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背中と肩に原因があった腰痛−YM様(42歳 男性 地方公務員 居合道&中国拳法)
《未知なる原因を追い求めて》
「あ、またやってしまった!」
寝ようとしてパジャマに着替えるべく背中を曲げた途端「ピキッ」という感じの音がして、背中に激痛が走ったのです。
痛みで動けなくなった私は、夜だったのを幸いに、なるべく背中を動かさないようにして布団に入り、翌日になって整形外科に行きました。
《軽いぎっくり腰みたいなもの》というだいたい予想した通りの診断で、コルセットと湿布と痛み止めの内服薬をもらって帰りました。
それほど重症ではないものの、治るのにそれなりの時間がかかるとのことでした。
あるていど予測していたこととはいえ、やはり治るのに時間がかかり過ぎるのは不便この上ないので、以前、似たような症状を起こした時に治していただいた火水流整体術院の水越先生に施療をお願いした方が治りが早いと判断し、水越先生に見ていただきました。
結局のところ、腰を痛めていたこと自体は大した問題ではなく、1回施療をしていただいただけで痛みは無くなってしまいました。
問題だったのは、『腰の後ろから肩胛骨(けんこうこつ)にかけての筋肉が緊張し動きが悪くなっていたために痛みが出たものである』という原因がわかったことでした。
運動不足解消のために始めた居合(いあい)で、抜刀(ばっとう:刀を抜くこと)と納刀(のうとう:刀を鞘に納めること)の動作を左腰を引きながら行っていたのですが、腰を後ろに引くことだけに注意を集中していたようでした。
稽古を終えてから、つまり普段の生活でも、私本人には自覚が無いままに、腰から背中にかけての筋肉を緊張させたままの状態が持続させてしまっていた。
そのため、背中側の腰から肩にかけての筋肉が硬(かた)くなってしまったようです。
このことが分かったのも、『ただ単にクライアント(=お客さま)が痛みを自覚している部分だけを診(み)るのではないという手法。
痛みを自覚している可能性のあるすべての部位を施療しつつも、それにより完全に痛みが無くなったかどうかを、ひとつひとつの部位に付いて細かくその結果を精査していく。
その結果、クライアント本人が気がついていない体の部位の不具合まで発見し完全改善してしまう』という火水流整体術院ならではの施療哲学と多種多様のスタイルの技術や方策を用いる施療方法のお蔭によるものだと思います。
火水流整体術院の詳細な検査とチェックを受けなかったならば、肩を痛めていることまでは発見できなかった。
もちろん、根本的な原因を取り除くことはかなわなかったのではないかと考えています。感謝しております。有り難うございました。
《院長のひとこと》先々週、先週と2回に渡り施療にかんする記事をブログに記させていただいたお客さまから体験談をご執筆いただきました。それらの記事とこのコメントでは重複する部分もございますが、ここでは実際にやらせていただいた施療の手順を中心に具体的にお伝えすることにいたしました。
お体をひねったり、左右非対称にお体をつかわれるスポーツや武道をなさっていらっしゃる皆さまには、合わせてお読みいただければと思います。
腰の骨の右側、まん中といちばん下の2ヶ所に軽い痛みを感じていらっしゃいました。それらの問題は関節内部機能回復調整法でそくざに改善。5分もかからなかったと思います。
理由は、そこに問題の原因がなかったから。
居合いだけを修行なさっているのならば、骨盤の左右のズレは矯正(きょうせい)しなかったでしょう。
居合いの動作の正確さやスピードなどが低下してしまう可能性があったからです。
ですが、中国拳法の型では左右対称に、それもそうとう強く、大きくお体をひねっていらっしゃるとうかがっておりました。
「居合いでの体のキレが悪くなる可能性は低いとはいえあります」とお断り申し上げてから前後に軽くねじれていた骨盤を矯正。これも1分ていど。
刀を抜いていただいたところ、以前よりもかえって自然に腰が切れるようになったと驚いていただきました。
痛みが完全になくなった状態で細かい動きをしていただきながらの原因追求の検査に入りました。
立ったままでお体を前後に曲げたり、横に倒したり、ひねっていただいたり…
腰だけではなく、脚の付け根や胸や首の部分をできるだけ個別に小さい部分単位で動かしていただきました。
その検査では動きの怪しいところが2ヶ所発見されました。片方の脚の付け根のひねる動きと反対側の背中の胸の裏の背骨のひとつのひねった時の動き。
