健康情報満載⇒火水流整体術院ブログ−2の目次

健康情報満載⇒火水流整体術院ブログ−2の目次


ブログのタイトルは“健康情報満載⇒火水流整体術院ブログ−2”。

タイトルからも想像していただけるように、一休みして整体、ストレッチング、そして他の民間療法に付いての話題で気楽に楽しんでいただこうと考えて立ち上げたものですが、テーマの数が多くなりすぎて1つのページに入りきらなくなってしまいました。

外部の専門のブログには移転せず、火水流整体術院サイトの中に健康情報満載⇒火水流整体術院ブログ2”を作って続けることにいたしました。

健康情報満載⇒火水流整体術院ブログとおなじく玉石混交となりますが、引き続きのお付き合を願えればと思います。


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ダンスや表現スポーツのプロが≪しつこい坐骨神経痛≫で悩まされるのはなぜ?−T:アンドゥ・オールは正確に! クラシックバレエの基本中の基本であるアンドゥ・オールはパフォーマンス性を向上させるために必要不可欠だが、間違ったやり方が癖となりそのまま続けていると足指、足、足首、膝をケガさせてしまう。太ももの付けの関節、つまり股関節(こかんせつ)から脚全体を外に回すことだけを意識することが重要である。その動きを達成するために邪魔となるセルフストレッチすべき体の部分もはっきりとお伝えしている。
無意識に体に力を入れる癖が付く流れとその原因−T(ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!−U) 肩こりにしろ腰痛にしろ、ひどい状態が悪化すると治ったと錯覚するほど感じなくなる段階へと突入するのだが、これには理由がある。まずは、ひとつの筋肉、または複数の筋肉へと同時に力を入れ続ける癖の存在があげられる。それ以外にも、ごくふつうの何でもない日常生活の中の体の動きが、その動きに不必要な筋肉に力を入れ緊張させることで痛みやダルさなどの異常を感じさせる神経を圧迫するスイッチのように働くケースも多く見られる。
症状がひどくなってしまうとセルフケアだけでの腰痛・肩こりの改善は限りなく不可能に近い ひどい≪腰痛・肩こり≫をセルフケアだけで完全改善することはとてもむずかしい。はっきり言ってしまえば、ほぼ不可能なのだ。当院院長の個人的な腰痛の自己改善施療体験と最悪の状態で当院の施療を受けられたお客さま方への施療体験を客観的に分析した結果、時間的、技術的、感覚的、精神的という4つの理由が存在していることを確信するに至った。セルフケアとは,専門家に症状を改善してもらった後、正しい指導を受け、改善後の良い状態を維持するために行うものなのである。
 ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!−T 長い間苦しめられてきたひどい肩こりなのに、ふと気付くと、その肩こりが自然に治ってしまったと感じる方は多い。これは単なる錯覚にすぎない。余りのツラサにメンタルの崩壊を防ごうとした脳が、痛みやダルさを感じるセンサーを極めて鈍くしてくれただけの話。大病院で精密検査までしたのに、結局は原因不明だと診断されてしまった頭痛・めまい・吐き気などをお持ちであれば、それは間違いなくだだの肩こりだと軽視しがちな、そのひどい肩こりの悪化の証拠なのである。
当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方 肩こり・腰痛の専門家である火水流整体術院の施療の基本哲学のひとつである3段階の考え方とは、≪もっともツライ症状の解消 2.その症状を生じさせた原因の改善 3.お体の良い状態を維持≫である。遠方地にお住いなどの理由で当院の施療をお受けになれない方々が、この哲学をただの考え方にとどめず、ご自身でお困りになっていらっしゃる肩こりや腰痛の改善のために具体的に役立てていただけるよう、丁寧に分かりやすく説明させていただいている。
一味ちがう“姿勢と≪腰痛・肩こり≫の関係 姿勢が肩こりや腰痛の原因となることはすでに常識である。そして真面目で努力家の人ほど、正しい姿勢を取ろうと常に意識し頑張っているため、こ逆に(?)“腰痛・肩こり”をどんどん悪化させるという負の連鎖というか悪循環に陥ってしまうのである。その理由は、体のブレーキとアクセルの関係を知らずに間違った努力をしてしまうため。デスクワークの長い方、デザイナー、プログラマーの方、長距離バスの運転士や旅客機のパイロットの方、接客業の方、営業で長時間運転される方などの皆さまにはぜひともお読みいただきたい。
押圧・ストレッチ・エクサ−セルフケアについて:当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方−1 ネットやテレビ、健康雑誌や書籍を通じ、セルフケアとしてなじみ深い、押圧(おうあつ)・ストレッチ・エクササイズの正しく効果的なやり方は容易に手に入る。しかし、腰痛と肩こりをセルフケアだけで完全に治したという人はいない。やったときだけとか、よくても数日しか効果が持続しないという失敗の原因としては、根本的な考え方と意識の問題、それを自分の体に具体的にあてはめる対処法をわかりやすく紹介し、合わせてその理由も平易な言葉で説明し、3種類のセルフケアの選択法もアドバイスしている。
骨盤(こつばん)の“ゆがみ”って何? 昔タイプというか、明治期に形作られた日本の伝統的整体では「左右の足の長さが違う」とか「右足が短足だ!」などと言われることが一般的であったが、この意味するところは≪実際の脚の長さは同じで、仙腸関節という骨盤の中にある左右一対の関節のところで骨盤の左右に張り出ている象の耳のような形の大きな骨が前後逆方向に回っていること≫をインパクトたっぷりにお客さまに対して伝えていただけであった。記事中では、この一番多いタイプの骨盤の歪(ゆが)みに付いて分かりやすく説明されており、合わせて脚の長さの測り方も解説されている。
姿勢が悪いから腰痛と肩こりが出る−その原因は背中? ご本人が感じていないだけで肩こりと腰痛の両方をお持ちの方はとても多い。その原因は姿勢を良くしなければならないと言う思い込みが強すぎるため、背中の広い範囲で無理な力を入れ続けてしまうこと。そして、それが癖となってしまい、無意識のうちに背中の広い範囲のこりや張りを作り上げてしまうのである。記事の中では、背中への物理的ストレスを解消・改善するための4種類のセルフエクサも分かりやすく紹介されている。
肩こりと腰痛が完全改善しないのは今流行のリラクゼーションマッサージが効かないからではない! 肩こりや腰痛がツラくて、最近流行で多く見かけるリラクゼーション・マッサージ店でもみほぐしてもらいゆるんで楽になっても、2〜3日でまた元に戻ってしまう原因は2つあると考えられる。ひとつは痛みやツラい部分だけをほぐしてもらい、その原因部分をゆるめてもらわないからである。もう一つは無意識のうちに力を入れ筋肉を縮め緊張させてしまう、何かのきっかけて付いてしまった体の癖を解消していないためである。その対処法までもがアドバイスされている。
腰の下の方が痛い 「腰の下の方が痛い」と感じる方のほとんどは、≪腰の4番目と5番目の骨の間≫か≪5番目の骨と骨盤の間≫のどちらかに痛みを感じているはずなのだ。その2か所の部分の名前と自分でそのどちらが問題なのかをチェックする方法。そして、それらお痛みを軽くするかんたんにできるセルフケアのやり方までもが平易な言葉で説明されている。
腰の上の方が痛い 「腰の全体が痛いとか、腰の片側全てに痛みを感じてつら過ぎる」といった広い範囲の腰痛の直接的原因は、実は感じない方が多いのだが、≪腰の一番上で、一番下の肋骨のすぐ下の筋肉が骨と見まがうまでに硬くなっていることが原因である≫場合が多いのだ。そして、そこが硬くなってしまう根本的原因のほとんどが、姿勢の悪さに起因する背中の酷いこりや張りだという事実はあまり知られていない。
骨盤の痛み 長い年月、腰痛やお尻の痛みが続いているうちに出てくることがあるのが骨盤の真ん中にある短い鉛筆をつぶしたような形をした骨全体やそのフチがジンジンとしびれるような嫌な痛み。これこそが長年我慢してお付合いをしてきたおなじみの腰痛が最終・最悪の段階へと進む前触れの可能性。当院のお客さまの生の声でどのような状態へとつながるのか記した少し怖い記事ですが、骨盤の痛みを放置せずにいろいろと対処していただくきっかけになれればうれしいです。
お尻の痛み 腰痛解消やその改善に役立つだけではなく、その発症を事前に教えてくれるセンサーとして役立つのがお尻の痛みやだるさ。お尻といっても範囲は広いし、また残念ながらトレーニングやストレッチをしてケアしない限り、つまり生まれつきの感覚のままでは異常を感じにくい部分である。この記事では、お尻で異変が発生する3つの代表的な部位の紹介と解説がなされたうえで、ストレッチでの改善を困難にさせ2つの理由も分かりやすく説明されている。まだ軽い方ならばセルフケアの強い味方となるはずである。


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仙腸関節とは−T:骨盤のどこにあるの? 

症状がひどくなってしまうとセルフケアだけでの腰痛・肩こりの改善は限りなく不可能に近い

症状がひどくなってしまうとセルフケアだけでの腰痛・肩こりの改善は限りなく不可能に近い

 

いつも、長いタイトルですみません。

この記事の内容は題名そのまま。

 

≪腰痛・肩こりの症状がひどくなってしまっているとセルフケアだけでの完全改善は限りなく不可能に近い≫ということをお伝えしたいのです。

 

個人的な自己改善施療を実施したのは、今までで合計3回。

 

当院のお客さまの症状の中でもワースト5に入りそうな腰痛の最悪状態を1回と一般にひどい状態と呼ばれるものを1回、そして施療のプロならば自己改善できて当たり前という状況を1回体験しております。

 

合計3回の最悪・酷い・普通のツライという三段階の腰痛・骨盤痛・坐骨神経痛のパック(?)の苦痛な体験を、セルフケアだけで完全改善することはきわめてむずかしいと言わざるを得ない

 

≪セルフケアだけで改善するのがきわめてむずかしいという原因は4つある≫と分析しております。

 

T.時間がかかりすぎる

下のUとも密接な関連があるのですが、≪自分の体に対しては物理的にできることが制限されてしまう≫

他人の体に対してできることも自分自身に対してはできないことが多い。

施療で重要なのは効果的に正確にピンポイントで特定の部位に力を伝えて動かすこと。

ストレッチをする場面を想像してもらえばわかりやすいのですが、うまい人ほど自分の体の位置をこまめに移動し、姿勢も変化させていきます。

これはストレッチに限らず、すべての施療技術に共通の重要なポイントです。

プロとアマの違いが如実に現れる点でもあります。

いかに無理なく最大の力を伝えるかということ。

≪当院で古武道や現代武道の体の運用法を多く使用している≫のはこのためだというのは余談ですが…

そのために、いろいろと工夫をしなければならないし、とても多く時間がかかってしまう。

また、他人に対するのと同じ効果をだせる方法を見つけたとしても、その効果が小さいため、何倍もの時間をかけて繰り返さないとならないばあいも生じてくる。

 

U.技術的に不十分

他人に対しては両手・両足をつかって自由に体の位置関係を変えて自由に施療ができるが、自分の体に対して体にくっついていて固定されている自分自身の手足を自由に使うことは大幅に制限される。

例えば、だらっと体から力を抜いた状態で、自らの背骨ひとつひとつを手の力で後ろや前や横に曲げさせたり、左右にねじったりすることは不可能。

他人に対しては何ら問題なくできることであっても自分に対してはできないということは多いのです。

そのたびに、3次元のパズルを解くように、やり方を考え出さなければならないのである。

そして、いくら工夫しても不可能ということが多く出てきてしまう。

ひと言でいえば、自分自身の体だからこそ物理的にできないことが多すぎるのです。

 

V.感覚的な問題

体の部分、部分に、正確に痛みを感じたり、ある面積をもつ範囲に張りやこりを感じたり、何か問題がありとうと感じられるのは、感覚受容器(かんかくじゅようき)という名前をもつ体の不調や問題点を感じるいくつものセンサーが正常に働いてくれているから。

腰痛に限らず肩こりの肩のこりや痛みなど他の痛みでも、実際に痛みを感じている部分が問題の部分とは限らないことが多い。

骨盤の真ん中=仙骨.jpg一例をあげれば、骨盤の真ん中の骨、尾てい骨の上にある短い幅の広い鉛筆のような形をして骨盤のまん中にある仙骨(せんこつ)という骨全体が痛いとおっしゃるケースはひどい腰痛の方にとても多い。

私自身がそこに強い痛みを感じた最後はもう14年も前になりますが、自分に対してもまた当院のお客さまにたいしてもその骨の近くの関節や数個の筋肉への施療は行いましたが、その骨自体への施療を行うことなくその痛みの完全改善を行っている。

