軽い肩こり解消法

肩こりがひどいとおっしゃる方や首が張っているのが気になると言う方。中には頭が痛いとか、頭が重いと訴えられる皆様方の中にも肩甲骨周りの筋肉の張りやこりが原因のばあいが多くあることを数多く体験してきました。

ここでご紹介するのは、首の付け根から肩先に向かういわゆる“肩こりの肩”を揉んでもらっても、肩こりに効くといわれている首を前や横に傾けるストレッチングをしても肩こりが改善しないという方々のためのエクササイズです。

四十肩(しじゅうかた)や五十肩といわれる凍結肩(とうけつかた)の予防にもなります。パソコン作業や一定の姿勢を長く続けることが多い方は、休憩時間やお仕事の後に肩甲骨をグルグルと動かす習慣を付けてみませんか?

肩甲骨に付いている筋肉には首を通って頭の骨と結んでいるものや、腕の付け根とくっ付いているものが多くあります。そのせいで、『肩甲骨を本来動くべき方向へと動かすことにより、首や腕の付け根から広がるこりや張りの解消につながる』のです。エクササイズ後に、肩甲骨の周囲がかゆくなったり、温かくなったり、熱く感じられたりしたら効果が出ている証拠です。今まで血行が悪かった部分に新鮮な血液が酸素と栄養を持って流れ込んでくれたからだと思ってください。

では、伸びてしまって型崩れ(?)しても構わない普段着に着替えてから、遅すぎると思うくらいゆっくりと行ってくださいね! 

肩甲骨を上に挙げる下に下げる背中の外側から横の方へと動かす背骨のところでくっ付ける上に回す下に回すという6つの動作を全部行うのですが、動きになれたらこの動作を意識しながら大きく行うと効果が倍増しますよ。

1. 肩先の箇所を親指と人差し指の先端部で軽くつまみます。
2. 両肘をゆっくりと体の両脇に下ろしたらスタートです。

3.

肩は気にせずに、両肘をできる限り大きく回すように心掛けながら、まずは胸が閉じる方向、つまり後から前へと肘で縦に円を描きます。
4〜5回で十分ですが、ゆっくりやるために、慣れないうちは結構イライラするかも知れませんが頑張ってください!

4.

同じ要領で、前から後へと胸が開く方向へと肘で縦円を描きます。これも4〜5回で十分。
肩を回そうとせずに、肘をできるだけ大きく前後と上下に3D(?)で回すのがポイントです。


1〜4のエクササイズで次の5と6の動きも行っています。でも、最近増えているオフィスワークによって生じる肩こりや背中の上の方から首や肩にかけての“こり”はとてもシツコイですね。

このタイプのこりに的をしぼって、今度はストレッチングを行います。

やり方はかんたん。肩甲骨を背骨側でくっつけるのと外側から横方向へと引っ張るだけです。

5.

肩先の服の生地をつまんだまま、肘の位置を楽なところに置いたらスタートです。両肘を思い切り体の前面に寄せて、15秒位、呼吸をしながらキープ。

6.

逆に両肘を背面に引いて、やはり15秒位、呼吸をしながらキープ。


『肩甲骨の周囲がかゆくなったり、温かくなったり、熱く感じられたりしたら効果が出ている証拠』と申上げましたが、逆の言い方をすればそれだけ血行が悪かったとも言えますので注意が必要です。

と言っても、それほど心配する必要はありません。2つのことに気をつかっていただければ、良いのですから。

T.

日常生活で肩甲骨を固定している動作があれば、その動作の前後にこのエクササイズを行う習慣を付けましょう。

U.

最初にお話ししたように、肩甲骨の6つの動き全てを、大きく、ゆっくり、そしてその動きを意識しながら行いましょう。


少し面倒くさいかもしれません。でも、慣れればかんたんなこと。頑張ってくださいね!

 

以下のページでも、肩こりの解消法をご紹介申し上げております。

→“頑固な肩こり解消法”はこちらへ
→“肩こり解消エクササイズ再び:エアー腕立て(!?)”はこちらへ

当院の施療をお受けいただき、肩こりや肩の痛みや動きの悪さ等々のお悩みやトラブルが完全改善なさった皆さまからいただいたご体験談はこちらをご覧ください。

肩甲骨のこりとぎっくり腰からの慢性腰痛
頚部付け根の腫瘍摘出手術後の肩関節の不具合と首の痺れや酷い肩凝り

肩の痛みと動作不良
30年来の偏頭痛

 

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