体の歪み(=ひずみ=ゆがみ)の正しい調整法って?−V

体の歪み(=ひずみ=ゆがみ)の正しい調整法って?−V

 

前回は、《脚を付け根から外側にひねりにくいとき、太ももの裏側にある4本の筋肉のどれを伸ばすべきなのか?》に付いて考えてみました。

 

今回はお約束通りに(!?)、もっとマニアックになりますがお付き合いくださればと思います。

 

実際にご自身で使う使わないは別にして、考え方をご理解いただけるとうれしいです。

 

太ももの裏の4本の筋肉は、すべてが膝を曲げるという役目をもっています。

 

お互いに協力し合って働いていますので、お互いに強く影響しあっています。

 

そのため、1つだけが硬(かた)くなってしまうということは少ないですが、たとえば、そのうち1本だけが硬くなりすぎたとしましょう。

 

そう、太ももの裏が攣(つ)ってしまったときのばあいです。

 

太ももの裏全体が攣ったように感じますが、落ち着いてチェックすれば、2本だけとか1本だけのばあいがあるはず。

 

そして、しょっちゅう攣るようになってしまう、癖がついてしまうことも。

 

問題の1本の筋肉だけを伸ばしたいですね。

 

それが無理ならば、2本だけをねらって…

 

この4本の中でさえも、バランスということが重要となってくるのです。

 

歪み(=ひずみ=ゆがみ)やアンバランスと呼ばれるものです。

 

マニアックついでにもう少し。

 

このうち1本の筋肉が他の3本よりもいつも硬(かた)くなっていて、そのうえ攣(つ)りやすくなってしまったとしましょう。

 

この1本の筋肉を見てみると、もっとマニアックというかこまかいことに気付く可能性があります。

 

1本の筋肉全体が攣っているのではないということ。

 

いすに座ったときにあたるお尻の下にある骨から、膝を越えてスネの骨にくっついている筋肉が原因の1本だったとしましょう。

 

その筋肉の両側には骨にくっ付いていますが、筋肉の膝に近い部分に硬くなったところがあるのか?

 

太ももの裏側の真ん中あたりに硬いしこりのような部分があるのか?

 

あるいは、お尻の骨の近くが硬くて伸びなくなっているのか?

 

この3つのケースが想像できます。

 

このときに、1本の筋肉全体を伸ばすと、全体が伸びてくれるケースもあります。

 

でも、問題の部分は硬いままのこり、柔らかく伸びている正常な部分だけがよりいっそう伸びてしまう可能性もあるのです。

 

“体の歪み(=ひずみ=ゆがみ)の正しい調整法って?−T”でご紹介申し上げた、代償動作(だいしょうどうさ)ですね。


その結果、《悪いところは残ったままで、動きを邪魔し続け、その邪魔を受けながらも健康なところが必要以上に力を入れて頑張り続けて、疲れきってしまい、良かったところまで悪くなってしまうということにもなりかねません。

 

あくまでも可能性ですが、当院のお客さまには多くいらっしゃいます。

 

もっとも、「腰痛でも肩こりでもあるレベル以上に悪化なさってから、最後にダメ元でいらっしゃる方がほとんどですので」というのは余談ですが。

 

いかがでしたでしょうか?

 

実際にこの考え方を100%施療に生かすことはとてもむずかしいです。

 

筋肉は奥深い触れないところに位置しているものもたくさんありますし、点でも部分でもストレッチできずに、1つを全体で伸ばすばあいもあります。

 

また、少ないケースではありますが、筋肉の1つ1つを伸ばせずに、2つ以上をまとめてストレッチしなければならないケースもあります。

 

ですが、当院で関節内部機能回復調整法と15種類以上のストレッチをもちいている理由はここにあります。

 

筋肉のストレッチだけに限っても、《第1に点で、それが無理ならば部分で、それも無理ならば筋肉の1つ1つで伸ばそう》と、つねに問題の部分だけをねらって正常な状態に戻すことで歪み(=ひずみ=ゆがみ)を改善しようとつとめております。

 

正しいストレッチをしているにもかかわらず、お体が改善しないとお困りの皆さま方には、ぜひともお問い合わせいただければと思います。

 

もしかしたら、伸ばすべきところはそのままで、良いところだけをより良くしてしまっているのかも知れません。

 

あるいは、今回のテーマからは外れますが、筋肉以外の重要な部分が硬(かた)くなっているのかもしれません。

 

3回にわたる記事にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。


お体の左右・前後・上下・問題部分・1つの筋肉》で硬(かた)くなっている側や部分や点をねらってストレッチするのはむずかしいですが、不可能ではありません。


この3回の記事にお付き合いいただいた皆さまには、ぜひともこのことをお体でお試しいただけますよう、そして今まで以上にストレッチの効果を得ていただけるよう願っております。

 

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