⇒ 仙骨(せんこつ)と仙骨の痛みについては骨盤の痛み”を参照ください。

 

つまり、腰痛が悪化してくるとじっさいに痛みが出ていると感じている部分と実際に痛い部分がズレているケースは枚挙に暇がないのです。

これは感覚のセンサーが正常に働いておらず脳へと間違って伝えてくるし、もっとひどくなるとまったく感じなくなったりするため、はなっから悪い問題があるということにさえも気付かないケースまであるということなのである。

 

W.精神面の不安

完全に改善するのかという自問と生活をある程度犠牲にしながら自分で行っていることが無駄な可能性があるというセルフケアをやるためのモチベーションの低下

昔、いくつかの国で囚人に対して穴を掘らせ、ある程度の深さに達すると、すぐにそれを埋めさせるという作業を延々と繰り返させるという精神を崩壊させる目的の拷問があったと聞いたことがあります。

また、この日本でもある特定の団体の人々が精神的に追い込むためにやらせていたという噂を耳にしたことも。

それを考えると、自分が行っているセルフケアがどのていどの改善効果があるかわからないし、もしかしたらまったく効果が無いかも知れないとことを毎日真面目にコンスタントに長時間行うのは精神面にとてもキツイ行為のはず。

個人的には、1日最低でも8時間以上、毎日休み時間無しで1か月以上自分の知見のみを信じて、右脚の麻痺まで出た腰全体に痛みを感じる腰痛・骨盤痛・坐骨神経痛・太ももとふくらはぎの頻繁な攣(つ)りへのセルフケアのみでの改善努力は良くできたものだと思っています。

でも、当時のような暗闇の中を手探りで歩くような状況となったら、私自身、もう二度とできないだろうと考えています。

 

無人島にお住まいならば仕方ないし、またご自身で改善施療のプロを目指して勉強なさっているのならともかく、やはり他の専門家の助けなしにセルフケアだけで、腰痛や肩こりを初めとする体の根深い不調を改善し、その再発まで防止するのはきわめて困難


不可能に近いと申し上げざるを得ません。

 

やはり、腰痛なり肩こりなり、専門家の施療を受けていただくのが完全改善への最短距離となります。

 

ひどい問題点を改善施療するというよりも、良くなった普通の正しい状態を維持するためというのがセルフケアのとらえ方ということ。

 

ぜひとも、ご自身の症状に改善施療と共に精神面でも寄り添ってくれる腰痛や肩こりの専門家に頼ってください。

 

そして、改善した後には、その専門家に指導を受けたセルフケアで再発の芽をつぶしていただくのが最良の方策であると申し上げてこの記事の終わりとさせていただきます。

 

整体を始めとする民間療法に抵抗がある方へのアドバイスもふくめ、整体院や民間療法の施療院を探す具体的な方法は以下の記事が参考にしていただければと思います。

 

⇒ 整体のおすすめ:整体に不安感をお持ちの皆さまへ”

⇒ 悪化した腰痛や肩こりでお悩みの皆さまは完全改善への近道である火水流整体術院ヘのお問い合わせ・ご相談はこちらへ

 

ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!−T

ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!−T

 

「肩こりが少しづつひどくなってきているし、このまま悪くなりつづけたらどうなってしまうのだろうか…」とツライ毎日を送りながら絶望しそうになっていたのに、ふと気付くと、いつの間にか肩こりが消えてしまったことに気付くというケース。

 

これはご自身のひどい肩こりに対して何もしなかった方に出やすい現象。

 

≪肩こりが自然に治った≫と感じるのは、ただの≪錯覚≫にすぎない。

 

≪知らぬが仏≫どころか、以前のつらい状態よりも肩こりがもう1ステップ悪化したことの証(あかし)なのです。

 

腰がこっているとか足が疲れたからもんでもらおうと、以前肩こりで通っていたリラクゼーションサロンにいく。

 

記事用EsplenioEstiramientoIndividual.jpg「お客さま、お久しぶりです。でも、相変わらずひどい肩こり(または、首こり)ですね。おつらくなかったのですか?」

と言われる。

 

「そんな馬鹿な……全然気になって背景ないのに…いったい何を言っているんだろう。変だ…」

なんて思ったことがあるのかもしれません。

 

肩こりが消えたというのは、体の肩こりを感知するセンサーの不具合。

 

ひとことで言えば、≪あまりにも肩こりや首こりの症状がつらいので、体(=脳)が感じにくくしてくれた≫だけ。


≪鈍くなりすぎて感じなくなってしまった≫ということ。

 

つまり、症状は悪化の一途をたどりつづけているのです。

 

肩こりも首こりも、決して自然に治ってはくれてはいなかった。

 

火を体に近づけたら熱く感じてヤケドをする前に逃げるが、そのとき熱さを感じなかったらどうなるか?

↓↓↓↓

ヤケドをするが、気付かない。

↓↓↓↓

完全に元に戻らなくなるひどいヤケドに苦しむ。

↓↓↓↓

本人は熱くもないし、ヤケドができていることにも気づいていない(=気付けない能天気状態≒知らぬが仏?)

↓↓↓↓

大病院の脳神経外科・内科、耳鼻咽喉科、胃腸科などで精密検査をしても原因がわからない、頭痛(自称片頭痛の場合も)・めまい・吐き気など苦しみ、ドクターショッピングを繰り返す。

註 最後のドクターショッピングはあくまでも可能性にすぎませんが、自称片頭痛持ちの方で数十年間あきらめたままという方はけっこう多いですし、当院で腰痛や坐骨神経痛を完全改善したお客さまで「自分は気にならないけれど、マッサージを受けるたびに言われるので、念のために肩こりをチェックしてください」とおっしゃったのがきっかけとなり、肩こり・首こり・肩甲骨まわりの改善施療を開始なさった方はひじょうに多くいらっしゃいます。

 

体のセンサーがきわめて鈍くなっているこの状況、自分自身気付くのはきわめてむずかしい。

 

ちょっと変だと感じ始めるきっかけとして耳にするのは、やはりボディーケアやマッサージなどを受けたときのこと。

なじみのスタッフや施術師から、こっているはずのない肩や首がとてもこっていると指摘されるケースについてはすでに申し上げました。

 

でも、人間、他人の言うことよりも自分の感覚を信じる方が自然なのです


しょせん赤の他人であるスタッフに指摘されたぐらいでは、「変なことを言うな!」と心の中で叫んで終わる可能性の方が高い。

 

それよりも肩こりを気付かされるキッカケで多いのはこちら。

 

なじみのお店なら、

以前はもっと強く真面目にもんでくれたのに、今日は手を抜いているのか?」と感じる。

初めてのお店なら、

受付で強もみ希望と伝えたのに、ここはなでるだけか、失敗した」という残念なあきらめの感情。

 

どちらにしろ、思い切って「もっと強くやってもらえますか?」的なことを伝えたとしても、

・ぜんぜん効いた気がしない

・「これ以上は無理です」とスタッフがハア、ハア、息を切らせている

・「もっと強くもむと体をこわしてしまいます」などと言われる、等々

 

記事用AECDDeslizamientoConvexo.jpg十中、八、九、≪肩こりが自然に治ったと思い込んでいるだけで実際には悪化している≫という証拠。

 

気を取り直して別のお店に行って強もみ希望と行っても、

「表面を撫でられているだけで、刺激が奥に入ってこない

と感じれば、もう間違いなし。

 

それ以外にも気付きのキッカケとなるのは、

やっと、満足できる強さでもんだりほぐしてくれる人と出会い気持ち良かったと感じられたのに、翌日から2〜3日の間もまれたところが腫れて熱を持って痛くなってしまった

 

もみほぐしに行かなくても、肩こりが自然に治ってからは、

・体がいつも疲れている

・7〜8時間は睡眠を取っているのにいつも眠い

ぐっすりと寝た気がしない

などの症状がつづいているとしたら、肩こりや首こりが悪化しつづけている可能性は高いと言えましょう。

 

あなたがそれに気付いていないだけなのです。

 

この記事はAmeblo(アメブロ)に記した、ひどい肩こりが自然に治った!?−T”ひどい肩こりが自然に治った!?−U”の内容に加筆・修正し、新たにまとめ直したものです。

もっと気楽に読み飛ばしたい皆さまには、元のブログをお読みいただければと思います。


この記事でご紹介申し上げた症状をお持ちならば、早めに当院までお問合せいただければと思います。

 

⇒ 施療のご予約やお問い合わせ・ご相談は火水流整体術院へ

 

当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方

当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方

 

皆さまが≪肩こりと腰痛≫へとどのように対処なさると効果的か、その考え方をお伝えするための記事となります。

 

ベースとなるのは、当院でお客さま方に必ずお伝えしている≪肩こりと腰痛≫に対する基本的な考え方

 

3つのステップに分かれております。

 

第1ステップ:

悪いところや気になる症状を完全改善する。

痛み・張り・こり・ダルさ・動きが悪いなどなど、体の他の部分にはないけれどその部分にだけ生じている不自然な状態、いわゆるお体の他と違っている問題点を完全に消し去ること。

 

最近はインターネットだけでなく健康番組や健康雑誌など、いたるところで健康情報が手に入れられる状況。

その中でも、国民病ともいわれることがある、肩こりと腰痛に付いては、結構専門的な情報までもが出回っている。

 

それらを参考に、セルフエクササイズやセルフストレッチなどでをためしていただきたい。

当院のこのサイトでも多くのセルフケア関連の記事をご提供申し上げておりますので、それらをご参考いただいてもOKです。

 

改善がみられなければ、その≪やり方があなたの肩こりや腰痛に向いていなかった≫のか、あるいは≪症状が進み過ぎていた≫、または≪お体の状態がそのやり方を拒絶した≫という可能性が高い。

 

その場合には残念ですが、専門家に相談するか病院、治療院、整体院、民間療法院などで、専門家から適切な施療や施術や治療を受けていただきたい。

 

痛みというものは、一か所であっても、悪化する可能性と周辺に別の痛みを生み出しその範囲を広げて悪循環を引き起こす可能性があるためなのです。

 

ありきたりの言い方で恐縮ですが、≪痛みは諸悪の根源≫だと理解していただきたい。

 

ですから、一番最初に行うべきはその痛みを消し去ることなのです。

 

このステップを当院では、もちろん比喩的にですが、ヤケドの治療”と呼んでいます。

 

第2ステップ:

第1ステップで解消・改善の直接原因と根本原因を解消する。

他の記事ではなんども申し上げておりますが、長年の腰痛の原因が無理な姿勢が原因の背中のこりや張りだったり、腰の下の方の痛みがお尻のこりや股関節(こかんせつ:あしの付け根の関節)の動きの悪さが原因だったり、慢性の肩こりが肩甲骨(けんこうこつ)の動く範囲が小さくなっていたり、頭痛やめまいがお仕事での目の疲労が首のこりから肩のこりまで広がったことが原因だったなどというケースは、当院でもひじょうに多いケースです。

⇒ 姿勢が悪いから腰痛と肩こりが出る−その原因は背中?”はこちら

⇒ 腰の下の方が痛い”はこちらへ

 

肩こりや腰痛以外の、≪ふくらはぎやふくらはぎの前側にあるスネの骨の横が痛い≫などというポピュラーな症状でさえ、他の根本的な原因が隠れているケースが多々あるというのは事実。


もちろん≪歩きすぎや歩き方が悪くて、大またで歩かずに小またでちょこちょこ歩く癖、つまり脚の付け根である股関節を使わずに、足首でスタスタ歩いているのが原因≫だというばあいもあるので、「そんなに気にしてもしょうがない。人間生きていれば色々ある。いちいち気にしていたらキリがない」というご意見も一理ありそう。

おどかすつもりはないのですが、当院のお客さま方のお話をお聴きしていると、「皆さまが考えていらっしゃるよりも根深いケースが多い気がしてならない」と考えざるを得ないのです。

 

少し話がズレましたが、ヤケドの治療”に続いて行うべきは、ヤケドを引き起こしている原因である火”を遠ざけるか消し去ることになります。

 

ネットでも肩こりや腰痛に関してはとくに可能性が高い原因についての情報が多くありますが、専門家向けがほとんどのため、せっかく見つけてもなかなか理解がむずかしいというのが実態。


ご自身でネットで情報をたくさん集めて精査する時間、労力やその正確さを考えると、やはり専門家の手伝いを受ける方が確実ではないでしょうか。

 

言うまでもありませんが、専門家には≪原因を見つけてもらうだけではなく、その完全改善まで≫お願いしましょう。

 

というのも、この原因の火”は、体の癖”となっていて無意識のうちに悪い姿勢を取らせたり、体に負担がかかりすぎる間違った動きをさせたりなど、気付かない場合がほとんどのため、ご自身での解決はきわめてむずかしいからなのです。

