お尻歩きをしよう!⇒骨盤の歪(ゆが)みがすぐにわかる−V:当院での考え方と対処法-@

お尻歩きをしよう!⇒骨盤の歪(ゆが)みがすぐにわかる−V:当院での考え方と対処法=@

 

前回、第2回目“お尻歩きをしよう!⇒骨盤の歪(ゆが)みがすぐにわかる−U:その効果とは?”で、意識的に紹介をさけたお尻歩きの効果として広まっているものがあります。

 

それは、

腰痛が解消する

骨盤の矯正(きょうせい)ができる

という2つの効果

 

骨盤の矯正(註 当院のばあいは矯正ではなく動きの改善調整)でも腰痛の改善であっても、軽いものならば可能かもしれません。

 

少なくとも、当院の施療をお受けくださったひどい腰痛の皆さまやプロの様々なジャンルのダンサーや表現スポーツの競技者の皆さま方で、施療前にお尻歩きをやって腰痛が改善なさったとか骨盤のバランスが取れたとおっしゃる方はひとりもいらっしゃいませんでした。

 

当院の施療を受けるまでに悪化してしまった腰痛を抱えていらっしゃったお客さまでお尻歩きをためした経験をお持ちだった数少ない皆さまからお聞きしたコメントをまとめると以下の3つに集約されます。

 

・「お尻歩きをやろうとしても強い痛みがでてできなかった

・「痛みをがまんしておこなったら、それから2〜3日の間、腰痛が悪化してしまった」

・「前歩きも後ろ歩きも、どちらもやろうとしても骨盤がうまく動かなかった← 腰の力が入りっぱなしのまま抜けなかったからだと考えられます)」

 

結論を申しあげれば、『日々気になるレベルの腰痛をお持ちの方はお尻歩きをやるべきではない』ということとなります。

 

正しいやり方ならばともかく、間違ったやり方で真面目に長期間つづけたばあい腰痛や骨盤の歪(ゆが)みを悪化させてしまう可能性が大きいからというのがその理由。

 

でも、まったく役に立たないと申しあげているわけではありません。

 

たまに腰やお尻に疲れがたまると腰やお尻の上の方がだるくなったりつらくなるという軽いレベルでしたら、後ほど申しあげることを守ってお尻歩きをしていただければあるていどの改善の可能性は残っているのですから。

 

ところで、骨盤の歪(ゆが)やおなじ字を書いて歪(ひず)みと呼ばれることもありますが、実際にはどういうことなのでしょうか

 

あくまでも火水流整体術院での考え方ではありますが、この機会にご紹介申しあげておきます。

 

骨盤のまん中あたりに9〜10pほど離れて2つある仙腸関節(せんちょうかんせつ)という名前の関節のなかで、その関節を構成している2つの骨の位置が元々の正しい位置から少しずれた状態で固定してしまっている状態

 

たとえば2つの骨がぴったり合わさっているのが正しい状態なのに、少しずれていて、それがふつうの状態になってしまっているとしたらどうでしょう?

 

くわしくは別の記事“仙腸関節とは−U:骨盤の歪(ゆが)み?”をお読みいただくとして、仙腸関節の“ずれ”とも“動きが悪い方向”とも言えるのですが、当院ではそれらを10数種類に分類しております。

 

この不自然にずれている仙腸関節(せんちょうかんせつ)での2つの骨同士の位置関係とそこでの骨の動きの悪さを当院では骨盤の歪(ゆが)と呼んでおります。

 

骨盤にあるこの関節のずれと動きの悪さは、腰椎(ようつい)とよばれる腰の骨同士の間で生まれる数種類の動きを悪くしたり、脚の付け根の関節である股関節(こかんせつ)の動きをじゃまして動きを悪くしてしまう。

 

あるいは、逆に腰椎や股関節の動きの悪さが仙腸関節のずれや動きの悪さを作り出すこともあるので、ケースによっては鶏が先か卵が先か分からない場合もありますが。

 

少し横道にそれましたが、これが当院の考え方。

 

むずかしい理屈や理論は抜きにしても、根本的原因や直接的原因が異なり、その症状や苦しみも違っている、様々なタイプの腰痛が30秒もかからない調整を数種類行うだけで大はばに軽くなったり、消えてしまったりする場合がほとんど

 

骨盤の歪(ゆが)みを元の状態に戻すと徐々に腰痛の状態が改善するとお考えの方が多いかもしれませんが、当院ではその逆。

 

骨盤の歪みだけが原因で腰痛や骨盤痛(こつばんつう:お尻の上部やお尻の骨に痛みを感じる状態)が生じている場合であれば、仙腸関節の調整ができて元の状態へと戻れば、その瞬間に痛みが消えたり、大はばに軽くなるのです。

 

でも、筋肉や骨以外のやわらかい組織を硬(かた)くなったまま放置しておくと、それらの影響で徐々に、また痛みが復活*してきてしまうのです。

*もちろん、痛みが取れた直後から再発防止の対処を行い再発防止対策に抜かりはありませんし、その詳しい説明を記した記事も当院サイトやアメーバブログ(アメブロ)にて数多く発表いたしておりますが、この記事とはかけ離れた内容となるのでここでは割愛させていただきます。

 

どちらにしろ、その効果の大きさのため、当院ではすべての種類の腰痛や坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)の施療においては、必ず動作チェックの結果により厳密に決められている方向と種類の仙腸関節への関節内部機能回復調整法を実施しております。

 

ところが仙腸関節(せんちょうかんせつ)の止まった状態での骨同士の位置関係がずれているとか、動くばあいにどの方向に動きにくいとか動く範囲がせますぎるとかなどなどをチェックするのはひじょうにむずかしい

 

専門家にチェックしてもらうしかないのです。

 

お尻歩きを自分自身でやるだけでは具体的にどの部分がどのように良くないかまではわかりません。

 

しかしながら、お尻歩きをすることで骨盤のもっとも代表的で重要な歪みの有る無しはわかる

 

矯正(きょうせい)とは言えないまでも、悪くない状態や良い状態を維持することは可能。

 

次回は当院でお客さまのご質問にお応えするために、考え出したお尻歩きの活用法をご紹介もうしあげます。

 

⇒ お尻歩きをしよう!⇒骨盤の歪(ゆが)みがすぐにわかる−T:やり方はこちらへ

⇒ お尻歩きをしよう!⇒骨盤の歪(ゆが)みがすぐにわかる−U:その効果とは?

⇒ お尻歩きをしよう!⇒骨盤の歪(ゆが)みがすぐにわかる−W:当院での考え方と対処法-A

⇒ お尻歩きをしよう!⇒骨盤の歪(ゆが)みがすぐにわかる−X:当院での考え方と対処法-B

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