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“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:ストレッチ編”開催報告レポート
今回のセミナーへは、過去に当院開催の別のテーマのセミナーへとご参加くださった2名様と股割り/ストレッチング指導コースを過去にお受けくだり当院のストレッチの効果を十分に体感なさった方1名様のご参加。
ということで、少数限定の当院セミナーとしても少ない参加者様での開催となりました。
また、講師に付いてはじゅうぶんにご存知の方ばかりだったため、自己紹介は省略。
その他の前置きも割愛し、さっそく、《8つに及ぶストレッチの効果》、《ストレッチを行うための考え方3か条》、《実技における具体的で細かな重要ポイント8つ》に付いて実例をあげながら、じっくりと解説させていただきました。
もちろん、スタティック・ストレッチングの最大の敵である、伸張反射(しんちょうはんしゃ)にかんしてもご説明申しあげた次第。
実技に入る前に、ある程度の時間を割いて重要点を申しあげた理由は、ストレッチの効果を最大限に引き出すためとストレッチに慣れて形にこだわらなくなったときに、ご自身で正しくストレッチでき、かつ最適な独自の方法を考案していただくお手伝いをさせていただきたかったから。
それにプラスして、攣(つ)ったときの実践的な秘訣とも言える、つうじょうのストレッチとは180度異なるやり方と時間とその反復すべき回数も覚えていただきました。
実技実習では、それぞれのストレッチにおいて絶対に守るべきポイントは必要なだけ全てを申し上げながら。
講師がおひとりおひとりのやり方をチェックし、一見関係なさそうな、首から胸、そして腰の骨から骨盤の角度などの、関節や体の連動という観点から見て、重要ポイントポイントを正しい形へと矯正(きょうせい)させていただきながらの進行。
今回は下半身のストレッチだけで、30のストレッチを一緒に行い学んでいただいたのですが、そのひとつひとつに付いて、おひとりづつ、異なる内容の注意点やアドバイス、そしてそのストレッチ実施の必要性の有る無しを申し上げた機会が多くございました。
以下に、今、この瞬間に思い出せる事柄に付いてのみですが、順不同でご紹介申し上げます。
少数限定である当院主催のストレッチセミナーだからこその特徴や幅広さ、あるいは内容の深さの一端をご理解いただけるはず。
まだ、当院主催の講習会やセミナーへのご参加経験がなく、現在、参加するかどうかお考え中の方々には、参加是非の検討のご参考になさっていただければと思います。
・「膝を曲げたときに伸びる筋肉は柔軟(じゅうなん)なので、膝を伸ばしたやり方だけでOK。でも、この部分に痛みを感じたらそくざに止めてくださいね」
・「骨盤を前に倒すのと後に倒すのでは全く効果が違います。有効に活用しましょう」
・「ストレッチしたとき張っているこれは腱。原因はその手前の部分の硬さです。筋肉をストレッチしてください。腱は1%しか伸びません。伸ばさないように!」
・「このストレッチは大切。でも、一般的に知られているこのやり方だと、硬(かた)い部分はそのままに、今軟(やわ)らかい部分がよりいっそう伸びてしまいます。筋肉のアンバランスが悪化するだけ」
・「体から感じている、体の位置や伸びの状態と頭で感じる情報、そして目で見た結果は違っています。その3種類を一致させましょう」
・「この有名なストレッチは、すごく伸びている感じがして人気がありますが、理由は一度に足の指4本を曲げる筋肉と足の親指を曲げる筋肉、そしてふくらはぎの2つの筋肉とふとももの4つの筋肉、そのうえ神経まで伸ばしているから。筋肉のバランスが取れている人以外には不向きです」
・「筋肉はできる限りひとつひとつをストレッチ。できれば、その中でも硬(かた)いところだけを伸ばしましょう」
・「膝から下の部分と体の前が平行になるように!」
・「手や腕の力で引っ張ると疲れてしまい、他にも力が入ってしまいます。このときは上半身を後ろに倒す力で引っ張ります。手と腕は力を伝える道具なので動かしません」
・「このフォームはわずか20センチだけ膝をスライドさせるだけで、まったく違う、といっても隣ですが、筋肉を伸ばすことができます。でも、角度はキープしてくださいね!」
・「膝から足首までは5つ、ふとももは7つ、お尻は3つの部分に分けて張りや疲れや痛みをチェックし、それに対応するものをテキストを参考に思い出して実施してください!」
・「膝から足首までにはフクラハギ以外もあります。歩きすぎたときには、ここのストレッチの方が効きます」
以上は、ほんの一部に過ぎませんが、とにかく、皆さまの動きやストレッチを拝見していて、頭に浮かんだことは隠さずにすべてを平易な口語の言葉で、つまり専門用語は使わずに、その瞬間にお伝えしました。
ですから、それが、具体的で細かいそのストレッチだけに役立つことであっても、ストレッチ一般に共通な重要なポイントであったとしても。
もちろん、小さいころから稽古をつづけてきた武術を通して学んだ、秘伝や口伝の類であっても、ストレッチに役立つことであれば、すべてを公開させていただいた次第です。
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ご参加いただいた皆さまへ:
このたびのご参加、ありがとうございました。
テキストに載せられなかった実技でのポイントがとにかく多かったため、お体を動かしながら、メモ書きもなさるという、とてもせわしない2時間半となってしまいました。
いつも通りのこととは言え、お疲れ様でした。
すでにセミナーで申しあげた事柄のうち、セミナーに参加されなかった方々にもお分かりいただけそうな内容のうち、ごく一部分のみを上に紹介させていただきました。
セミナー中にテキストへと詳細にメモしていただいた事柄を100%ご活用いただき、今までとは違ったストレッチライフ(!?)をお送りいただくことで、疲労しにくく、回復しやすいお体のコンディショニングやご趣味のダンスや武道のパフォーマンス性のアップのためにお役立ていただければと思います。
セミナー中に申し上げたマニアックだけれども、歩くことで疲労が溜まりやすい2つの筋肉のストレッチを正しく行うという “熱が出たときにアスピリンを飲むというのと同じような対症療法”だけでなく、その筋肉を使わせすぎる原因となっている関節の動きの悪さを作り出している原因の太い筋肉たちをストレッチにより柔軟に保つという根本解決/完全改善に役立つよう考えていただければと思います。
これからも、様々なテーマのセミナーをわかりやすい言葉と説明で開催し、参加者さまにご満足いただけるよう努力をつづけていく所存でおります。
またのご参加をお待ち申し上げております。
このたびのご参加、ありがとうございました。
火水流整体術院 謹識
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担当 | 水越 |
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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
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