無意識に体に力を入れる癖が付く流れとその原因−T(ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!−U)

無意識に体に力を入れる癖が付く流れとその原因−T(ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!−U)

 

≪ひどい肩こりや首こりが自然に治った”と感じているのは錯覚!-T≫の続きになりますが、独立したテーマを扱っておりますのでこの記事からお読みいただいてもなんら問題はございません。

ご安心ください。

 

上記の記事では、


マッサージやもみほぐしを受けた時、

≪ふつうの強さのもみほぐしを受けても、ぜんぜん効かないし、表面をなでられている気がするだけで、刺激が奥まで入ってこない≫

と感じたり、
≪無理にお願いして気持ち良く満足できるレベルで強くやってもらうと翌日から2〜3日の間、気持ち良かった部分が腫(は)れ、熱を持って痛くなってしまう≫
のであれば、

以前悩まされていたひどい肩こりは自然に治ってくれたのではなく、よりいっそう悪化しているが本人がそれを感じられていないだけである”

といった主旨のお話をさせていただきました。


そして、存在しているはずの肩こりを感じられなくなる理由は、
余りのツラサにメンタルの崩壊を防ごうと脳が痛みやダルさを感じるセンサーを極めて鈍くしてくれただけ。大病院や専門病院での精密検査をしたのに、原因が分からなかった頭痛・めまい・吐き気があるとしたら、肩こりの悪化の証拠である。”
という意味合いのことも申し上げました。


これらの状態を引き起こす原因は何なのでしょうか?


≪脳が自己崩壊を予防しようとするほどの肩こりや首こりの原因≫というと、何だか大げさで特別なことをのような気がします。

でも、当院のお客さまの体験をお聴きして断トツに多いのは、誰にでも起こりうるありきたりの直接原因とそのきっかけ

 

≪直接原因は、無意識のうちに自分自身で特定の部位に力を入れていること≫なのです。

 

T.最初は、≪肩に力が入っていることがある≫と気付いて、気付くたびに力を抜こうと努力して脱力できている状況

↓↓↓↓

U.≪いつも力が入っていて抜けない≫と気付くが、力を抜こうとしても抜けない状態

↓↓↓↓

V.≪力が入っているとか力が抜けないという感覚は無い≫し、実際に肩こりは感じていない(=肩こりが治った気がしている)状態


これをお読みくださっている皆さまにもいらっしゃるはず。


Tならば、頑張ってセルフエクササイズをして、肩こりの肩・首・肩甲骨を動かすように心がける。

Uの段階ならば、できるだけ早めに、専門家に相談し、対処してもらうかセルフケアの指導を受ける。

Vの段階には、今すぐにでも信頼できる施療経験が豊富な専門家の施療を受け、原因もはっきりと突き止めてもらい、的確なセルフケアの指導を受ける。


といった内容はすでに他のいくつかの記事において、何度かこまかくご説明申し上げたのでここでは割愛いたします。

 

閑話休題(かんわきゅうだい:話をもとに戻しますが)、ここでの一番の問題点は、Vの段階になってしまうとその事実に気付く人がひじょうに少ないという事実。


恥をさらすことになりますが、私も昔から気になっていた肩こりの肩とその周辺の反対側がVの段階になっていることを偶然発見し、必死でお客さまにご指導申し上げている対処法を実施し、時間はかかりましたが何とか事なきを得ることはできました。


また、腰痛に関してはVの次の段階*まで悪化したため、人生で初めて生き地獄というものに直面し、苦しんだ次第です。

*今まで、Vの段階の次の悪化段階に付いて記してこなかった理由は、当院のお客さまの中でも10名に満たない方々しかいらっしゃらなかったため症例が不十分であることと記事をお読みくださっていらっしゃる皆さまを無駄に怖がらせたくなかったためでした。


セミプロとは言え長年さまざまなタイプの腰痛・肩こりのお客さまに完全改善のお手伝いをつづけてきており、自分自身の施療技術の幅と深さには自信と強い信頼感をもっておりました。


それでも、≪最悪レベルですべてをセルフケア*だけで完全改善までもっていくのは極めてむずかしい≫というのは、何度も当院の記事で申し上げ続けた通りだと実感した次第。

*このテーマに付いては、症状がひどくなってしまうとセルフケアだけでの腰痛・肩こりの改善は限りなく不可能に近い”に詳しいのでお時間のあるときにでもお付き合いいただければと思います。


やはり、実績のある専門家からその症状を完全改善してもらうことからがスタートだと身に染みて感じたという情けない話でした。

 

この記事でもっともお伝えしたかったことなのですが、≪なぜVの状態がふつうの状態になってしまうのか?≫、具体的には≪なぜ特定の部分に力を入れる癖が付いてしまうのか?≫少しだけ考えてみましょう。

 

体のある部分に常に力を入れ続けるという行為は、体にとってもメンタルにとっても大きなストレスになるほど大変なこと。

 

でも、スポーツに限らず楽器の演奏でも、まあそれ以外の作業においても、≪非日常的な技術を身に付けるのに最適なのは正しい動きの反復練習≫というのは皆さまご存知の通りだと思います。


反復により独特な動きや体の使い方を体自体に刷り込むということ。


つまり、その動作が、とくに集中したり、注意を払ったりしなくても、意識せず、ごく自然にできるようにしてしまうということが大切だから。


逆に言えば、動作が体に刷り込まれて癖となり無意識にできるようになってしまうと、それを矯正(きょうせい)するのはとても大変とも言えますが…

 

習い事において、「基本は正確に身に付けろ」だとか、「身に付けたい技術があれば、まっさらな状態から専門家の指導を受けてから反復練習するのが遠回りに思えるが一番の近道だ」などと言われる所以(ゆえん)がここにあるのもすでにご存じの通り。


≪肩に力が入る、あるいは首に力が入る≫という場合、わざと力を入れたり、力を入れる反復練習を行ったなどというひとはいらっしゃらない


では、肩こりの肩や首や肩甲骨まわりの筋肉に力が入りっぱなしになっていたり、腕を動かすと肩こりで家族からもんでもらう筋肉に力が入る癖が付いたり、足を前に出したり後ろに引くときに100%の確率で片方のお尻の斜め後ろや真横の部分や坐骨神経痛を引き起こす筋肉に力が入れられてしまうような習慣が気づかぬうちにできあがってしまっていたり、歩くだけで左右片側だけ腰の上の方や下の方に力が入るような状況になるなどといった奇妙が癖や習慣ができあがってしまうのでしょうか?
 

 

次回の記事では、体に力を入れることが刷り込まれてしまう原因について3つの具体例をご紹介させていただく予定です。


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