 

このステップは、ヤケド”の原因である火を消す”工程となります。

 

第3ステップ:

第1ステップの気になる症状も第2ステップの問題を引き起こす原因も両方がなくなった状態を維持する。

再発防止と呼ぶか予防と呼ぶかは、第2ステップでの改善状況次第ですが、問題の無い状態をできる限りご自身の努力でキープするための段階。

 

困っていた問題点があった部分だけではなく、根本原因のあった部位のセルフケアもあわせておこなう。

 

第2ステップで癖”となっていることが発見されれば、その癖が消えて無くなるまでは、毎日。

それ以降は、毎日でも2〜3日に1回でも、きな臭ささを感じたらそくざに再び火が付くことがないように、セルフエクササイズやセルフストレッチなどの適切で効果があるセルフケアを実施なさることをおすすめ申し上げます。

 

ちなみに、当院ではこの3つの段階で実施すべき施療と指導を、1回の施療から3回の施療で行っております。

 

10年から20年以上もの長い期間にわたり肩こりや腰痛で苦しまれて来られたお客さまの場合ですと、やはり3回の施療は必要で、その後お客さまのご都合でメンテナンスを受けていただく形となっております。

 

ここまで申し上げたステップごとの内容に対する当院での施療・指導内容をまとめてお伝えすると以下の通りになります。

 

初回施療:

お客さまが一番お困りでそのために当院の施療をお受けいただく原因となった、痛みやダルさを完全に改善してから、その原因である背中部分の骨の動きと筋肉を調整し、基本のセルフケアをご指導。

 

第2回目の施療:

初回施療で改善した痛みやダルさ、そして張りの戻り具合のチェックと、背中部分や体の他の部位でブレーキ*となっているカ所のチェックを実施し、新たに見つかった問題点の改善。

初回施療時よりも細かい部位を限定してより細かいセルフケアをご指導し、かつ前回のセルフケアが正しくできているかのチェック&修正させていただいております。

*ブレーキに付いては一味ちがう “姿勢と≪腰痛・肩こり≫の関係”の記事をご参照ください。

 

第3回目の施療:

初回、第2回と同じチェックを実施後、状況次第でより細かい検査を実施し、新しく感じられるようになってきた問題点、つまり隠れていたが、ほかの痛みや問題点が強すぎて感じることができなかった部位と症状を中心に、改善施療を行ってからセルフケア方法のチェックと修正をいたします。

お体の症状の変化に応じてセルフケア方法を別のものと代えるためにご指導させていただくことが多くあります。

 

いかがでしたでしょうか?

根本原因には、知らぬ間に何らかの原因で付いてしまった体の癖”という、本人が気づかぬうちに体を悪くさせることを無意識にさせつづける要因とブレーキというもうひとつの要因も複雑にからんできます。

 

お住まいの近くにご納得いただける専門家が見つからない場合には、当院まで施療に付いてご相談いただければと思います。

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一味ちがう “姿勢と≪腰痛・肩こり≫の関係

一味ちがう “姿勢と≪腰痛・肩こり≫の関係

 

≪姿勢が悪いと肩こりや腰痛になる≫という考えは、一般の方にとってもすでに常識

 

私も整体に専念するずっと前、少なくとも40年以上はそう考えつづけています。

 

でもその逆である≪腰痛や肩こりの原因はすべて姿勢であるという考え≫には反対

 

姿勢以外にも腰痛と肩こりの原因はたくさんありますから。

 

ここで本題です。

 

信じられないかも知れませんが、性格的に真面目な方に多いのが、≪良い姿勢を取ろうと努力することで肩こりや腰痛を悪化させてしまう≫というケース。

 

これはとにかく多い。

 

≪“姿勢”と“肩こり・腰痛”の間で負の連鎖(ふのれんさ≒悪循環)に陥る≫というご自身ではほぼ解決が不可能な状況に直面する方もたくさんいらっしゃる。

 

姿勢など一切気にもとめない怠け者(?)よりもずっと悪化のスピードは速いのです。

 

ご自身で気付いていないだけで、すでにこの悪循環に陥りながらも姿勢の自己流の矯正(きょうせい)に腐心していらっしゃる方は多いというのは残念のきわみ。

 

当院でもダントツに多い、“≪猫背+腰が曲がり気味≫は悪い姿勢であり肩こり・腰痛の原因であることを常に意識し、≪背筋を伸ばして胸を開く≫という横にも縦にもきちんと正しい姿勢への習慣づけをする”というどう考えても正しい努力をつづけたため、逆に肩こりと腰痛の両方が悪化してしまうというケースを叩き台にしてご説明申し上げます。

 

背筋を伸ばすだけでもなく胸を開くだけでもない≪背筋を伸ばして胸を開く≫という行為は間違っているのでしょうか?

 

そんなことはありません。

 

では、なぜ正しい姿勢を取り続けてそれを習慣づけようと頑張ったことが肩こりと腰痛を悪化させてしまうのか?

 

正しい姿勢を取れないようにブレーキがかかっているのに、そのブレーキを外さぬまま、アクセルをエンジンの限界ギリギリまで踏み続けるから≫。

 

アクセルを踏み込んでいるのにスピードがあがらないというところで気が付けば良いのですが、昔の私もそうでしたが、ほとんどの人は気づかない。

 

真面目なひとは、正しい姿勢がとりにくいと思いながらも、よりいっそうの努力をして正しい姿勢を取ろうとよりいっそう努力してしまう。

 

頑張り続けるうちに、ブレーキは熱を帯び、最後には焦げ臭ささが車の中に充満する。

 

そう、肩こりと腰痛がひどく悪化してやっと気づくという寸法。

 

ここでは、“ブレーキ”の分かりやすい例を申し上げます。

 

記事用椅座位悪い姿勢.jpgご自身がデスクの前の椅子に座って、パソコンの画面を見たりキーボードで入力をしているときの状態、というかそのときの姿勢をイメージして横の写真と比較してください。

 

一般的な悪い姿勢を大げさに再現した正座とあぐらの写真と座り方の同じ間違いを日常レベルでとらえた写真の3枚です。

 

目を引くのは≪背中から腰までが前に曲がっていること≫≪両肩が前に出てしまっていること≫、そして≪首は逆に後ろへと曲がっていてアゴが上がってしまっていること≫の3つ。

 

記事用正座位悪い姿勢.jpgこの症状は結果であり、原因は3つの広い範囲にかけられているブレーキ。

 

≪背中から腰までが前に曲がっていること≫は、体の前の筋肉:腹筋と胸の筋肉

 や脚を骨盤にくっつけている筋肉などが縦方向へとちぢんで体を縦に前へと引っ張っているから。

≪両肩が前に出てしまっていること≫は、胸の上の方の筋肉と肩の前の筋肉と肩甲骨の内側のきわからスタートし肋骨の間を通って肋骨の横についている筋肉が横方向に縮んで肩と背中の両側を前に引っ張っているから。

 

記事用悪い姿勢胡坐位.jpg≪首は逆に後ろへと曲がっていてアゴが上がってしまっていること≫は、首の

後ろと横にたくさんある筋肉が縮んでそれぞれが下や後ろへと縦方向に頭を引っ張っているから。

目に付きやすいブレーキだけでもこんなにたくさんありますし、これ以外にも当院の施療で解除してるブレーキは小さいものがとても多くあるのです。

 

このように体を前に曲げさせて悪い姿勢を取らせている多くのブレーキに、背中から腰までの広い範囲の筋肉の力を使って無理矢理に対抗しようとしているのが正しい姿勢を取ろうとする努力。

 

背中から腰までの広い範囲で不自然に大きい力を常に出し続けていれば、今度は背中側の広い範囲にある多くの筋肉も縮んでしまい、目が覚めている間はずっと疲れさせつづけてしまう

 

そのうえ、この筋肉が緊張して縮んでいる状態が長期間つづけば、これは癖になってしまう

 

不自然な状態なのに、体にとって自然な状態だと脳のある部分でスイッチが入ってしまうと、力を入れているということさえ感じられなくなる。

 

≪無意識のうちに、つまり力を入れているとか入っているとかなど感じることなく、ずっと力を入れ続ける≫という刷り込みというかプリンティングというか、癖が付いてしまったということ。

 

当然ですが、肩こり・腰痛は悪化の一途をたどるということになるのです。

 

いかがだったでしょうか?

 

真面目であるがゆえに姿勢を正そうと努力をつづけた結果、腰痛と肩こりが悪化してしまっただけでなく、この今現在も悪化させ続けていらっしゃる皆さまにお読みいだだけることを願って記しました。

 

最後になりますが、さまざまなセルフケアを行ったり療法や施療や施術や治療を受けた後、当院と出会うまで苦労なさった当院のお客さまで多かったご職業を可能な範囲でご紹介いたします。

 

30代前半で入社以来ずっとデスクワーク一筋のサラリーマンの方やデザイナープログラマー歴10年以上というパソコンの画面に集中して、毎日、長時間連続でのお仕事を長期間つづけて来られたお客さま。


長時間連続の運転が多い営業の方、プロの長距離ハイウェイバスの運転の方、 旅客機のパイロットの方など姿勢が命の危機に直結し、かつ強い精神的ストレスにさらされっぱなしだったお客さま。


飲食店やバーやカフェバーなどで接客のお仕事を日々つづけていらっしゃるお客さま。

 

もし、これらのご職業や似たような環境で働かれていて、かつ姿勢を正そうという意識を持って努力しているのに腰痛・肩こりが悪化してきて困っている方がいらっしゃれば、根本原因と間違って付いてしまったお体の癖の解消まで責任対処している当院までご相談いただければと思います。


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押圧・ストレッチ・エクサ−セルフケアについて:当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方−1

押圧・ストレッチ・エクサ−セルフケアについて:当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方−1

 

この記事で申し上げたいことはとてもシンプル。

 

記事用押圧&CS用器具類ボール&中山式のみ.jpgテニス、野球、ゴルフなどのボールや指圧器、押圧(おうあつ)用具、あるいはここ数年ブームとなっている筋膜(きんまく)リリース用のデコボコのある短めのローラーなどを使って体をゆるめることは、腰痛や肩こりの再発防止や悪化を防ぐためにとても役立ちます。

 

当院でお客さまに無料で貸し出しを行っていた頃撮影したボールや器具やローラーの写真が残っていたのでこちらに掲載させていただきます。

 

記事用押圧&揉捏法用器具.jpgすでに使用なさっていらっしゃる方はご存知でしょうが、ボールや指圧器は床と体の間に入れて体重で押圧(おうあつ)を、押圧器は先端をこっている部分に当てテコの原理を利用して深く食い込ませ、デコボコのローラーはこっている部分にあてて乗り体重をかけた状態で体を動かしたり、そのままの位置で持続圧(通常より長い時間同じ強さで押し続ける)したりというのが定番の使い方。

 

記事用筋膜リリース用フォームローラー.jpgそれ以外にも、コンプレッション・ストレッチングも可能ですので、あわせてお試しいただければと思います。

 

ここで申し上げたいのは、それぞれの器具の使い方よりももっと大切なこと。


セルフストレッチやエクササイズにも共通する重要なポイントについてなのです。

 

それは、体のどこに対して使うかということ。

 

こりが酷くてつらいところにあてて使ったり、いちばんつらいところをストレッチで伸ばしたり、あるいはエクササイズ、つまり体操によってその硬くなったり張ったりこったりしている部分が気持ち良く、あるいは痛気持(イタキモ)ち良いくらい強めに押したり、伸ばしたり、動かしたりするのがふつう。

 

硬くなったために痛みや不調を感じさせる神経を直接、あるいは間接的に圧迫することで、痛みやダルさやこりや張りやツラさがでているのですから、圧迫している筋肉をゆるめるというのは正解です。

 

でも、皆さんそこでストップしてしまう…

 

そして、また同じ状態になるまでは一切のセルフケアをストップしてしまう。

 

もちろん、最初に気になっているところをゆるめるという対症療法(たいしょうりょうほう)要性は自らのツライ体験からも実感しています。

 

一番気になっている、体とメンタルの両面で強いストレスを引き起こしている問題を解消するのが最優先という考えには大賛成。

 

でも、ツラい部分だけを一生懸命ゆるめて、「ハイおしまい!」では、早ければ数日でまた同じツラさの再発ということになります。

 

まさにイタチごっこですね。

 

“肩こりと腰痛が完全改善しないのは今流行のリラクゼーションマッサージが効かないからではない”の中でもはっきりと申し上げましたが、すぐに症状が再発したり、せいぜい数日しかその効果が持続しないのには、2つの理由があるから。

 

ひとつは、多くの記事で同じ表現を使わせていただき申し訳ないのですが、

≪“ヤケド:腰痛や肩こりなどの体の問題点という結果”と“火:姿勢の悪さや間違った体の使い方などの原因”の関係≫

 

≪体に火を近づけた状態を保ったままでは、せっかく火によってできたヤケドの治療をしても、時間がたてばまた同じようなヤケドができてしまう≫

ということ!

