Q.貴院では、首の付け根の腫瘍(しゅよう)摘出後や鎖骨骨折後の肩や腕の動きの悪さや肩こりや頭痛にも改善例をお持ちだと聴きました。また、完全改善に至ったというクライアントさんの体験談も拝見しましたが、具体的にはどのようにして施療されるのですか?

概略だけでも結構ですので教えてください。

A.肩や腕を動かしていただき、その動きが正しいかどうかのチェックを数種類行った後、気になる動きの部分を触らせていただきます。

腕を動かしたときに、肩や肩甲骨や腕が正しい本来の動きで動いているかどうか?
使うべき筋肉以外の筋肉を使ってその動きを行っていないか?
関係している関節の動きは正しいか?
その部分の硬(かた)さや状態は?
などの基本的なチェックに続き、その動きの悪さや痛みの原因が関節の内部にあるか、あるいは、その外側にあるのかを分析し、問題を生じさせていると考えられる部位をピンポイントで探し出します。

その後の施療は、関節内部機能回復調整法か筋肉の調整とアンバランスの調整のどちらかか、あるいは両方をメインに実施いたします。
お問合せのケースのばあいには、両方を用いることがほとんどでした。また、筋肉の調整では、腕の骨と肩甲骨をつないでいる筋肉と肩甲骨と頭の後頭部の骨をつないでいる筋肉に対しての調整となるケースがほとんどでした。とくに、後者の筋肉は首の深いところを走っていることが多いので、ダイレクトストレッチングやそれに類似した技法を最初に行い、その後に個別筋ストレッチングを用いることになります。

同様の状況で今まで当院の施療を受けられた方は、全員が首の付け根から肩先までのいわゆる“肩こりの肩”が骨のように硬くなっていて、弛(ゆるむ)ことがない方ばかりでした。
家族の男性に力いっぱい揉んでもらっても全く効果無しとのお話がほとんど。
それは実際にこり固まっている深いところの筋肉に触らずに表面の筋肉ばかりを力まかせに刺激していただめだと思います。
残念ですが、原因の筋肉から弛(ゆる)めない限り、改善効果は得られないと思われます。

つうじょうのひどい肩こりや首こりなどのばあいにはその場で完全改善なさる方も多くいらっしゃいますが、お尋ねのケースでひどいばあいには、少なくとも5回ていどの施療は必要となります。
もっとも重要となりますのが、日課としてご自身で朝晩行っていただく、オーダーメードの特殊な体操やストレッチングです。これなしでは、ご満足いただける改善結果は得られないといっても過言ではありません。

また、遠方の方でお時間的に施療と施療の間が空いてしまう方には、少々複雑な体操とはなりますが関節内部機能回復調整法とストレッチングを組み合わせた手法をご指導申し上げ、日々メールでアドバイスをお送りする場合もあります。

施療経験から申し上げましても、お客さまが期待なさっている以上の改善結果が出ることがほとんどでした。それは手術自体によって生じたものよりも、その部分を無意識のうちにかばい続けていらっしゃたため周囲の広い範囲にわたって通常では考えられないほど硬くなってしまっているケースが大部分だからです。

あきらめずに、ご連絡いただければと思います。

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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
東京杉並区を拠点とし、出張整体をご提供いたしております。
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