいたします。

3番目の最後のテーマは“反射を利用して一気に力が抜けた状態にし、それを通常のストレッチで脳に叩き込む!”

ここでは、身近ないくつかの脊髄反射(せきずいはんしゃ)の例のご紹介につづき、ストレッチで避けるべき1種類の反射と利用するべき2種類の反射に限定して体験と理論、つまり体と頭の両方でしっかりと学んでいただきました。

 

CCN委託セミナー中殿筋Strtch写真サイト記事用.jpg

もちろん、反射を利用した一瞬で筋肉を伸ばすストレッチのメリットとデメリット、きわめて高い危険性とその回避・防止方法、どちらの反射がより効果的か使いやすくて安全か等々にかんしても理論と考え方の解説もさせていただいた次第です。

2種類の反射の理論をお体で体験することで、その効果の確実性とどちらの反射の方が筋肉を一時的に弛(ゆる)める効果が高いかの体感をしていただきました。

最後に実際に反射を使いその伸びた状態をお体に定着させる6段階の手順を再確認していただいたところでセミナーはお開きとなりました。

参加くださった皆さまへ:

ハンドアウトの最後に記されております、Ⅵ.実践用法を守りながら、ご自身のお体の硬(かた)くなっている部分だけを特定して、そこだけをピンポイントで伸ばしていただけますようお願い申し上げます。

反射は奇跡の技術ではなくどなたでも使用できるもの。

すでに何度も申しあげたとおりで、長所と同時に欠点も持ち合わせた“諸刃(もろは)の剣”であることを忘れずに、120%の効果を求めるのではなく、安全面に最大の配慮をしつつ100%の効果を獲得し、直後にその伸びた状態を体に覚え込ませることをおこなっていただけますよう、最後にもう一度だけお願い申しあげます。

コントーション・サークル「ノガラ」様と主宰のN様へ:

この度は、委託セミナーの内容を開催報告という形で、当院のサイトへとUPするご許可をいただいたのみならず、セミナー中のお写真も多くお撮りいただきその掲載ご許可も賜りました。

衷心よりの御礼を申し上げます。

まことにありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

火水流整体術院では、当院主催のセミナー以外にも、今回のようにご希望のテーマや内容にそった、オーダーメードのセミナーのご依頼もお受け申しあげております。

→ 詳細に付いてのお問い合わせや委託セミナーのご依頼はこちらへ
→ 過去に開催されたセミナーのレポート

第3回逆(さか)さエクサ©入門セミナー開催報告

2015年3月29日(日)の午後1時から2時間半、第3回目となる“逆(さか)さエクサ©入門セミナーが開催されました。

今回の特徴は、参加者の皆さま方全員、お体が通常の平均レベルよりもやわらかかったこと。

内訳(?)は、やわらかい方、とてもやわらかい方、すごくやわらかい方、信じられないほどやわらかい方(!?)の4名の皆さまのご参加をいただきました。

講師がいちばん体がかたいという、通常のセミナーでは考えられない状況。

ということで、前2回の逆さエクサ入門セミナーとは、一緒に反復練習していただく逆さエクサとそれに組み合わせるセルフストレッチでねらう体の部位がまったく異なる結果となってしまいました。

また、参加人数が少なかったため、事前に参加者の皆さま方のご希望をお聴きし、ストレッチを行う体の部分を選択させていただいた次第です。

テキストページ内容写真第3回逆さエクサ入門セミナー.jpg

この逆さエクサ入門セミナー、過去の参加者の皆さまはご存知なのですが、1回のセミナー中、少ないときでも25種類ほど、多いときには30種類以上のストレッチを学んでいただいております。

それも、わずか2時間半から一番長かったときでも3時間という短い時間で…

もちろん理由があります。

それは、ひとつひとつのストレッチを正確におぼえていただくのが目的ではないから。

数多くの、それもひとつひとつが伸ばす部分も力を抜く部分も逆に力を入れる部分も、そして形もフォームも姿勢も違っているストレッチのひとつひとすにおいて共通である“逆さエクサ”重要な9つの基本でありもっとも大切なポイントの全てを守って行っていただく。

ひとつひとつのフォームややり方をおぼえていただくことはセミナーの目的ではございません。

 

この9ヶ条を体でおぼえていただくことが最終目的だからなのです。

 

「心臓や脳に影響を与えないためにはこれに注意して…」

「こっちを瞬間的に弛(ゆる)めるにはここに力を入れるのだから、ここからこの順番で力を入れていくのか…」

「そうそう呼吸はこうやって…」

「力を入れ続けるていどと時間は…」

などと頭で考えていたら、その効果は半減してしまいます。

そのうえ、ご自身のお体に取り返しのつかない損傷(そんしょう)を与えてしまう可能性まであるのです。

そのため、今回も20数種類実際に行っていただくことで、逆さエクサの9つの重要点をしっかりとお体でおぼえていただきました。

過去2回は、上半身と下半身のストレッチの数が、ほぼ同じになるようプログラムしていたのです。

しかし、今回は参加者様の複数のご希望にたいしてお応えするため、上半身へのストレッチはわずか1つで、それ以外は下半身、とくに太もも、お尻、ふくらはぎの3つのゾーンに対して、細かく分けておこなうストレッチを一緒に学んでいただいた次第。

これを利用し関節の特定の方向へと動く範囲を広げられるようにした。

そして、同時に、気になさっていらっしゃる症状の具体的な改善方法も学んでいただいた。

その中には、コントーション・サークル「ノガラ」様で行っていらっしゃる柔軟性向上のストレッチを細かく分けて2種類の筋肉に効くようにしたうえで、反射的に弛(ゆる)めてしまう方法。

そして、体の前面を両脚の付け根から首までと体の後ろ側をお尻から後頭部まで反射的にまとめて弛(ゆる)める逆さエクサもふくまれておりました。

このまとめて弛(ゆる)めるエクササイズは、使い方により自分の体の背骨のどの部分が硬(かた)かったり、あるいはどの部分が原因で分けて動かすことができないのか?、または前に体を倒したり後ろに大きく体を倒せないのかを知ることができる優れもの。

テキスト4部写真第3回逆さエクサ入門セミナー.jpg

もちろん、このエクササイズは、体をやわらかくする以外にも、自分が使えていない部分を特定し、その部分を使えるようにしたり、背骨のひとつひとつの感覚を鋭くして、神経を活性化するための感覚的なワークとして使用する方法を学んでいただきました。

できるかぎり、参加者様のおひとりおひとりのお体に触らせていただき誘導することで細かい感覚を覚えていただいているうち、2時間半以上のセミナーがたちまち終了のときを迎えてしまいました。

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後日、参加者さまのおひとりからいただいたセミナーのご感想を紹介させていただきます。

参加者にとってわかりやすい言葉を選んでいただいているのが感じられただけではなく、そのお蔭で非常に理解しやすかった。

また、セミナー全体ても楽しい雰囲気の中で進み、そのせいもあり高度な理論のはずなのにとても判りやすかったです。

セミナーの最初に説明されたように、これだけ多くの数の実技、すべてを覚えるのは難しいですが、自分に必要なところをピックアップして行っていくつもりです。

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《ご参加いただいた皆さまへ》


内容密度の濃いセミナーへのご参加、文字通り、お疲れ様でした。

セミナーの最初と最後で申し上げた通り、今回のセミナーで数多くの種類のセルフストレッチを行っていただいた理由は、すべての逆さエクサとそのベースとなっている細かい部位をねらったセルフストレッチのやり方を暗記していただくためではありません。

9つの重要ポイントをお体でおぼえこんでいただき、すでにご存知のストレッチやこれから新しくおぼえられる全てのストレッチで逆さエクサを自然に作り出して実際に利用していただくためでした。


とくに、《危険防止》《力を合理的に強く入れその直後に弛(ゆる)ませるための口伝(!?):○×○×大事》の2点は、忘れずに最大限ご活用ください。

上でも少し述べましたが、体の前面と体の背面を曲げ伸ばしするときには、背骨に頭蓋骨と骨盤を足して、そのひとつひとつを、○×○×大事にしたがってゆっくりと感じながら動かしていただくようお願い申し上げます。

また、感覚的に動かし方がつかめるまでは、1日1回づつでも結構ですので、できれば毎日実施していただければと思います。

第3回逆さエクサ入門セミナー参加者様お写真.jpg

書き込みいただいたテキストのうち、第2ページで申し上げた《逆さエクサの重要ポイント9カ条》だけは時々読み返していただき、逆さエクサを行うときには100%ご活用いただけますようお願い申し上げます。

セミナーへのご参加に感謝申し上げております。ありがとうございました。

                              火水流整体術院 謹識

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次回以降も、“逆さエクサ©入門セミナー”を開催させていただくチャンスがあれば、ご参加者様のご希望に沿った形でストレッチの種類やそのねらう体の部分を選んでいきたいと考えております。

当院の“逆さエクサ©入門セミナー”にご興味をお持ちくださった皆さまには、チャンスがあればぜひご参加いただき、《攣(つ)り癖の解消》筋肉のひどい張りや痛みの改善《具体的なリラクゼーションの方法》《スポーツや競技やダンスや身体芸術におけるパフォーマンス性の大幅な向上》などで、ご活用いただければと思います。

→ セミナー参加、ならびにお問い合わせはこちらへ

→“コントーショニストのためのセミナー:もっと軟らかくなるために”開催報告&参加者様用覚え書きはこちらへ

→ 第2回 逆さエクサ入門セミナー開催報告はこちらへ

→ 逆(さか)さエクサ入門セミナー開催レポートはこちらへ

→ 講習会・セミナーへのお誘いと過去の開催歴はこちらへ

下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー押圧編(全2回中前半)”開催のお知らせ

5月31日(日)13:00から15:30までの2時間半、東京都内において“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー押圧編(全2回中前半)”を開催いたします。

下半身太り・むくみ・冷えの原因についてはご存知の方が多いようですが、実際にそれを『完全に解消なさったり、それにともなう様々なお困りの問題を完全改善なさった方は少ない』というのが実情ではないでしょうか?