 

もうひとつは、

≪“火:姿勢の悪さや間違った体の使い方などの原因”を体遠ざけたつもりでいても、実は無意識のうちにその“火”を体に近付けた状態で燃やしつづけてしまっている≫

という問題。

 

理想は、最初に、

『専門家のチェックを受けて、完全に≪ヤケド≫の治療を受けてから、≪火≫を見つけてもらいその火も消してもらう』

 

つづけて、

『その≪火≫を無意識のうちに近づけて燃やし続ける癖を一時的に完全に消し去ってもらってから、その専門家と協力し自分でも努力しながら、その癖を解消し、逆に正しい姿勢や体の使い方を良い癖として付けてしまう』。

 

でも、どうしても専門家に相談できないし、自分で何とか頑張ってみたいという方は、次のやり方を試してみてください。

 

1.押圧・セルフストレッチ・エクササイズのうち得意のやり方かこれらを組み合わせて、一番ツライ部分を徹底的にゆるめて、痛みやダルさなどの症状を改善する。

どこがツラいかわかるはずですので、その部分がとにかく楽になるよう頑張る。

 

2.楽になったら、チェックのため、全身に対して押圧・セルフストレッチ・エクササイズをやり、今まで感じていなかった痛みやこりを発見し、1と同じく対処する。

1で問題部分が楽になっていれば、自分でツラさを感じていなかった部分にツラさを感じるはず。

今度はその部分を徹底的に楽になるように頑張ってみる。

 

体の不自然な使い方の癖を発見特定し、それをセルフケアだけで完全改善するのはむずかしいですが、あせらずに試していただければと思います。

 

くれぐれも1だけで満足せずに、2の原因探しとその原因つぶし、そしてできればその原因が癖となっているのを発見し癖までつぶしていただければこの記事をお読みいただいた価値はあるはず。

 

最後に個人的なアドバイスをお聴きいただけるならば、

運動経験のある方は体操やエクササイズなどを

ストレッチ経験の豊富な方はセルフストレッチを

運動経験もストレッチ経験も無い方は、とりあえずは硬式(こうしき)のテニスボールをツラいところにあてて寝て力を抜くという押圧(おうあつ

お試しくださればと思います。

 

当院では遠方地の方や1回しか施療を受けられないという皆さまのため、

1.問題の部分の痛みや張りや不快感の改善

2.気付いていらっしゃらない原因部分の問題点の改善

3.原因部分を作る無意識の癖の発見とその解消法のセルフケアの指導

3つの重要ポイントからなる施療と個人セミナーを組み合わせた、施療・指導もご提申し上げております。

 

お問合せやご相談いただければと思います。


骨盤(こつばん)の“ゆがみ”って何?

骨盤(こつばん)の“ゆがみ”って何?

 

≪骨盤の歪(ゆが)み≫ということばを聞いたことがある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

言葉だけが独り歩きしている感のある≪骨盤の歪(ゆが)み≫ですが、この記事では専門的なこまかい数多くの分類と症状はさておき、もっとも話題にされることが多いタイプの歪(ゆが)みに付いて紹介させていただきます。

 

40年近くと整体に年数だけは長く従事してきた、もちろんスタートは伝統的な整体であり、その様々な技術を教えていただいたり探求してきた経験が豊富な人間の記すものですので信じていただいて大丈夫(!?)

 

とは言え、一般の方向けの記事ですのでシンプルで分かりやすい説明をこころがけますので、安心して気楽にお付き合いください。

 

昔の整体というか、明治期に始まり今まで独自の発展を遂げてきた“日本の伝統的な整体”を受けたことがある方なら、「あなたの足(=脚:あし)は、右が、(あるいは)左が短い!」などといった、にわかには信じがたいショックなというか、インパクトがありすぎることを言われた経験をお持ちの方は多くいらっしゃるはず。

 

≪左右で脚の長さが違っている≫というのは、一般的というかポピュラーというか、一番多いタイプの≪骨盤の歪み≫のこと。

 

仙腸関節・寛骨・仙骨名称入りオリジナル掲載用.jpg原因は、骨盤の中にある左右一対の、仙腸関節(せんちょうかんせつ)という部分のどちらか片方か、あるいは両方に問題があるということ。

 

左右に1つつのこの小さな関節の動きのアンバランスを調整するだけでたちまち両脚の長さは同じになるのです。

 

このタイプの≪骨盤の歪(ゆが〉み≫とは、骨盤のどこがどうなっていることなのでしょうか?

 

最初に申し上げた通り、“もっとも代表的で、かつ見た目にもわかりやすく、そして腰痛や骨盤の痛みやお尻の筋肉の痛みなどなくてもほとんどの方がズレている”というこのタイプの骨盤の歪みに付いての解説となります。

 

脚長差:大転子から外果までの長さ骨格模型.jpg≪左右で脚の長さが違っている≫≪片方の脚(あし)が短い≫という言葉の本当の意味は、

「脚の骨の長さは同じだけれど、骨盤に歪み、正確には左右の仙腸関節がアンバランスになっている」ということ。

 

これを伝えるために使われ続けてきた伝統的な口上に過ぎない。

 

実際の脚の長さが違うわけではないのです。

 

参考のために正しい脚の長さの測り方を写真で掲載させていただきましたが、測る場所はかんたんに見つかります。

 

立った状態で太ももの付け根の横を触って、骨のグリグリが見つかったらそこが計測のスタート地点

 

そのグリグリの頂点から足首の真横にある外くるぶしの一番出っ張っているところまでの長さが脚(あし:正確な漢字は“足”ではなく“脚”)の長さ。

 

この長さが左右の脚で同じなのに、なぜ骨盤が原因で、それも仙腸関節とかいうところのアンバランスで脚の長さが左右で違っているように見えてしまうのか?

 

おなじ歪みが再発しないようにその根本原因を改善するのは時間がかかるという意味で大変なのですが、その場で元に戻して正しい状態に矯正(きょうせい)するのも、またその理由を言葉で説明するのはとても簡単*

*簡単なだけではなく、多くの異なる理論にもとづく様々なスタイルの矯正(きょうせい)法が存在しており、当院の個人セミナーでは数え方により数は違ってしまいますが、8〜9種類の異なる矯正(≒調整)法をプロ向けにご指導申し上げた経験がございます。

 

ほとんどの場合、真ん中の仙骨(せんこつ)に対して両側に付いている寛骨(かんこつ)のうちの片側が前に回って(≒傾いて)いて、その反対側の寛骨が後ろに回って(≒傾いて)いる*ように見えているのです。

*ニッチなことを申し上げて恐縮ですが、厳密に言うと、問題のある仙腸関節側の寛骨だけが回っているケースの方が多いが、両側の寛骨がそれぞれ前後逆方向へと回っているケースもあるというのが当院の見解です。

 

ちょうど、真ん中にあるはばが広くて短い鉛筆を立てたように見える仙骨(せんこつ)が動かないと仮定すると分かりやすいかもしれません。

 

その両側で象の耳の形をした大きな骨である寛骨(かんこつ)がパタパタと左右で前後逆方向へと倒れるイメージで回る。

 

寛骨(かんこつ)には分かりやすく出っ張った部分があり、そのデッパリを左右で比べて見ると、足首に問題がない限りは、≪出っ張りがウエスト側、つまり頭側に上がって見えてしまう寛骨が前に回っている側の足のつま先が頭側に上がって見えるため、そちら側の脚が短く見える。逆に、骨の出っ張りが尾てい骨側、つまり足先側に下がって見える寛骨が後ろに回っている側のつま先は下がって見えるので、そちらの脚は長く見える。≫ということ。

 

PSISと脚の長さ(典型的足首に問題無し)31歳男性(色の違いは光の加減で同一人物の写真).jpgすでにお話させていただいた≪骨盤の歪(ゆが)みの中でもっとも多いタイプの“骨盤の左右の骨である寛骨(かんこつ)が左右でそれぞれ逆方向へと回っている”というケース≫の中でも、またダントツに多いのが、出っ張りに分かりやすく丸いシールを貼らせていただいた写真のケース。

 

10人中9人はこのタイプの歪みの持ち主で、そのまた10人中9人は、≪骨盤の右側の骨が前に回っていて、左側が後ろに回っている見えるケース = 右足(正確には、右脚)が短く、左足(正確には、左脚)が長く見えるケース≫だと言えましょう。

 

ちなみに、骨盤が歪んでいない本来の状態であれば、あるいは矯正(きょうせい)や調整をした直後の状態であれば、この左右2つの骨の出っ張りは、同じ高さで並んでいることになります。

 

記事用31歳男性足関節右ルーズで右足長く見える.jpg≪脚の長さは太ももの付け根横の骨のグリグリから外くるぶしまでの長さ≫であるともすでに申し上げましたが、足のつま先ではなくくるぶしの位置でチェックするというのはこの横の写真のように、骨盤の出っ張りが上にあるように見える側の外くるぶしは上に上がっていて脚が短く見えるのに、捻挫(ねんざ)を何度も何度も繰り返したためゆるんでしまった足首のせいでつま先は下に下がっていて一見長く見えてしまうケースもあるというのが横の写真を掲載させていただいた理由です。

 

もし、脚の長さをチェックなさる場合には、外くるぶしの位置で判断していただきたくお願い申し上げます。

 

もちろん、今回ご紹介したわかりやすい骨盤の歪み以外にも、仙腸関節の歪みやアンバランスにはたくさんの種類がありますし、また仙腸関節が大丈夫でも全体が傾いたりたりねじれたりというケースも数多くあり、それぞれに原因があり、当然ですが、それらひとつひとつの状態を改善するためのこまかい施療技術がございます。

 

仙腸関節についてもっとくわしく知りたい方は以下の記事をご参照いただければと思います。

⇒ 仙腸関節とは−T:骨盤のどこにあるの?

⇒ 仙腸関節とは−U:骨盤の歪(ゆが)み?

⇒ 当院へのご相談、お問い合せや施療のご予約はこちらへ


 

姿勢が悪いから腰痛と肩こりが出る−その原因は背中?

姿勢が悪いから腰痛と肩こりが出る−その原因は背中?

 

肩こりと腰痛の両方で困っているという方にはぜひともお読みいただきたい記事です。

 

・肩こり・首こり・肩甲骨まわりという広い範囲でのこりや痛みや張りやだるさ

・腰全体や腰の片側すべての痛みを感じる広い範囲の腰痛

 

背中の上部と腰全体という2つの広範囲にまたがる症状でお困りの皆さまは、とても多くいらっしゃいます。

 

でも、肩こりと腰痛の両方を最初から訴えられる方は少ない。

 

理由は、どちらか“ひどい方”しか感じられないのがふつうなのです。

どうじに同じていどの肩こりと腰痛で苦しまされる方は少ないということ。

 

これは「以前、腰痛、または肩こりがあったけれど、今は肩こり、あるいは腰痛だけ」という方にも当てはまることです。

 

当院では1回で痛みが改善するのがほとんどなのですが、施療の後半や施療後のお話の中で多くのお客さまからこのどちらかに似かよった言葉をいただくことが多いのです。

「お蔭様で肩と首はとっても楽になったのですが、そういえばどこがということではなく、腰全体がすごくだるいことがたまにあるのですが、どうしたら良いですか?」

「すっかり痛みは消えました。腰はどこも痛くありません。この状態をキープするために教えてもらったセルフケアは頑張って毎日やります。話はちがうのですが、私、仕事がらだと思うのですが、眼の疲れと肩こりととくに首のこりもあるんですよ。昔ほどじゃないんですけれど…」

 

当院のお客さまベースで申し上げるならば、

「90%の方々が≪もっともひどい部分や症状だけが気になってしまい、2番目に気になるということは少ないどころか、感じなくなってしまうのがごく普通の状態≫である」

と明言できるのです。

 

この記事で一番申し上げたかったことが、

「肩こりと腰痛の両方でお悩みのばあい、背中が張りすぎたりこりすぎていらっしゃることがひじょうに多い」という事実。

 

話はズレますが、≪背中が原因の腰痛のケースでは腰の上の方が痛くなるケースが多い≫ことも頭の片隅にとどめておいていただければと思います。

 

本人は気づいていなくても、その姿勢や動き方ですぐにわかるほど、背中部分の動きは小さいし、不自然なのです。

 

その原因や理由はさまざまなのですが、これは正しい姿勢を間違ったやり方で取ろうとしたり、キープしようとしているためにいうケースがひじょうに多いと言えましょう。

 

ということで、

≪自己流で構わないので、意識して動かしたことがない背中部分をできるだけ動かすことをこころがける≫ようしていただければと思います。

 

デスクワーク中には、≪1時間に1回は椅子に座っていても、トイレに行くついでに立ってでも自由ですので、首の付け根から腰のすぐ上の位置まで、肋骨が付いてる背中の部分だけを動かすように意識しながら、体を前に曲げたり、後ろに反らせたり、左右別々にねじったり≫してみてください。

 

この4つの動きをストレッチするようなイメージでゆっくりすぎると思えるほどスローペースでおこない、最後のところで5秒ていどそのままキープするのがポイント。

 

また可能であれば、体を前に倒して背中を伸ばすときと左と右にひねる3つの動きでは息を吐きながら、体を後ろに倒して背中を縮めて胸を開くときだけは息を吸いながらお願い申し上げます。


これは、≪背中のこりや張りの悪化を防ぐため≫だとお考え下さい。

 

サイト記事用猫体操.jpg以前お試しになったことがあったり、名前だけでもご存知でしたら、≪猫体操やCats & Dogs(猫犬体操?)と呼ばれている≪四つん這いになって背中と腰を天井に向かって丸めたり、おなかを床に向かって押し出して背中と腰を反らせるエクササイズ≫を1日1回5分ていどで良いので家に帰ってから行っていただければ、より効果が実感できるはずです。


こちらは≪すでに張ったり、こったりしてちぢんだままになっている背中を伸ばす高い効果≫が期待できます。

 

「なんだそんなことか?」なんて言わずに、ご自身のペースでお試しください。

 

完全改善はむずかしいですが、お困りのひどい症状が少しづつ軽くなるはず。

 

今まで気になっていなかった問題が出てきたり、気になりだしたとしたら、それは改善効果が出たということですので、引き続き背中をゆるめるよう頑張ってください!

