Q.腰痛ってテレビや雑誌で紹介されている《腰痛体操》でなおるの?

A.実際のところ、体操をためす前にたずねてこられる方はほとんどいらっしゃいません。

でも、「“テレビでやっていた”、“書店で立ち読みした本にのっていた”、“毎月、定期購読している健康雑誌でよく紹介されている”などという《腰痛体操》をやったら、腰の痛みがひどくなってしまった」とおっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。

当院にいらっしゃるお客さまのほとんどのお客さまは、いわゆる《腰痛体操》、それも一般的に効くといわれている体操により余計に悪化してしまった経験をお持ちといっても言い過ぎではないようです。

なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?

いろいろな理由が考えられます。

腰痛には大きく分けてもいくつかのタイプがあり、すべてのタイプに効く万能な体操など存在しないからからでしょう。

当院の施療の2大柱のうち、施療の最初に使う関節内部機能回復調整法については複雑になりすぎますので、ここでは省略させていただきます。

その後に使うストレッチを例にあげて考えてみましょう。

何らかの原因で硬(かた)くなったため神経や血管やリンパ管などを押しつぶし、痛みやダルさを引き起こしている筋肉を伸ばして正常なやわらかい悪さをしない状態に戻します。

そのときに問題となるのは、どこをストレッチして伸ばすかなのです。

硬くなっているところを伸ばさずに、その裏側を伸ばしてしまったとします。とうぜん、硬いところはもっと硬くなってしまいます。痛みはより強くなりますし、その部分が固まったようになるため動けなくなってしまうかもしれません。

立った状態で後ろに反(そ)ると腰が痛くなる人が、腹ばいになって両手を腕立てのように床について体を持ち上げて、下っ腹を床にだらっとたらしたら、もっと腰の反りがきつくなるので痛みが増える可能性があります。

でも、その反って痛くなる人が、立った状態で体を前に曲げてだらっと倒してみたらどうでしょうか?

後ろに反ったときにつまったように押しつぶされてより硬くなる腰の後ろの筋肉が、逆に上半身の重さによって引き伸ばされて押しつぶされている筋肉の状態が一時的とはいえ改善するはずです。

では、逆に立ったまま体を前に倒すと痛くて仕方がない人が、腹筋で腰痛が治った人がいるという情報をうのみにして毎日、一生懸命腹筋をしたとしましょう。まじめに…

その結果は、ほとんどのケースで腰痛がよりひどくなるはずなのです。だって、前に曲げると痛くなる人が痛みを我慢しながら、前に曲がりやすい体をまじめに作りつづけるのですから。

肩こりもそうですが、腰痛にも原因は多くあります。ここでは、後ろに反ったときに痛くなるタイプと前に曲げたときに痛いタイプのわずか2つの種類に限定してお話ししましたが、腰痛のタイプは大きく分けても多数の種類が存在しています。

“お尻のほっぺ”、“お尻のほっぺの奥の方”、“お尻の下の骨のあたり”、“お尻の上の外側”、“お尻の真ん中のはばの広い骨”

どうでしょうか? お尻だけでもこの5つの部分への痛みやだるさやしびれを訴えられるお客さまは多くいらっしゃいます。

ここに加えて、ふとももの前側や裏側を線状に走る痛みやしびれやだるさ。足の付け根の前側や後ろ側が問題だとおっしゃる方も。

腰じたいについて申しあげれば、“5つある腰の骨のすぐ横・腰の骨から数センチ離れたところ・外側に近い位置”、“腰の真横の肋骨(ろっこつ)の途切れた部分”、お尻と腰の骨のつなぎ目の横”なども痛い位置としてひんぱんにお聴きすることが多いヶ所です。

軽いうちに体操やストレッチをいろいろとためしていただくのはひじょうに効果的です。当院でも数種類のストレッチがメインとなる腰痛予防のセミナーや肩こり解消セミナーは開催いたしております。

ですが、それらが改善効果や予防効果を発揮してくれるのは、腰痛がまだ軽いうちや防止目的でおこなうばあいに限っての話なのです。

日常生活でも問題がでるほど悪くなってしまったり、強い痛みや動きに不具合を感じられるようになってからでは逆効果

効果のある体操やエクササイズほど、試すのは危険となってきます。

ご自身の腰痛のタイプを正確に見きわめ、痛みを改善してから、その痛みのない状態を維持するために最適で効果が高い体操やストレッチを正しく継続的に実行することが最良の方策だと考えるものです。

できるだけ早く、専門家のチェックや施療をお受けいただくことをおすすめします。

もし、腰痛でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度当院の施療をおためしください

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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
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