マッサージを受けたり、リンパドレナージュを受けたり、むくみ取りや下半身太り解消に特化した特殊なストレッチや足圧などにより、わずか1時間で太ももが10cmも細くなったなどと喜ばれたのもつかの間。 

軽くなった足でいつもよりも数段軽やかにあるいてご自宅に到着し入浴。 

足のむくみもないし、脚も細いまま。心配になって試しにはいてみるジーンズもゆるゆるのまま。 

ところが翌日の午後ぐらいから少し脚にはれぼったさを感じ、帰宅してみると脚の太さは元に戻ってしまっていた。

こんな経験をなさった方も多くいらっしゃるのでは?

今回、前後2回に分けて2種類の異なるセルフケアの方法をご紹介し覚えていただく理由は、毎日少しづつでもご自宅でセルフケアをつづけていただくため。

完全改善、あるいはご満足いただくレベルになるまでは、毎日。

そして、その後は下半身のサイズ・むくみ・冷えの状態に応じ、必要なときにのみ実施していただきたいから。

2部構成となるセミナーの前半部分にあたる今回は、問題の部位を、ご自身のお体の一部分やボールに正確にあてたら体重をのせて圧迫するだけ

押圧(おうあつ)の重要ポイントやコツだけではなく、押圧をすべき正確なポイントやラインを身に付けていただきます

バリエーションでもある、押圧スライド法という《押圧したまま器具をスライドさせることでラインやゾーンで筋肉などを弛(ゆる)める手法》も合わせて覚えていただきます。

時間があれば、下半身でもっとも問題となりやすい、そしてやわらかく保っておきたい部分に対する日常生活の中で行えるエクササイズもマスターしていただければと考えております。

ちなみに、第2回目は効果的な10種類ほどのストレッチと必要に応じ逆さエクサを数種類と体のセンサーを一時的にごまかす(というと言葉は悪いですが、正確には脊髄反射です)ことでかたくなった筋肉を一瞬で弛める裏技等々も合わせおぼえていただくプログラム構成。

前後2回のセミナーはどちらからご参加いただいても、ご理解いただけるようになっております。

ぜひともご参加いただければと思います。

ちなみに、今回使用するボールや器具に付いては、ご参加申し込み後直ちにお送り申し上げる会場のご案内やご持参いたくと便利なグッズのご案内と共にお知らせ申し上げますので、ご手配ください。


両方合わせても200円から500円ていどです。

→“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:押圧編(全2回中前半)”のお申し込みやご質問はこちらへ

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日時 5月31日(日)午後1:00から3:30まで(2時間半)

場所 東京都内施設

参加費用 5,000円

お申し込み後には、折り返し、会場へのアクセス方法や今回ご持参いただくボールや器具の種類や入手法など必要事項をメールにてご連絡申し上げます。

追伸 セミナー時間の延長が場所の都合でできません。代わりに、セミナー後、最寄りの駅近くのファミレスで実費(280円〜1,000円未満)での質疑応答のための懇親会を予定いたしております。

→ “下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:押圧編(全2回中前半)”のお申し込みはこちらへ 

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第4回逆さエクサ入門セミナー開催報告、兼参加者様用覚書

2015年4月29日(日)の午後1時から2時間半強、東京都内にて第4回目となる“逆(さか)さエクサ©入門セミナーが開催されました。

今回も参加者の皆さま方全員、柔軟(じゅうなん)なお体の持ち主。

ストレッチを長年つづけるという努力の結果として手に入れられた軟(やわ)らかさ

余談ですが、おひとりだけはご自身のお体が硬(かた)いと思い込まれていらっしゃいましたが、逆さエクサ数秒間でたちまち軟(やわ)らかくなられました(?)

本当のことを申し上げるならば、硬かったのではなく、ご本人様が「小さい頃から、他のひとよりずっと体がかたいんですよ…」と誤解なさっていらっしゃっただけ。

つまり、ご自身で無意識のうちに力を入れていらっしゃっただけであり、元々硬いと考えていらっしゃったのは、思い込みに過ぎなかったということをお体の変化によりご理解いただきました(≒ご理解いただかざるを得なかった?)

逆さエクサに付いてのセミナーを実施させていただく度に感じることなのですが、「ご自身の体が元々軟らかいのに、『自分は体が硬い!』と思い込んでいらっしゃる参加者の方がおひとりでもいらっしゃるとありがたい!」

デモンストレーションのモデルをお願いすると、とにかく関節の動く範囲が一気にそれも信じられないほど大きくなってくれるから。

そして、ご本人のヤラセをはるかに越えたリアクションが大きさにより、他の参加者が納得し、よりやる気を燃やしていただけるからです。

というのは余談でしたが…

セミナーのご報告に戻りますが、参加者様の人数が少なかったこともあり、今回も《 “逆さエクサの重要ポイント9ヶ条”を体でおぼえる》《スポーツをハードになさる方にもなさらない方にも疲労回・調整のセルフケア》、そして《感覚を鋭くして問題のある部位を点で見つけて、そこを弛(ゆる)める》という3つの目的のために外せない、ふくらはぎの筋肉3種類、太ももの裏側の3種類、背骨24個とその上下にある頭蓋骨(ずがいこつ)と骨盤の合計26個を順に曲げ伸ばしするエクササイズ2種類はじゅうぶんに時間をかけて反復していただきました。

効果はひじょうに高いとはいえストレッチで狙う場所が細かいため、中には一般的なストレッチとはフォームも相当に異なっているものもございました。

もちろん、大部分のストレッチにおいては参加者様の人数が少ないという利点(?)を生かして、講師がおひとりおひとりに直接ご指導申しあげた次第です。

このたびの逆さエクサ入門セミナーにおきましても、ストレッチ自体をおぼえていただくことが目的ではありませんでしたが、それでも共に学んでいただいたものは25種類にも及びました。

参加いただいた皆さまの事前のご希望と途中で講師が必要と感じその場で追加させていただいたものの内訳は以下の通りです。

ふくらはぎ表面全体・内側・外側、ふくらはぎ奥、頭から骨盤まで前面・背面、太もも裏全体・内側・外側、太もも裏側全体と背中全体、お尻の後ろ斜め上、お尻全体、腕の付け根下横側2種類、肩甲骨の上回し、二の腕裏側、太ももの前3種類、脚の付け根コマネチライン(?)の奥、太もも内側2種類、腰の真横部分、体の真横部分。

中には2〜3、ひどい腰痛や股関節の痛みにたいする当院の施療で多く使われ、高い改善効果を出しつづけているものもふくまれておりました。

また、今まで当院のセミナー開催報告やレポートで記すチャンスがなかった(=記し忘れつづけていた)当院のセミナーの隠れた人気の秘密もお伝えしたいと思います。

それは、セミナーの流れの中で必要である場合は、別の分野では秘密とされていたり、中々一般公開されることがない、いわゆる“秘伝”と呼ばれ隠されている重要なコツやポイントを完全に身に付けていただく“おまけ”というかチャンスが多いこと。

今回の実例をご紹介申しあげるならば、

《一般的に“骨で立つ”という言われ方をされる、体の表面近くにある力を入れたり抜いたりするのを感じやすいアウターマッスルをできるだけ使わずに、使用感を感じにくい体の奥にあるインナーマッスルで立つ方法を古武術の秘伝である、3つの具体的なポイント:重心の位置・弛めるべき関節・正しく立ったときの体から戻ってくる感覚を利用することで2〜3分で誰でも立てるようになる法》。

《力を普通以上に溜める法やその力を減らさずに外に出すための体の意識すべき部位と順番》

《腕と脚の軸を固定して内側と外側にひねるために必須な軸をキープして回すために意識すべき具体的な体の部位》

など、武術ではどちらかと言えば秘伝に入る事柄も体でおぼえていただきました。

また、秘伝ではありませんが知ると知らぬではストレッチやエクササイズの効果が激変する、

正中線ではなく、正中軸の具体的な部位を使ったイメージ法》。

参加者様には誤解していただきたくなかったので、セミナー中、これらに付いて、いちいち重要だとか、秘伝だとか申しあげなかったため、この開催記事をご覧になり、さらりとお話申しあげたことが重要であったという事実に驚かれるのではないかと思います。

話のついでに申しあげますと、やはり武術の教えを活用して、いわゆる“丹田”の位置を瞬時に感じるための正しいイメージング方法なども、プロの施療者の先生方向けのセミナーではご教授申しあげたことがございました。

この開催報告の最後に、コントーション(≒柔軟芸+バランス芸)とポールダンスが専門のご参加者さまからご恵送賜りましたセミナーへの感想を紹介させていただきます。

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元々、体が関節をふくめて柔らかいため、ストレッチをしても効いているのか、良い方向へと変化しているのか自分自身ではよく分からない。どの部分の力を入れて抜けばいいのか分からない。自分の体がコントロールできていないため、筋肉がつかないし、また使いこなすことができない』 

という点に付いて悩んでおりました。

そのようなときに、人体構造の理屈から教えていただき、「固いところがどこなのか?」、「どこが使えていないのか?」ご指摘していただき、とても参考になりました。

見て学ぶ=真似ぶが出来る頭と体の柔軟さがない大人には、とてもためになる時間でした。

ふと気付くと、2時間半以上のセミナーは終了。

「もうこんな時間が経ったのか!」と驚くばかりでした。
セミナー当日は、本当にありがとうございました。 

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この開催報告記事をご覧いただきご興味をお持ちくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院主催の逆さエクサや他のテーマのセミナーにご参加いただければと思います。

→ セミナーのお問い合わせはこちらからお願い申しあげます

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《ご参加いただいた皆さまへ》

サイトUP用第4回逆さエクサ入門セミナー.jpg

せっかくのゴールデンウィーク初日を逆さエクサのセミナーへとご参加いただきありがとうございました!

