《“股割り”って…:どこを割るの? 曲げたらいいの? それとも?》の記事に対するご質問へのお答え

《“股割り”って…:どこを割るの? 曲げたらいいの? それとも?》の記事の内容に付いて、予想外に多くの皆さまより2種類のご質問をいただきましたので、その疑問を解消させていただきたくこの記事を記します。

ひとつは、「《1回2時間強》と記されていたが、1回1時間の予約はできないのですか?」というご質問。

初回でも1回1時間のご予約いただけますし、ご予約の時点では1時間のご予約をいただいたお客さまはいらっしゃいます。

もちろん、これからもそのような形でのご予約はお受けいたします。

ですが、股割りの施療・指導のお問合せをいただいた時点で、できれば2時間以上の初回特別コースをご選択いただくようお願い申しあげてまいりました。

理由は、2つ目のご質問へのお答えの中にありますが、ひとことで申しあげるならば、指導以前に、施療をさせていただき“気付いていらっしゃらない、お体のブレーキを解除させていただく”ことがどうしても必要であるため初回はどうしても2時間ていどの《施療・指導》の時間が必要となるから。

初回の《施療・指導》を1時間で終えられた方、今までにお一人いらっしゃったのですが、記事でお伝えした“股関節を捻る感覚をお体で覚え込んでいただくこと”ができなかった唯一の方となってしまわれたからでもあります。

もっとも、当院の施療や指導を初めて受けられるお客さまが施療や指導の内容に不安をお感じになるのは当たり前。

「多少余分に料金はかかりますが、もし施療・指導ないようにご不満や不快な点がなければ、その場でぜひ延長を」とおすすめ申し上げ続けてまいりました。

老若男女や股割り、そしてすでに柔軟な方がもっと柔軟になる等々の目的を問わずに、結果的には、お一人を除いては全員の皆さまにたいして2時間強の施療・指導を実施させていただいてきたのが事実。

《施療・指導》後に、お客さまにおたずねすると、

「どうして、両脚を開いて体を倒すだけの股割り指導にそんなに時間が必要なのだ?」

「やり方とコツだけさっさと教えてくれれば良いのではないか?」

と施療・指導前までは考えていらっしゃっていた方が、少なからずいらっしゃるようです。

ですが、2時間の施療・指導を受けて良かったと皆さま、異口同音におっしゃってくださっております。

実は、この時間がかかる理由のうちもっとも大きい理由が、股割りの場合には、指導だけではなく、施療も行わせていただいているから

それが、2つ目に多かったご質問:『なぜ《股割り指導》ではなく、《股割りの施療・指導》なのか?』のお答えになるのです。

今までに様々な目的股割りを行いたいという皆さまへとご指導を申しあげてまいりました。

・腰痛が治ったので、その治った状態をキープしたい。

・股割りを自己流で頑張りすぎたため腰痛持ちになってしまったので、正しいやり方を知りたい。

・下半身太りと冷えやむくみを解消したい。

・股割りはかんたんにできるのに下半身太りやむくみがひどいので正しいやり方をおぼえたい。

・上段蹴りやハイキックを楽に蹴れるようになりたいし、ローキックの走りを良くしたい。

・股割りをやることで全身の柔軟性を向上させたい。

・ダンスと踊りのパフォーマンス性をアップしたい。

・どっしりとした不動の下半身をものにするため。

それ以外にも、ご依頼の件数は股割りよりはずっと少ないですが、

・不完全なY字バランスを完全な形でしたい。

・ビールマンポジションを楽に、もっと美しく取れるようになりたい。

という一般レベルから考えると軟(やわら)かい方がもっと柔軟になりたいとおっしゃる、バレエ、フィギュアスケート、コントーション(≒柔軟・バランス芸)、新体操の方々もいらっしゃいました。

一見すると相反する内容があるようですが、ご自身で正しい努力をつづけていただければどれも可能なこと。

これらのご希望を達成するために、あるいは達成までの時間を大幅に短くするためにどうしても必要なことがあります。

それは、《関節の中での骨の動きと筋肉の硬(かた)さの両面で、体のアンバランスを解消すること》

これを読まれて、「ああ、両脚(あし)が同じていどに開くようにしてくれるのだろう」と想像なさった方がいらっしゃるかも知れません。

でも、これは第二段階での施療のテーマ。

当院の指導マニュアルでは、その前にもっと大切なことが…

前回の記事で申しあげた、脚(あし)の付け根の関節である股関節(こかんせつ)の回る範囲が大幅に違っていることがほとんどですので、それを改善させていただくのです。

そして、骨盤をまっすぐに立てるために必要な、お尻の骨である骨盤の上下に見えるけれど実際には前後にアンバランスとなってしまっている部分の矯正(きょうせい)もさせていただきます。

ちなみに、この外からは見えない関節の中で起きる骨の動きの改善と外側からも見えるアンバランスの矯正には、関節内部機能回復調整法(かんせつないぶきのうかいふくちょうせいほう)を使います。

この二ヶ所の動きの改善と矯正だけで、一気に両脚がより大きく開くようになり、骨盤の前後への倒れる範囲も大幅に増える。

また、それ以外にも筋肉の伸び具合のアンバランスの調整には、脊髄反射療法(せきずいはんしゃりょうほう)を用いて、股関節の動きや骨盤の前後への動きにブレーキをかけている筋肉を本来の軟(やわ)らかい状態へと戻すことも行います。

ここまでのお体のチェックとその問題部分に対する施療により股割りを行うために大きな障害やブレーキとなる問題点を解消・改善してから、「どこに力を集中し、どこの力を抜くか?」や「どこを意識したり、そのようなイメージを持つことで、正しい動きが可能か?」などの具体的なお体の使い方や動かし方を頭とお体の両面でどうじに覚えていただくようにご指導を開始させていただくのです。

そのために、股割り指導に付いてお問い合わせやご予約をいただくと、指導ではなく《施療・指導》であるため、ご想像以上の時間が必要であり、当方でお体の調整と矯正からなる施療を最初に実施させていただくことをご説明申しあげているのです。

以上、《“股割り”って…:最初、どこを割るの? 曲げるの? それとも?》の記事へといただいた2つの疑問に付いてご説明申し上げました。

股割りや柔軟性(じゅうなんせい)の向上をご希望の方でご質問をおもちの方は、ご遠慮なさらずにお問い合わせいただければと思います。

皆さまの股割りやよりいっそうの柔軟性の向上のお手伝いをさせていただけるのを楽しみにいたしております。

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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
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