体がかたい人なんていない!?

体がかたい人なんていない!?

 

《私は体がかたい》と思い込んでいらっしゃる方はほんとうに多くいらっしゃいます。

 

そう信じ込んでいらっしゃるのです。

 

だから、「そんなことはないのですよ」とお話しても、『自分だけは違う! 例外だ。体がかたいんだから…』と信じていただけません。

 

その理由はさまざま。


子供の頃は、

・小中学校の体育の時間に体がかたいといわれた。

・柔軟体操ではいつもかたい方だった。

・体前屈のテストでは、いつも指先が床から20cm以上も離れていた。頑張って曲げたのに…

 

おとなになってからは、

・趣味や競技のスポーツの準備体操で柔軟運動をするが、痛くて大変だ。だから、真面目にやる気になれない。

・指導を受けたのに、ストレッチの開始のポーズでさえもきちんと取れない。だから、やらない。

・力を抜いているのに、「脱力しろ」と言われた。理不尽だ…

・それでも頑張って、1週間も毎日15分づつ入浴後のストレッチを続けてきたがかたいまま。もう止める!
・ストレッチで頑張りすぎたら、太ももの裏からピシッという音が聴こえたような気がして、4〜5日間動くたびに痛くてまいった。それ以来やっていない。

 

当院のお客さま方のばあい、ホームページの記事をご覧いただいて半信半疑の方が、最後の手段として一か八かで指導を受けていただくというケースが100%。

 

施療や指導の後でおたずねすると、一信九疑というか“ダメ元”でおいでになったという方々だけしかいらっしゃいいません。

 

でも、事故でケガをなさっていたり、手術で筋肉が短くなってしまっているなどの後遺症がない限りは100%の方が、施療や指導の最初の数分間で驚かれることになるのです。

 

一気にやわらかくなるから。

 

なぜこんなことが可能なのでしょうか?

 

一瞬で奇跡を起こせるからでは……ありません。

 

残念ながら。

 

また、暗示をかけてやわらかくなったように錯覚させているわけでもありません。

 

ただ、ただ、体がかたいと長年信じ込んでいらっしゃった方のお体のやわらかくしたい部分の力が反射的に抜けるようにしているだけなのです。

 

そう“反射的に”やわらくなるのです。

 

抵抗しようと思っても力が抜けるようなシステムが、人間の体には備わっているから。

 

でも、皆さん、ご自身で力を入れているつもりはなかったとおっしゃいます。

 

ということは、力が抜けているという感覚はおもちだということ。

 

神経的なご病気をお持ちというわけではありません。

 

ただたんに、力を入れている状態がふつうの状態となっていたため、つまり癖になっていたので、力を入れていると感じていなかっただけなのです。

 

もちろん、具体的にデモンストレーションを行なって他の部分も瞬間的にゆるんだ状態としてから、くわしく、具体的にご説明申し上げております。

 

お体の感覚と理屈として納得できる知識の両面から理解していただくことが大切だと考えているから。

 

「実際に一気にやわらかくしてもらったことも事実だし、説明も頭では理解できます。でも、この現実が信じられない」といった内容のことをおっしゃる。

 

でも、その時点で皆さまの考え方はすでに変化しているのです。

 

その瞬間から、突然、つうじょうのスタティック・ストレッチングをやらせていただいても、「あっ、今、不必要な力が肩に入っている!」とか、「なんで必要ないのに、背中全体に力が入ってしまうのだろう?」などとおっしゃるようになるのですから…

 

もちろん、除々にではありますが、そうなれば、あとは時間の問題!

 

今まで30秒間つづけてもまったく効果が感じられなかったし、精神的にもきつかったストレッチが最後の5秒ぐらいでは少しだけ伸び感を感じられるようになってきます。

 

当院の施療や指導で多くつかわれるのは、3種類の反射ですが、そのうちの1種類の一番軽いものをためしてみませんか?

 

効果がわかりやすいので、無意識に力を入れていて、それに気付いていない方が多い首で実験してみます。

 

でも、首は脳に近いところにあるので、脳に血液がいかなくなったり、あるいは神経を傷つけてしまうと大変なので、2つの注意事項だけはぜったいに守ってください。

 

それを守っていただける方だけお試しくださいね。

 

当院ではもちろんありませんが、亡くなられたケースを1件知っておりますし、またあるところで軽い心臓発作を起こされてその場に倒れこまれた例を目撃しております。

 

おどかしではありませんのでご注意いただきたくお願い申し上げます。

 


1.背すじを伸ばして座ってみましょう。


サイト記事用頚部屈曲の自原抑制手順連続写真.jpg

2.頭の後ろで両手を組んで、前に引くことで頭を軽く前に倒してみましょう。アゴの先っぽはどこにありますか? 胸に付いていますか? そのときのアゴの位置を覚えておきましょう(左の写真)。


3.3分の1から強くしても半分の力で、前に曲がっている首を後ろ方向へと戻そうと力を入れます。このときに、頭の後ろで組んでいる両手で頭が後ろに戻れないように力を入れて抵抗をかけます(まん中の写真)。


4.3の首を戻す力と戻させない両手の力がつりあって、首が動かない状態を5秒〜10秒の間呼吸を止めずに息を吸ったり吐いたりをつづけながら、力も入れつづけます(まん中の写真)。


5.5秒後には首の力をゆっくりと抜いて、2の動作、つまり頭の後ろで組んでいる両手で頭を前に引いて首を前に倒してストレッチしてみましょう(右の写真)。

 

いかがですか、結果は? 2のときよりもアゴが胸に近付いたのでは? そして、首の後ろに伸び感が感じられたのではないでしょうか?

 

これは、今やわらかくなったわけではなく、もともともっているやわらかさを隠していたブレーキのような力を入れる動作を一時的に止めさせてしまった結果なのです。

 

どうでしょう? 反射の効果をお体で感じていただけましたでしょうか?

 

ちなみに当院では、脳や心臓への悪影響を無くす安全面を100%重視した方法により、首の部分にもこの反射を利用したお体に優しいストレッチをもちいております。

 

今までに効果が大きかったのは、やはり当院の専門である腰痛と肩こりのなかでも、“ぎっくり腰とその長引く後遺症”、“感覚がにぶくなり感じにくくなっている数十年間に渡るひどい腰痛”、“吐き気やめまいまでも起きる首のこりとだるさや強度の肩こり”、“数週間たっても改善しないままの寝違え”があげられます。

 

このようなお体の反射によりお体を知らず知らずのうちに弛(ゆる)めてしまう手法には欠点もありますが、それをカバーする方法もありますのでご安心ください。

 

このまま当院の施療テクニックについて進めると、内容がマニアックになってしまいますし、今回の“体がかたい人なんていない!?”というテーマからは離れすぎてしまうのでここでは割愛させていただきます。

 

この3種類の反射のうち、おもに2種類を活用して自分の体をやわらかくするためのエクササイズをまとめたものが、当院オリジナルの“逆(さか)さエクサ”です。

 

もし、逆さエクサにご興味をおもちいただけたら、過去2回のセミナーの開催レポートをご覧いただけばと思います。

 

→ “逆(さか)さエクサ入門セミナー開催レポート”はこちらへ

→ “第2回 逆さエクサ入門セミナー開催報告”はこちらへ

 

この記事をお読みいただき、効率的に短期間でご自身が無意識のうちに入れてしまっている力を抜く感覚をお体におぼえ込ませたいとご希望の方は、経験と症例が豊富な当院の施療やストレッチ指導をご利用いただけますようおすすめ申し上げます。

 

→ お問い合わせやご相談、そしてご予約はこちらへ

 

 

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