お体の軟らかさは他人と比較するものではなく、ご自身の他の部位や昔の自分自身の軟らかさと比べ、硬い部位を軟らかい部位と同じレベルに合わせることが基本となります。

他の方より硬くてもより軟らかくする必要はないし、また、他の方より軟らかくても満足なさらずに、常にご自身にとって必要な軟らかさを獲得できるまで頑張って逆さエクサをお続けいただければと思います。

お体でおぼえていただいた“逆さエクサの重要ポイント9ヶ条”を忘れぬうちに、毎日少しづつでもかまいません。

必要だと思われる部位を瞬時に弛めるためにご活用いただくことで、合理的で効率的なスタティックストレッチを実施していただければと思います。

9ヶ条のうち、安全面重視は当然ですが、いかに力を出すかというポイント、とくにさんのことはお忘れにならぬようお願い申しあげます。

また、上で述べさせていただいたように、正しい立ち方や力のこめ方腕と脚の軸で股関節と肩関節をひねる場合に意識すべき2つの体の部位などは、中々得がたい具体的な武術の教えです。

ストレッチの正しいフォームをマスターしていただくためや背骨と頭蓋骨と骨盤の分離動作獲得の目的で、ご教授申しあげましたので、ぜひともご活用いただけますようお願い申しあげます。

最後に、「伸ばし過ぎは厳禁ですが、自原抑制が自然にできるようになったら、相反抑制も必要に応じてお試しになることをお忘れにならぬようお願い申しあげます」。

この度は、セミナーへのご参加、ありがとうございました。           火水流整体術院謹識


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セミナー開催のお知らせ
 

 「具体的な下半身太りやむくみや冷えの解消法を知りたい!」とおっしゃる皆さまに向けた、2時間半のセミナーを今月6月28日(日)東京都内JR中央線沿線の近くの施設で開催させていただくことになりました。

現在、《下半身太り・むくみ・冷え》でお困りで、それをご自身で改善・解消したいとおっしゃる皆さまに、最適のセミナーです

セミナー名称は、“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:ストレッチ編(全2回中後半)”。

→ “下半身太り・むくみ・冷え解消セミナーストレッチ編(全2回中後半)”の詳細はこちらへ

→ お問い合わせやお申し込みはこちらへ

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“逆(さか)さエクサ ”とは、少し風変わりな、でも効果が抜群のエクササイズ。

カタイところをもっとカタクするだけ。

自分で力を入れてわざと硬(かた)くします。

カタかったり、コったりしているところに力を入れて、もっと硬くする??????

経験しないとわからない世界ですが、人間の体の不思議のひとつ。

かたいところが一瞬でやわらかくなります!

体が動きやすくなったりリラックスできたり、なんてあたりまえ。

肩こりがたちまり無くなったり腰の痛みが一瞬で消えたり…なんてことまで起きることも…

かんたんだけれども人間の体の不思議を利用した、不思議な体操です。

九疑一信(信じる必要は無し)。疑いながらやっても、体はゆるんでしまいます。

暗示や催眠術ではないから。

信じていなくても、疑っていても、体は抵抗できずにゆるんでしまうのです。

脊髄反射(せきずいはんしゃ)が引き起こす現象だから。

そんなにすごい効果があるのに、やり方はシンプル

“自分で体を動かしてみて、動きにくかったり、動かして痛いときは、その逆の方向へと5秒間力を入れつづけ”ればOK。

危険を防止するためのかんたんな注意点をいくつか守ればとても安全。

工夫次第で、全身、好きなところを数秒で、それも自分の力で、より良い状態に改善できてしまいます。

参加者の皆さま全員の方々のストレッチ経験に合わせてご満足いただけるように、セミナーでは毎回20種類〜25種類のエクササイズを練習していただいております。

でも、「そんなたくさんの種類をおぼえられないから…」なんて、ご心配はいりません。

数多くのストレッチをやっていただく理由は、《逆さエクサ の効果を最大限に引き出しながらも、危険を避けるために重要な、基本でもありコツでもある9つのポイントを、セミナー中におぼえ込んでしまう》ため。

頭を使った知識としての暗記ではなく、やろうとすると考えなくても自然に体が正しく動いてくれるように体で覚え込んでいただくためなのです。

それもセミナー中に!

次の上級レベルのテクニックは、理論的にはとても複雑ですが、覚えていただくのはとってもかんたん。

発想を逆に転換するだけで、次のレベルの逆さエクサ もたちまちできるようになれるのです。

本当に発想を逆に転換するだけで、その場でたちまちできるようになるのですから。

もちろん、この入門セミナーの中でくわしくお伝えしますし、ご自身のお体で体験していただきます。

当院が自信をもって開催をつづけております“逆さエクサ 入門セミナー”にご参加いただければと思います。

→ 逆さエクサ 入門セミナーや他のセミナーについてのお問い合わせはこちらへ

→ 逆さエクサについてくわしくはこちらへ 

→ その他のセミナーや講習会のレポートやご報告はこちらへ

以前の“逆さエクサ入門セミナー”開催レポートとその内容の一部

→ 第1回はこちらへ 

→ 第2回はこちらへ

→ 第3回はこちらへ

→ 第4回はこちらへ


“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:押圧編(全2回中前半)開催レポート

2015年5月31日(日)の午後1時から2時間半、“下半身太り・むくみ・冷え”の解消を目的とした、2部構成のセミナーの第1部、押圧編が開催されました。

今回は開始3日前から前日までの間に、4名の方々のキャンセルが重なってしまったため、特殊なケースではありますが、2名の皆さまにたいしてのセミナー開催となりました。

そのため(?)、すべての技法において狙うべき正確な位置を講師が手で直接圧迫させていただき、かつ適切な力の入れ具合や圧力のかけ方までをもお伝えするという、完全にセミナーの名を借りた個別指導的な色合いの濃い2時間半でした。

また、おひとりおひとりがお持ちの問題点をチェックさせていただけたため、時間的な余裕が無いときに行うべきセルフケアの優先順位までもお伝えできた次第です。

ケガの功名(?)とはいえ、参加者さまにはご満足いただける結果となり当院側も満足いたしております。

さて、このたび、2回のそれぞれが独立したセミナーを予定した理由は2つございます

・ストレッチをなさるときに自分自身で気付かぬうちに力を入れたままで伸ばそうとなさる方がひじょうに多いため、それに気付いていただきたい。
間違った形で一生懸命にストレッチを行うのではなく、その前にご自身が無意識に力を入れてしまっていることに気付き、そのうえで力を抜く簡単な方法をおぼえていただきかった。

・体が疲れきっているとストレッチをやる気になれないのはみんな同じ。
テレビを見たり、ぼんやりとリラックスした状態のまま、筋肉と神経と、できればメンタル面の緊張までもを解消する方法をおぼえていただく。
つまり、すわったままや寝転がったままで気楽にやれるストレッチの代わりになる方法をお伝えしたかった。

今回は、《ストレッチ以外で“下半身太り・むくみ・冷え解消に効果がある”と考えられる、いろいろな分野で行われているケア方法》をご自身のお体で実際にためしていただき、そのうちご自身のお体の状態にとって必要なものだけを完全にマスターしていただきました。

ちなみに、次回は足のつま先からお尻までの部分で、参加者さまに必要と思われる細かい部分を狙ったストレッチをおぼえていただくためのセミナーとなります。

→ “下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:ストレッチ編(全2回中後半)”はこちらへ

かんたんに今回実施したセミナーの内容をご報告申しあげます。

ひと言で申しあげるならば、つま先からお尻までの部分に対する、指先、膝、かかと、手の数ヶ所の部分と2種類の道具を使っての押圧と押圧したまますべらせることで様々な刺激する方法、そして脚(あし)の付け根にたいするエクササイズがその内容でした。

最初に、このセミナーで得られる重要な副産物(?)として、《脱力:力を抜く感覚を得られる》こととその脱力に付いて少し詳しく説明させていただき体の細かい部位にたいするセルフケア技法へ入った次第です。

以下は、その詳細となります。

《足の指》

足と手の握手の方法を2種類とそれを最近話題となっている浮き指の改善のために応用する具体的な方法・足指じゃんけんのやるべきものとやってはならないもの・外反母趾(がいはんぼし)の改善に役立つセルフケア等。

