本当のブログ(?)も開始します−Ⅱ:体を使った占い 三脈之法って何?

サイト用天壽保全法やり方守田寶丹氏著者実演.jpg


右の写真のように、著者の実演の下に記されている解説文は、平仮名が明治時代の後期に制定されて以降、変体仮名(へんたいがな)と呼ばれるようになった古いタイプの仮名(かな)が使われています。

そのうえ、私たちに読みにくい行書や草書に近い形の手書きで書かれているのです。

たとえば、一番右側の写真の下には、活字に起こすと次のように記されています。

《第壹圖 左の手を以天左右能奥歯の下尓あ累[十四經(じうしけい)*ニ曰フ大迎ノ脈]を診(しん)春る事。其脈ハ指先に感じ天波動を[ヅキヅキト]覺(於本゛)由べし。而(し可ふ)して第貳圖能如く》

*ちなみに、上のカッコの中は原文で振られているルビです

昔、武術の伝書を読むため古文書のほんの基本だけ勉強していた頃、今は懐かしい富士通のワープロで打ち込んだテキスト文書が見つかりました。

それを現代文風に訳したうえで、言葉足らずの部分には適宜(てきぎ)補足の解説やコメントを付け加え、意訳の形としてご紹介申し上げます。

占いが好きな方も嫌いな方も、お時間のある方は、明治時代にそうとう流行したというこの秘法(!)をおためしください。

では、著者の守田寶丹(もりたほうたん)氏による説明とその具体的な解説を見ていくことにしましょう。

《この方法は、わざわざ機械を使ったり、薬を服用したりする必要はありません。自分自身の手で脈拍をはかり、おなじように脈打っていれば問題は生じないのですが、それが違っていば、これから悪いことが起きるという知らせなのです》

《皆さんにとって分かりやすいように私が第一図から第四図まで写真によって自らお教えするので、しっかりと読んで脈打ちをためしてわかっていただきたい。この本の中の一番大切な秘訣なのです》

《ちなみに、私の知人は、冬になるとひじょうに弱くなって左右の脈打ちがわかりにくくなったり、あるいは早くなったり遅くなったりすることがありますが、体に異変が生じることはありません。どういうことなのかと尋ねられましたが、これはまれなことではありますが、貧血の人に出る小さな症状ですので、そういうことが起きたら、すぐに入浴するか、温かいものを飲食すれば平常時の脈打ちになるはずだと答えておきました》

今回もやり方の解説へは入れませんでしたが、長くなりすぎたので次回の最終回へと譲らせていただきます。

でも何週間もお待たせするのも申し訳ないので、最終回までの間は以下の図とその大まかなやり方の私的な解釈をおためしいただければと思います。

《解説文章の概略》

「下アゴの両側の骨の出っ張りのすぐ下の部分に顔面動脈(がんめんどうみゃく)の脈拍(みゃくはく)、つまり脈打ちが感じられます。その脈と左手首の脈拍がシンクロして同時にドクドクと打っていれば問題は起きないとのこと。でも、アゴの両脇の2つと左手首の1つ、合計3つの脈がずれて打っているときは不幸や災難や自己や病気や怪我などにみまわれるので注意しましょう!」

といったやり方で自分自身や天変地異の近い未来のできごとを予知する方法だというのです。

以下の写真は守田寶丹(もりたほうたん)氏の写真を真似て撮影したものです。

左手で左右のアゴの角下の脈を取る。 右手の指先で左手首の脈を取る。 これは右側から見た写真。 アゴの骨の角下の脈が取れない時は喉仏の両脇の脈を取る。
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