レジスタンス・ストレッチング

PNF(ピーエヌエフ)ストレッチングとMET(エムイーティー)の2つの手法と原理をベースに作られた、スポーツ分野で広く使われているストレッチング技術といえましょう。

 相反抑制(そうはんよくせい)と自原抑制(じげんよくせい)や自己抑制(じこよくせい)と呼ばれる2つの反射がそのおもな原理となります。

 相反抑制とは、かんたんにいえば『筋肉が縮むとそれと反対の動きをする筋肉はゆるむ』というもの。

 たとえば、『足首を裏側へと曲げる役割りをもつふくらはぎの筋肉に力を入れて曲げたばあいは、反対側のスネの骨のすぐ横にある足首を足の甲側に反らす役目をもつ筋肉がゆるむ』というものなのです。

 また、自原抑制や自己抑制と呼ばれるのは『筋肉がちぢみ過ぎると、筋肉の両はじの方に付いている危険を察知するセンサーが働き、筋肉が切れてしまわないように筋肉をゆるめてくれる反射』のこと。

 たとえば、ふくらはぎに強い力を入れ続けているとアキレス腱などが切れてしまいそうな状態にあることをセンサーがキャッチします。そして、そくざにふくらはぎの筋肉をゆるめてくれるのです。

 その原理に対して、筋肉がちぢむときに関節が動かない等尺性収縮(とうしゃくせいしゅうしゅく)と関節が動く等張性収縮(とうちょうせいしゅうしゅく)という筋肉の2つの縮み方を組み合わせて、それに対して動きに抵抗を掛けながら行うストレッチングのことだといえます。

抵抗ストレッチングと呼ばれる場合もあります。

当院でこのストレッチングを使用するのは、
・通常のストレッチングでは痛がられる場合や脱力ができずに、意識的、無意識的を問わずに力が入ってしまい、通常のストレッチングでは力が抜けないとき。
・年配のお客様のケースで筋力の衰えが大きいときに、筋肉を伸ばしてゆるめると同時に筋力のアップや関節の安定性を高め、ひいては体のトータルバランスを高める目的で。
・動作チェックにおいて、通常は痛みを感じられないていどの動きでも痛みを訴えられるお客様にたいして。

などといったケースが代表的となっております。

通常のストレッチングや整体などで、力が抜けないために効果を得られなかったとおっしゃる皆さまからのご相談もお待ちいたしております。

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また、今までに2回のレジスタンスストレッチングのセミナーを開催し、プロの施術家、施療師、セラピストの先生方にご好評をいただきました。

セミナーやこのストレッチングの詳しい内容にご興味をお持ちの皆さまや、セミナーに参加ご希望の皆さまは、下記のリンクをクリックください。

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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
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