 

⇒ もう少しくわしく知りたい方はこちらへ“一味違う(?)“姿勢と≪腰痛・肩こり≫の関係について”

⇒ 「理屈はいらない。今すぐ、腰痛・肩こりを何とかして欲しい」という方はこちらへ

⇒ “腰の上の方が痛い”はこちらへ

 

肩こりと腰痛が完全改善しないのは今流行のリラクゼーションマッサージが効かないからではない!

肩こりと腰痛が完全改善しないのは今流行のリラクゼーションマッサージが効かないからではない

 

当院ではマッサージやもみほぐしは一切実施しいたしておりませんが、それはマッサージやもみほぐしが効かないと考えているためではない*ことを最初にお断りさせてください。

*この理由に付きましてはテーマからズレますので、この記事の最後の部分にスペースをいただいて記載させていただきますので、ご興味をお持ちくださった方にはお読みいただければと思います。

 

ここから本題です。

 

当院の肩こりや腰痛がひどいお客さまやひどかった頃の私自身の按摩・マッサージ・指圧を受けた経験や少ないとはいえ温泉施設やサウナのリラクゼーション・マッサージを受けた経験から申し上げても、いわゆる“手が合う”と表現される“自分の体に合ったやり方”の方からもみほぐしていただけば、ほとんどのばあい、少なくとも翌日か翌々日までその効果は持続するというのが平均的な感想だと言えるのではないでしょうか。

 

お体が最悪の状態でもみほぐしに行ったとしても、受けている間はずっと楽になっていることが感じられる。

 

では、なぜ少なければ2日ていどしかその体がゆるんで楽な状態が維持できないのでしょうか?

 

それには2つの理由があると当院では考えます。

 

ひとつは、私が知っていた昔タイプの(?)按摩・指圧・マッサージ治療院では、こりや張りや不快感を完全にほぐして取り除くだけではなく、その原因となる部分もしっかりとゆるめてくれたのですが、現在はそのような治療系の場所は少なくなってしまったような気がいたします。

 

例えば、肩こりにしてもいろいろな原因があります。


眼精疲労、首こり、肩甲骨の周囲の張り、良い姿勢を無理して取りすぎたための背中の中間部の張り、スポーツやダンスなどで日常生活にない動きを不必要な部位にまで力を入れてやったために特定の筋肉がちぢんだままになっている、いわゆる肩に力が入った状態、逆に運動不足で必要な筋肉が減り別の筋肉で代用しているための疲労、昔のけがや手術がきっかけで間違った体の使い方が癖となってしまった、などなど。

 

症状が出ている、つまり痛みを感じたりダルさや張りを感じるいちばんつらい部分だけをゆるめてもらうだけでは、問題の原因はそのままなので、すぐにまた同じ症状がぶり返してくることになります。

 

当院の記事では何度も何度も登場する表現で恐縮ですが、

≪体に火を近づけた状態を保ったままでは、せっかく火によってできたヤケドの治療をしても、時間がたてばまた同じようなヤケドができてしまう≫

のは当然ではないでしょうか?

 

ふたつめは、体の癖は他力本願(?)、つまり自分で意識できないまま他人から施療を受けたり、どんな素晴らしい治療やもみほぐしをしてもらっても、単発では取り除くことはできない

 

いわゆる≪肩に力が入ってしまう≫というのも、悪い体の癖のひとつだと言ったらおわかりいただけるのではないでしょうか?

 

つまり、“肩や首に無意識のうち必要ないのに力を入れてしまう”などという体の悪い癖が取れるまでの間は、短い間隔で受け続けなければなりません。

 

体に対して≪癖によって不必要に力を入れた状態は不自然でキツく、本当は体がゆるんだ状態の方が痛みやダルさなどのつらさがないし、動きも大きく楽にできるのだ≫と理解させなければなりません。

 

頭で知識としてそう思い込もうとしても体は納得してくれません。

 

体の中にある気持ち良さや筋肉の動きの位置やその伸びぐあいや、などなどを検知するために存在しているいくつかの異なるセンサーを通して体にその不自然さを納得させ、楽な体の状態と比較させることで、やっと悪い癖が出ないような体の正しい状態が回復できるのです。

 

やはり、肩こりや腰痛がひどいときでも週1回、我慢できる痛みやダルさならば、2〜3週間に一度というのでは、その時のツライ症状を一時的に解消するだけで精一杯だというのも仕方ないと言わざるを得ないのです。

 

この記事の最後にあたり、近所にリラクゼーションマッサージの店舗しかないとおっしゃる方向けの個人的なアドバイスを申し上げます。

 

1.“手の合う”スタッフと出会うまで何軒か異なるお店に行く(最初の一回で“手が合う”のはわかります)。

2.とりあえず痛かったりきつかったりとツライ部分を徹底的にもみほぐしてもらう

3.ときどき話をして体のことをあるていど知っていることを確認する(少なくとも危険な部位の存在を知っており、力まかせに押したりもんだりはしないこと。危険な部位の近くのほぐし方を知っていればベター)ことと信頼関係を築く

4.ご自身の≪肩こり・首こり・肩甲骨まわりの張り≫の原因がどこにあるか相談し、その部分を徹底的にもみほぐしてもらう

 

もし、お困りの肩こりや腰痛の原因となっている部位がおわかりにならないばあいには、当院のブログ記事を参考にしていただければと思います。

 

この記事を記している時点でそのお役にたてていただけそうな記事は以下のものとなります。

⇒“お尻の痛み”

⇒“骨盤の痛み”

⇒“腰の上の方が痛い”

⇒“腰の下の方が痛い”

⇒“姿勢が悪いから≪腰痛≫と≪肩こり≫が出る?”

⇒“当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方”

⇒ ご相談やお問い合わせはこちらへ

 

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*当院の通常の痛みや不調の改善施療において、押圧技法をほとんど用いない理由は、関節内部機能回復調整法と脊髄反射を必要に応じて十数種類のストレッチ技法に組み合わせた手法の方が、私のもつ押圧やもみほぐしの技術を用いるよりも短時間で、より高く持続する改善効果や完全改善効果を出せると考えているためにすぎません。

以前、按摩・指圧・マッサージ師の友人・知人・先生から、指圧やマッサージの実践的な効果の高さを身をもって体感し、民間資格ではありますが経絡指圧のコースを2回受け修了書もいただいたほどです。

また自身でその効果を実感したスタイルの押圧による強いほぐしのセミナーにも参加し勉強させていただいております。

また、あまり知られてはおりませんが、当院では開業以来、それだけを連続で行ったとしても2時間以上は時間が必要な押圧の技術体系をメインにし、かつストレッチと組み合わせたリラクゼーションコースも裏メニューとしてご提供申し上げ続けてまいりました。

当院の手法は、治療系の総合的な押圧技術であり、その一部はセミナーに参加なさった皆さまにお伝えしたりご指導申し上げた実績がございます。

また、個人セミナーでは、火水流整体術院初傳(しょでん:ファーストステップ)として数名の治療家の方々にもご指導申し上げております。

ちなみに、火水流整体術の初傳では、腕、手の付け根、四指の手のひら側と指の先、親指先端(指圧とはまったく違うもの)、膝のすぐ下の部分、足の土踏まず、足の指の付け根全体や特定の指の付け根部分、踵(かかと)を中心に使って押したり、押したままずらしたりという、親指を痛くしたり壊したりすることがない、押圧(おうあつ)の技術が半分をしめております。

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腰の下の方が痛い

腰の下の方が痛い

 

腰痛と言っても腰全体や上の方ではなく、「腰の下の方が痛い…」とおっしゃる≪ご本人の感じでは腰の下半分が痛い≫という場合も、本当に痛いのはもっと小さい部分であるケースががほとんど。

 

腰の上の方の痛みと腰の下の方の痛み.jpg別の言い方をすれば、「≪腰の下半分という広い範囲≫だと感じていても実際には≪1カ所の腰の骨と骨の間の痛み≫だということが多い」のです。

 

腰痛に限らず他の痛みのばあいでも実際に痛みがある部分がどこだがわからず、その周辺のふくめた広い範囲に痛みを感じることはよく起こることだと言えましょう。

 

ほとんどすべての種類の腰痛から骨盤痛(こつばんつう)、そして坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)を長年にわたり体験し続けてきた私の個人的体験*と当院の多くのお客さまたちからお知らせいただいた情報をもとに、あくまでも体験ベースで記させていただきます。

*腰椎(ようつい:腰の骨)椎間板ヘルニアが3カ所あり、そのうちの1カ所が脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)になっていたのに、長年にわたり根本的な対策をせず、神経を圧迫していると考えられる筋肉を弛めることだけで一時しのぎの対処法を取り続けていただことが原因だったと考えております。

 

腰の下の方、あるいは腰の下半分が痛いとおっしゃる皆さまの“腰の下の方”をチェックさせていただくと分かるのが、≪ほとんどの方が腰の下半分ぐらいの範囲に痛みを感じる≫と思っていらっしゃるが、実際には写真の≪赤色で囲まれている一番下の腰の5番目の骨と骨盤との間≫≪黄緑色で囲まれた5つある腰椎(ようつい)と呼ばれる腰の骨の上から4番目と5番目の骨の間≫のどちらかがほとんどだということ。

 

少しだけ慣れが必要ですが、ご自身で本当はどこが痛いのか限定することは可能なのです。

 

1.リラックスして床やベッドに顔を下に向けてうつぶせに寝たら、親指と四指をそろえて広げた両手をウエストにあてる。このとき親指が体の後ろの腰側で四指が前のお腹側にあたるようにします。

2.そのまま両手を少し足の方へとすべらすと腰の骨の一番高い部分でストップします。

3.左右の親指がちょうど背中側の骨盤のふちに当たっているので、そのふちから親指を話さずにを背骨に向かって斜め下方向へと滑らせていきます。

腰の下の方が痛いの記事用写真.jpg4.背骨をはさんで両親指が2〜3p離れたところでストップしますが、そのすき間の位置が≪赤色で囲まれている一番下の腰の5番目の骨と骨盤との間≫です。この部分は腰仙関節(ようせんかんせつ:腰椎と骨盤の真ん中にある骨の仙骨とで作られる関節という意味)と呼ばれています。

 

もうひとつの部分のチェック方法もスタートはおなじですので、こちらもお試しください。


1.リラックスして床やベッドに顔を下に向けてうつぶせに寝たら、親指と四指をそろえて広げた両手をウエストにあてる。このとき親指が体の後ろの腰側で四指が前のお腹側にあたるようにします。

2.親指と四指の間の水かき(?)の部分が当たっているところが骨盤の一番上の位置なので、その両方から親指の先端を背骨に向かってどうじに背骨に対して直角になるように線を引くように滑らせる。

3.この想像上の線をヤコビー線と呼ぶのですが、ここが≪黄緑色で囲まれた5つある腰椎(ようつい)と呼ばれる腰の骨の上から4番目と5番目の骨の間≫となります。

 

