“下半身太り”の原因って?−Ⅱ

下半身太りも下半身のムクミやだるさ、そして冷えの根本的な原因では一般的に言われている通り。

筋肉がかたすぎて十分に動かせないためと、そのかたくなった筋肉がかたまりのようになり、血管とリンパ液の通り道であるリンパ管を少しだけ押しつぶしてしまうため、血液とリンパ液の流れが悪くなってしまっているからなのです。

そして、ほとんどのばあい、下半身太りやむくみや冷えの原因はリンパ。

今回もリンパについてのお話にお付き合いください。

リンパ管が道路、リンパ液がトラックなどの貨物運搬車両だとすれば、老廃物(ろうはいぶつ)や疲労物質など廃棄物をゴミ処理場へと運んでいくための道路が渋滞しているというイメージ。

適切な例かどうかは???ですが、もっとわかりやすく考えれば、血液が飲み水で血管が上水道ならば、リンパ液は排水でリンパ管は下水道ということになります。

“下水管が部分的に押しつぶされて細くなってしまったため、廃液をきちんと下水処理場まで運べずに流れが滞(とどこお)っている”と考えられそうです。

「では、リンパの滞りを改善するためにどうしたら良いとお考えですか?」とたずねると、「リンパマッサージが一番?」と自身なさそうに答えてくださる方がほとんど。

でも、果たしてそうでしょうか?

なぜ“むくみ”が起こるかと言えば、リンパ液がリンパ管の中で正常に流れなくなるからでした。

うまく流せられれば良いのですが、リンパには体の中心から末端、つまりつま先や指先へと送ってくれる“大きくてパワーというか馬力を備えた心臓”にあたる装置がありません。

また、血液を心臓へと戻してくれるポンプがないのと同じで、リンパ液を手足の末端から体のまん中まで戻してくれるポンプもない。

血液のばあいは、末端の近くにある筋肉の伸び縮みがポンプの代わりになってくれることで心臓へと戻ります。

リンパ液のケースでは、余分にもう一手間かかってしまう。

リンパ液にも手足の末端から体のまん中へと戻すポンプがない

手足の筋肉が動いて伸び縮みすることで血液を戻すポンプの役目をする

血液が心臓に向かって流れる

血管のそばを走るリンパ管の中を流れるリンパ液も血液の流れに引っ張られてゆっくり流れる

間接的すぎて、なんだかまどろっこしい図式ですね。

《リンパ液は、ポンプもポンプの代用も持たずに、血液の流れに引っ張られることで流れているため、その流れる速度は遅い》とまとめでも良さそうそうです。

血液の流れるスピードから見てみましょう。

一番早い心臓から出たところにある大動脈の中の平均で1秒間に約 50cm、そしてもっとも太い静脈である大静脈の中でも、1秒間に約 15cmの速度はあるとされています。

でも、末端の毛細血管の中では、信じられないほど下がって、秒速、約0.05cmとのこと。

部分部分での速度をあげても分かりにくいですね。血管の太さはそれこそ大から小までバラエティーに富みすぎていますから。

体を一回りするタイムで比べてみましょう。

心臓から出て行った血液が体の中を1周してまた戻ってくるのにかかる時間は、40秒ていど。

一方、リンパ液の流れる平均の速度は、1秒間で0.4cmとのこと。

体を1周して戻ってくるまでの時間は、きわめてというかアバウト過ぎますが、だいたい12時間から24時間とも言われています。

そうなると末端部のリンパ液の流速はいったいどこまで遅いのか、ほんとうに流れてくれているのかどうか不安になってしまいますね!?

ここで下半身から離れ、少し上半身という横道に入らせていただきます。

今までに、わずか数名だけしかコントーション(≒柔軟芸+バランス芸の身体表現アート)のパフォーマーや趣味で追及なさっていらっしゃるお客さまへの施療経験はございませんでしたが、先日講師をつとめさせていただいたコントーショニストの方々向けのセミナーでは、2時間に渡り15名ほどの方々のお体を動く姿も合わせて間近で拝見する機会に恵まれました。

そして、あることに気づいたのです。

上半身、とくにもっとも女性が気になさるデコルテ(≒胸の襟から出ている首から胸の上部までの部分)がすっきりしていてとても美しい。

具体的に言うならば、脂肪が付いてないのはもちろん、“むくみ”がまったく無い

とくに目立って美しいのが、鎖骨のすぐ上と下のへこみがクッキリ・スッキリなので、鎖骨(さこつ)きれいに浮き出ている

実はこの部分、リンパを流すための重要ポイント

リンパ液は2つのリンパ本管へと流れ、鎖骨のすぐ上側にあるへこみのところの最終部分で大静脈に流れ込んでいるのです。

そして腎臓を経由して、おしっことなって体の外へと出されるというのは、昔、理科の授業で勉強した通り。

ですから、リンパ系のセルフケアでは、このデコルテ部分のリンパのケアが重要視されているというわけなのです。

そして、横道にそれてでも申し上げたかったのは、コントーションをなさっていらっしゃる方々はそのデコルテが本当に美しい。

鎖骨周(さこつまわ)りでリンパが血管に流れ込む部分での渋滞(じゅうたい)や目詰(めづ)まりが起きていないとも言い換え可能。

その理由は、コントーションの動きの多くが、この鎖骨の凹みのところに十分な刺激を与えているということなのです。

首を大きく、それもしっかりと動かすことで、肩こり解消のポイントでもある肩甲骨(けんこうこつ)と鎖骨までをも、じゅうぶんに動かしたり、ダイナミック・ストレッチングすることにより、もっともリンパが滞ってはまずい部分というかリンパ管の出口部分におけるリンパ液の流れを促進しているからなのだと、知識として知っていた情報を強い印象と共に再確認させていただいた次第でした。

横道に入ったままですが、だいぶ長くなってきましたので、今回はここで失礼させていただきます。

この記事、少なくてもまだ2回は続きそうですが、次回からは解消法へと入っていけそうですので、今少しお付き合いいただければと思います。

じつは、「下半身太りの原因や理論よりも、実際に効果のある、具体的な下半身太りやむくみや冷えの解消法を知りたい!

とおっしゃる皆さまに向けた、2時間半のセミナーを今月6月28日(日)東京都内JR中央線沿線の近くの施設で開催させていただくことになりました。

下半身太りの原因や体の仕組みよりも、その解消法やむくみと冷えを解消したいとおっしゃる皆さまには、最適のセミナーではないかと考えております。

セミナー名称は、“下半身太り・むくみ・冷え解消セミナー:ストレッチ編(全2回中後半)

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《“下半身太り”の原因って?−Ⅲへとつづきます》

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