“第3回 足部反射療法指導者のためのストレッチング講座:殿部編”開催レポート

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2012年12月10日東京都内において、足部反射療法の指導者の先生方を対象とした第3回目のセミナーを実施いたしました。

第1回下腿編(含 足部)、第2回大腿編とつづいてまいりました、下半身の筋肉にたいするストレッチングの最後の講習会となったため、毎回少しづつ行ってきた“機能解剖学基本用語の復習”のそのまた復習をまとめて実施させていただきました。

わずか45分ていどではありましたが、基本肢位と解剖学的肢位から、基準面・三体位の施療分野別の異なる呼称・距腿関節(きょたいかんせつ:足首)、脛骨大腿関節(けいこつだいたいかんせつ:膝)、股関節、骨盤、頚椎(けいつい:首の骨の一つ一つ)と胸椎(きょうつい:胸の部分の背骨)と腰椎(ようつい:腰の部分の背骨)の椎間関節(ついかんかんせつ:背骨同士の関節)の動きに至るまで例外的な動きにはとくに注目しつつ、実際の動きをご覧いただきながら復習していただけました。

今回は筋肉の名称も動作の動き等々につきましても、解剖学用語を用いて解説させていただきましたが、まったく問題なく、ご理解いただきました。

殿部(でんぶ:お尻)の筋肉ほとんど全てを同時に、楽にストレッチングする手法を体の使い方と重心の置き方に注意しながら練習し、そのストレッチングされる感覚を忘れぬうちに殿部の代表的なセルフストレッチング5種類を立位(=りつい)、座位(=ざい)、椅座位(=きざい)、背臥位(はいがい:あお向け)などの体位で行う手法を習得。

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ここ数年テレビの健康番組や健康雑誌で話題にあがることが多い、腸腰筋(ちょうようきん)を3つの筋肉に分けてそのうち腸骨筋(ちょうこつきん)と大腰筋(だいようきん)の効果的な伸展法(しんてんほう:伸ばし方)と深層外旋六筋群(しんそうがいせんろくきんぐん)を3つに分、とくにお尻からふともも裏側の痛みの直接の原因となることが多い梨状筋(りじょうきん)のストレッチング方法にかんしては、理論と実技の両面から十分に時間をさいて体得していただきました。

最後にアウターマッスルでありながらも重要であり、腰痛改善のためにも役立つ、大殿筋(だいでんきん)と中殿筋(ちゅうでんきん)の前部分と後部分にたいするストレッチング法を基本に忠実な手法で練習して終了となりました。

わずかこれだけの内容でしたが、4時間弱の時間がたちまち過ぎ去っていただくほど内容の濃い講習会となったのも参加者の先生方の詳細点にまで渡った熱心なご質問のお蔭であったと感謝申し上げております。

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今回のサプライズプレゼントは、あるインナーマッスルに直接四指先でアプローチしてゆるめてしまう方法を覚えていただくというものでした。指先でそれらの筋肉を捕らえる感覚とそのために最適と考える時間を覚えていただけたので、翌日から必要に応じてご使用いただけているのではないかと考えております。

体の深いところまで指を差し込むので、慣れないうちは指が痛かったり、相手の体を壊さないか心配したりと悪戦苦闘なさっていらっしゃいました。でも、そこは他分野とは言え施療の指導者の先生方でした。たちまち、マスターしていただき、ご自身のお体でそのゆるんだ感覚までをも覚えて納得していただけました。

次回の第4回レジスタンス・ストレッチング(含 PNFストレッチング&MET)セミナーと第5回の総復習セミナーには、第1回から第3回までご参加いただいた先生方のみご参加いただく形態をとらせていただくため、参加者の募集は控えさせていただきます。

ですが、講習内容に付きましては、できる範囲内で後日、本サイトにてご報告の記事をUPさせていただくつもりでおります。ご期待いただければと思います。

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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
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