《足全体》

足の裏・内側・外側の体の色々な部分をちょっと変わった形で使った押し方や刺激方法を、解剖学・つぼと経絡・リフレクソロジーの反射区の3つの視点からご説明申しあげ、9種類のケアを試したのちご自身で実施していただくための方法の学習。

《足首》

ふだん無意識に足首だけを動かしていらっしゃるのを、意識して足首からつま先までの関節を正しい順序で順に、曲げ・伸ばし・反らし・捻(ひね)る具体的な方法。

《膝から足首まで》

5つのラインを、膝、かかと、くるぶし等を使って連続で押圧。

《膝》

ご自身の手を使い、上下・左右・斜め・回転させる。

《太もも》

6つのラインを正しくご自身のお体の特定部分を使っての連続での押圧と道具を用いて圧迫したまま体を動かすコンプレッション・ストレッチング

《股関節:太ももの付け根の関節》

1種類のかんたんなエクササイズともう1種類のとても複雑だが効果が高いエクササイズ。

《お尻》

道具をつかって、腰痛でお悩みの方のほとんどの方の原因となることが多い3ヶ所への押圧(おうあつ)

《足首から太ももの付け根まで》

道具を力が抜けるぎりぎりの強さで滑(すべ)らせることにより、6つラインに物理的な刺激をするスライド押圧法(← 陰陽3つづつの経絡に一致)。

《経絡(けいらく)の基本と簡単な覚え方と利用方法》

その流れる方向と位置の覚え方、陰陽刺激の優先順位などを、お体を動かしながら基本を中心に学習。

当院オリジナルの下半身の6つの経絡の刺激方法を学んでいただきました。

また、経絡ラインを応用して西洋的なリンパドレナージュを効果的に実施する方法もバスタブの中での方法もプラスしておぼえていただきました。

参加者さまの少なさを逆手にとり(?)、多くのご質問に対応させていただいたり、横道にそれたりしながらの2時間45分間。

テキストの内容のすべてはもちろん、それ以外の重要なケア方法もお体で試し、その中でご自身にとって必要なものは全部、体でおぼえていただけた次第です。

最後に参加者さまからいただいたご感想をご紹介申しあげてこのレポートの終わりとさせていただきます。

“セミナーの内容である“冷え・むくみ”の仕組みと具体的なケア方法以外にも、いろいろ話を聞けて楽しかった”

ありがとうございます。今回は環境が整っていたためでしたが、つうじょうのセミナーでも懇親会の場では、すべてのご質問にたいしてお応えさせていただいております。またのご参加、お待ち申しあげております。

“話が判り易く、また直接指導により部位や圧の強さが正確に分かりました。加えて、《行って良いこと・行っては危険なこと》などの説明もあり、自分で行うときの指標が身につきました”

ありがとうございます。個別に押圧時の強さやスライド法での圧の強さとその滑らせるスピード等々をご指導できたのも、やはり怪我の功名によるものでしたが、次回からもできる限り多くの個人指導を混ぜた形でセミナーを実施できるよう心がけてまいります。

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“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:ストレッチ編”開催報告レポート

今回のセミナーへは、過去に当院開催の別のテーマのセミナーへとご参加くださった2名様と股割り/ストレッチング指導コースを過去にお受けくだり当院のストレッチの効果を十分に体感なさった方1名様のご参加。

ということで、少数限定の当院セミナーとしても少ない参加者様での開催となりました。

お蔭で(?)、今回も各ストレッチごとに、おひとりおひとりの筋肉の状態やストレッチのやり方をじゅうぶんにチェックし詳細点にまでも及ぶ個別指導を実施させていただけました。

また、講師に付いてはじゅうぶんにご存知の方ばかりだったため、自己紹介は省略。

その他の前置きも割愛し、さっそく、《8つに及ぶストレッチの効果》《ストレッチを行うための考え方3か条》《実技における具体的で細かな重要ポイント8つ》に付いて実例をあげながら、じっくりと解説させていただきました。

もちろん、スタティック・ストレッチングの最大の敵である、伸張反射(しんちょうはんしゃ)にかんしてもご説明申しあげた次第。

実技に入る前に、ある程度の時間を割いて重要点を申しあげた理由は、ストレッチの効果を最大限に引き出すためとストレッチに慣れて形にこだわらなくなったときに、ご自身で正しくストレッチでき、かつ最適な独自の方法を考案していただくお手伝いをさせていただきたかったから。

それにプラスして、(つ)ったときの実践的な秘訣とも言える、つうじょうのストレッチとは180度異なるやり方と時間とその反復すべき回数も覚えていただきました。

実技実習では、それぞれのストレッチにおいて絶対に守るべきポイントは必要なだけ全てを申し上げながら。

講師がおひとりおひとりのやり方をチェックし、一見関係なさそうな、首から胸、そして腰の骨から骨盤の角度などの、関節や体の連動という観点から見て、重要ポイントポイントを正しい形へと矯正(きょうせい)させていただきながらの進行。

今回は下半身のストレッチだけで、30のストレッチを一緒に行い学んでいただいたのですが、そのひとつひとつに付いて、おひとりづつ、異なる内容の注意点やアドバイス、そしてそのストレッチ実施の必要性の有る無しを申し上げた機会が多くございました。

以下に、今、この瞬間に思い出せる事柄に付いてのみですが、順不同でご紹介申し上げます。

少数限定である当院主催のストレッチセミナーだからこその特徴や幅広さ、あるいは内容の深さの一端をご理解いただけるはず。

まだ、当院主催の講習会やセミナーへのご参加経験がなく、現在、参加するかどうかお考え中の方々には、参加是非の検討のご参考になさっていただければと思います。

・「膝を曲げたときに伸びる筋肉は柔軟(じゅうなん)なので、膝を伸ばしたやり方だけでOK。でも、この部分に痛みを感じたらそくざに止めてくださいね」

・「骨盤を前に倒すのと後に倒すのでは全く効果が違います。有効に活用しましょう」

・「ストレッチしたとき張っているこれは腱。原因はその手前の部分の硬さです。筋肉をストレッチしてください。腱は1%しか伸びません。伸ばさないように!」

・「このストレッチは大切。でも、一般的に知られているこのやり方だと、硬(かた)い部分はそのままに、今軟(やわ)らかい部分がよりいっそう伸びてしまいます。筋肉のアンバランスが悪化するだけ」

・「体から感じている、体の位置や伸びの状態と頭で感じる情報、そして目で見た結果は違っています。その3種類を一致させましょう」

・「この有名なストレッチは、すごく伸びている感じがして人気がありますが、理由は一度に足の指4本を曲げる筋肉と足の親指を曲げる筋肉、そしてふくらはぎの2つの筋肉とふとももの4つの筋肉、そのうえ神経まで伸ばしているから。筋肉のバランスが取れている人以外には不向きです」

・「筋肉はできる限りひとつひとつをストレッチ。できれば、その中でも硬(かた)いところだけを伸ばしましょう」

・「膝から下の部分と体の前が平行になるように!」

・「手や腕の力で引っ張ると疲れてしまい、他にも力が入ってしまいます。このときは上半身を後ろに倒す力で引っ張ります。手と腕は力を伝える道具なので動かしません」

・「このフォームはわずか20センチだけ膝をスライドさせるだけで、まったく違う、といっても隣ですが、筋肉を伸ばすことができます。でも、角度はキープしてくださいね!」

・「膝から足首までは5つ、ふとももは7つ、お尻は3つの部分に分けて張りや疲れや痛みをチェックし、それに対応するものをテキストを参考に思い出して実施してください!」

・「膝から足首までにはフクラハギ以外もあります。歩きすぎたときには、ここのストレッチの方が効きます」

以上は、ほんの一部に過ぎませんが、とにかく、皆さまの動きやストレッチを拝見していて、頭に浮かんだことは隠さずにすべてを平易な口語の言葉で、つまり専門用語は使わずに、その瞬間にお伝えしました。

ですから、それが、具体的で細かいそのストレッチだけに役立つことであっても、ストレッチ一般に共通な重要なポイントであったとしても。

もちろん、小さいころから稽古をつづけてきた武術を通して学んだ、秘伝や口伝の類であっても、ストレッチに役立つことであれば、すべてを公開させていただいた次第です。

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ご参加いただいた皆さまへ:

このたびのご参加、ありがとうございました。

テキストに載せられなかった実技でのポイントがとにかく多かったため、お体を動かしながら、メモ書きもなさるという、とてもせわしない2時間半となってしまいました。

いつも通りのこととは言え、お疲れ様でした。

すでにセミナーで申しあげた事柄のうち、セミナーに参加されなかった方々にもお分かりいただけそうな内容のうち、ごく一部分のみを上に紹介させていただきました。

セミナー中にテキストへと詳細にメモしていただいた事柄を100%ご活用いただき、今までとは違ったストレッチライフ(!?)をお送りいただくことで、疲労しにくく、回復しやすいお体のコンディショニングやご趣味のダンスや武道のパフォーマンス性のアップのためにお役立ていただければと思います。

