Q.1ヶ月前にぎっくり腰をして2日間は家でほとんど横になっていました。

3日目にタクシーで病院へと行き、「痛 みが取れるまでは安静にして、その後コルセットをして徐々に動きだすように。無理は厳禁です」と指示を受け、後ろ の部分にプラスチックの板が入ったメッシュのコルセットと湿布(しっぷ)と痛くなったら飲む薬を処方されて帰宅。 その翌日から無理して会社に出勤して、徐々に良くなってきました。
1ヶ月経ちますが、未だに軽い運動をすると痛むし、通勤の往復での歩き始め10分程度はつらい強めの痛みを 感じます。また、しばらくデスクで座ったままで仕事をした後に、社内で数メーター歩くだけでも同じ種類の強い痛みを感じま す。
貴院にいらっしゃる方で私のようなケースの方は多いですか?
また、貴院にうかがえば、対処していただけますか?

A.ぎっくり腰のまま2日間ご自宅で安静になさっていらっしゃったという処置は正しかったと思います。勿論、いわゆる“ぎっくり腰”ではなく、圧迫骨折や腰の部分の肉離(にくばな)れや内臓の病気が疑われる状況であれば、ただちに医師の診断を仰ぐべきであったことは言うまでもありません。

また、3日目に医師の診察を受けたところまでは問題なかったと思います。問題はその後にあったのではないでしょうか。
多分、通勤時も仕事中も“真面目に”コルセットをした状態のままでいらっしゃったのではないでしょうか? もしかすると、ご自宅でリラックスなさっているときも、お風呂と寝るとき以外はずっとコルセットを付けていらっしゃったのかも知れませんね。

その影響により、腰の痛みの気になる部分とその周囲の広い部分、たぶん腰からお尻全体(=骨盤部分)を動かさないようにしていた。そのうえ、その血行が悪くなった部分を動かさずに動く癖が付いてしまったのだと想像できます。

コルセットを付けた状態と外した状態でご自身の歩く姿を大きな鏡やショーウィンドウに映して見てください。腰の部分、つまり背中の真ん中辺りから下の方からお尻までの間が一枚の板のように真っ直ぐのまま、がに股で歩いていませんか? ちょうど、ゴリラが歩くように。失礼な言い方ですが、お許しください。

実は、私も「ゴリラみたいだ」と陰に日向に長い間言われ続けていました。個人的には顔がゴリラに似ているのか?と考えていたのですが(まわりから余りにもしつこく言われていたので…)、腰痛を自身で完全に改善した頃から、ゴリラとは呼ばれなくなりました。顔自体は変わっていないのに… 顔には別の呼び方(?)がされるようになりましたが、ゴリラとは似ても似つかない呼び方でした。

やはり、『腰から骨盤に掛けての広い部分を左右に捻ったり前後に曲げることなく、不自然に一枚の板のように真っ直ぐに保ったまま、膝を完全には伸ばしきらずにがに股で歩幅を狭めに歩く』という動きに対するあだ名だったことが確認できましたし、納得もできました。

ご質問者のケースでは、「ぎっくり腰が生じたときにあった腰の痛い部分の炎症や腫(は)れや熱はとっくに治まっており、コルセットで腰からお尻の上の部分までに動きが出ないように固定し続けたうえに、『それにより痛みが減るとこから無意識のうちにその広い部分を動かさないことがお体にとって安全で正しいことだ。だから、これこそ正しい歩き方であると思い込んでしまった』のではないでしょうか?」
その結果として、腰からお尻にかけての広い範囲で多くの筋肉がいわゆる“こった状態”となった。つまり、硬(かた)くなりすぎてしまい、その筋肉の塊(かたま)りが痛みを生じさせているのだと思われるのです。
よく拝見するケースと同じばあいには、外からは見えない
関節内部の骨の動きが悪くなってしまっている可能性も高いと考えられます。できるだけ早く、当院の施療をお試しいただければと思います。

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じつはお問合せの方と同じ状況で当院の施療をお受けいただくケースはひじょうに多くございます。当サイトの“施療体験談”でもご紹介申し上げている“しつこいぎっくり腰の後遺症”や“ぎっくり腰”における施療での共通点は、まず最初に関節内部機能回復調整法を行った点にあります。
その後に、続けて痛みを生じさせている可能性がある筋肉を特定し、それら全てを10数種類以上のストレッチングの中から状況に最適だと思われるものを数種類使用して筋肉を伸展(しんてん)し元の弾力性のある状態へと戻したりして、その部分の筋肉のバランスを調整したした点となります。

当院の考え方の基本は以上のようになりますが、今すぐご自身で対症療法だけでも行いたいと考えられていらっしゃるならば、現在痛みを感じていらっしゃる部分の血行を良くするよう努力なさっていただければと思います。

温泉やお風呂、低温サウナ、打たせ湯、腰の痛みを感じにくくした状態での腰やお尻の軽い運動や体操とストレッチング、痛みを感じていらっしゃる部分と隣り合わせの部分の運動や体操とやはりストレッチング、痛みを感じない程度に手のひらでの押し込みと離すの繰り返し、プロのマッサージ師や指圧師の施術、カッピングや吸玉を強すぎない吸い込み力(陰圧:いんあつ)で痛い部分とその周辺部分への施療、リラクゼーション療法を受けて精神的にリラックスを図り結果的には痛みのある部分への血流を増加する、等々。

例の最後に挙げましたように、自律神経の副交感神経の活発な状態にするリラクゼーション療法も問題の部分への血流増やしてくれるので、その部分、新鮮な酸素と栄養を送り込んでくれて筋肉に対して良い影響を与えてくれます。

当院へおいでになれない場合には、問題の部分とその周囲の部分、あるいはお体全体の血行増進を心がけていただければと思います。

最後にご質問にもう一度お答え申し上げます。
−貴院にいらっしゃる方で私のようなケースの方は多いですか?
−ご質問内容と同じ痛みでお困りのお客さまへの施療経験は豊富にございます。そして、ひじょうに多くの方々から高いご評価をいただいております。

−貴院にうかがえば、対処していただけますか?
−勿論、ご自身のセルフケアだけではむずかしい、“関節内部機能回復調整法”とその後の“再発防止のためのセルフ・ケアの指導”を含めて施療させていただきます。ぜひとも、ご連絡いただければと思います。

ぎっくり腰をやってから、数週間以上も経つのに完全に元の状態へは戻っていない。軽い痛みが続いている。時々、何かのひょうしに痛みが出てくる。軽いので我慢を続けていらっしゃる方は、できるだけ早くお問合せください。そのまま、徐々に痛みが消えていく可能性もあります。でも、この状態を放置したことにより骨盤部と腰部の骨格と筋肉の歪(ひず)みやアンバランスが徐々に大きくなり、それらが他の要因と重なって腰や骨盤部分に大きな問題を引き起こすという可能性は、ひじょうに高いのですから。

ぎっくり腰のばあいは、いわゆる“癖”になり、それが大きな障害へとつながるケースが多いのです。

《ぎっくり腰は風邪のようなもの。万病の元とは申しませんが、腰痛や骨盤痛、そして股関節痛から背骨周りから首の痛みへとその範囲も痛みの程度もどんどんと拡大していきます》
もし現在、ぎっくり腰やその後遺症でお困りの方は、当院までご連絡やお問合せをいただければと思います。

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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
東京杉並区を拠点とし、出張整体をご提供いたしております。
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