当院の施療でご指導申し上げたり、主催する講習会でお伝えしている“足の冷えに対する対処法”を具体的に、そしてできるだけシンプルご紹介申しあげます。

足先、とくに足首からつま先までが冷えて困るという皆さまはお試しください。
また、冷えが解消するまでは “靴下の二枚重ね履(ば)”*も合わせて行っていただければ完璧です。

セルフ・ストレッチングと足部反射療法(リフレクソロジー)の反射区と経絡押圧(けいらくおうあつ)の考えと技法を組み合わせた、短時間でかんたんにできる足首から足先までに効果がある冷えの解消法です。

ここでは実際に使えるやり方のみの説明とし、理論やその効果が生じる原因等については割愛させていただきます。


足裏肘圧

1.座禅では半結跏趺坐(はんけっかふざ)とむずかしい名前で呼ばれる脚の組み方をしましょう。でも、やってみればかんたんです。一方の脚のうえにもう一方の脚をのせたあぐらをかくだけです。
写真のように、上にのせている方の脚の足裏が斜め上を向いていればOKです。

2.脚とは逆の側の肘(ひじ)を足裏にのせて肘から先の前腕(ぜんわん)をまっすぐに立てます。このとき余分なところには力を入れないようにしましょう。
手首をだらっとさせるのがポイントかも知れませんね。これで準備は完了です。

3.足裏を縦に3つに分けたときの一番先の部分、つまり足の指の付け根のふくらみ部分を肘(ひじ)でまんべんなく押しましょう。

4.土踏まずの内側を足の親指側から踵(かかと)方向へと向かって縦に数回押してきたら最後に踵をグッと押します。
続けて、土踏まずの真ん中のラインも、足の人差し指と中指の付け根側から踵まで数回で押して最後に踵をグッ。土踏まずを小指と薬指の付け根側から踵まで押してきて、またも踵をグッは同じです。

5.足の内側の丸く半円を描いてアーチとなっている骨の下側を、親指の付け根の骨の出っ張りが終わったところから踵の内側のへこみまで、4で行ったように肘をつかって6回ぐらいで押してきます。

足首伸展ストレッチング

6.上にのっている方の足首を少し反らせたらその脚と同じ側の手を足の裏側にあて、その手の甲のうえに反対側の手をのせたら両手で足首を反らせましょう。
このストレッチングはふくらはぎの表面だけではなく、奥にある筋肉や足の指を曲げるときに使われる筋肉たちもしっかりと伸ばしてくれます。慣れないと力が必要ですから大変かも知れません。でも、省略せずにお願いします! 

足首屈曲ストレッチング
足内外側圧迫法

7.上にのっている方の脚の足首を少し曲げて伸ばしたら、反対側の手を足の甲側に張りつけ、反対側の手のひらをの手は踵(かかと)にあてたら足首を伸ばす方向へとじゅうぶんに曲げてストレッチングを行いましょう。
足の指を伸ばす筋肉と足の甲だけが伸びているような気がするかも知れませんが、実際には脛(すね)の骨の外側にある、歩いたときに疲れやすい筋肉もしっかりと伸ばせます。これも忘れずにやることが大切です。

8.あぐらの上にのせていた脚を床におろしたら反対の手で足の内側から足をつかみ、つま先から足首まで少しづつ手を手前へとずらしながら握ることで5回を目安に圧迫してきます。
今度は同じ側の手をつかって、足の外側をぎゅっ、ぎゅっとつま先から足首に向かって握り、5回ていど圧迫してきます。


*色々な靴下の履き方や組み合わせ方が発表されていますが、当院でお奨めして高い評価をいただいているのは“最初に絹製の5本指の靴下を履き、そのうえにウールの指が分かれていない靴下を履く”方法です。でも、こう方法は某自然食団体で25年以上前に耳にした気がする古い方法だと思いますが…


いかがでしたか? 押し込む時間や押圧(おうあつ)したり、つかんだりする場所、そして繰り返す回数などはお体の状態や冷えのていどによっても違ってきます。色々と工夫なさってみてください。
自身にもっとも適した方法が、すぐに見つかるはずです。

当院では“冷え性改善”の施療や、懇切丁寧で完全マスターが容易な個人指導も行っております。また、講習会開催をご希望の方も、人数を問わずご連絡いただければご相談に応じられます。
ご遠慮なさらずに、ご一報くださりますようお願い申し上げます。


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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
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