ちなみに、腰の中でもっとも負担がかかる部分だというのが定説である黄緑色で囲まれている腰の骨の4番目である第4腰椎と5番目の第5腰椎の間の痛みがもっとも多く、次に多いのが赤色で囲まれている5番目の第5腰椎と骨盤の間の痛みであると言われています。

 

どちらの場合も椎間板ヘルニアが腰の骨から神経が出ているところで神経が圧迫されて痛くなると言われますが、現在では昔のように強く手術をすすめられることは少なくなっています。

 

どちらの痛みの場合でも、とりあえずはご自身で曲げると痛い方向と逆の方向へと曲げるセルフストレッチをお試しになることをおすすめします。

 

基本的な考え方としては、≪立った状態で体を前に倒して曲げると痛ければ体を後ろに反らすストレッチをして、体を後ろに反らすと痛ければ体を前に倒すストレッチをする≫ということ。

 

このセルフストレッチをするときのポイントは2つ。

・リラックスし脱力を心がけながら行う

・体を前に倒すストレッチをするときには、後ろに反ったときに痛かった部分:写真の黄緑の部分か赤の部分が伸びて広がるるようにして行う

 

この2つに注意しながら、30秒から40秒の間連続で行ってみてください。

 

これで一時的にでも痛みやダルさが軽くなるようでしたら、定期的におこなって様子を見ていただけばと思います。

 

ただし痛いが増えるようでしたら、止めていただき、できるだけ早めに専門家のチェックや施療をお受けいただくようお願い申し上げます。

 

また、上でお話した腰の中で負担がかかるという以外にも、お尻の筋肉がかたくなって血行が悪くなるとすぐにだるくなったり痛くなったりすることが多いのがこの腰の下の方の2か所なので、“お尻の痛み”の記事でもご紹介したお尻のストレッチングも試す価値は十分にあるはずです。

⇒ 手軽にできるお尻のストレッチング

⇒ “おしりの痛み”はこちらへ

 

痛くなってからしばらく経つと骨盤の真ん中の痛み”を感じることが多いため、腰の下の部分からお尻の真ん中の骨にかけて広めの範囲が痛くなったり、そのどこかがいつもだるかったり痛かったりと不快な症状に悩まされつづけることが多くなる可能性がある≫ので早めに対処していただければと思います。

 

ちなみに、当院では最初に骨盤の中にある関節のうち動きの悪くなっている方をいくつかの方向で動きを改善してから、5つある腰の骨と骨の間の関節や骨盤と腰の一番下の関節、そして胸の骨の一番下と腰の一番上の骨との関節の斜めの動きやねじりの動きを中心に改善。

腰の部分の筋肉とお尻の筋肉のうち、うまく収縮できなくなっていたり、かたくなり過ぎている部分をねらった10数種類のストレッチの中から適するものを数種類使ってやわらかくすることで、痛みを生み出している神経の圧迫の改善を。

 

最後にその原因を探り、お体に癖が付いているのならば、それを解消するためのセルフケアの方法をご指導申し上げるところまでが当院の施療となっております。

 

いろいろと施療や施術、そして治療を試したが良い結果がでなかったり、良い結果が出ても短期間しかそれが持続しなかったとお困りの皆さま。

長年にわたって、数多くのそして多くの種類の腰痛の症状に対して真摯に対処させていただいてきた当院へとご相談ください。

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腰の上の方が痛い

腰の上の方が痛い

 

≪腰全体が痛いとおっしゃる方や腰の片側全体が痛いとおっしゃる方≫に多いのが、≪実際には腰の上の方が強く張ったり、こったりしている≫ケース。

この“一般には知られていないのに、実は、断トツに多い”症例についてかんたんな説明と共にご紹介申し上げます。

 

ご自身は腰の広い範囲での腰痛を訴えられているのですが、腰全体をチェックさせていただくと≪9割以上の方が、腰の一番上の部分、つまり一番下の肋骨のすぐ下の部分がガチガチにこっている≫

 

腰の上の方の痛みと腰の下の方の痛み.jpgガチガチになっている部分は、親指で1回〜3回押せばカバーできるくらいの小ささ。

でも、メチャクチャなかたさには毎回驚かされてしまう。

それこそ筋肉ではなく骨のかたまりが突然そこに現れたようなイメージ

 

≪このかたい部分をゆるめるだけで、ほとんどのばあい、腰の広い範囲のつらい痛みや耐えきれないだるさが一気に解消・改善≫してしまう。

 

このかたさにはいくつかの要素があるため、押したり、もんだりするだけではゆるめるのがむずかしいようです。

 

当院では、指以外のポイントをずらさず楽に押圧しつづけながらお客さまにその部分を動いていただいたり、逆に特殊な姿勢を取ることでその部分に力が入らないようにした状態で体重を載せる安全な押圧を行うことでとりあえずその部位のかたさを解消することで、腰全体の痛みを完全改善させていただいております。

 

その後に、腰椎(ようつい)と呼ばれる背骨の腰の部分にある5つの骨の動きの悪くなっているものをすべて元通りに動くようにしてから、胸椎(きょうつい)と呼ばれる背骨の胸の部分に位置している12本の肋骨(ろっこつ)が付いている骨の動きの悪さも完全改善するという手順を取らせていただいております。

 

当院で考える理由は、≪胸の骨、胸椎(きょうつい)の動きが悪くなり、背中の筋肉がかたくなり、また胸椎の動きをより悪くするという悪循環に陥った状態こそが、腰の上部というか一番下の第12肋骨の真下の腰の一番上の部分がかたくなってしまった原因であるケースがずば抜けて多いから≫なのです。

 

この≪腰の一番上の部分が強く張っているために腰の片側全体、あるいは腰の両側全体に広い範囲で痛みを感じていらっしゃる方で、その原因が背中にあるという状況≫は、10年から15年以上の長い年月にわたってデスクワークをつづけて来られた男性会社員の方にひじょうに多いと言えるでしょう。

 

また、デスクワーク経験の短い男性会社員や女性会社員の方であっても、さまざまな理由により姿勢に気を使いすぎてこられた皆さま


個人的な印象になりますが、≪姿勢を気にするあまり、背中の骨の動きが悪くなったり、あるいは体の前側の筋肉がかたくなっているために猫背で胸をとじている悪い姿勢を、背中の筋肉を使って無理に背中を伸ばして胸を開こうと頑張り続けていらっしゃる方々もデスクワークのベテランの皆さまとおなじ腰痛タイプの腰痛で苦しまれていらっしゃるケースが多い≫と考えております。

 

また、接客業を長年つづけてこられた皆さまに多くいらっしゃるというのも、体の後ろ側の筋肉を酷使しすぎることが多いからだと考えております。

 

この記事のテーマからはズレてしまうのですが、この背中の問題は当院のもうひとつの専門である≪肩こり・首こり・肩甲骨周りの背中上部のこりや痛みや問題≫の原因ともなっているのです。

 

では、「背中の上の方の痛みを改善して再発を防止するにはどうするか?」ということになりますが、セルフケアだけで解消するのは≪言うは易し行うは難し≫

 

理由は2つ。

1.プロの指圧師やマッサージ師の方ならともかく、一般の方が押してもゆるめるのはむずかしいから。

Th11&Th12 の表示入り骨格写真.jpg2.このガチガチのこりができる部分が、第12肋骨という古武道では常識的に狙うことが多い、とても折れやすいうえ折れた骨が内蔵に刺さる可能性もあるひじょうに危険な弱い骨*であるから。

*肋骨は全部で12本あり一番上の第1肋骨から第10肋骨までは、胸椎という背骨の背中の部分にくっついているだけでなく、その先端は体の胸の部分で胸骨(きょうこつ)と呼ばれる胸の真ん中にある縦長の骨にしっかりとくっ付いています。

後ろと前の2か所でしっかりと固定されているのですが、第11肋骨と第12肋骨という下の2本の肋骨は、写真でご覧になれるように短かい。

背骨には付いていますが、先端は体の前まで届いておらず浮肋骨(ふろっこつ)という名前が付けられていることでわかるように不安定に浮いた状態のままなので折れやすいのです。

 

ご自身で対処しようとせずに、専門家による施療や治療を受けていただくのが一番だと思われます。

 

また、どこがこっているか正確にお分かりのばあいには、「治療院だから良いだろう」とか「安いからだめだろう」と判断せずに、受ける場所やスタッフの資格などにはこだわらず、とにかく経験が豊富な按摩・指圧・マッサージ師の方かベテランの押圧師にお願いして安全、かつ正確に問題のポイントをゆるめていただくことをおすすめします。

 

最近いただくことが多い、≪『どの名前の治療院、施療院などが良いのか?や『料金がリーズナブルなリラクゼーションマッサージやリラクゼーション押圧整体ではダメなのか?という種類のご質問にもできる範囲でお答えさせていただきました。

ご参考になさっていただければ、うれしいです。

 

マッサージやもみほぐしを受けても良くならない腰全体の広い範囲の痛みやひどいだるさ、あるいは腰の片側が広い範囲で気になり続けていらっしゃる方、当院までお問合せください!

 

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骨盤の痛み

骨盤の痛み

 

「お尻の筋肉のどの部分が痛いのかというのが分からない。骨盤の真ん中の骨が痛い!」と感じられるならば、今すぐ、専門家のチェックや施療をお受けになるようおすすめいたします。

 

もちろん、病院で検査・診断・治療を受けるのもおすすめです。

 

ガッカリなさった方がいらっしゃったらお許しください。

サッとお読みになってからどうするか決めていただければと思います。

 

≪ちょうど左右のお尻の骨盤の真ん中の骨が痛い≫と感じる場合のこと。

骨盤の真ん中=仙骨.jpgこの真ん中の骨は仙骨(せんこつ)という名前の、ハート形というか短い鉛筆を横につぶしたワッペンというか、そんなような形をしていますが、この骨全体がジンジンと痛いケースと骨の左右外側を縁取るように痛い場合があります。

 

ちなみに、骨盤と腰椎(ようつい:背骨の肋骨が付いてない骨盤の上の5つの骨)の痛みが現れることが多いのはつぶし鉛筆ワッペンの上の際(きわ)のところですね。

 

ここが痛いと言うことは、当院のお客さまの体験からだけではなく、私個人のきわめてつら過ぎた体験(?)から申し上げても、

「あなたが、長い間、腰痛をごまかしながら生活を送ってこられたとすれば、もう最悪の症状が待つ最終段階へと近づいていることは間違いなさそう」

です。

 

当院で様々な種類のひどい腰痛、骨盤痛、坐骨神経痛などを改善なさった皆さまの意見をまとめると、

≪腰痛の最終段階までの道のりの三分の二からひどいケースでは四分の三までは、すでに悪化してしまったことを表す症状≫

ということになります。

残念ですが…

 

あくまでも感覚的なものですので脈絡がなく申し訳ないのですが、お客さま方からいただいた≪仙骨が痛くなってしばらく経ってから出たご自身にとっても最悪の症状≫の体験というかご感想と私自身の体験も以下にご紹介申し上げます。

これらの症状がきっかけとなり大病院や専門病院での治療と様々な治療院を経てさいごに当院へと出会ってくださったお客さまからの生の声になります。

 

・片脚全部に麻痺(まひ)が出たことがあるし、腰やお尻や脚のどこかの部分や全体に痛みが走ることが多く外出するのが恐怖で家にいることが多かった。

・歩いていると突然脚の力が抜けてふんばりが効かなくなるので、横断歩道を渡ったり、手すりをつかまずに階段を上るのが怖かったが、それには予兆や前兆はなく、突然そうなるので本当に怖ろしかった。

・座った状態や横になった状態であっても、ほんの5分ていどでもおなじ姿勢でいると腰が痛くなってしまい姿勢を変えざるをえなかったが、体がそのまま固まったままのようで動かす瞬間は毎回引きちぎられるような痛みに襲われた

・骨盤にはいつでも痛みがあるのがふつうで、それが激痛に変化したり、腰の部分も合わせて痛くなったり、お尻からつま先までを電気のような痛みが走ったりするので、調子が良いときしかふつうの姿勢で歩けなかった。最初は家人に指摘されたが自分では感じなかったが、そのうち体が前に曲がっているだけでなく左にも曲がっているのが感覚的にわかるようになった。

・家の中でインターフォンのところまでの2〜3メートル歩くうちに急に襲ってくるズンと何かを体に差し込まれるような鋭い痛みと痛みが落ち着くと感じるつらすぎる気持ちと情けなさを思い出す。

