座ったときに腰が曲がってしまう悪い姿勢の原因と直し方と対処法は?−その1

座ったときに腰が曲がってしまう悪い姿勢の原因と直し方と対処法は?−その1

先日、お客さまからおたずねが多い疑問とご依頼に類似したご質問をメールでいただきました。

本日のブログ記事は、この疑問にお答えするブログとなりますがお付き合いいただければと思います。

まずはいただいた、ご質問からご覧ください。

 

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 『腰がときどき痛いのですが大したことはなさそうなので、テレビや雑あぐら腰曲がりアゴ出し.jpg誌を参考に自己流で腰を動かす体操で処理しています。
座ったとき腰が曲がってしまう姿勢の悪さが原因だと考え、まっすぐな姿勢を取ろうとしています。
本題ですが、あぐらでも良い姿勢は数分間しか維持できません。気が付くと猫背になっていて、腰が曲がったうちの祖母のように腰も背中も丸まってしまいます。
正しい座り方だと教えられた正座のばあいでもあぐらよりは少し長くもつていどです。
気が付いてみると、腰が曲がっています。
頑張って背筋を伸ばし続けるようにしているのですが、すぐに背中が疲れてしまい腰が後に曲がってしまいます。
背中の筋肉が足らないのでしょうか? どこが悪いのか気になります。
どうしたら背筋(せすじ)を伸ばして座り続けることができるようになれるのか教えてください』

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“どこが悪いのか気になる”とのおたずねなので、その原因から考えてみましょう。

寝たきりの方やつうじょうの日常生活を送ることができないほど筋肉が落ちてしまっている方など特別なケースを除いてお話します。

“背中の筋肉が足らない”ということは、背中を猫背の状態、つまり後ろに曲がった状態から、逆に背中を反らすための筋肉が十分ではないということになります。

ですが、つうじょうの生活を送るだけの筋肉量があるばあいには、「背中を反らすための筋肉が足らないというよりも、背中を曲げてしまうような筋肉が強すぎる」ということが考えられます。

ひとことで言えば、体の前後の筋肉の力の入り具合がアンバランスだということになります。

寝たきりだったとか入院して長い間安静状態で動けなかったという方や高齢者で歩くことも少ないという方のばあいには、筋肉が硬くなっているだけではなく、筋肉が弱くもなってしまっているばあいが多いようです。

ですが、ふつうの日常生活を送っていらっしゃる方のばあいにはこの考え方はあてはまりません。

 

正座腰曲がりアゴ出し.jpg動作をするための筋肉には十分な力があるのに、反対の動作をするための筋肉が硬くなっているということが前後の筋肉のアンバランスであるケースがほとんど。

ちょうど、ブレーキをかけたままで、頑張ってアクセルを踏み込みまくっているという感じが近いのではないでしょうか。

おたずねのケースでは、おなか側の筋肉が硬くなっている可能性も考えられます。

骨盤が後ろに倒れると腰が曲がった状態となります。そして背中も丸く、いわゆる猫背となってしまうのです。

その結果、首の骨も前に倒れるので、それを防ぐためにアゴが前に突き出て少し上がった状態となりまね。

ご質問いただいた方はこの状態を直そうと努力なさっているのではないかと思います。

 

正座重心後方無理矢理背筋伸ばし.jpg“頑張って背筋を伸ばし続けるようにしているのですが、すぐに背中が疲れてしまい”ともコメントされているで、骨盤を後に倒したり、傾けたままで背筋を伸ばしつづけていらっしゃるの可能性が高そうです。

多少大げさに撮った写真ですが、これではキツイですね。

 

ちょっとだけ寄り道をして逆のケースから見ていきましょう。

ご質問のケースとは逆に骨盤が前に倒れていると、いわゆる“腰が反(そ)った”と呼ばれる状態になります。

映画で登場する外国人兵士の「気を付け!」をイメージしていただければわかるはず。

反りすぎた状態も腰が曲がった状態と同じで良くありません。

でも、いまだに「姿勢が良い」と言われている人を見ると骨盤が前に倒れすぎて、腰が反りすぎている方が多いですね。余談でしたが…

 

この“反(そ)り腰”の原因として一般的に言われるのが、骨盤を前に倒したり、傾けたりする3ヶ所にある筋肉たち。

《太ももの前側にあって膝を伸ばす筋肉》と《脚の付け根(≒コマネチライン)の奥にあって階段を上るときなどに脚を上に引き上げる筋肉》と《背中をまっすぐに伸ばす筋肉》だと言われています。

実際には例外もあるのですが、基本的な考え方をあてはめてみると、この3種類の筋肉をストレッチなどによりゆるめることができれば、“良すぎる姿勢”というか“反り腰”は解消が可能なはずですね。

 

すみません! なんだか本題に入る前に長々と説明をしすぎてしまったようですので、いったんここで中断させていただくことにいたします。

次回は、本題からのスタートとなります。またお付き合いいただけるのをお待ちいたしております。

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