O脚(おーきゃく)のことを日本語では(!?)内反膝(ないはんしつ)とよびます。「内側に膝が反っているのだったらX脚のことではないか?」と疑問をいだくかたがいらっしゃるかも知れませんね。でも、これで正しいそうです。というか、このように決められているのです。
ちなみに、膝が内側に入ってしまっているのがX脚ですが、逆に外反膝(がいはんしつ)とよばれているのです。
もう、いつのことだったか忘れてしまったほど昔の話。ウン十年も前のことになりますが、O脚とX脚にたいする日本語の正式名称(!?)に違和感をもったことがありました。
でもその瞬間に、もっと以前から持ち続けていた疑問が頭をよぎってくれた(!?)のです。それは、外反母趾(がいはんぼし)にかんする同じような疑問。
足の親指の付け根が内側に向かって出っ張っているのに、外反母趾。“外に反っている親指”と書くのです。
逆もありました。内反小趾(ないはんしょうし)です。小指の付け根が外に向かって出っ張っているのに、“内に反っている小指”なのですから混乱してしまいました。
ここまで読んでいただき気付かれた方も多いのでは?でも、もう少しだけお付き合いください。
そうなのです。関節がどちらの方向へと出っ張っているかを言っているのではないのですね!
「その関節の先にある骨がどちらに向いているか、つまり反っているかを示しているのが、これからの症状の名前なのです」。
と思い付いたら、それ以降は二度と間違えることはなくなりました。
そして、足の小指の付け根が外に出っ張っているといっても、その先にある小指の骨が内側に向いているのが、内反小趾(ないはんしょうし)。 X脚では膝が内側に入っていると考えずに、脛の骨の先が外に向いていると考えると外反膝(がいはんしつ)という漢字3文字の言葉が分かりやすくなります。
外反母趾(がいはんぼし)も外反膝(がいはんしつ)も親指の付け根の関節や膝の関節よりも遠くにある骨の先が外を向いているという意味なのですから。
火水流整体術院ではO脚矯正の宣伝はおこなっておりませんが、とくに『腰を後ろに反らすと痛い』タイプの腰痛でお困りの方にたいして腰痛改善後にO脚矯正をさせていただくケースがひじょうに多くございます。当院院長の昔の症状のように、O脚で腰痛持ちの方は痛みだけを完全に改善してもまた再発することが多いからなのです。
ちなみに、当院での腰痛改善後に実施するO脚矯正は「骨盤と腰椎の改善の後、まず最初に股関節と足の関節を矯正し、つづけて必要以上に使いすぎているために硬くなり過ぎてしまっている筋肉を特殊なストレッチングを用いて柔らかくさせていただく」手法を用いております。
その結果、下半身のむくみで色々な療法を試してもその場だけの解消ですぐに再発してしまうと悩んでいらっしゃった女性のお客さまたちからも、「足や脚がだるいと思ったときに教えてもらったストレッチングを少しするだけでむくまないようになった!」とご好評をいただいております。あくまでも、腰痛改善のために実施したO脚矯正の副産物に過ぎないのですが…
もし、O脚の方で、《軽い腰痛・下半身(お尻から足先まで)のむくみ・下半身の冷え》の2つ以上の症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら、今すぐ当院までご連絡ください。
また、ふくらはぎやふとももの外側だけが太い方、内側だけが太い方、そして上半身はスマートなのに下半身だけ筋肉が付いているように感じていらっしゃる方もご連絡ください。O脚やX脚が原因のばあいが多くあります。
ご自身で苦労なさって色々と遠回りなさるよりも、当院で必要な部分の無痛の矯正をお受けいただいてから、かんたんな体操をしていただく方が、近道ですから。
おどかすつもりはないのですが、その状態が近い将来の腰痛の前症状である可能性も高いというのも本当ですので…
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