セミナー中に申し上げたマニアックだけれども、歩くことで疲労が溜まりやすい2つの筋肉のストレッチを正しく行うという “熱が出たときにアスピリンを飲むというのと同じような対症療法”だけでなく、その筋肉を使わせすぎる原因となっている関節の動きの悪さを作り出している原因の太い筋肉たちをストレッチにより柔軟に保つという根本解決/完全改善に役立つよう考えていただければと思います

これからも、様々なテーマのセミナーをわかりやすい言葉と説明で開催し、参加者さまにご満足いただけるよう努力をつづけていく所存でおります。

またのご参加をお待ち申し上げております。

このたびのご参加、ありがとうございました。

      火水流整体術院 謹識

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9月20日(日)・22日(火・祭日)・23日(水・祭日)に開催のセミナーのご案内

9月シルバーウイーク中の20日(日)、22日(火・祭日)、23日(水・祭日)の3日間、施療家セラピスト運動指導者リフレクソロジスト過去に当院のセミナーに参加くださった一般の方々など、すべての皆さまを対象に、当院で実際に施療や指導で用いている効果が高いと評判のスタティックストレッチング の実技とその理論の両面の徹底マスターを目指す2つ、または3つのセミナーを開催いたします。

もちろん、プロのセラピストや指導者でない一般の皆さまでも、施療効果が高いストレッチを覚えたいというご意思さえお持ちならば、何のご心配をなさる必要もなくご参加いただけます。

今回は通常の倍の時間となるロングセミナーとなりますが、内容の濃さもセミナーの進め方もいつも通り。

いつものセミナーとまったく同じです。

ふつうの言葉を使って、最低限必要で役立つ解剖学やストレッチの専門用語を解説させていただきますし、復習用に、内容がいつも以上に細かく充実したテキストをご用意いたしますのでご安心ください。

以下に、現在確定している各セミナーの内容と開催要項を申し上げます。

このチャンスに効かせるストレッチをマスターしてみませんか?

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9月20日(日)13:00〜18:00 東京都内施設 参加費用:15,000円

まだ内容は決定しておりません。

可能性としては、下記の《下半身のストレッチ完全マスター講座》のⅠとⅡのどちらかの開催、またはⅠとⅡの内容をまとめて重要ポイントのみを覚えていただく形となりそうです。

いずれにせよ、決定次第、別途告知させていただきます。

お手数をおかけいたして恐縮ではございますが、今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。

→ セミナーへのご参加申し込みやお問い合わせはこちらへ 

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9月22日(火・祭日)13:00〜18:00 東京都内施設 参加費用:15,000円

《下半身のストレッチ完全マスター講座−Ⅰ》

☆解剖学『基本』の『き』:解剖学的肢位・体位の名称・部位名・作用(機能)・筋肉変なたとえではありますが、“外国語の勉強で言えば、日常会話と読書で使われる基本の単語をおぼえていただくレベル”。

この入門編で、解剖学に興味を持っていただけるよう、今までのセミナーでつちかってきたノウハウやテクニックを駆使して、実際にストレッチに役立つレベル以上、ご自身でお勉強をつづけていただけるレベルまでUPしていただけます。

プロの施療家やセラピストの方々にとっては、クライアント様やお客様へのかんたんな言葉を使った正確な説明の仕方が学べて良かったとご好評をいただいておる説明方法になります。

☆ストレッチでの解剖学の有効活用法

具体的に、解剖学をどのようにストレッチに役立て高い効果を得るストレッチを行うのか、実践的なご説明を申し上げます。

☆ストレッチングの効果・理論的原理・ウソ・3つの反射・スタティックストレッチングのなぜ?・実施上の基本原則、等々

他の方にストレッチを行うためには、このレベルまでは完全に理解していただき、そして質問に対しては自分自身の言葉で説明できるようになっておいていただくために必要な事柄を分かりやすくご説明申し上げます。

☆ストレッチの重要テーマ−代償動作

太もも裏側の一般的にハムストという俗称で呼ばれることが多い筋肉を使って詳しく具体的に学びます。

代償運動を制することがストレッチを効かす最大のポイントだと常日頃申し上げているほどの最重要ポイントとなります。

そして、このセミナーの終了時には、『ストレッチ関連の書籍やインターネット上で、多くの知識を取捨選択しながら独学が可能となるために最低限必要な知識を身につけていていただきたい』と考えております。

実技:実技:15種類

現在予定しておりますのは、以下の15種類のストレッチとなります。

ここでは煩雑となりますので割愛いたしますが、お配りするテキストには、全ての筋肉名は解剖学用語と通称や俗称もふくめて記してございます。

・ふくらはぎ表面

足の指を曲げる

足の親指を曲げる

ふくらはぎの奥×2

つま先立ちの筋肉

ふくらはぎのスネの横

足の親指の浮き指

足の四指の浮き指

膝から足首までの外側

太もも裏側×3

《下半身のストレッチ完全マスター講座》のセミナーはⅠからでもⅡからでも参加いただけますが、もしできるようでしたら、Ⅰから参加いただくと、より分かりやすいのではないかと思われます。

まず、Ⅰで解剖学やストレッチの理論的な背景を頭に入れていただいたうえで、一般的に見慣れたストレッチに近く、また筋肉も小さくストレッチがやりやすい膝から足先までのストレッチの実技を学んでいただくことで、ストレッチが身近なものとなっていくはずです。

その状態で、Ⅱでは理論の復習をしていただき、実技をできるだけ多く反復練習していただければと思います。

→ セミナーへのご参加申し込みやお問い合わせはこちらへ /article/14971329.html

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9月23日(水・祭日)13:00〜18:00 東京都内施設 参加費用:15,000円

《下半身のストレッチ完全マスター講座−Ⅱ》

☆解剖学『基本』の『き』の復習

☆ストレッチングの効果・実施上の基本原則・注意点の復習

☆代償動作とも関係の深い、関節同士の連動(影響を受け合い動いてしまいやすいこと)の説明も含めて、その有効な利用方法もご説明申し上げます。

一例をあげれば、

両腕を頭上に伸ばすには、背骨が丸くなっていては上がらない。

脚を胸に引き付けると膝が曲がるのは当然としても、足首も手前へと反っているし、逆に脚を伸ばすと無意識のうちに足首も足裏の方へと伸ばすことになる。

二の腕で重いものを引き上げるときは、上半身を前に屈めるよりも逆にそらす方が力が入る。

等々という現象が分かりやすいのではないでしょうか?

実技:18種類

太もも表側×3

太もも内側×3

骨盤と太ももの間×4

お尻×8

今回の実技で覚えていただくもののほとんどが、当院の専門分野でもある、《腰痛》施療で直接的症状の改善や腰痛を生じさせた原因の解消にも、多く使われているものそのままのやり方です。

ひじょうに高い改善効果が高いものであるとも申し上げられます。

ですが、どうじに大きい筋肉が多い部分でもあるため、下半身太りやムクミ、そして冷え、あるいは下半身の疲労蓄積の改善目的でも、とても効力を発揮してくれるものとも言えるのです。

このセミナーにぜひ参加いただき、重要な基本と実践的なストレッチをご自身のものとなさっていただけるよう期待申し上げております。

→ セミナーへのご参加申し込みやお問い合わせはこちらへ

脊髄反射療法(せきずいはんしゃりょうほう)セミナー開催のお知らせ

2015年10月12日(月・祭日)、都内の施設において、過去に当院の下半身:足部、脚部、殿部すべてへのストレッチのセミナーにご参加いただいた皆さま、あるいは《レジスタンス・ストレッチング》のセミナーへと1回でもご参加くださった皆さまを対象に、当院独自の《脊髄反射療法(せきずいはんしゃりょうほう)をおぼえていただく初めてのセミナーを開催いたします。

今までに2回、施療家、治療家、リフレクソロジスト、整体家、運動指導者の方々にご参加をいただいた、“レジスタンス・ストレッチング”をベースに、“皮膚刺激による筋肉の伸張リラックス法・集団筋運動・間欠微圧刺激法・最適抵抗・用手接触・聴覚刺激・視覚刺激・反復収縮・コントラクトリラックス・ホールドリラックス・対角&ラセン誘導”など、当院の日々の施療で用いている他分野や他の理論に基づく効果的な細かいテクニックの数々の中からできるでけ多くの手法をおぼえていただきたいと考えております。

脊髄反射療法をつかう目的やどのような症状に対して高い効果があるのか、その価値を含めて以下のリンクをご覧いただければと思います。

→ 脊髄反射療法(せきずいはんしゃりょうほう)  

ちなみに、レジスタンス・ストレッチングに付きましては、理論に基づいた筋肉のベーシックな動かし方や抵抗のかけ方を2種類の反射に対して、それぞれ3種類ずつ頭と体の両面でマスターしていただきます。

後日、多少お忘れになっても、お配りするテキストを見ながら復習していただけば、ご自身で完全に再現が可能になるレベルまでは、覚え込んでお帰りいただく予定でおります。

セミナーで覚えるレジスタンス・ストレッチングの内容に付いては、過去の2つのセミナーの開催レポートをご覧ください。

→“足部反射療法家のためのストレッチング講座 第4回目:レジスタンス・ストレッチング編”

→“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第4回:レジスタンス・ストレッチング編”

ご参加いただける具体的な条件は以下の通りになりますが、該当される皆さまには、当院より個別メールにて、すでに、開催時刻、場所、参加費用など具体的な開催要項をご連絡を申し上げております。