細かい動きのチェックの結果は、脚の付け根は問題なし。
胸の後の背骨のすぐ脇に、ほんとうに小さな、縦3センチくらいの動きが悪い楕円形の部分があったのです。
その部分の背骨への関節内部機能回復調整法3種類と筋肉の一部分への特殊なストレッチ1種類とふつうのストレッチ1種類を実施。
動きの良かった左側へよりも、右側へとひねったときの方が大きく、そして数段楽に動けるようになられたとのコメントをいただけました。
刀ではなく木刀で試していただいたのですが、刀を抜く正確さもスピードも改善したとのことです。
多分、居合いでの胸のまん中より少し上の右側部分への蓄積疲労(ちくせきひろう)が原因で胸の部分のひねる動きが悪くなり、そのためひねることが苦手な腰の部分が代りに多く使われてしまった。
その結果、腰の右側に痛みが生じてしまったと考えられました。
施療の前日までは、腰の左側にも痛いところがあったとのお話でしたが、《胸の裏側の背中の右側→腰の右側→腰の左側》と広がっていったのではないかとお話申し上げたのをおぼえております。
セルフケアのエクササイズとストレッチの復習のためにお受けいただいた第2回目の施療では、実際の居合い動作をおこなっていただき、ご本人が気付いていらっしゃらなかった肩の動く範囲が少しせまくなっている問題を発見して完全改善。
要約すると、以前よりも武道での動きが比較にならぬほど正確性、スピード共に数段向上なさったとのご連絡までいただけました。
腰と胸の裏側の背中の一点と肩の動きも完全改善された状態の維持を目的にご指導申し上げた1日合計15分程度の朝晩のエクササイズとストレッチも実行していただけたお蔭だと考えております。
腰の骨はひねるのが苦手です。でも、胸の裏の背中の部分の背骨や脚の付け根の関節の動きが悪くなると、腰の骨が頑張ってひねってくれます。
その結果、腰痛になってしまう方も多くいらっしゃるのです。
このテーマで、記したブログ記事がございます。題して“腰ってひねれるの?”の1と2です。よろしければ、ご覧いただければと思います。
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今回、左右の歪(ひず)みの矯正(きょうせい)をさせていただいたのは、左右が前後にねじれていた骨盤の調整だけでした。
それ以外の問題であった腰の骨も胸の裏の背骨も肩も、右片側だけの調整だけで痛みや動かしにくさを完全改善させていただきました。
つづけられていらっしゃる武術や武道での動きの低下を防ぐため、骨の配列の矯正(きょうせい)と左右の筋肉のバランスの調整はおこなわずに対処いたした次第です。
《体の両側にいわゆる歪(ひず)みは残したままで、関節内部機能回復調整法により関節内部の目に見えない動きの調整と問題のある筋肉の部分だけを調整する特殊なストレッチにより筋肉の調整をする》
当院の施療では、ゴルフやラケット競技を専門的にやられる方々や古武道の先生方などにたいしてはごくふつうにおこなっている施療方法です。
おやりになっているスポーツや運動競技、そして武術・武道での競技性やパフォーマンス性の低下を心配なさるあまり、腰痛や首・背中の痛み、あるいはお尻からふとももの裏やふくらはぎの疲労感やダルさを我慢していらっしゃる皆さま。
もしいらっしゃいましたら、当院へとくわしいご相談をいただければ、ご希望に沿った施療プログラムによる痛みやお体の問題点の改善を提案させていただきます。
ご遠慮なさらずに、お問合せフォームでご相談いただければと思います。
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担当 | 水越 |
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ご予約とお問い合わせ専用のため、営業、セールスなどの電話、メールは固くお断りいたします。
土日祝祭日でも、前もってご予約いただければ通常の料金で施療させていただいております。
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可能な限り、即日にお返事申し上げております。
当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
東京杉並区を拠点とし、出張整体をご提供いたしております。
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