“股割り”って…:最初、どこを割るの? 曲げるの? それとも?

“股割り”って…:最初、どこを割るの? 曲げるの? それとも?

 

最近になって再び、股割り指導のご依頼を受けることが多くなってまいりました。

 

今までのところ、「どこを伸ばしましょう!」や「どういう順序で練習しましょう!」、あるいは「このラインを意識して行うと正しくできる」などといった、股割りの具体的な練習方法に付いては、数回にわたり細かく当サイトにアップいたしております。

 

長く細かすぎる(?)記事にもかかわらず、ひじょうに多くのアクセスをいただき、実際にそのやり方や重要な注意点を守りながら股割りをやってくださった皆さまが多くいらっしゃる。

 

代表的なものをと言われれば、“股割りをしよう!”になりますが、ほかにも上体の前方への倒し方の順序をお伝えした“股割りって人気があるのですね!?”など毎日多くのアクセス数をいただいている記事においても、細かいコツをわかりやすく公開してまいりました。

 

今回は具体的な練習方法ではなく、股割り指導コースを受けられた方々のうち9割以上の方々が驚かれた原因である、股割りを練習開始にあたり、第一段階の最重要点をご紹介申しあげます。

 

「ええ、イメージ、違ったな… 曲げるんでも、倒すんでもないんですね…(絶句!?)」というリアクションがほとんど。

 

おひとりで真面目に、コツコツと地道に、それもある程度の期間にわたり努力をつづけてこられた方ほど納得していただけるはず。

 

ここで申しあげている、“第一段階”や“最初のレベル”というのは、院長の過去の個人的な股割り体験と数多くの《股割りの施療・指導体験》を通じて最重要点と考えるにいたったという意味のものであり、あくまでも個人的な見解であることをお断り申しあげておきます。

 

しつこいですが、現在、あるいは過去に股割りで頑張られた経験のある方ほど、そしてご自身の努力の結果に納得がいかなかった方ほど、「なるほど!」と体験を思い出しながらよろこんでいただけるのではないかと思います。

 

それは、『両脚の付け根の関節である股関節(こかんせつ)を捻(ひね・ねじ)る』こと。

 

シンプルすぎますか?

 

でも、これだけなのです。

 

火水流整体術院の股割り指導の第一段階では、「お体に問題が無ければ、《脚を伸ばした状態で、できるだけ大きく脚を開く》ために関節内部機能回復調整法を用いて関節の内部の骨の動きを改善したり、太ももの内側の筋肉を脊髄反射療法(せきずいはんしゃりょうほう)様々な種類のストレッチを筋肉やメンタル面の状況に最適な手法を選び、それを使って伸ばすことはいたしません」。

 

また、上体を十分に開いた両脚の間に倒す段階で必要になってくる、太ももの裏側の膝を伸ばしたり、太ももを後に引っ張る筋肉を伸ばすこともしないのです。

 

これらはすべてが第二段階以降に、おひとりおひとりのお客さまのお体の状態に応じてご指導申しあげることだから。

 

第一段階では、『とにかく、両脚の付け根が内側と外側(脚を大きく開いていれば前後)に回る(=捻れる:ひねれる・ねじれる)ように意識していただくようなエクササイズ』を行っていただく。

 

脚の付け根、つまり股関節(こかんせつ)の外回りと内回りが体の感覚として意識してできるようになれば、今度は股関節以外の部分の動きを意識して感じながら、同じことを行っていただく。

 

これにより、意識しなくても股関節が自然に回るようにしていただけるのです。

 

皆さん驚かれる理由は、ここにあります。

 

「股割りは体を前に曲げるのではない。また最初の最初にいくら上半身をまっすぐにして前に倒したところで曲がってしまう。真っ直ぐにキープした上体を、いっさい曲げずに両脚の付け根である股関節、わかりやすく言えば“コマネチライン(!?)”から前に倒すには、前後への動きの中で股関節が外側や内側に、見方によっては前や後に動くようにすれば良い」

 

と実感していただけるからなのです。

 

たとえ間違ったやり方であったとしても、今までにご自身で苦労なさりながら股割りの練習を頑張っていらっしゃった方ほど、お体でというか感覚的に理解していただける。

 

ほんの数回、正しい動きに誘導するだけでたちまち行っていただけるようになるのです。

 

この体と頭での理解こそが、『当院の股割りの施療・指導を受けられたお客さまのうち、半分ていどの方々がわずか1回2時間強にすぎない股割りの《施療・指導》だけで満足なさり、その後はご自身ひとりで股割りの練習をつづけられる理由なのだ』と拝察申しあげております。

 

また、股割りの《施療・指導》を合計で4〜5回定期的に受けられた残りの半分の方々には、個人個人でさまざまな理由をお持ちだったようです。

 

一例をご紹介するならば、

・『仕事が忙しくてついサボってしまうため特定の部位の力が抜けなくなってしまう。だから脊髄反射療法(せきずいはんしゃりょうほう)を受け続けたい』

・『1回目の最後に第2レベルから最終レベルまでの重要ポイントを実際にデモンストレーションで見本を示しながら教えてもらったが、関節や筋肉を傷めたくないので念のために月1回ていどで4回お願いした』

・『前のレベルの正しい姿勢や動きができないうちに、ていねいに教えてはもらったがそれ以降のレベルの重要ポイントが頭では分っても体で実行できなかったので』

・『股割りに使うと便利な安い器具を教えていただきすべて使っているが、鏡に写した自分を見ながらやると姿勢が崩れてしまうし、それを無意識に体を捻って誤魔化してしまい、家族にはそこまでは分らないから修正してもらいたくて』

・『左右の股関節の捻れるていどに差がありすぎ、せっかく初回に3種類(だったと思います)の施療技術で動きと左右バランスを調整してもらったのに5日ぐらいサボったらまたバランスが崩れてしまったから』

等々

 

でも、一番多かった理由は、

『口答とデモでのかんたんな説明だけではなく、他のいくつかの重要な股割りポイントに付いても初回同様にひとつひとつ、細かく丁寧な指導を受けたかったので』

というご意見でした。

 

当院では、腰痛と肩こりの施療においては、初回終了時に、「後、何回(1〜5回が90%以上)施療を受けられることをおすすめします。理由は、こうこうです」とはっきりと申しあげております。

 

もちろん、諸事情によりそれができないお客さまには、ベストではなくとも、ベターな方法を一緒に考えてお客さまに決定していただいております。

 

とくに痛みや動作困難がある場合には申しあげるのが施療者としての義務であると考えておりますが、股割り指導やパフォーマンス(ダンス、踊り、新体操、コントーション、打撃系武道、競技スポーツ等々)時の柔軟性向上のための《施療・指導》においては、ご質問をいただかない限りは次回のご予約はいただいておりませんし、おすすめいたしておりません。

 

それは、ご自身のペースでご自身の目標を達成していただければ良いからです。そのため、ほとんどのプロのダンサーやコントーショニスト(=柔軟・バランス芸アーティストや愛好家)、またアマチュアであっても新体操の方々はほとんどのお客さまが1回2時間で終了することの方が多いようです。

 

もちろん、1ヶ月後や半年後にお体のチェックやバランスの状態のチェックを含めて、長時間のコースをお受けいただく方は多くいらっしゃりますが…

 

当院では、ご自身のペースやご都合で股割りの《施療・指導》をお受けいただけますので、お気軽にご予約やお問い合わせをいただければと思います。

 

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