強い影響を受けた3団体のストレッチング

当院の院長が、その系統の初歩から応用まで全レベルをセミナーや個人教授で直接学ばせていただいた団体のストレッチングのかんたんな説明です。 

現在でもそのまま、あるいは当院流に形をかえて使用させていただいているものですし、現在でも各団体のセミナーへは復習の意味もふくめて年に数回は参加させていただいております。
 

Ⅰ.IDストレッチング 

『一つ一つの筋を個別的にストレッチングし、筋の伸縮性、柔軟性を高め、筋が関与する関節可動域(かんせつかどういき)と巧緻性(こうちせい)の改善を目的とする個別的筋(こべつてききん)ストレッチング』のこと。 

ふつう、リハビリの先生と呼ばれている理学療法士の方々が使う効率的なストレッチングですが、個別の筋肉一つ一つか、それが無理な場合でも、できるだけ小さな筋肉群を狙(ねら)って、主に静的(せいてき)なストレッチング、つまりスタティック・ストレッチングを行う体系です。 

筋肉の端(はじ)の方は、アキレス腱という名前で有名ですが、全ての筋肉が腱(けん)となって骨にくっ付いています。そのおかげで、筋肉が関節を動かせるのです。 

この系統のストレッチングでは筋肉の本体やその流れや位置だけではなく、周辺の解剖学(かいぼうがく)的な細かい知識が要求されますので一般の方々はむずかしく感じられる方が多いようです。 

しかしながら、そのおかげで正確にひとつひとつ、あるいは小さいグループ単位で、あるいは同じ筋肉でも体の中心に近い方をストレッチングしたり、その逆に手足の末端側の部分をストレッチングしたりと筋肉に対して細かいストレッチングを行うことが可能となっています。 

ストレッチングをすでに実施なさっていらっしゃり、基本的な解剖学や骨格や筋肉の機能の知識をお持ちの方で、より技術と知識を深めていきたい方におすすめです。

Ⅱ.特定非営利活動法人 日本ストレッチング協会のスタイル 

スポーツ系と考えられていますが、ストレッチング中の『ストレッチングを行なうときの危険を減らすためのリスク管理』・『効かなくなる原因といわれる無意識の逃げである代償動作(だいしょうどうさ)の防止』・『機能解剖学(きのうかいぼうがく)に則(のっと)った効率的な実施』という3本柱が強調されるきわめて理論的でもあり治療色の濃い手法である印象を受けます。 

一般的なものから特殊なものまでほとんど全てのタイプのストレッチング網羅している体系ですし、協会の指導者は全員がストレッチングにたいして、とても広い知識と実技の経験、そして数やそのバリエーションをご存知で驚かされました。 

レベルごとに内容や理論が少しづつ高度になるため、一般の方でストレッチングを一から奥深くまで、あるいはご自身の納得いくレベルまで学びたいという方におすすめです。

Ⅲ.ジョイント・マニュアル・ストレッチング(JMS: Joint Manual Stretching) 

日本関節コンディショニング協会が認定する技法であり、施術家、施療家、スポーツトレーナー等を対象に教授されている体系です。 

解剖学と機能解剖学(きのうかいぼうがく)に基いて行われる、やはり治療色の強いストレッチング手法です。 

一般的に広く行なわれているストレッチングを理論的により効果的なものに改良したものと、新たに作り上げたフォームのストレッチング手法の2種類がベースとなっている印象を受けました。 

基本的な解剖学的な知識をお持ちの方におすすめです。

参考−火水流整体術院のストレッチング

まだ柔軟体操と呼ばれていた余り効率的ではない頃からの長年にわたる武道・格闘技・武術・整体施療での個人的な実践体験と指導体験に上記の3団体の技法をプラスし、気功法、ヨーガ、方術、気合術や様々な民間療法の“力抜きの法”や“脱力法(だつりょくほう)”や“弛緩法(しかんほう)”、“心身脱落法(しんしんだつらくほう)”などを加味して作り上げられたものとなっております。 

そのため、上記の3団体や他のスタイルと考え方や実際の手法が異なっているばあいがあることをお断り申し上げてまいりました。 

ご希望がないかぎりは、解剖学や運動学、そしてもちろん民間療法や武術の専門用語は一切使用せず、日々の生活で使っているふつうの言葉だけを用いてご指導、ご説明申し上げております 

また、施療や個人指導以外にも、相手にたいしておこなうパートナーストレッチングと自分自身でおこなうセルフストレッチングの講習会やセミナーを開催し、ご好評をいただいております。 

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当院では杉並を中心に腰痛、肩こり、首の痛み、坐骨神経痛、骨盤痛、椎間板ヘルニア、間歇跛行(かんけつはこう)、脊柱管狭窄症など、過去の施療・施術・治療などで痛みが改善されなかった方々をはじめ、様々なお客さまへの実績がございます。
「関節内部機能回復調整法」という特殊な技術と「10数種類に及ぶ特殊なストレッチング」を用いて、無痛で痛みと動きを改善いたします。
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