以下の条件に該当するにもかかわらず、当院よりメールが届かないとおっしゃる方は、お手数をおかけして大変恐縮ではございますが、ご一報いただきますようお願い申し上げます。

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2015年9月20日(日)開催の“下半身のストレッチ完全マスター講座−Ⅰ”と23日(水)の“下半身のストレッチ完全マスター講座−Ⅱ”、または、9月22(火)開催の“下半身のストレッチ完全マスター講座−Ⅰ”と23日(水)の“下半身のストレッチ完全マスター講座−Ⅱ”の2つのセミナーにご参加いただく皆さま。


以上のセミナーの内容にご参加希望の皆さまやその内容にご興味をお持ちの方々は以下のリンクをご参照ください。

→ 9月20日(日)・22日(火・祭日)・23日(水・祭日)に開催のセミナーのご案内

2013年2月25日(月)開催済 “足部反射療法家のためのストレッチング講座 第4回目:レジスタンス・ストレッチング編”2013年3月24日(日)開催済 “理論と実技で学ぶストレッチング講座 第4回:レジスタンス・ストレッチング編”のどちらかひとつのセミナーにご参加いただいた皆さま。

2013年1月20日(日)開催 “理論と実技で学ぶストレッチング講座 第1回目:足部・下腿部”・2013年2月11日(月)開催“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第2回目:大腿部”・2013年3月10日(日)開催“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第3回:殿部”の3回すべてにご参加いただいた皆さま。

2012年10月22日(月)“第1回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:下腿編”・2012年11月12日開催“第2回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:大腿編”・2012年12月10日開催“第3回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:殿部編”の3回すべてにご参加いただいた皆さま。

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もし、上記の過去のセミナーへの参加条件は満たしていらっしゃらないくても、当院主催の逆さエクサ©入門セミナーへと1回以上ご参加いただいていらっしゃり、そのうえで、すでに下半身:足・脚・殿部の3ヶ所へのペアストレッチを行う技術と経験をお持ちであれば、参加要綱は多少異なりますが、このセミナーへとご参加いただける可能性がございます。

その旨記し、下記のフォームよりお問い合わせいただければと思います。折り返し、ご確認と参加要綱をお送り申し上げます。

→ セミナー参加お申し込みフォームはこちらへ

“かんたんに覚える☆解剖学の基礎とボディーマッピンク”セミナー開催報告レポート

2018年11月15日(火) コントーション・スタジオ≪ノガラ≫さんご主催のセミナーの講師をつとめさせていただきました。

かんたんに覚える☆解剖学とボディーマッピング01.jpg

セミナーの目的は、『セミナー中で一緒に学んでいただき、その後、お配りしたハンドアウトを見返しながらご自身で少し勉強していただければ、コントーションで必要な解剖学の基本のマスターが可能となる』という一点。

そのためには、『最低限これだけを覚えていただければ、今後ご自身でネットや書籍を使って解剖学の独学が可能となる』というレベルまでの知識をわずか2時間で身に付けていただくことがセミナーの成否の分かれ目となりました。

でも、それだけでは面白くも何ともありません。退屈な詰込みは嫌。

もちろん、それ以上の実践的な情報や話のタネになる、いわゆるウンチクも口頭でお話させていただきました。

ですが、基本はあくまでもお配りしてあるハンドアウトの内容を、当日中に、すべてクリアに理解していただくのが目的となったことは言うまでもありません。


かんたんに覚える☆解剖学とボディーマッピング04.jpg

解剖学における≪英語を学ぶときに覚えるアルファベットと基礎の文法にあたるもの≫を学んでいただいたということ。

前半では、≪体のポジションと動きの正確な名称≫や≪基本的な用語≫を覚えていただき、後半では≪自分自身で自らの体を触りながら、体の重要な部位の位置とその名称≫を共に覚えていきました。

まず最初に、

・体のポジションの呼び方がむずかしいのは分野ごとに呼び方が違っているから。

・一見すると複雑でむずかしく感じる関節の名前も骨と骨の名前のすべてか一部、あるいは1個の漢字の組み合わせである。

・医学用語は、日常訓読みで使われている言葉であろうと、原則的に音読みが正式な名称。

などなどの大切な基本(?)を頭に入れていただきました。

具体的な内容の一部をご紹介申し上げます。

前半は解剖学の基本。 解剖学で使われる方向の表し方からスタートしました。

写真の解剖学的肢位(かいぼうがくてきしい)から始まり、体の断面・上下・前後・内外・上肢の内外、上下肢とは、四肢、体の近い方と遠い方、手足の表と裏、様々な形での立ったり座ったり寝たりしたときの姿勢の呼び方などを。

そして、関節の動きの名称(独学用!?)≪橈骨と尺骨の位置の覚え方≫や≪うつ伏せとあお向けの呼び方≫の暗記方法までもお伝えしたのでした。


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後半では、自分自身の体を、骨を中心に触りながら、体の部分部分の解剖学用語を覚えていきました。

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最初は、≪耳の後ろの凹みのその後ろの骨からスタートして、首の骨から胸の骨まで≫の6カ所。

つづけて、≪喉(のど)の下の凹みから体の前面を下がっておへその下の骨から肋骨を通って腰の骨と骨盤のつなぎ目まで≫の12カ所。

3ルート目は、同じく≪喉(のど)の下の凹みから鎖骨(さこつ)を通って肩先から肩甲骨の内側まで≫の

8カ所。

4つ目の道筋は腕で、≪肩先の前側から開始して指先の先端の関節まで≫の11カ所。

5つめは、≪ウエストからスタートする骨盤のルートで寛骨(かんこつ)を通って足の指の先の関節まで≫

の21カ所。

その途中では、

首の骨(頚椎)の一番下と一番上の胸の骨(胸椎)の見分け方

・骨には、アトラスや仏骨がある!?

・関節の名前がたちまち分かる方法

・骨盤=寛骨+仙骨+尾骨&寛骨=腸骨+恥骨+坐骨とY字結合

・骨盤の中で、触ってすぐに分かる骨隆起によるランドマーク

・『脚の長さが違う』とだまされないために

・植物の種に形が似ている種子骨

などなど、面白くて話のタネになる大切な話を差し込みながら進めさせていただきました。

参加者の皆さまが5名と少なかったので、とくにお体を触りながら部位が分かりづらい場合には、そくざにその部位に直接触れて差し上げながら解説をつづけることができたことは少人数の利点が生かせる結果となりました。

 

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ご参加くださった皆さまへ:

セミナーでお配りしたA4のハンドアウト4枚には、皆様、とても熱心に、ぎっしりと書き込みをしていただき感謝申し上げております。

解剖学の重要基本事項の取捨選択とその分かりやすい解説を記すのに苦労したことも、一瞬で忘れさせていただけました。

ぜひとも、多くの解説が加えられているハンドアウトを独学のテキストに利用していただき、疑問等が生じたばあいには、パソコンやスマホ、あるいは書籍などで調べながら、ご自身のコントーションのパフォーマンス、ならびにその後のお体のセルフケアに必要なレベルまでの、実践的な運動器:骨・関節・筋肉(・神経)関連の解剖学の知識をモノにしていただけるよう心よりご祈念もうしあげております。

近い将来、ノガラ様ご主催のセミナー、または火水流整体術院開催セミナーにて、皆々さま方と再び共にお会いできるのを楽しみにいたしております。

今回は、当セミナーへのご参加、誠にありがとうございました。

また、このセミナー開催報告記へのお写真掲載のご許可を賜りましたことにも、重ねてお礼申し上げます。

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委託セミナー開催をご希望の皆様へ:

火水流整体術院では、ダンスやパフォーマンスの分野の練習生から指導者やインストラクターの先生方までに向けて≪自らの体を触って覚える≫をコンセプトに、骨・関節・筋肉をメインにすえた解剖学を独学するために必要な基本の入門セミナーを開催し、高い評価をいただいております。

セミナー開催をご希望の団体やグループの方々は、ご遠慮なさらずに火水流整体術院までお問合せいただければと思います。

 

⇒ お問い合わせはこちらへ

 

 

 

 

 

・骨には、アトラスや仏骨がある!? 

・関節の名前がたちまち分かる方法

コントーション・スタジオ「ノガラ」-Contortion- 主宰者 Moco 先生からいただいたセミナーへのご感想

コントーション・サークル「ノガラ」様ご主催の2016年11月セミナーチラシSite掲載用写真.jpg

スタジオの主宰者であり、今回の4つのセミナーの主催者でもあった Moco 先生が、コントーション・スタジオ「ノガラ」-Contortion-様のFacebookページへと、4セミナー終了後の翌々日の25日には、4枚の大きな写真入りで、さっそくセミナー全体への感想コメントをご発表くださいました。

⇒ コントーション・スタジオ「ノガラ」-Contortion-様のFacebookページへ

Moco先生より、記事転載のご許可をいただきましたので、以下にご紹介申し上げます。

途中の4枚の写真は、記事中のものをダウンロードさせていただいたもので、写真内でお顔が写っていらっしゃる先生方に使用のご許可はいただいております。

またセミナーのチラシ写真には、当院独自の判断により料金のみモザイクを加えたものを、ご紹介申し上げます。

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〔特別セミナー★整体師・水越先生によるストレッチングの理論と実技がすべて終わりました by moco〕

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水越先生による4回のセミナーがすべて無事に終わりました。

様々なストレッチング(日本語では「ストレッチ」と呼ぶ方が一般的ですが、ストレッチは動詞、名詞はストレッチング)の種類の紹介、それぞれの理論、そして実技を通して「こういうものだよ。ほらね、伸びるでしょ」と、ひとつひとつ丁寧に教えていただきました。

 

解剖学の基礎やボディマッピングの回も設けていただき、理解がより深まったと感じています。

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ご紹介いただいたストレッチングの方法の中には、私たちがすでに行っている方法もいくつかあったのですが、お恥ずかしながら名称や理論を知らないものもありました。

今までは「モンゴルをはじめ世界中のサーカスなどで行われていたもので、自分たちも効果があると感じているから行っているもの」でしたが、名称と理論を知った今は、メニューを組み立てるときの考え方がクリアになりましたし、個々に合わせて負荷を弱めたり強めたりと応用もきかせられますし、何より、今までは考えつかなかったような新たなトレーニングメニューを考えられるようになりますね!

