あわやぎっくり腰(!?)

あわやぎっくり腰(!?)

少し落ち着いてきた今年の夏。これは1週間ほど前に、猛暑日の連続後の突然最低気温が35℃を少しきった日のことでした。

朝目を覚ますと、タオルケットをかけずに横たわっており、体が冷え切っている。

それだけならまだしも、火水流整体術院のサイトを開設してからときどき痛さを感じることがある左の腰とお尻の斜め後ろで上の方ににぶい痛みが…

時間にして30秒ほどでしょうか? 2回ほど大きく腹式呼吸をして、当院では物理的な意味で内観と呼んでいる『問題の部分を脱力し、神経をとぎすませて問題の部分の状態を深く感じる方法』をつかって、腰とお尻の問題ヶ所の状態を意識して感じてみました。

腰とお尻の2つの問題については、お尻の左斜め後ろで上の方の1カ所が硬くなっていてそこから鈍痛が出ていることが原因であるとはっきり感じられたのです。

こうなってしまったきっかけとして頭に浮かんだのは、

 ・ここ2日間入浴せずにシャワーだけだったこと。

 ・あぐらをかいた、腰を曲げた状態でのパソコン作業が連続で最低でも6〜7時間。それも6日間連続で。

 ・不注意で左足裏を切ってしまい、傷は完治しているのに、日々の最低でも7,000歩から8,000歩は歩くウォーキングではそこをかばって歩いている。

・今年の夏も暑く、エアコンを切るのは外出時のみ。寝ている間ももちろん27℃設定でつけっぱなし。

・扇風機は弱にして首を振っているとはいえ、これも一晩中付けっ放しでほぼ10秒間で3〜4秒間直接寝ている体にあたっている。

・左腰部がだるくなっても、連続的な痛みが出ないのでここ1ヶ月間まったく腰のセルフケア(かんたんな体操やストレッチング)をしていなかった。

などなどでした。

落ち着いて考えてみれば、それいがいにもこうなった理由はたくさんありそうです。

「自炊しているので台所で食事の仕度をしたり食器を洗うときに、お客様にお伝えしている方法とは異なる腰に負担がかかる姿勢を連続して取り続けている」。

「灼熱地獄とも言えるウォーキングでの外出から帰宅するやいなや、短パンひとつに着替えて冷蔵庫から水を出して多量に飲み、すぐにエアコンを入れ扇風機も強で回して汗がひくまで涼(正確には、冷?)を取っている」

というようなことも。

夕方と夜にご予約が集中している日だったので、その日も午前中は時間の余裕がありました。

さっそく、お体の硬いお客様にお奨めしているテニスボールくらいの大きさのとても硬いボールをお尻の3ヶ所に入れて体重をかけて圧迫を続けます。

あお向けと横向きの2つの体勢で1分間は動かずにじっと我慢。ご指導させていただいている経験と自身の体験から、体重のかけ方は『最初は少し痛くても、そのうちに痛みが消えてボールが体の内側に少し入ってくる感じ』を受ける強さでおこないました。

ボールの筋肉にたいする角度はそのポイント、ポイントでもっとも良い方向へと力が浸透する角度を探しながらです。

実際にはダイレクトストレッチングの力の加え方や角度に似通った方向でやりたかったのですが、自分自身では無理なことが多いので、それぞれのポイントでできる限りの手法を試行錯誤。

その代わりというわけではないのですが、筋肉の効果的なポイントを圧迫したままで、その筋肉が伸びたり、縮んだりするように脚の付け根や腰の骨の関節、そして腰痛の副産物として生じていた肩こりように肩甲骨や首の骨や胸の骨の関節を動かしました。

ですから、ダイレクトストレッチングの要素を少し加えた、コンプレッションストレッチングといったところだったと言えるかも知れませんね。

→ ダイレクトストレッチングとコンプレッションストレッチングはこちらへ

上でお尻は3ヶ所と申し上げましたが、筋肉としては3つの筋肉をねらい、腰の部分でも3つの筋肉を圧迫して刺激を与えることでゆるめました。でも、腰のばあいはピンポイントではなく、1つ1つの筋肉が長いので、1つの筋肉にたいして数ヶ所づつ圧し続けたしだいです。

時間的には15分ほどでじゅうぶんすぎるほどなのに、途中でつい気持ちよくなってしまったためうとうとしながらでの実施。

でも、ふと気付くと30分以上も経っていました。これは危険ですね。反省点です。

その後で10分程度でも腰のかんたんな体操やエクササイズをすれば良かったのですが、完全に良くなったので何もせずにボールをつかった押圧(おうあつ)だけで終了してしまいました。

そのおかげで、翌朝目覚めると、お尻の左側と腰の左側の問題点は両方共に完全改善してくれていました。

でも、小さい頃から(!?)いつも悪くしていたし、前職を離れ、整体に専念するきっかけとなった腰とお尻の右側に軽い痛みと強めの張りが出てしまいました。

理由はやはりエアコンと扇風機。そして、前日の左腰と左のお尻が変調をきたしたのときに対処した筋肉は左だけで、少しだけ不調を感じた右側にはいっさい対処していなかったからです。

腰のエクササイズや簡易体操の中には左右を刺激し、筋肉の張りを解消し、関節の動きを改善するものがあるのでそれを前日に行なっていればじゅうぶんに防ぐことができたはずだったのです。

というわけで、翌朝も10分程度ですがボールのお世話になりました。そして、翌朝が怖いので(?)軽い腰痛のお客様にご指導申し上げている体操も10分ぐらいですが真面目に実施しました。

おかげでそのまた翌朝には、両側共に、小さな問題もなく起床することができたというわけです。

文字で記すとかんたん。テニスボールの大きさでもう少し硬いボールで筋肉を押すだけなのですが、腰の部分や背中の部分には肋骨があります。これは角度によってはたちまち折れてしまうという難点をもっているのです。

また、お尻の強い骨、つまり骨盤であっても強すぎる刺激を連続で与えるといためてしまう可能性が高いということも忘れてはいけませんね。

じっさいに、ボールでの筋肉の圧迫を試されるときには、工事現場の標識ではありませんが、“安全第一!”を忘れずにおこなってくださいね!

→ 肩こり改善にやくだつボールをつかった押圧(おうあつ)法はこちらへ


このボールをもちいた押圧法は硬(かた)くなりすぎてしまったり、本人がきづかないうちに無意識に体に力を入れてしまうよう

になっていらっしゃる方々には効果が少ないという欠点もございます。

そのような方は、当院の施療をお受けいただくことをおすすめ申し上げます。

そして実際に筋肉の緊張やアンバランスが改善され、力が筋肉の奥まで届くという感覚を体感していただけるようになることが先決です。

その感覚がなく、そのうえ無意識のうちに体の特定の部分やほぼ体全体に不必要な力を入れることが癖となっていらっしゃると、どんな施療や施術を受けても改善はむずかしいということを覚えておいてください。

→ お問合せはこちらへ   

また、テニスボールやより硬(かた)いボールを背中やお尻、そして背骨のわきなどにあてて効果的に体をゆるめるためのセミナーの開催を秋以降に予定しております。

一般の皆さま方を対象に、体の骨の位置の目安になるポイントやぜったい押してはならない危険なポイントや角度など必要な事柄も、かんたんに覚えていただける触診(しょくしん)の基本も加えての開催となります。

ボールをつかった、安全、かつ効果的なお体のセルフケアにご興味をもたれた方は事前にメールでご連絡いただければ、開催時には当院よりご連絡を申し上げます。

→ お問合せはこちらへ

   

▲このページのトップに戻る