・腰痛よりも家の外を連続で歩けなくなったことが一番つらかった。骨盤の痛みが広がるとともに連続で歩ける距離が段々と減っていき、先生のお世話になった頃には必死で歩いてもたぶん200mも歩けなくなり、そのたびどこかに腰かけて腰を丸めて回復を待った。これがあの有名な間欠跛行(かんけつはこう)とは結び付かなかった。

・骨盤の強い痛みがたびたび出たが、すぐに軽くなり我慢すれば歩けたのでそのままにしていたら、片脚(かたあし)が突然動かなくなって倒れたり、トイレでの排尿時と排便時に苦労するようになって病院でレントゲンだけではなくMRIも撮影して原因はわかったが手術はせずに症状は良くならないままあきらめかかっていた。

・骨盤の真ん中が痛くなったが、通勤はきついものの我慢すれば仕事に支障がでないで何とかやっていたが、1年少し経過したところで、腰から、お尻から、太ももからふくらはぎ、調子が悪いと足の甲まで強い痛みが出るようになり、眠っている時以外は常に苦痛に耐え続けていて気が変になる寸前だったと思うが、当時の精神状態は思い出せないので欠落しているのだろう。

 

当院の施療をお受けくださり改善なさったお客さま方からお話いただいた、≪骨盤の痛みが出た後、数か月から1年半ぐらいまでの悪化した体験談≫のうちいくつかの代表的なケースをお読みいただきました。

 

もちろん、骨盤の痛みを感じた方全員が悪化の道をたどるとは限りません

実際に、そのお客さま方数人からお聴きした話の中に何件かあったのは、

『腰や骨盤が痛くなると、今はやりの1時間2,980円だったか2,950円で全身をほぐしてくれるリラクゼーションマッサージや人によっては都市型温泉施設に行き自分にあったやり方をしてくれる方を指名し、全身ではなく腰からお尻にかけて1時間集中してもんでもらっている方がけっこういらっしゃる』

という感じのお話。

そして、

『調子の良いときでも、もって1週間、ひどいときには1〜3日しかもたないが、少なくとも悪化は食い止められる』

という感想も共通でした。

 

もっとも、そのお客さまもそのうちの一人だったそうですが、ある時ちょっと無理がたたり一気に悪化したので他の治療院をハシゴしているうちに、お客さま同士で仲良くなり原因不明の頭痛とめまいを当院の施療で完全改善したというお客さまと知り合い、当院を紹介されたともおっしゃっていらっしゃいました。

 

この記事の最初に申し上げたとおりで、すぐに専門家やお医者様のチェックを受け対処してもらっていただきたいのですが、どうしても都合が付かない場合には、都合が付くまでの一時的な措置として、腰とお尻の筋肉をストレッチやかんたんな体操で動かして少しでも腰とお尻の血の流れを良くしてください

 

でも、これはあくまでも暫定的な処置で完全改善はむずかしいということを忘れないでくださいね。

 

セルフストレッチにはあまり詳しくないし、どうやって探すのか分からないとおっしゃる方は当院でおすすめするストレッチをどうぞ


⇒ 手軽にできるお尻のストレッチングはこちらへどうぞ

 

骨盤の痛みについて当院にご相談やお問合せいただければ、もちろん、できる限りの対応をさせていただきます。


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お尻の痛み

お尻の痛み

 

お尻は女性に限らず男性でも鈍感にできているため、すぐに異変を感じるという方はとても少ない。

 

お尻がかたくなっても、強いこりが出ても、疲労感を感じるような状態になっても、感じることができないまま見過ごしてしまう方が多いのです。


≪お尻を感じやすくしておくこと(!?)が、腰痛や坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)を防ぐためのキーポイント≫かもしれません。

 

私事で恐縮ですがよほどの無理をしない限り、腰痛になりそうでも1回か2回のセルフケアでその初期症状を発見し解消できているのは感じやすいお尻(?)のおかげだと考えています。

 

そのため、当院のお客さまには、腰痛の改善後に再発防止やその初っ端(しょっぱな)で腰痛になる可能性をゼロにするためのセルフケアもご指導申し上げております。

 

この≪お尻の痛み、痛みやだるさを感じる場所にはいくつかの違いがあります。

代表的な3種類の痛みに付いてご紹介申し上げます。

 

お尻の後ろ外側が痛い!.jpgA. 骨盤の上の方で腰と骨盤のつなぎ目から少し下の部分が痛い場合
ちょうど、お尻の斜め外側のあたりが痛かったり、痛くはないけれどすごくだるいという状態。

上の方で申し上げたように、お尻は感じにくくできているので、すごくだるく感じるだけでも、すでに腰痛も感じていることがほとんどだと言えます。

 

お尻の真横が痛い.jpgB. 脚の付け根のぐりぐりとした骨のでっぱりのすぐ上、お尻の真横ににぶい痛みを感じる症状。

この部分も感じにくいのですが、代わりに異変を知らせてくれる部分があります。

それは、太ももの真横の脚の付け根のグリグリから膝の外側にかけて広い範囲。

張ったようにだるく感じることがあれば、お尻の真横が強くこっていると考えても良いでし

ょう。

ちなみに、この両方:お尻の後ろ斜め外側とお尻の真横が手の大きさぐらいの広い範囲でまとめてツライという場合もありますが、これはもうだいぶ腰痛が進行した状態ですね。

 

お尻のほっぺの奥が痛い.jpgC. 右か左、どちらかのお尻全体がだるくて力が抜けなくなっており、ときどきお尻のほっぺの真ん中あたりの手では直接さわれない奥の方に鋭い痛みが感じるというケース。

腰痛と一緒に現れることもありますが、こちらはまったくの別物で、経験はなくても名前だけはご存知の方が多い坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

心が完全に折れてしまう強烈な症状に直接つながる問題です。


逆に言えば、この筋肉のこりを完全に解消すれば、改善してしまうことが多くあるし、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)や椎間板ヘルニアなど別に原因があるばあいでも坐骨神経痛じたいの症状は大はばに軽減して日常生活が送れるケースがほとんどですのでご安心ください。

 

A、B、Cのどのケースでも、一度専門家のチェックを受けることをおすすめします。

 

でも、理由はともかく、どうしても都合が付かないという場合には、セルフストレッチをお試しください。


このサイトのいくつかのページで申し上げてきたことの繰り返しになりますが、≪本当に効果的なのは、それぞれの硬(かた)い部分だけをねらって伸ばす方法≫なのですが、直接専門家の指導を受けないとむずかしい。

 

AとCのケースではお尻のストレッチと一般的に言われているお尻の全体を伸ばす方法、具体的には大殿筋(だいでんきん)というお尻の一番大きい筋肉をストレッチしてみてください。

“お尻のストレッチ”というキーワードでインターネット検索するとたくさんヒットします。

 

理由は、「完全ではないがAの部分もいくらか伸びるし、またAがかたいとこの大殿筋という筋肉も硬くなっているので弛(ゆる)めることにより、悪くなりやすいお尻全体の血流が改善し楽になる可能性が高いから。

 

Cの筋肉に対しての効果は少ないですがゼロではありませんし、Cがかたくなると間違いなくお尻全体が硬くなっているので無駄にはならないというAとおなじ理由からです。

 

大殿筋(だいでんきん)というかお尻全体をセルフストレッチする方法はインターネットで調べていただいてもかんたんに見つかるはずですが、当院でも何種類か体勢で行う方法を紹介しております。

よろしければご参考になさってください。

⇒ 手軽にできるお尻のストレッチング

 

Bのケースのためのセルフストレッチは当院のサイトのページではご紹介いたしておりませんので、“お尻の横を伸ばす”などの言葉で検索なさり、わかりやすいものをやっていただければと思います。

 

正直なところ、当院にいらっしゃるお客さま方のように症状が進行してしまっていると、ストレッチ時の痛みが強すぎてセルフストレッチでは問題を起こしている筋肉を伸ばせないかもしれません。


こりや張りが強くなりすぎて筋肉が収縮(しゅうしゅく)、つまり力が入ってちぢんだままの状態のままストレッチで伸ばそうとしているので、ストレッチする力と痛みから逃れようと体が抵抗する力がぶつかって強い痛みを作り出してしまう可能性がひとつ。

もうひとつの可能性は、筋肉のその部分に力を入れる癖が付いてしまっていて、無意識のうちに力を入れて筋肉をちぢめているのが普通の状態であるとお体が勘違いしている。

そのため、本人の頭では抜いたつもりでも体の方では力がまったく抜けない状態となっている状況なのです。

 

この場合には、できるだけ早く当院かお近くの信頼できる専門家のチェックや施療をお受けいただくことをおすすめいたします。

 

⇒ お尻の痛みや強いだるさ、坐骨神経痛のご相談はこちらへ



ダンスや表現スポーツのプロが≪しつこい坐骨神経痛≫で悩まされるのはなぜ?−T:アンドゥ・オールは正確に!

ダンスや表現スポーツのプロが≪しつこい坐骨神経痛≫で悩まされるのはなぜ?−T:アンドゥ・オールは正確に!

 

以下の2回からなる記事でもっとも申し上げたいのは、しつこい坐骨神経痛に付いてなのですが、この記事の前半部分ではアンドゥ・オールを正しく行ってもらうため役立てていただけそうな整体師目線の情報にお付き合いいただければと思います。

 

さまざまなジャンルのダンスの上級車やプロの方々は、クラッシックバレエの基本レッスンを受け続けていらっしゃる方が多い

 

私のような部外者というか門外漢はひじょうに驚かされた記憶が鮮明です。

 

現在はごく普通のことだと考えているのですが、昔はプロのポールダンサーやヒップホップのプロが週2回もバレエのバーレッスンのクラスを生徒として受講しているというイメージがわかなかったからなのです。

 

余談ですが、40年前、マドリードのアモール・デ・ディオスというフラメンコの有名な練習スタジオでギターの練習をさせていただいていたとき、知り合った数人のプロのダンサーからクラシック・バレーのレッスンも受けていると言われたこともあったことを思い出しました。

 

閑話休題(それはさておき)、10年ほど前から静かなブームとなっていて、現在ではすっかり定着した感のあるおとなバレエ”を趣味としていらっしゃる方もいらっしゃるかも知れない。

 

当院の記事としては少し毛色の変わった題材を扱いますが、様々な種類のダンスや表現スポーツをなさっている方やおとなバレエを趣味となさっていらっしゃる方々にお付き合いいただければと思います。

 

バレエと聞いてド素人の私が最初にイメージするのは、≪黒い稽古着を着たスリムな女性が、天井から糸で吊られたかのようにまっすぐでピンと伸びた美しい姿勢で、両足のつま先を綺麗に左右逆方向に向けた≫立ち姿

 

あくまでも個人的な感想ですが、天井から糸で吊られたという前半のイメージには、「ヨーガのバンダやスポーツ系のドローインが秘伝であった頃から(?)、すでにインナーマッスルの引き上げ(内臓も?)がふつうの練習の中で行われていた」凄(すご)いものというイメージも重なります。

 

両足の踵(かかと)をくっつけたまま、にこやかに、つまり何の苦も無く自然に、両足を左右逆方向へと向けた立ち方。

 

大地と天を結ぶかのようなまっすぐに伸びた姿勢が取れていないと、一般の女性にはむずかしそうなバレエの基本の足形。

フランス語だとアンドゥ・オール(en dehors:外に)、英語だとターン・アウト(turn out:外へ回す)と呼ばれるそうですね。

 

むずかしいとは言うものの、この足形は基本中の基本だということ。

 

古武道の言葉、≪秘伝は基本の中にこそある≫を連想させられる、≪アンドゥ・オールはプロのバレエダンサーでも常に意識するほど完成がむずかしいもの≫といった主旨の発言も耳にしたことがあります。

 

最初に学ぶアンドゥ・オールの基本が正しくできていないとしつこい坐骨神経痛に苦しむことになる可能性があるということを申し上げたいのです。

 

このTの記事では、アンドゥ・オールのやり方や間違った癖が付いていると生じてしまう問題と当院のプロのダンサーのお客さま方がその問題防止のために行っていらっしゃった対処法を。

 

次回のUの記事では、今回の記事でご紹介申し上げる対処法では解消することができなかった、ハードな反復練習をつづけて来られたプロのダンサーに生じる坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)に付いて見ていきたいと考えております。

 

アンドゥ・オールを習う時に口を酸っぱくして指導されるのは、≪脚(あし)の付け根、または太ももの付け根から脚全体を外に回す≫ということ。

 

最近では一般に知られるようになってきていますが、脚の付け根と骨盤の間の関節股関節(こかんせつ)という名前が付けられています。

 

この股関節から脚全体、つまり股関節から足のつま先まで全体を一本の棒のように外へと回すことがアンドゥ・オール

 

専門用語で申し上げると、股関節の外旋(がいせん)となります。

 