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やはり、本質的なことを学ぶ、知るというのは、大切なことですね…!

右脳で感じたことを左脳に置き換える(言語化する)のも。

 

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ということで4回のセミナーを受けたもーこ、新たなトレーニングメニューがひらめきましたよ!

学んだことをコントーションに応用して、さっそく今日から取り入れていきますよ。

「最近発展しないな…」と停滞を感じている人、

「もう限界なのかな」なんて思って、可能性を自ら封じ込めている人、

みんな、まだまだ柔らかくなることでしょう^0^

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また、<指導者向け>セミナーでは、柔軟トレーニングのサポートをする際のコツや気を付けることなども実技を通して教えていただきましたので、サポートが上手になっているはずです!

ふふふふふ。

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はてさて、効果のほどは!?

みなさん、レッスンにて感じていただければと思います^^

水越先生、本当にありがとうございました!!!

今後もご指導いただきますようお願いいたします。

もーこでした。

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Moco 先生、この度は講師のご用命ありがとうございました。

 

久しぶりのセミナー講師、ご依頼のあった多くの異なるテーマを少ない回数ですべてをご紹介申し上げるためのプログラム作成の苦労もありましたが、ひじょうに充実して楽しい時間を過ごせました。

 

ご参加くださった皆さま、そして主宰者の Moco 先生、衷心よりの御礼を申し上げます。

順次、セミナーごとの開催レポート:ミナーの内容のご紹介とご参加くださった皆さまに向けてのメッセージをupさせていただき、このページへとリンクを張らせていただきます。

コントーション・サークル「ノガラ」の皆さまには、以下のページもご高覧賜ればと思います。

 

⇒“かんたんに覚える☆解剖学の基礎とボディーマッピンク”セミナー開催報告レポート”はこちらへ

⇒“ビールマン&キャンドルポジションのためのセミナー☆肩と胸と腹部のストレッチ”開催報告レポート”はこちらへ

ビールマン&キャンドルポジションのためのセミナー☆肩と胸と腹部のストレッチ”開催報告レポート

2016年11月23日(水) 16:30〜18:00新宿区内のスタジオ・ノガラさんにて、ビールマン&キャンドルポジションのためのセミナー☆肩と胸と腹部のストレッチ”の講師をつとめさせていただきました。

事前にコントーション・サークル「ノガラ」の主宰者であるMoco先生よりご依頼のあった肩と胸と腹部という広いゾーンに対して、講師の施療やストレッチング指導、そして数少ないとは言え、ビールマンポジションを取るための指導経験をベースに、具体的な筋肉とその伸ばすべき部位の詳細と追加部位を提案し内容のすり合わせさせていただくことからセミナーの具体的な準備は始まりました。

体の4つのゾーンにある5つの筋肉の8部位に対し、個別にストレッチすることをご提案申し上げた次第です。

*集中して伸ばす筋肉自体がビールマンポジションを楽に取るためのノウハウやコツである可能性もございますので、今回記事では割愛させていただくことにいたしました。ご興味をお持ちの皆さまは、コントーション・サークル「ノガラ」様のレッスンにご参加いただくようおすすめ申し上げます。

講師が不思議に感じたのは、もっとも重要なはずである股関節周りのストレッチングのご希望がなかった点。

考えてみれば、股関節に付いてはありとあらゆるストレッチング方法を研究なさっていらっしゃっているので取りあえずはそれ抜きでということだったようです。

今回のセミナーが、良い意味ではありますが、一風変わった感じがしたのは、参加下さったスタジオの指導者やインストラクターの先生方だけではなく、一般の練習に参加なさっていらっしゃる皆さま方でも、自分自身で行うアクティブ(いわゆるセルフ)のスタティック・ストレッチングはすでに正しく実施されていたという点。

そこで、指導させていただくストレッチングは2種類といたしました。

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1.1つの筋肉を細かく分けてその部位に神経を集中して行うスタティック・ストレッチング

ゾーンで伸ばしていて効果が出なかった部分のうち、伸びないという問題を生じさせている小さい部位を知り、そこをピンポイントで伸ばす方法を体で覚えてもらったのです。

すでに皆さんご存知であるスタティック・ストレッチングの基本の確認と再認識をしていただくことからスタートいたしました。

かんたんにご紹介するならば、

≪ゆっくりと、伸ばすところを意識しつつ、吐く息と共に力が抜けていくイメージを持ちながら、30秒間から40秒間、脱力状態のまま、正しいストレッチングの姿勢を保持する≫

というもの。

2.≪結果的に2回で合計8時間かけて指導者向けのコースで2回に分けて理論と実践を学んでいただいた特殊な脊髄反射を利用したストレッチング≫の中から効果がありながらも簡単な種類のもの(具体的には、火水流整体術院の逆さエクサでした)

脊髄反射を利用したストレッチは、危険性をはらんでいるにも関わらず、現在でも未だに一番使われている方法。

奇跡の技ではなく誰にでもできる方法だと、そして何よりも安全に使えるようになってお帰りいただけたのではないかと考えております。

ふだんのコントーションのクラスではおなじみのブリッジをした状態でのストレッチング”という皆さまがご存知で、かつ一度にできるだけ多くの筋肉を動員することで集合筋運動を行うことにより、通常よりも数段高い柔軟効果を得る目的で利用させていただきました。

火水流整体術院では、すでに5回以上の入門セミナーを実施した©逆さエクサ”をブリッジ動作で実施したとも言い換えられるのではないかと思われます。

限られた時間内で最大の効果を引き出すために必須の重要ポイント2点とお体の安全を確保するための2点の合計4点を強調しながらも、理論的な説明はすべて省略し、実践的な実技の反復のみを実施することで、この4つのポイントをふくめてやり方を体で覚え込んでいただいたのでした。

個別の筋肉の名前とその部位は割愛いたしますが、以下のストレッチングを一緒に覚えていきました。


1.胸部にたいする壁とテーブルを用いた3種類づつのストレッチング

2.腕の裏側2カ所と脇の下の2カ所の合計4カ所を連続で伸ばしていく方法

これに付いては最初に、こまかく個別に正しいストレッチング方法を覚えてから、連続したひとつの流れの中で行っていただきました。

3.補助運動:腕襷(うでだすき)やBack Grip(バックグリップ)と呼ばれる方法に脊髄反射を加えた方法のご紹介

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4.脊髄反射を利用したブリッジ・ストレッチング(意識する部位、力を入れていく順番、呼吸の維持、入れるべき力のていど等々の注意点を含む)

5.脊髄反射を利用したお腹のストレッチング:お腹のスタティック・ストレッチング4種類

6.5に組み合わせるお腹の同じ部位の筋肉をちぢめる筋肉の長さが変化しないエクササイズ

7.お尻の骨で正しく椅子に座った状態で行う背骨と体の側面の2種類のストレッチング

ひじょうに盛りだくさんの内容でしたが、ストレッチングのご経験が豊富な参加者の皆さまは最後まで頑張って反復練習をしてくださいました。

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参加者の皆さまへ:

祭日で本当はゆっくりなさりたかったはずなのに(?)、セミナーへとご参加いただきありがとうございました。

再確認のうえで守っていただきたくお願い申し上げるのは、以下の3点になります。

・胸・肩・お腹のスタティック・ストレッチングでは、必要な部位(≒苦手な部位)のみ行い、十分にやわらかい(≒伸びやすい)部位はストレッチングしない。

・≪呼吸・脱力・30秒〜40秒間保持・ゆっくり始めてゆっくり終える≫というスタティック・ストレッチングの基本を厳守。

・ブリッジストレッチングでは、とくに呼吸を続けることは苦しいですが、≪呼吸の維持(絶対に息を止めない!)・力を入れる順序を守り、その都度その部位を意識する・入れる力は最大でも半分≫

万が一にも、脊髄反射を利用したストレッチングのやり方が分からなくなってしまったり、ブリッジストレッチングの具体的な手順をお忘れになったときには、Moco先生とERi先生が理論も含めて実技は十分にご存知ですので、参加なさっていらっしゃるクラスの時にでもお尋ねいただければと思います。

今回のセミナーの内容が皆さまのコントーション、ならびにご専門の分野でお役立ていただけるよう強く願っております。



2016年11月8日&22日指導者用脊髄反射ストレッチ&治療セミナー開催報告レポート

以下は、2016年11月8日&22日の両日に前後2回に分けて各2時間づつの予定がその倍の合計8時間となってしまった《指導者向け脊髄反射ストレッチと治療法セミナー》の前半と後半、両セミナーの開催報告レポートとなります。

