運動がちょっと苦手な女性のためのエクササイズ入門講座−Ⅱ

《第1番目のエクササイズ》

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さっそくですが、写真のようなポーズを取ってみましょう。

このとても簡単に見えるポーズがプランクと呼ばれる基本のエクササイズになります。

腕立て伏せの形で体を背中からお尻、そして脚まで一枚の板のようにまっすぐにした形にするのがポイントです。

お尻が上に出っ張ることもなく、下にさがってお腹が下にたれ下ががることもないようにご注意ください。

でも、腕立てふせをしようなんて考えないでくださいね。

体をまっすぐにするために必要な力だけを入れていただければ十分。

できるだけリラックスした状態でこの姿勢を保ってみましょう。

Straight Arm Plank 膝つき記事用.jpg


この姿勢を取るのが無理だったら、足をつく代わりに、両膝をついた形から始めてもOKです。

どうですか?

お腹にも少しだけ力が入っているのが分かるのではないですか?

意識できないため気がつけないのですが、じっさいにはお腹の奥の奥の奥にあるチャンピオンベルトみたいな形をした筋肉まで力が入っているのです。

そして、このお腹の一番深いところにある、腹横筋(ふくおうきん)という名前の筋肉を締めていることこそがぽっこりお腹を防止してくれるのです。

突然ですが、メキシコでは腕立て伏せのことをスペイン語でラガルティッハ、“トカゲ”って呼ぶのですが、知っていましたか?

所変われば何とやら。確かに腕立て伏せで腕を曲げて体を地面に近づけた姿勢はトカゲに似ていますね!

膝をついておこなった方は、つま先で立った腕立て伏せの形でできるように。

腕立て伏せの形でできた方は、リラックスした状態で1分間おなじ姿勢を取り続けられるよう頑張ってみましょう。

どうでしたか?

30秒間できた方は、次の2つのポーズも合わせてやってみませんか?

《第2のエクササイズ》

Straight Arm Lateral Plank記事用.jpg
Straight Arm Lateral Plank 膝つき記事用.jpg

 

 

 

今度は、横向きになって床に寝たら、下側の足の外側と下の手で支え、やはり体をまっすぐに(斜めに?)してみましょう。

第1のエクササイズよりも少しだけ大変かもしれません。

キツイと感じたら、取り合えずは下側の手と下側の膝の外側で体を斜めにまっすぐとなるように支えてみましょう。

床側になっているお腹の横に力が入っているのが感じられるはず。

体の芯を強くして、“体をつねに安定”させたり、何よりも“お腹を締める”ためには、“ウエストの横の部分を細くする”このエクササイズはどうしても必要です。

下の写真のように足首を直角に曲げて下の足の外側と手で体を支えるのは大変ですが、これも慣れればできるようになります。

無理せずに上の写真のように下側の脚の膝の外側で体を支えることから始めてみてくださいね。

これも、リラックスした状態で1分間連続でできるように頑張ってみましょう。

床側に体が曲がってたれ下がってしまわないようにご注意ください。

次回は最後のエクササイズとおまけのエクササイズとなります。

《“運動がちょっと苦手な女性のためのエクササイズ入門講座−Ⅲ”へとつづきます》

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