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2013年3月24日(日)都内にて、第2シリーズを合わせるとトータルでは第8回目となった“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第4回:レジスタンス・ストレッチング編”を開催いたしました。
レジスタンス・ストレッチングはその効果の高さばかりが喧伝されておりますが、その特徴と長所、そしてその長所の裏にひそむ危険性や回避方法などをきわめて現実的、かつ実践的にご紹介もうしあげました。
“最大限の効果を引き出すよりも、先ずはその危険性はゼロにすべき!”というスローガンのもとお話させていただいたしだいです。
前回と同じ内容とテーマの流れに付きましては、割愛させていただきます。前シリーズの“足部反射療法家のためのストレッチング講座 第4回目:レジスタンス・ストレッチング編”開催レポートをご覧ください。
「レジシタンス・ストレッチングには、なぜ即効性があるのか?」、そして「直後にスタティック・ストレッチングを行なうとより効果的なのはなぜ?」という2点に付きましても、脊髄反射(せきずいはんしゃ)である、自原抑制支配(じげんよくせいしはい)と相反神経支配(そうはんしんけいしはい)の説明から始め、Ⅰb抑制とⅠa抑制の復習に至るまで、様々な実技体験を通じて十二分に体感していただきました。
前シリーズ同様に筋肉の収縮様式(しゅうしゅくようしき)である、アイソメトリック・コントラクションとアイソトニック・コントラクションのコンセントリック、及びエキセントリックを上述の自原抑制と相反神経支配と組み合わせての説明となりました点は前回と同様でした。
今回も体の運用法の重要さ、つまり体を合理的に用いることの大切さを十分に認識していただき、且つ武術的な口伝を加味しながら、小手先の力に頼らずに丹田を意識することで体重を用い、どうじに力学的に小さい力で大きな力をかける手法を常に心がけていただくよう口伝をお伝え申し上げました。
今回は参加者がわずか2名と少なかったことと、両名様共に下半身のストレッチングを十分にマスターなさっていらっしゃっていたため、理論編でも実技編でも時間的な余裕が生まれました。そこで、相互に実技の反復練習をしていただく以外にも、ひとつひとつのストレッチングを講師に対して実施していただきました。より詳細点にいたるまでのご指導が可能となったと自負いたしております。
実践施療技法としては、寝違え、お尻の上の部分の痛み、お尻の奥の痺れと太もも裏側の痛みの3つの症例にたいするレジスタンス・ストレッチングの手法と腰の広い範囲でのだるさと足首の動きの悪さを解消するための、連続で反対の動きをしている両側の筋肉にたいして交互に抵抗を加える手法をすぐに使えるレベルまでマスターしていただけ講師に取ってもひじょうに大きな喜びとなりました。
前シリーズで説明させていただいた、HR、CR、CRAC、PIRなどの定義や分野や団体ごとに異なる解釈の違いなどの解説は省略させていただき、お帰りになられてから、お渡しした詳細なオリジナル資料を参照していただくことといたしました。
その余った時間は、マッスルエナジーテクニックやPNFのテクニックの中でレジスタンスストレッチングに加えるとその効果が向上するものに付いて、細かい解説にあわせて反復練習をしていただきました。参加者の皆さま方には、とくに、用手接触、ノーマル・タイミング、視覚刺激、トラクション、口頭指示のポイントなどに興味をお持ちいただけました。
セミナー後にお時間があるとのことでしたので、予定されていた火水流柔術の稽古会の場へと
移動していただき、お尻や太ももの裏側、そして腰や脛の外側が張ったり、痛かったり、だるいという柔術の修行者に対し、覚えたばかりのレジスタンス・ストレッチングの基本技法と表と裏に対して連続で交互に抵抗をかける応用技法を20分間に渡って実施いただくチャンスが得られました。
全くレジスタンス・ストレッチングを受けたことがない方々。それも、体が大きく筋肉量が多いがっちりした体型、そのうえ少し体が硬い方々にたいして、果たして効き目があるのかと不安なご様子でしたが、講師のアドバイスをほんの少しだけ受けながらのあたかも他流試合であるかのような真剣な実践練習。
結果は、施療者側もクライアント側の柔術修行者も驚くものとなりました。
受け手の方々には、レジスタンス・ストレッチング実施直後に体の軽さとそれらの筋肉に関係する関節がとても柔らかくなったことを実感していただけたのでした。
そして、関節の動く範囲が大はばに増大したことは目に見えて明らかでした。
2時間強の柔術の稽古中には下半身から生じさせる力が増し、また稽古後も、下半身と腰への効果は持続しておりいつになく体が軽いと述べられていたとの報告も受けております。
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→“足部反射療法家のためのストレッチング講座 第4回目:レジスタンス・ストレッチング編”開催レポート
→“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第1回目:足部・下腿部”の開催レポートはこちらへ
→“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第2回目:大腿部”の開催レポートはこちらへ
→“理論と実技で学ぶストレッチング講座 第3回:殿部”の開催レポートはこちらへ
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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
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