バレエのお教室やスタジオで股関節外旋(こかんせつがいせん)を強調される理由は、悪い癖が付くとパフォーマンス性に大きな影響が生じるということ以外にも、膝や足を傷(いた)めてしまう可能性がとても高いためのようです。

 

実際に当院でしつこい坐骨神経痛を改善改善なさった異なる分野のプロダンサーの方々から異口同音(いくどうおん)にお話いただいた、間違ったアンドゥ・オールによる弊害(へいがい)には以下のようなものがあります。

 

膝の痛み:人により異なるが膝の中の方の手で触れないとことが痛くなり、ひどいケースだと4本ある膝の靱帯(じんたい)のうち1本が切れたり、という膝の中にあって関節の動きをなめらかにしてくれている半月板(はんげつばん)というクッションをいためてしまうこともある。

膝関節には捻(ひね・ねじ)るという役割がないので、少しだけだが痛みなく捻れるというのはただの関節の遊び”*にすぎない。とくに女性やお体の軟(やわ)らかい方が痛みもなく捻れるというのは、その遊びを無理矢理大きくしているので、膝に問題が出てくるのを防ぐことはできません。

ゆっくりと少しづつ、まじめにごまかしながら悪いことがばれないように継続的に頑張っていると言ったら言い過ぎかもしれませんが…

*ここで言う遊び”とは徒手施療技術で使用される専門的なものではなく、日常的に私たちが使っている遊び”、つまり誤動作や自然環境による変化に対する安全のための余裕のこと。具体的には、接合部や連結部に意図的に設けられたすき間やゆるみのこと。ブレーキやハンドル、電車の線路のつなぎ目の遊び”といった、一般的な遊び”の意味で使用しております。

 

外反母指(がいはんぼし)とその悪化による他の足指の変形:膝や足首をつかって無理に足先(つま先)を外に向けると足の外側が床から浮き重心や体重が足の裏の内側と足の内側側面に寄ってかかるからですが、これは靴で押しつぶされると言うよりも自分の体重でいつも親指を外側に押し出し続けることになるから。

 

O脚(おーきゃく):本来は捻じれないはずの膝の遊びを無理して広げるとオジサンのガニ股ではなくて女性に多いタイプの本物のO脚の原因ともなるので、元々X脚気味の方はとくに要注意です。

また、外反母指や、それその他の足指の変形が進むと、足首や膝関節、そして問題の股関節へも悪影響が出て悪循環に陥(おちい)ることがひじょうに問題となります。

 

脚が太る:ダイエットしてもスネの横の肉の盛り上がりが残ったまま治らない。

これに付いては、見た目の体型に付いてまったく気にしたことはなかった私は気にしたことはなかったのですが、お客さまで脚の筋肉が部分的に発達して脚のバランスが崩れると強調なさる方が多いのには驚かされました。

数多くの身体表現のパフォーマーの方々やさまざまなダンスのプロの方々に改善施療や身体動作向上指導をさせていただく過程で、身体の見せ方の重要性は十分に理解できております。

ちなみに、当院のお客さまではいらっしゃいませんでしたが、以前ダンスの初心者の方から、太ももの前の広い部分が太くなって困るとご相談をお受けしましたが、これはこの記事のテーマであるアンドゥ・オールの間違ったやり方とは無関係だと考えております。

 

しつこい坐骨神経痛:これに付いてはバレエ自体の練習というか、アンドゥ・オールが直接原因ではなく、そのときに何らかの原因で付いた癖が残り、別のジャンルのダンスや身体パフォーマンスのハードなトレーニングで、ある種の動作を反復練習する過程で坐骨神経痛を引き起こす直接原因の筋肉を緊張させる癖を付けてしまうためだと考えております。

アンドゥ・オールだけが原因で生じるものではないうえ、この記事の一番のテーマでもありますので、次回、詳しくご紹介申し上げる予定でおります。

 

最終的に当院の施療でしつこい坐骨神経痛を完全改善なさったダンサーや表現スポーツやパフォーマーの方々は、皆さまのタイプの坐骨神経痛へと直接効果があるセルフストレッチはご存知ではいらっしゃらなかったのですが、ご自身のお体に付いての知識の広さと深さもプロの方々。

 

股関節を外に回すアンドゥ・オールのブレーキというか邪魔になる筋肉へのセルフストレッチは実施なさっていらっしゃいました。

 

もし股関節内部や骨盤の関節に問題が無ければ、じゅうぶんに悪い癖は解消できていたはずですし、そのうえ坐骨神経痛で苦しみ始めることはなかったはず。

 

この記事にお付き合いくださった方で、まだ、アンドゥ・オールに自信がないのに、そのブレーキとなるいくつかの筋肉のセルフストレッチをやっていらっしゃらない場合には、ぜひとも以下の体の部分を伸ばす方法をお教室やスタジオの先生や指導者、先輩やお仲間におたずねになって毎日の習慣としていただければと思います。

 

ピンポイントで筋肉名を羅列したり細かい脚の回旋や回転具合を度数でお伝えしてもかえって複雑になりすぎるはず。

 

その代わり、お体の感覚に集中し伸ばしている部位に響きを感じるように、いわゆるご自身のお体と対話しながらセルフストレッチを実施していただくようお願い申し上げます。

 

伸ばすのは以下の部分となります。

太ももの裏側、できれば裏側の内側半分を意識して伸ばす

お尻後ろ側や横や斜め後ろの広い範囲でストレッチしながら、奥にあるインナーマッスルに響きを感じるように伸ばす

もし広い範囲を同時にストレッチするのがむずかしければ、お尻の斜め後ろの表面(アウターマッスル)とその奥、そしてお尻の真横を別々に伸ばしていただいてもOK

どんなやり方でもOKですので、伸びたり、響いている感覚を実際に確かめながら力や角度などなどを細かく調整してもっとも効果が感じられる条件でおこなっていただければと思います。

 

次回はこの前後2つの記事のテーマである、ハードなトレーニングを毎日続けられるプロのダンサーやパフォーマーの方が坐骨神経痛で苦しむ理由についてお話させていただく予定です。

 

ダンスのハードな練習やトレーニングをつづけていらっしゃり、練習後のセルフストレッチもきちんと行っているのに、坐骨神経痛、腰痛、お尻の痛みなどでお困りの方やご自身ではどうしても納得いくレベルまで伸ばせない部分がある方は、一度、当院までご連絡ください。


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無意識に体に力を入れる癖が付く流れとその原因−T(ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!−U)

無意識に体に力を入れる癖が付く流れとその原因−T(ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!−U)

 

≪ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!-T≫の続きになりますが、独立したテーマを扱っておりますのでこの記事からお読みいただいてもなんら問題はございません。

ご安心ください。

 

上記の記事では、


マッサージやもみほぐしを受けた時、

≪ふつうの強さのもみほぐしを受けても、ぜんぜん効かないし、表面をなでられている気がするだけで、刺激が奥まで入ってこない≫

と感じたり、
≪無理にお願いして気持ち良く満足できるレベルで強くやってもらうと翌日から2〜3日の間、気持ち良かった部分が腫(は)れ、熱を持って痛くなってしまう≫
のであれば、

以前悩まされていたひどい肩こりは自然に治ってくれたのではなく、よりいっそう悪化しているが本人がそれを感じられていないだけである”

といった主旨のお話をさせていただきました。


そして、存在しているはずの肩こりを感じられなくなる理由は、
余りのツラサにメンタルの崩壊を防ごうと脳が痛みやダルさを感じるセンサーを極めて鈍くしてくれただけ。大病院や専門病院での精密検査をしたのに、原因が分からなかった頭痛・めまい・吐き気があるとしたら、肩こりの悪化の証拠である。”
という意味合いのことも申し上げました。


これらの状態を引き起こす原因は何なのでしょうか?


≪脳が自己崩壊を予防しようとするほどの肩こりや首こりの原因≫というと、何だか大げさで特別なことをのような気がします。

でも、当院のお客さまの体験をお聴きして断トツに多いのは、誰にでも起こりうるありきたりの直接原因とそのきっかけ

 

≪直接原因は、無意識のうちに自分自身で特定の部位に力を入れていること≫なのです。

 

T.最初は、≪肩に力が入っていることがある≫と気付いて、気付くたびに力を抜こうと努力して脱力できている状況

↓↓↓↓

U.≪いつも力が入っていて抜けない≫と気付くが、力を抜こうとしても抜けない状態

↓↓↓↓

V.≪力が入っているとか力が抜けないという感覚は無い≫し、実際に肩こりは感じていない(=肩こりが治った気がしている)状態


これをお読みくださっている皆さまにもいらっしゃるはず。


Tならば、頑張ってセルフエクササイズをして、肩こりの肩・首・肩甲骨を動かすように心がける。

Uの段階ならば、できるだけ早めに、専門家に相談し、対処してもらうかセルフケアの指導を受ける。

Vの段階には、今すぐにでも信頼できる施療経験が豊富な専門家の施療を受け、原因もはっきりと突き止めてもらい、的確なセルフケアの指導を受ける。


といった内容はすでに他のいくつかの記事において、何度かこまかくご説明申し上げたのでここでは割愛いたします。

 

閑話休題(かんわきゅうだい:話をもとに戻しますが)、ここでの一番の問題点は、Vの段階になってしまうとその事実に気付く人がひじょうに少ないという事実。


恥をさらすことになりますが、私も昔から気になっていた肩こりの肩とその周辺の反対側がVの段階になっていることを偶然発見し、必死でお客さまにご指導申し上げている対処法を実施し、時間はかかりましたが何とか事なきを得ることはできました。


また、腰痛に関してはVの次の段階*まで悪化したため、人生で初めて生き地獄というものに直面し、苦しんだ次第です。

*今まで、Vの段階の次の悪化段階に付いて記してこなかった理由は、当院のお客さまの中でも10名に満たない方々しかいらっしゃらなかったため症例が不十分であることと記事をお読みくださっていらっしゃる皆さまを無駄に怖がらせたくなかったためでした。


セミプロとは言え長年さまざまなタイプの腰痛・肩こりのお客さまに完全改善のお手伝いをつづけてきており、自分自身の施療技術の幅と深さには自信と強い信頼感をもっておりました。


それでも、≪最悪レベルですべてをセルフケア*だけで完全改善までもっていくのは極めてむずかしい≫というのは、何度も当院の記事で申し上げ続けた通りだと実感した次第。

*このテーマに付いては、症状がひどくなってしまうとセルフケアだけでの腰痛・肩こりの改善は限りなく不可能に近い”に詳しいのでお時間のあるときにでもお付き合いいただければと思います。


やはり、実績のある専門家からその症状を完全改善してもらうことからがスタートだと身に染みて感じたという情けない話でした。

 

この記事でもっともお伝えしたかったことなのですが、≪なぜVの状態がふつうの状態になってしまうのか?≫、具体的には≪なぜ特定の部分に力を入れる癖が付いてしまうのか?≫少しだけ考えてみましょう。

 

体のある部分に常に力を入れ続けるという行為は、体にとってもメンタルにとっても大きなストレスになるほど大変なこと。

 

でも、スポーツに限らず楽器の演奏でも、まあそれ以外の作業においても、≪非日常的な技術を身に付けるのに最適なのは正しい動きの反復練習≫というのは皆さまご存知の通りだと思います。


反復により独特な動きや体の使い方を体自体に刷り込むということ。


つまり、その動作が、とくに集中したり、注意を払ったりしなくても、意識せず、ごく自然にできるようにしてしまうということが大切だから。


逆に言えば、動作が体に刷り込まれて癖となり無意識にできるようになってしまうと、それを矯正(きょうせい)するのはとても大変とも言えますが…

 

習い事において、「基本は正確に身に付けろ」だとか、「身に付けたい技術があれば、まっさらな状態から専門家の指導を受けてから反復練習するのが遠回りに思えるが一番の近道だ」などと言われる所以(ゆえん)がここにあるのもすでにご存じの通り。


≪肩に力が入る、あるいは首に力が入る≫という場合、わざと力を入れたり、力を入れる反復練習を行ったなどというひとはいらっしゃらない


では、肩こりの肩や首や肩甲骨まわりの筋肉に力が入りっぱなしになっていたり、腕を動かすと肩こりで家族からもんでもらう筋肉に力が入る癖が付いたり、足を前に出したり後ろに引くときに100%の確率で片方のお尻の斜め後ろや真横の部分や坐骨神経痛を引き起こす筋肉に力が入れられてしまうような習慣が気づかぬうちにできあがってしまっていたり、歩くだけで左右片側だけ腰の上の方や下の方に力が入るような状況になるなどといった奇妙が癖や習慣ができあがってしまうのでしょうか?
 

 

次回の記事では、体に力を入れることが刷り込まれてしまう原因について3つの具体例をご紹介させていただく予定です。


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