第4回逆さエクサ入門セミナー開催報告、兼参加者様用覚書

2015年4月29日(日)の午後1時から2時間半強、東京都内にて第4回目となる“逆(さか)さエクサ©入門セミナーが開催されました。

今回も参加者の皆さま方全員、柔軟(じゅうなん)なお体の持ち主。

ストレッチを長年つづけるという努力の結果として手に入れられた軟(やわ)らかさ

余談ですが、おひとりだけはご自身のお体が硬(かた)いと思い込まれていらっしゃいましたが、逆さエクサ数秒間でたちまち軟(やわ)らかくなられました(?)

本当のことを申し上げるならば、硬かったのではなく、ご本人様が「小さい頃から、他のひとよりずっと体がかたいんですよ…」と誤解なさっていらっしゃっただけ。

つまり、ご自身で無意識のうちに力を入れていらっしゃっただけであり、元々硬いと考えていらっしゃったのは、思い込みに過ぎなかったということをお体の変化によりご理解いただきました(≒ご理解いただかざるを得なかった?)

逆さエクサに付いてのセミナーを実施させていただく度に感じることなのですが、「ご自身の体が元々軟らかいのに、『自分は体が硬い!』と思い込んでいらっしゃる参加者の方がおひとりでもいらっしゃるとありがたい!」

デモンストレーションのモデルをお願いすると、とにかく関節の動く範囲が一気にそれも信じられないほど大きくなってくれるから。

そして、ご本人のヤラセをはるかに越えたリアクションが大きさにより、他の参加者が納得し、よりやる気を燃やしていただけるからです。

というのは余談でしたが…

セミナーのご報告に戻りますが、参加者様の人数が少なかったこともあり、今回も《 “逆さエクサの重要ポイント9ヶ条”を体でおぼえる》《スポーツをハードになさる方にもなさらない方にも疲労回・調整のセルフケア》、そして《感覚を鋭くして問題のある部位を点で見つけて、そこを弛(ゆる)める》という3つの目的のために外せない、ふくらはぎの筋肉3種類、太ももの裏側の3種類、背骨24個とその上下にある頭蓋骨(ずがいこつ)と骨盤の合計26個を順に曲げ伸ばしするエクササイズ2種類はじゅうぶんに時間をかけて反復していただきました。

効果はひじょうに高いとはいえストレッチで狙う場所が細かいため、中には一般的なストレッチとはフォームも相当に異なっているものもございました。

もちろん、大部分のストレッチにおいては参加者様の人数が少ないという利点(?)を生かして、講師がおひとりおひとりに直接ご指導申しあげた次第です。

このたびの逆さエクサ入門セミナーにおきましても、ストレッチ自体をおぼえていただくことが目的ではありませんでしたが、それでも共に学んでいただいたものは25種類にも及びました。

参加いただいた皆さまの事前のご希望と途中で講師が必要と感じその場で追加させていただいたものの内訳は以下の通りです。

ふくらはぎ表面全体・内側・外側、ふくらはぎ奥、頭から骨盤まで前面・背面、太もも裏全体・内側・外側、太もも裏側全体と背中全体、お尻の後ろ斜め上、お尻全体、腕の付け根下横側2種類、肩甲骨の上回し、二の腕裏側、太ももの前3種類、脚の付け根コマネチライン(?)の奥、太もも内側2種類、腰の真横部分、体の真横部分。

中には2〜3、ひどい腰痛や股関節の痛みにたいする当院の施療で多く使われ、高い改善効果を出しつづけているものもふくまれておりました。

また、今まで当院のセミナー開催報告やレポートで記すチャンスがなかった(=記し忘れつづけていた)当院のセミナーの隠れた人気の秘密もお伝えしたいと思います。

それは、セミナーの流れの中で必要である場合は、別の分野では秘密とされていたり、中々一般公開されることがない、いわゆる“秘伝”と呼ばれ隠されている重要なコツやポイントを完全に身に付けていただく“おまけ”というかチャンスが多いこと。

今回の実例をご紹介申しあげるならば、

《一般的に“骨で立つ”という言われ方をされる、体の表面近くにある力を入れたり抜いたりするのを感じやすいアウターマッスルをできるだけ使わずに、使用感を感じにくい体の奥にあるインナーマッスルで立つ方法を古武術の秘伝である、3つの具体的なポイント:重心の位置・弛めるべき関節・正しく立ったときの体から戻ってくる感覚を利用することで2〜3分で誰でも立てるようになる法》。

