押圧・ストレッチ・エクサ−セルフケアについて:当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方−1

押圧・ストレッチ・エクサ−セルフケアについて:当院での≪肩こりと腰痛≫への対処の考え方−1

 

この記事で申し上げたいことはとてもシンプル。

 

記事用押圧&CS用器具類ボール&中山式のみ.jpgテニス、野球、ゴルフなどのボールや指圧器、押圧(おうあつ)用具、あるいはここ数年ブームとなっている筋膜(きんまく)リリース用のデコボコのある短めのローラーなどを使って体をゆるめることは、腰痛や肩こりの再発防止や悪化を防ぐためにとても役立ちます。

 

当院でお客さまに無料で貸し出しを行っていた頃撮影したボールや器具やローラーの写真が残っていたのでこちらに掲載させていただきます。

 

記事用押圧&揉捏法用器具.jpgすでに使用なさっていらっしゃる方はご存知でしょうが、ボールや指圧器は床と体の間に入れて体重で押圧(おうあつ)を、押圧器は先端をこっている部分に当てテコの原理を利用して深く食い込ませ、デコボコのローラーはこっている部分にあてて乗り体重をかけた状態で体を動かしたり、そのままの位置で持続圧(通常より長い時間同じ強さで押し続ける)したりというのが定番の使い方。

 

記事用筋膜リリース用フォームローラー.jpgそれ以外にも、コンプレッション・ストレッチングも可能ですので、あわせてお試しいただければと思います。

 

ここで申し上げたいのは、それぞれの器具の使い方よりももっと大切なこと。


セルフストレッチやエクササイズにも共通する重要なポイントについてなのです。

 

それは、体のどこに対して使うかということ。

 

こりが酷くてつらいところにあてて使ったり、いちばんつらいところをストレッチで伸ばしたり、あるいはエクササイズ、つまり体操によってその硬くなったり張ったりこったりしている部分が気持ち良く、あるいは痛気持(イタキモ)ち良いくらい強めに押したり、伸ばしたり、動かしたりするのがふつう。

 

硬くなったために痛みや不調を感じさせる神経を直接、あるいは間接的に圧迫することで、痛みやダルさやこりや張りやツラさがでているのですから、圧迫している筋肉をゆるめるというのは正解です。

 

でも、皆さんそこでストップしてしまう…

 

そして、また同じ状態になるまでは一切のセルフケアをストップしてしまう。

 

もちろん、最初に気になっているところをゆるめるという対症療法(たいしょうりょうほう)要性は自らのツライ体験からも実感しています。

 

一番気になっている、体とメンタルの両面で強いストレスを引き起こしている問題を解消するのが最優先という考えには大賛成。

 

でも、ツラい部分だけを一生懸命ゆるめて、「ハイおしまい!」では、早ければ数日でまた同じツラさの再発ということになります。

 

まさにイタチごっこですね。

 

“肩こりと腰痛が完全改善しないのは今流行のリラクゼーションマッサージが効かないからではない”の中でもはっきりと申し上げましたが、すぐに症状が再発したり、せいぜい数日しかその効果が持続しないのには、2つの理由があるから。

 

ひとつは、多くの記事で同じ表現を使わせていただき申し訳ないのですが、

≪“ヤケド:腰痛や肩こりなどの体の問題点という結果”と“火:姿勢の悪さや間違った体の使い方などの原因”の関係≫

 

≪体に火を近づけた状態を保ったままでは、せっかく火によってできたヤケドの治療をしても、時間がたてばまた同じようなヤケドができてしまう≫

ということ!

 

もうひとつは、

≪“火:姿勢の悪さや間違った体の使い方などの原因”を体遠ざけたつもりでいても、実は無意識のうちにその“火”を体に近付けた状態で燃やしつづけてしまっている≫

という問題。

 

理想は、最初に、

『専門家のチェックを受けて、完全に≪ヤケド≫の治療を受けてから、≪火≫を見つけてもらいその火も消してもらう』

 

つづけて、

『その≪火≫を無意識のうちに近づけて燃やし続ける癖を一時的に完全に消し去ってもらってから、その専門家と協力し自分でも努力しながら、その癖を解消し、逆に正しい姿勢や体の使い方を良い癖として付けてしまう』。

 

でも、どうしても専門家に相談できないし、自分で何とか頑張ってみたいという方は、次のやり方を試してみてください。

 

1.押圧・セルフストレッチ・エクササイズのうち得意のやり方かこれらを組み合わせて、一番ツライ部分を徹底的にゆるめて、痛みやダルさなどの症状を改善する。

どこがツラいかわかるはずですので、その部分がとにかく楽になるよう頑張る。

 

2.楽になったら、チェックのため、全身に対して押圧・セルフストレッチ・エクササイズをやり、今まで感じていなかった痛みやこりを発見し、1と同じく対処する。

1で問題部分が楽になっていれば、自分でツラさを感じていなかった部分にツラさを感じるはず。

今度はその部分を徹底的に楽になるように頑張ってみる。

 

体の不自然な使い方の癖を発見特定し、それをセルフケアだけで完全改善するのはむずかしいですが、あせらずに試していただければと思います。

 

くれぐれも1だけで満足せずに、2の原因探しとその原因つぶし、そしてできればその原因が癖となっているのを発見し癖までつぶしていただければこの記事をお読みいただいた価値はあるはず。

 

最後に個人的なアドバイスをお聴きいただけるならば、

運動経験のある方は体操やエクササイズなどを

ストレッチ経験の豊富な方はセルフストレッチを

運動経験もストレッチ経験も無い方は、とりあえずは硬式(こうしき)のテニスボールをツラいところにあてて寝て力を抜くという押圧(おうあつ

お試しくださればと思います。

 

当院では遠方地の方や1回しか施療を受けられないという皆さまのため、

1.問題の部分の痛みや張りや不快感の改善

2.気付いていらっしゃらない原因部分の問題点の改善

3.原因部分を作る無意識の癖の発見とその解消法のセルフケアの指導

3つの重要ポイントからなる施療と個人セミナーを組み合わせた、施療・指導もご提申し上げております。

 

お問合せやご相談いただければと思います。


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