第3回逆(さか)さエクサ©入門セミナー開催報告

2015年3月29日(日)の午後1時から2時間半、第3回目となる“逆(さか)さエクサ©入門セミナーが開催されました。

今回の特徴は、参加者の皆さま方全員、お体が通常の平均レベルよりもやわらかかったこと。

内訳(?)は、やわらかい方、とてもやわらかい方、すごくやわらかい方、信じられないほどやわらかい方(!?)の4名の皆さまのご参加をいただきました。

講師がいちばん体がかたいという、通常のセミナーでは考えられない状況。

ということで、前2回の逆さエクサ入門セミナーとは、一緒に反復練習していただく逆さエクサとそれに組み合わせるセルフストレッチでねらう体の部位がまったく異なる結果となってしまいました。

また、参加人数が少なかったため、事前に参加者の皆さま方のご希望をお聴きし、ストレッチを行う体の部分を選択させていただいた次第です。

テキストページ内容写真第3回逆さエクサ入門セミナー.jpg

この逆さエクサ入門セミナー、過去の参加者の皆さまはご存知なのですが、1回のセミナー中、少ないときでも25種類ほど、多いときには30種類以上のストレッチを学んでいただいております。

それも、わずか2時間半から一番長かったときでも3時間という短い時間で…

もちろん理由があります。

それは、ひとつひとつのストレッチを正確におぼえていただくのが目的ではないから。

数多くの、それもひとつひとつが伸ばす部分も力を抜く部分も逆に力を入れる部分も、そして形もフォームも姿勢も違っているストレッチのひとつひとすにおいて共通である“逆さエクサ”重要な9つの基本でありもっとも大切なポイントの全てを守って行っていただく。

ひとつひとつのフォームややり方をおぼえていただくことはセミナーの目的ではございません。

 

この9ヶ条を体でおぼえていただくことが最終目的だからなのです。

 

「心臓や脳に影響を与えないためにはこれに注意して…」

「こっちを瞬間的に弛(ゆる)めるにはここに力を入れるのだから、ここからこの順番で力を入れていくのか…」

「そうそう呼吸はこうやって…」

「力を入れ続けるていどと時間は…」

などと頭で考えていたら、その効果は半減してしまいます。

そのうえ、ご自身のお体に取り返しのつかない損傷(そんしょう)を与えてしまう可能性まであるのです。

そのため、今回も20数種類実際に行っていただくことで、逆さエクサの9つの重要点をしっかりとお体でおぼえていただきました。

過去2回は、上半身と下半身のストレッチの数が、ほぼ同じになるようプログラムしていたのです。

しかし、今回は参加者様の複数のご希望にたいしてお応えするため、上半身へのストレッチはわずか1つで、それ以外は下半身、とくに太もも、お尻、ふくらはぎの3つのゾーンに対して、細かく分けておこなうストレッチを一緒に学んでいただいた次第。

これを利用し関節の特定の方向へと動く範囲を広げられるようにした。

そして、同時に、気になさっていらっしゃる症状の具体的な改善方法も学んでいただいた。

その中には、コントーション・サークル「ノガラ」様で行っていらっしゃる柔軟性向上のストレッチを細かく分けて2種類の筋肉に効くようにしたうえで、反射的に弛(ゆる)めてしまう方法。

そして、体の前面を両脚の付け根から首までと体の後ろ側をお尻から後頭部まで反射的にまとめて弛(ゆる)める逆さエクサもふくまれておりました。

このまとめて弛(ゆる)めるエクササイズは、使い方により自分の体の背骨のどの部分が硬(かた)かったり、あるいはどの部分が原因で分けて動かすことができないのか?、または前に体を倒したり後ろに大きく体を倒せないのかを知ることができる優れもの。

テキスト4部写真第3回逆さエクサ入門セミナー.jpg

もちろん、このエクササイズは、体をやわらかくする以外にも、自分が使えていない部分を特定し、その部分を使えるようにしたり、背骨のひとつひとつの感覚を鋭くして、神経を活性化するための感覚的なワークとして使用する方法を学んでいただきました。

できるかぎり、参加者様のおひとりおひとりのお体に触らせていただき誘導することで細かい感覚を覚えていただいているうち、2時間半以上のセミナーがたちまち終了のときを迎えてしまいました。

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後日、参加者さまのおひとりからいただいたセミナーのご感想を紹介させていただきます。

参加者にとってわかりやすい言葉を選んでいただいているのが感じられただけではなく、そのお蔭で非常に理解しやすかった。

また、セミナー全体ても楽しい雰囲気の中で進み、そのせいもあり高度な理論のはずなのにとても判りやすかったです。

セミナーの最初に説明されたように、これだけ多くの数の実技、すべてを覚えるのは難しいですが、自分に必要なところをピックアップして行っていくつもりです。

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《ご参加いただいた皆さまへ》


内容密度の濃いセミナーへのご参加、文字通り、お疲れ様でした。

セミナーの最初と最後で申し上げた通り、今回のセミナーで数多くの種類のセルフストレッチを行っていただいた理由は、すべての逆さエクサとそのベースとなっている細かい部位をねらったセルフストレッチのやり方を暗記していただくためではありません。

9つの重要ポイントをお体でおぼえこんでいただき、すでにご存知のストレッチやこれから新しくおぼえられる全てのストレッチで逆さエクサを自然に作り出して実際に利用していただくためでした。


とくに、《危険防止》《力を合理的に強く入れその直後に弛(ゆる)ませるための口伝(!?):○×○×大事》の2点は、忘れずに最大限ご活用ください。

上でも少し述べましたが、体の前面と体の背面を曲げ伸ばしするときには、背骨に頭蓋骨と骨盤を足して、そのひとつひとつを、○×○×大事にしたがってゆっくりと感じながら動かしていただくようお願い申し上げます。

また、感覚的に動かし方がつかめるまでは、1日1回づつでも結構ですので、できれば毎日実施していただければと思います。

第3回逆さエクサ入門セミナー参加者様お写真.jpg

書き込みいただいたテキストのうち、第2ページで申し上げた《逆さエクサの重要ポイント9カ条》だけは時々読み返していただき、逆さエクサを行うときには100%ご活用いただけますようお願い申し上げます。

セミナーへのご参加に感謝申し上げております。ありがとうございました。

                              火水流整体術院 謹識

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次回以降も、“逆さエクサ©入門セミナー”を開催させていただくチャンスがあれば、ご参加者様のご希望に沿った形でストレッチの種類やそのねらう体の部分を選んでいきたいと考えております。

当院の“逆さエクサ©入門セミナー”にご興味をお持ちくださった皆さまには、チャンスがあればぜひご参加いただき、《攣(つ)り癖の解消》筋肉のひどい張りや痛みの改善《具体的なリラクゼーションの方法》《スポーツや競技やダンスや身体芸術におけるパフォーマンス性の大幅な向上》などで、ご活用いただければと思います。

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