《力を普通以上に溜める法やその力を減らさずに外に出すための体の意識すべき部位と順番》

《腕と脚の軸を固定して内側と外側にひねるために必須な軸をキープして回すために意識すべき具体的な体の部位》

など、武術ではどちらかと言えば秘伝に入る事柄も体でおぼえていただきました。

また、秘伝ではありませんが知ると知らぬではストレッチやエクササイズの効果が激変する、

正中線ではなく、正中軸の具体的な部位を使ったイメージ法》。

参加者様には誤解していただきたくなかったので、セミナー中、これらに付いて、いちいち重要だとか、秘伝だとか申しあげなかったため、この開催記事をご覧になり、さらりとお話申しあげたことが重要であったという事実に驚かれるのではないかと思います。

話のついでに申しあげますと、やはり武術の教えを活用して、いわゆる“丹田”の位置を瞬時に感じるための正しいイメージング方法なども、プロの施療者の先生方向けのセミナーではご教授申しあげたことがございました。

この開催報告の最後に、コントーション(≒柔軟芸+バランス芸)とポールダンスが専門のご参加者さまからご恵送賜りましたセミナーへの感想を紹介させていただきます。

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元々、体が関節をふくめて柔らかいため、ストレッチをしても効いているのか、良い方向へと変化しているのか自分自身ではよく分からない。どの部分の力を入れて抜けばいいのか分からない。自分の体がコントロールできていないため、筋肉がつかないし、また使いこなすことができない』 

という点に付いて悩んでおりました。

そのようなときに、人体構造の理屈から教えていただき、「固いところがどこなのか?」、「どこが使えていないのか?」ご指摘していただき、とても参考になりました。

見て学ぶ=真似ぶが出来る頭と体の柔軟さがない大人には、とてもためになる時間でした。

ふと気付くと、2時間半以上のセミナーは終了。

「もうこんな時間が経ったのか!」と驚くばかりでした。
セミナー当日は、本当にありがとうございました。 

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この開催報告記事をご覧いただきご興味をお持ちくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院主催の逆さエクサや他のテーマのセミナーにご参加いただければと思います。

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《ご参加いただいた皆さまへ》

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せっかくのゴールデンウィーク初日を逆さエクサのセミナーへとご参加いただきありがとうございました!

お体の軟らかさは他人と比較するものではなく、ご自身の他の部位や昔の自分自身の軟らかさと比べ、硬い部位を軟らかい部位と同じレベルに合わせることが基本となります。

他の方より硬くてもより軟らかくする必要はないし、また、他の方より軟らかくても満足なさらずに、常にご自身にとって必要な軟らかさを獲得できるまで頑張って逆さエクサをお続けいただければと思います。

お体でおぼえていただいた“逆さエクサの重要ポイント9ヶ条”を忘れぬうちに、毎日少しづつでもかまいません。

必要だと思われる部位を瞬時に弛めるためにご活用いただくことで、合理的で効率的なスタティックストレッチを実施していただければと思います。

9ヶ条のうち、安全面重視は当然ですが、いかに力を出すかというポイント、とくにさんのことはお忘れにならぬようお願い申しあげます。

また、上で述べさせていただいたように、正しい立ち方や力のこめ方腕と脚の軸で股関節と肩関節をひねる場合に意識すべき2つの体の部位などは、中々得がたい具体的な武術の教えです。

ストレッチの正しいフォームをマスターしていただくためや背骨と頭蓋骨と骨盤の分離動作獲得の目的で、ご教授申しあげましたので、ぜひともご活用いただけますようお願い申しあげます。

最後に、「伸ばし過ぎは厳禁ですが、自原抑制が自然にできるようになったら、相反抑制も必要に応じてお試しになることをお忘れにならぬようお願い申しあげます」。

この度は、セミナーへのご参加、ありがとうございました。           火水流整体術院謹識


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セミナー開催のお知らせ
 

 「具体的な下半身太りやむくみや冷えの解消法を知りたい!」とおっしゃる皆さまに向けた、2時間半のセミナーを今月6月28日(日)東京都内JR中央線沿線の近くの施設で開催させていただくことになりました。

現在、《下半身太り・むくみ・冷え》でお困りで、それをご自身で改善・解消したいとおっしゃる皆さまに、最適のセミナーです

セミナー名称は、“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:ストレッチ編(全2回中後半)”。

→ “下半身太り・むくみ・冷え解消セミナーストレッチ編(全2回中後半)”の詳細はこちらへ

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可能な限り、即日にお返事申し上げております。

当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
東京杉並区を拠点とし、出張整体をご提供いたしております。
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