腰ってひねれるの?−2

腰ってひねれるの?−2

“腰ってひねれるの?−1”のつづきになります)

 胸の後ろにある背骨の部分は胸椎(きょうつい)という名前ですが、この部分が左右に捻(ひね・ねじ)ることができる角度は、35度といわれています。

一方、腰椎(ようつい)と呼ばれる腰の骨の捻れる角度は5度しかありません。

腰を捻っていると思っていたのはじつはイメージだけで、実際には胸を捻っていたのですね!

腰の骨と胸の背中側の骨の形、というかつながり方はぜんぜん違っています。
でも、背骨というくらいで、首の骨も胸の後ろの骨も腰の骨も全部つながっているのです。

だからこそ、捻るという動作が苦手な腰も捻っているように思えてしまうし、自然な捻りの動作(?)もできてしまうのですね。

ちなみに、首の骨はもっと捻ることができる角度は大きくて、45度から50度といわれています。

背骨全体だと85度から90度も捻ることができてしまう。

でも、不思議ですね… 90度と言ったら真横を向くことしかできないはずなのに。

立っていれば後ろを向ける人もいるくらいですから。

その理由は脚の付け根の関節である股関節(こかんせつ)にあるのです。

股関節を使えない状態でためしてみるとわかります。

イスに座ってお尻を動かさずに上半身を捻ってもせいぜい90度ていど。
つまり真横までしか見ることはできないというわけなのです。

でも、立ち上がって股関節が動く状態にして体を捻ってみると、そうとう後ろまで見えますね!

話は、首の骨・胸の後ろの背骨・腰の骨をまとめて呼ぶ背骨から離れてしまいまいましたが、腰を捻るイメージで体を捻るとお尻の骨である骨盤が大きく動くことで腰を捻った気になれるし大きく捻れる原因は股関節にもあったのですね。

今回のお客さまのように背中に原因があって腰が頑張りすぎて痛くなる方もいらっしゃいます。

でも、脚の付け根、つまり股関節がケガや疲れにより動きが悪くなって捻りがむずかしくなり、それが苦手な腰に負担をかけすぎて腰痛を引き起こしてしまうケースもたくさんあるのです。

片側だけに向かって捻る動きが要求されるスポーツは多くあります。

テニスやバドミントンなどのラケット競技、ゴルフ、野球、ボーリングなどは分かりやすいですよね。

姿勢が良い方が多い剣道や剣術などでも、よく見てみると片側へと少し体を捻った状態で動きつづけています。

打撃系の空手やボクシングでも、組み技系の柔道などでも、ときどき左右をスイッチしたりはしますが、両側を同じ割合で使う方はいないといっても良いでしょう。

正しいフォームや姿勢で行なっても、やはり体の左右差、つまり歪(ひず)みは出てきてしまいます。そして、部分的な疲労が生じます。

腰だけではなく、全身に共通で、体の片側にケガや痛みが集中して困っていらっしゃる方。

一度ご自身のお体を前後左右からながめてチェックなさることをおすすめいたします。

そして、軽い疲れを感じている部分や硬(かた)くなってしまっている部分だけでも、ストレッチをなさる習慣をお持ちいただくようお願いいたします。

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ちなみに、当院の施療では競技での実力が落ちてしまうケースもあるため、左右のバランスを取る骨格や筋肉の矯正(きょうせい)をせずに、痛みや不快感や動作不良を完全改善する施療もお受けしております。

当院のお客さまで的に命中させる競技をやっていらっしゃる方がいらっしゃいますが、その方にお聴きした話。

「以前腰痛と背中の痛みを他の整体で完全改善してもらったところ、その後2週間は的のまん中に寄らず、いつも同じ間隔で片側へとばかりズレるようになってしまった経験がある。だから、うまい整体は嫌いだ(!?)」とのこと。

この言葉、すべてが冗談ではないようです。

体と競技どちらかひとつを選ぶことはできないとお考えの方も多くいらっしゃいます。良い悪いは別にして、ケガや故障が治りきらぬまま、競技を続けられる方もいらっしゃるのですから。

お客さまのなかには、他にも趣味でゴルフをやられる方や元高校球児で現草野球のプレーヤー、そして武道修行者の方々などがいらっしゃいます。

多くのお客さまにたいして体の左右のアンバランスはそのままに、腰痛や股関節痛、首痛や酷い肩こりなどの完全改善のお手伝いをさせていただいております。

もしも続けている競技やスポーツのパフォーマンス性が低下することが心配で、整体などの施療を避けていらっしゃる方がいらっしゃいましたらご連絡をお待ち申し上げております。

お話合いにより、できる限りパフォーマンス性を落とさずに、痛みや動作時の支障を改善する形で施療をさせていただきます。

大げさに言わせていただければ、左右のアンバランスや歪(ひず)みを矯正(きょうせい)しなくとも、痛みや動作困難を完全改善することが可能なケースは多くあります。少なくとも、それらの問題を軽減して欲しいというご希望にはお応え申し上げ続けてまいりました。

困っていらっしゃる内容とご希望の内容を具体的に合わせてお問合せいただければ、当院の施療でご満足いただけるかどうか、やはり具体的にお答え申し上げられます。

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