11月8日(火)開催 第1回セミナー:前半 

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11月8日(火)の第1回目には、自原抑制など3種類の脊髄反射に付いての細かい説明と実技実習につづき、この3つの反射に組み合わせて使われる等尺性収縮などの3種類の筋肉の収縮形態の解説とそれらを体で感じながら知識を体にすりこんでいただくことからスタートいたしました。

ちなみに、筋肉の異なる収縮形態や脊髄反射の名称を初めとし、分野により異なる呼び方がされるなど混乱しやすい用語に付いては、すべてをハンドアウトに記し当日にお配りし、参加者の皆さまにどうしても覚えていただきたい知識や暗記ものに付いては後日ご自身でゆっくりと覚えていただけるよう事前に
準備させていただきました。


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セミナーの中ではお体での感覚や、個人個人で異なるお体で感じた感覚など個人差のあることのみメモをお取りいただけるよう配慮いたした次第です。

さて、この6種類の組み合わせと、それ以外に特殊な組み合わせ1種類の合計7種類の反射と収縮の組み合わせを、ストレッチする側とされる側の両方の立場から実際に行うことで、難しさや効かないという状況を体験していただき、その後にひとつひとつの問題点を解消し、効かせられるレベルまで、体で覚え込んでいただきました。

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相当の時間をかけさせていただいたのですが、その理由はストレッチの効果を無にしたり大幅に減らす原因となる代償動作(だいしょうどうさ:逃げや逃がし)の復習やその防止方法、そして脊髄反射ストレッチを容易にしたりその効果を増すための細かいテクニックであるマニュアルコンタクトやフィンガータッピングなどを細かくご指導申し上げ、最初から組み合わせてお体で覚え込んでいただかねばならなかったからなのです。

その後、お体を休めていただく意味もあり、30分ていどの間、理論を一緒に学んでいきました。

具体的には、

・脊髄反射利用ストレッチングのベース理論:自原抑制(Ⅰb抑制)&相反抑制(Ⅰa抑制)の詳細とその効果を最大限に引き出す理論的背景

・どのような人に対して脊髄反射利用ストレッチングは効果が大きいか?

指導者向け第1回4.jpg

・7種類の組合せに付いて

・インナーマッスルまで伸ばせること

・筋肉の詳細部位まで特定できないばあいでもストレッチング可能

等々に付いてでした。

ストレッチングを受ける方をケガさせたり、後遺症の残る病気を生じさせたり、そして可能性は低いとは言え命を落とさせてしまう危険性まではらんでいるのが、この脊髄反射利用のストレッチング。

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もっとも大切なテーマは、それらを防ぐための“リスク管理”。

直接的な筋肉や関節のケガや障害から、間接的とも言える脳血管障害まで、その発生のメカニズムから効果と危険の関係性までふくめ、理論から実際の防ぎ方までしつこくお伝えいたしました。

危険を回避するためには『効果よりも安全を最優先する』という一言なのですが、効果がなければこの種のストレッチングを使用する価値はありません。

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ということで、

・呼吸の維持

・抵抗の強度

・抵抗継続時間

等々のパラメーターの振り方とそれを可能にする

・ストレッチングをかける側のポジショニングと楽に大きな力が入れられることで力の調節が余裕をもって可能となる方法

もお伝えしました。

縮小済み指導者向け第2回3肩関節屈曲可動域拡大.jpg

最初からここまで、実技の一部分としてすでにお体で覚え込んでいただいてきたため、マニュアルコンタクト:用手接触(ようしゅせっしょく)に付いても、ストレッチングを受ける側からの抵抗を強めたり弱めたりする実践的な応用方法をご説明し、ほんの1回づつ練習するだけで身に付けていただけたのでした。

初回の最後には、脊髄反射の種類と筋肉の収縮方法、それぞれ単体で選択するばあいの指針と反射と収縮の組合せの選択方法を講師自身の施療経験をベースに申し上げ、ご理解いただいた後、短時間ではありましたが、コントーションで柔軟性がもとめられる体の部位を用いて、実技の再復習。

指導者向け第2回4.jpg

ここまでで、4時間もの時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。

11月22日(火)開催 第2回セミナー:後半

前半の第1回のセミナーから2週間後に行われた指導者向け後半セミナーは、基本技法である異なる反射と数種類の筋肉の収縮形態の組合せ7種類のかんたんな実技復習からスタートいたしました。

つづいて、今回のメインのテーマである脊髄反射と筋肉の収縮形態の組み合わせを利用した実際に多く用いられているストレッチング、セラピー、リハビリ技法、治療法のご紹介とその技法を学んでいただきました。

しかし、あくまでも講師の私が、その思想や哲学には一切触れずに、独自の判断と解釈でそのスタイルの技法部分のみを分析した手法の数々であったことをお断り申し上げておきます。

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講師のそのスタイルにおける学びと技法の使用経験の熟練度により、あるものに付いては多くの時間をかけ、あるものはサッと流すていどでのご紹介、ならびに実習となった次第です。

上述の理由により実際の治療家やセラピストの先生方の使われていらっしゃる手法とは多少のズレがあった可能性も否めませんが、以下のスタイルの技法を実際にパッシブ・ストレッチング(相手に対してストレッチングを実施する)の形で反復しながらかけあっていただきました。

・操体法

・FS:ファシリテート・ストレッチング

・AIS:アクティブ・アイソレート・ストレッチング(基本のみ)

・МET:マッスル・エナジー・テクニック

・PNF:固有受容性神経筋促通法(ストレッチング効果のあるもののみ。促通はご紹介とデモのみ)

・PNFストレッチング(PNFとは同じ名称の技法でも内容が異なるものがある別のスタイル)

・逆さエクサ(火水流整体術院で用いている脊髄反射技法のストレッチングのスタイル)

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ちなみに、もっとも長い時間をかけて実習していただいたのは、PNFとMETのスタイルの中の一部の技法群でした。

これは、「コントーション指導において、安全面からも、その効果の面からもより役立つのではないか?」と以前より考えていたためでした。

第2回の後半のセミナーの最後にあたり、セミナーのご依頼の最初の段階からご依頼をいただいておりました、いくつかの異なるジャンルに属する治療法等のご紹介とそれを実際に受けてお体でその効果をご理解いただくため技法のデモンストレーションを実施させていただきました。

個々の治療法の名称を挙げてもマニアックになりすぎるため割愛させていただきますが、脊髄反射を利用したストレッチング的なもの以外にも、様々な治療法があることをご体感いただき、短時間ではありますが、別の世界へのご理解も深めていただけたのではないかと考えております。

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その中でも、関節の内部で生じる骨の運動に着眼している関節モビライゼーション系統は当院の関節内部機能回復調整法等のスタイルを異なるいくつかの関節に対してお受けいただくことで、その高い効果性を体感していただきました。

最後の最後には、火水流整体術院で日々結果を出し続けている、当院のスタイルでの骨盤調整や肩甲骨まわりの即効性のある弛(ゆる)めを参加者全員の先生方にはお受けいただいて前後2回のセミナーで溜まった物理的なストレスを解消していただき、セミナーは無事お開きとなった次第でした。

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ご参加くださったM先生、E先生、A先生、D先生へ:

まず最初に、お詫びとお礼を申し上げます。

「セミナーの時間が予定の倍もかかってしまったこと、大変申し訳ございませんでした。また、それに対して集中力を切らさず、最後までお付き合いいただきありがとうございました」

今回の内容は、セミナー中に皆さまがたくさんの書き込みをしてくださったハンドアウトを見ていただくだけで、はっきりと思い出していただけるはず。

具体的には、そこに記してある複雑な理論とそれらの組合せを見れば、お体で覚え込んでいただいた、脊髄反射利用ストレッチングの、少なくとも7種類と一部のバリエーションの理論がすべて思い出していただけます。

ときどきは、お配りしたハンドアウトの復習をお願い申し上げます。

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Moco先生によるセミナーのご感想は拝見させていただいており、すでにこのセミナーで身に付けていただいた多くの実践的で効果的な技法群のみならず、理論の数々もご指導の場においてご活用くださっていらっしゃる旨拝見し、ひじょうに嬉しく感じるとどうじに感謝申し上げている次第です。

もうすでに、釈迦に説法かもしれませんが、≪安全第一優先≫でのリスク管理の徹底こそが最重要点です。

老爺心(?)ながら付け加えさせていただくならば、「実際に身に付けられた技術の有効性に目がいってしまうあまり、つい理論的背景、とくに、その効果と危険性の関係を忘れしまわれる可能性もございます」。

セミナー中に申し上げた通り、「リスク管理の徹底 ⇒ 安全性の最優先」をお忘れになられることなく、反射利用ストレッチングの実技のみならず、ご自身独自の応用技法を創出なさるために、理論もご活用いただければと思います。

安全性の最優先という前提のもと、反射の種類の選択、かける抵抗の強度・時間の調節、筋肉収縮のタイプの選択、リリースタイムの調整、パッシブ中のアクティブの付加、自原抑制と相反抑制の組合せ方等々のパラメーターを振りながら、用途別にそれぞれ最適な手法を作り上げ確立していただければと思います。

この度は、当セミナーへのご参加、誠にありがとうございました。    火水流整体術院 謹識





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